2017/04/23 - 2017/04/23
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itaruさん
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わずか6000マイルで国内どこかに飛べる。
昨年暮れから始まったJALのどこかにマイル。
たまには行き先がルーレットっていう旅も面白いかも。
ちょうど、ここ3カ月で期限がくるマイルが計6000ほどあるし。
当初は夕方の便で飛んで1泊しようかとおもっていたけれど、申込期限を勘違い。
で、4月23日に早朝に出発し、夜帰着の日帰りを申し込んでみる。
示された4つの行き先は札幌、帯広、広島と宮古島。
まあ、通常なら2万マイル必要な宮古島はないだろうな、広島あたりの可能性が高いのかな。
そんなことを思っていたら、申し込み後3日以内に知らされるはずの行き先が決まったとのメールが翌日に届く。
なんと‘宮古島’です。
ということで、まさかの宮古島日帰り旅決定です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宮古島行きは羽田を午前6時55分出発です。5時起きで地下鉄有楽町線、JR、モノレールを乗り継ぎ、空港には6時30分に到着。わずかな時間だけど、サクララウンジでアップルジュース、コーヒーを飲んでホッと一息。さて、朝食用にサンドイッチを購入してから搭乗です
羽田空港国内線ラウンジ 南ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ
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季節外れの強風で宮古島には20分遅れの10時20分着とのアナウンス。観光時間が少なくなって悲しいな、と思いつつ機内では爆睡しなきゃあ。即座に購入したサンドイッチをいただいて睡眠モードへ。と思ったら「富士山が良く見える」との案内が。お~っ、雲の海に浮いている富士山が何ともきれい。しばし、睡眠を忘れて見入ってしまう
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国内線では最長クラスの3時間超のフライトももうすぐ終わり。青い海に囲まれた宮古島が見えてきた。まだ雲は出ているけれど、予報によればこれから晴れに向かうはず
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空港から送迎車に乗って前々日に予約したオリックスレンタカーへ。10時30分から18時30分で3300円(免責保険料込)。が、ここで衝撃の事実が判明。この日は宮古島トライアスロン開催で島中で交通規制がかかっているとのこと。規制のかかる時間・区間などを記した地図をみて、早めに規制が解除される伊良部島に渡ることにする。前回、宮古島に来たのは2005年。当時は橋はなく、船で渡ったっけ。15分ほどで橋に到着、それほど車の通りもなく、途中には駐車スペースも。橋の頂上付近の駐車スペースには先客がいるので、伊良部島に向かって下り始めたところに車を止めてみる
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ちょっと橋の頂上を越えて宮古島方面に向かって路側帯を歩いてみる。透明感のある海の上の橋、南国だねえ
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伊良部大橋は全長3540メートル、新北九州空港連絡橋(2100メートル)を抜いて、無料で通れる橋としては日本で最長の橋なんだとか
伊良部大橋 名所・史跡
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コバルトブルーの海がまぶしい
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漁船かな、どんな魚を釣っているのかな
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南の島の橋といえば、米フロリダのセブン・マイル・ブリッジを思い出す。マイアミからキーウエストまでグレイハウンドのバスに乗ったっけ。規模は全然違うけど、自分で運転してると、海の中を走っている感をより強く感じられるかな
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サンゴ礁の海、青く澄んでいて泳ぎたくなる
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橋を堪能したら車に戻らなければ。てくてく歩いて再び橋の頂上へ。観光客の車が入れ代わり立ち代わり駐車して写真を撮っている。もう一度、宮古島方面を振り返ってみる
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さくっと伊良部島観光をしましょう。まずは牧山展望台へ。島で一番高い場所にある展望台には前回は足を伸ばさなかったっけ。宮古島と伊良部島をつなぐ伊良部大橋が良く見える
牧山展望台 名所・史跡
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変化にとんだ海の色が何とも眩しい
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伊良部島と6つの橋でつながり、ほぼ一体化している下地島へ。2つの島を一周するような感じでまわれば、観光ポイントをほぼ回れるのがいい。ってことで、たどり着いたのがこのビーチ。中の島海岸はサンゴ礁がビーチのすぐ近くまで迫っているので様々なサンゴや魚を見ることができるとか
中の島海岸 (カヤッファ) 自然・景勝地
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この時もカップルやグループがシュノーケルを楽しんでました。時間があれば、シュノーケルの器材を借りて、潜ってみるのも良かったかも
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その形から宮古島の方言でオコスコビジー(帯石)と呼ばれる巨石。1771年の大津波で打ち上げられた岩で高さ12・5メートル、周囲59・9メートルもある
帯岩 自然・景勝地
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津波ってこんな巨石を運んでくるの? 最初に説明文を読んだとき、少しばかり信じられないような気がしたのを覚えている。東日本大震災が起きる前、津波の怖さが分かっているようで全然分かっていなかったなあ
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どんどん行きましょう。観光スポットがまとまっているので効率がいい。南国らしい植生の森の道を抜けると
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下地島を代表する観光スポットの通り池へ。ここには大小2つの円形の池が並んでいる。こちらは陸側の池で直径55メートル、水深25メートル
通り池 自然・景勝地
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こちらの海側の池は直径75メートル、水深45メートル。2つの池は地下でつながり、さらに海ともつながっている。なので干満によって水位がかわり、色が変化してみえる。しかも、水深によって水温や塩分濃度が異なるために多種多様な魚介類が見られるらしい。ってことで、有名なダイビングスポットにもなっているんだとか。もしかして、水面下にはダイバーがいるのかな
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ちょっとパノラマでもう一枚
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通り池の周辺はごつごつとした石灰岩が点在するカレンフェルトと呼ばれるカルスト地形。遊歩道が整備されているので武骨な海岸沿いの景色を楽しめます
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通り池からさらに進むと左側には白い砂と透明感のある海が……。今にも泳ぎたくなる
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そして右側には下地島空港が
下地島空港 空港
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日本で唯一のジェット機のパイロット訓練飛行場。時には訓練機ならではのタッチ&ゴーの訓練も見られるそうです。マニアってわけではないけど、できたら一度見てみたいなあ、と思いつつも残念ながらこの時間には飛行訓練はないようです
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海に伸びているのは誘導灯かな? 青い空からボーイングやエアバスが着陸してくる様は絵になるだろうなあ
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青い海といっても水深などで色に変化があって面白い
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伊良部島に戻り、着いたのが江戸時代の大津波で打ち上げられた岩が点在する佐和田の浜
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独特な風景は日本の渚百景にも選ばれている。それにしても天気がいいので喉も乾いてきた。自販機でさんぴん茶150円を購入して一息つく
佐和田の浜 ビーチ
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で、伊良部島の北側に位置する白鳥崎へ。海岸沿いに遊歩道が整備されているのだけれど、手入れが十分でないからか途中、ほとんど道が隠れるほどに草が生い茂っている場所も
西海岸公園・白鳥崎 公園・植物園
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沖縄のほかの島だとハブが隠れていたら……、なんてことが気になったりするところだけれど宮古島にはいないから。草をかき分け進んでいく
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結構複雑な海岸線が続いている。時間があれば散策を続けてもいいのだけれど、日帰りなのでゆっくりしてもいられない。生い茂る植物で道がふさがれている場所も多いのでとりあえず引き返すか
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海岸線が面白い形に窪んでいる
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ごつごつとした岩場が続くけど、この辺は波がおだやかみたい。シュノーケリングを楽しむ人も
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ああ、ここもいいなと写真を撮ったのだけれどよく見るとゴミが……。せっかくの雄大な景色が台無し。何とも残念な気分になるなあ……。
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「船を見送る岬」という意味のフナウサギバナタ。ここから沖縄本島などに旅立つ家族や親戚の無事を祈り船出を見送ったそうです
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秋に飛来するサシバをかたどった展望台。全体像を撮るのにちょうどいい場所がごつごつした岩場でちょいと大変だったりして
フナウサギバナタ展望施設 名所・史跡
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この辺、結構切り立った崖なんですよねえ
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塩分濃度が高く、飲料水には使えなかったそうですが、1966年に簡易水道が設置されるまで伊良部島佐良浜地区の人々を支えた井戸に続く階段。この階段を毎日水を汲んで何往復もしてたのか、って考えると気が遠くなる
サバ沖井戸 <サバウツガー> 名所・史跡
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井戸の目の前にも岩がゴロゴロしている
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改めてみると凄いところに下りて行ったものなあ
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赤い屋根の辺りは公園が整備されている
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で、公園に移動して改めて海岸線を眺めてみる
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さて伊良部島は十分堪能しました。さて次に向かうのは大神島。前回の宮古島訪問時には未訪の離島。今回の日帰り旅のメーンの目的地です。飛行機が予定通りの時間に着いていたら即座に大神島に向かう船が出発する島尻港に向かうつもりだったけど、遅れてしまったので後回しに。で、途中でいくつかのポイントに寄りながら島尻港を目指そうとしたのですが、トライアスロンの交通規制で思うように動けない。カーナビに目的地を打ち込んでも、通行止めにあって同じ道をぐるぐる走ったりで……。勘を頼りに何とか規制区域を抜け、何とか島尻港にたどり着きました
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本来なら30分かからずたどり着けたと思うけど、1時間以上かかってしまった。そういえば途中で昼ご飯を食べようと思っていたけど、そんな余裕は全くなかった。港は漁港で近くに食堂なんてありそうにない。船の時間まで40分ほど。チケット売り場も開いてない
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仕方がないので、ベンチ座ってぼんやり。スマホを見たり、4キロ先にある大神島を眺めたり
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30分ほどすると島からの船が到着。チケット売り場も開いたので往復券を670円で購入です。15時40分発で帰りは17時。滞在時間は1時間ほど。ホントは1本前の船に乗りたかったけど、いろいろあったので仕方ないかあ
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15分ほどで大神島に到着。乗客は私のほかにはカップル一組だけ。船長のおじさんから「帰りは5時だから」と声をかけられてから島の散策開始です
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島の人口はわずか28人ほど。観光地化とは縁遠い島ですが、多くの聖域を持つ神々の島は素朴な魅力にあふれています。まずは島全体を見渡せる遠見台を目指します
大神島 自然・景勝地
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遠見台と書いてトウンパラ。手作り感いっぱいの案内板がいいですね
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ほどなく遠見台に到着。さきほどたどり着いた漁港が見える。その先の陸地は島尻の港
大神島 遠見台 名所・史跡
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海岸線に点々と岩が転がっているのも大神島の特徴
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島の北側は神聖な場所、御嶽になっているところが多く、不用意に足を踏み入れることができない
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東側に目を転じると池間島と池間大橋がみえてくる。伊良部大橋ができたことで宮古島近辺の島で橋でつながっていないのは大神島だけになった
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でも、大神島が橋で本島とつながることはないだろうな
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さて時間も限られていることだし、島の散策を続けましょう
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階段が整備されていることで遠見台への上り下りは楽なもの。でも階段ができる前はロープを使って登っていたのだとか。ちょっとしたクライミングかな!
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途中道を左に曲がり、島の東側に降りてみる。のんびりした道をてくてく歩いていくと
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このあたりは大神島多目的広場、島民の憩いの場かな
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このあたりは大神島のシュノーケルのスポット。そして撮影機材を持った数人の人たちが。うん、TV番組の撮影か? レポーターらしき女性がスタッフの指示を聞いている
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置いてある機材のマイクには「7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート」の文字が。バラエティー系の番組かあ、なるほどね
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さて撮影隊から離れて道を進むと途中で道路が途切れています。この先は御嶽。神聖な場所に道路なんてつくれないってこと
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北の海岸ほどではないけれど、ノッチといわれる奇岩が並んでいます
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漁港のすぐそばにも多くの奇岩が見事な光景を広がっています
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漁港を通り抜け、島の西側に向かいます。途中で多数の蝶の舞う姿が
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高速で羽ばたくのでうまく撮影できませんが
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海岸線には露頭・奇岩が広がっている。幾重もの地層が数千年かかけて重なり、それが荒波に削り取られ、今のような光景がつくられていった
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道路はここまで。本来は島を一周する道路を建設する計画だったけれど、4分の1強を残して中断した。何でも工事途中に重機の故障やら病人が出たりしたことが原因なのだとか。神聖な場所、御嶽をむやみに穢してはいけないということか
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だからなのか、この辺りの道は荒れるに任せている感じhs
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波に削られキノコのような不思議な形をした岩たち。自らの重さに耐えかね、根元がポキリと折れてしまう岩も多いという。でも、写真で見た岩はもっと下が細くなった岩がたくさんあったような。もしかして満潮時だったのかな
大神島の奇岩ノッチ 自然・景勝地
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あっという間に時間がたってしまいました。やはり滞在1時間は短いなあ
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ホントは島唯一の食堂で「おぷゆう食堂」で名物のカーキダコ丼をいただきたいところだったけど。ペットボトルの水(150円、離島価格?)だけ購入して港に戻ります
おぷゆう食堂 グルメ・レストラン
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宮古島に戻る最後の便ということもあって、ガラガラだった行きの便とは大違い。たくさんの人たちが乗り込んでる。テレビのクルーたちも撮影を終えて乗り込んできました
大神海運 乗り物
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帰りはデッキから大神島に最後の別れを。機会があったら、ゆっくり訪ねてみたいな
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島尻港に戻ってきました。ただいま午後5時20分。トライアスロンさえなければ、30分もかからずにレンタカーは返却できる。でも、時間が読めないからなあ。直接戻るか、7キロほど先の池間大橋に寄るか、迷った結果
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やってきました池間島。宮古島とつながる池間大橋は伊良部大橋ほどではないけれど全長1425メートルの離島架橋。やっぱエメラルドグリーンの海にかかる橋って絵になるなあ
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ホントはこの辺で何か簡単な食べ物を購入したかったけど、駐車スペースを囲んでいる店は閉店済み。仕方ないのでビーチの方に降りたらこの眺め。さあ、慌ただしいけど戻りましょう
池間大橋 名所・史跡
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池間大橋からの帰路も中心部に近づくと交通規制に悩まされました。トライアスロンは宮古島の人にとって大イベントだから、仕方ないのだけれど(地元のFM宮古では一日中トライアスロンを中継してました)。おかげで朝の飛行機でサンドイッチを食べてから何も食べてない。腹減ったあ~。レンタカーの送迎で出発の1時間20分前に空港着。空港レストラン「ぱいぱいのむら」で腹ごしらえ。泡盛1合にゴーヤチャンプルー、宮古そば(小)をいただきました。帰りの便は2時間20分ほどで羽田着です。とはいえ、往復6時間弱はなかなかなもの。慌ただしい、日帰り旅を終え、家にたどり着いた時には午前0時をまわってました。ふう、ちと疲れたかな
ぱいぱいのむら グルメ・レストラン
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