2015/04/23 - 2015/05/02
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May822さん
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本日はホーエンシュヴァンガウ2日目。
再びノイシュヴァンシュタイン城へ行って、城内入場見学し、その後はかわいいフュッセンの町をぶらぶら。
あまり遅くならないうちに列車でミュンヘンまで戻ります。
予報では朝の10時頃までは雨ももってくれそうなので、早めの行動が勝負。
午後からはずっと雨。そして予想外の出来事の連続で冷や汗をたくさんかいたけど、今考えるとこの旅で一番思い出深い一日でした。
写真はノイシュヴァンシュタイン城の台所。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
鳥の声で目が覚めました。爽やかな山の朝って感じ。
雲は多いけど、時々切れ間から青空が見えます! -
雨がやんでいるうちにと思って早速お散歩へ。
昨日インフォメーションでゲットした地図。 -
昨日は行かなかったホーエンシュヴァンガウ城へ。
ノイシュヴァンシュタイン城を建築したルートヴィヒ2世が幼年時代を過ごしたお城。ホーエンシュヴァンガウ城 城・宮殿
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中も入ってみたかったけど、今回はパス。
周りは木がうっそうと茂って、ちょっと秘密めいた雰囲気です。 -
このお城からの眺めも綺麗そう。
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王様はここからノイシュヴァンシュタイン城が出来上がるのを眺めていたらしい。
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すてきな窓。
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湖の方へ降りていきます。これはレストランだったかな。
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水がきれい。
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湖から戻る7時半頃にはもう観光客を乗せた大型バスがぞくぞく到着。
一番乗りは日本人の皆様です。さすが朝早い!
この時間にここに着くって、みんな何時起きでどこから来たんだろ~。 -
湖を眺められるように並べられたベンチ。
湖の向こう側まで行ってみたかったけど、あまりにもひと気がないので途中でやめました。
お天気のいい日にピクニックしたら気持ちよさそう。 -
ぶらぶら戻る途中には虹が…
写真中央に。 -
虹は出てるけど、真っ黒な雲が…。あっちから雨がやってくるのかな。
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さて、そろそろ朝食の時間です。ホテルにもどりましょ~。
部屋へ戻るのも面倒なのでそのまま本館の朝食会場へ。
ここでこの旅最大のピンチが!(大げさ) -
すでに結構人がいる朝食会場。空いているテーブルに座ろうとしたら、スタッフのお姉さんに
「そこはあなたの席じゃない」と止められました。
「あなたの席?」え?
…そうなんです、なんとここの朝食はお部屋ごとの座席指定。
そしてここに座れと指さされたのは6人掛けテーブルのお誕生日席。
ま~じ~で~~~!
(写真は私の席から同じテーブルの皆様を撮らせていただいたもの。)
ザルツブルグの朝食を教訓にすればよかったのに、完全に油断していた。
こんなことになるとわかっていたら、昨日からネタを仕込んで予習&会話本も持ってきたのに。散歩帰りにふらっと来てしまったため何もなし。
いきなりの5対1に戸惑うばかり…。
言葉ができればむしろうれしいくらいのシチュエーションに違いないけど、もう何食べてるかぜんぜんわからん。
戸惑い切った挙動不審な私に、みなさんあれこれ気を使ってくれて、コーヒーをついでくれたり、バターを取ってくれたり。
となりの席のオジサマが英語で話しかけてくださって、そこからドイツは初めて?
今日はどこへ?などとちょっぴり英語でおしゃべり。
ご夫婦らしきお二人は日本に行ったことがあるそうで、京都と東京に行ったよ~。
と言われたけど「ああ、そうなんですか~…」ってな感じでテンパって日本語ですら何も思い浮かばない、頭真っ白状態でした。うううっ。ダレカタスケテ… -
そうこうしているうちになにやら聖書が配られ、神父さんが登場しオルガンの演奏が始まり、朝食会場で朝のミサが始まった。
ま~じ~で~~(PART2)!
パンフレットを読んだときどこかに朝はミサをやってるので参加したい方は
どうぞ…というような文句が書いてあった気がするが、
これはそんな緩やかな感じではなく、朝食会場の全員が一丸となって祈る時間のよう。
しまった、お城見学の予定があるからさっさと食べてチェックアウトするつもりだったのに、出るに出られない状況。
神父さんのお話はドイツ語でさっぱり分からないし、聖書を見ても当然わからんし。レイモン・ペイネの挿絵が描いてあったのがやけに印象的でした。
でもみなさんこんな私にとっても感じが良くって、お願いしたら写真も一緒に撮ってくれて、貴重な体験させてもらったと。これを今後の教訓にしたいと思います。 -
この朝の1時間でかなりの体力と精神力を消耗しましたが、のんびりしていられません。チェックアウトしてお城に向かわなければ!
ミサが終わったタイミングで抜け出して、フロントに荷物を預け、(この時はじめて
フロントが11時半から14時までクローズすることを聞いた)
それから昨日行ったチケット売り場へ。そしてそこでもまたひと騒動。 -
昨日確かに明日の朝入場したい時間の1時間前にここに来いと言われたんだけど、
バウチャーを見せて事情を話すと、黒人のごっつくて強そうなおじさんがこれは昨日の予約バウチャーでもう無効になっているから今日のチケットは発券できないと。
ま~じ~で~~(PART3)!
昨日ここに来た時何かもらわなかった?という。
特に何ももらってない。一筆書いてもらえばよかったんだろうか?
いや、でも昨日ここにいた男性は朝ここに来れば発券してくれると言った。
とおじさんと押し問答。
発券できない!→でもここにいた男性にできるって言われた!→でもこれは昨日のバウチャーだ!
「I know! But,the man said to me!!」「Which man!?」とめちゃくちゃ英語でおじさんと言い合いになって後ろには列が出来てくるし、しまいには二人ともなんだかおかしくなって笑ってしまった。
結局おじさんが折れて、「はぁ~~(深いため息)まったく…。で、何時に入場したいんだ?」
「10時!ありがと~う!!」…勝った。
なんかチケットがゲットできたことよりも、おじさんが折れてくれたことが嬉しかった。
事前に検索した時、現地で予約日時の変更ができるという書き込みが数件あり安心していたけど、日にち変更の場合は何か必要なのかもしれません。私は英語がいまいちなのでキャッチできなかった可能性も大。
もし挑戦される場合は受付できっちりご確認下さい。
思わぬところで次々と事件がありましたが、気を取り直して再びお城に向かいます。 -
あれやこれやで遅くなり、一時陽が差したもののお城の前まで来たらまたしても雨が。
ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿
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途中の広場から昨日歩いて行ったコロマン教会が見えます。そこだけちょうど雲が切れて、スポットライトが当たっているみたい!
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昨日写真を撮ったマリエン橋。こうやって見るとすごいところに…
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雨の日は白黒で。
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って、白黒じゃなくても白黒状態…
お城の中はお天気関係ないけど。やっぱりちょっと残念。 -
電光表示板に入場番号が表示されたら、ゲートを入ってイヤホンガイドを受け取ります。
日本語設定あり。 -
赤いベレーの強そうなおじさまたちがゲートの番人。
私のグループは多国籍だったので移動は一緒にするもののあとは各自勝手にイヤホンガイドを聞きます。 -
バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築されたお城。
豪華なお城なのに、城を建てた王様は若くしてミステリアスに亡くなって、
ほとんど誰も住んだことがないという…
時代的に防衛や見張りの必要もなかったわけだからただの趣味だもんね~。
でも結果無駄とは言えません。だってこれだけの観光客が世界中から毎日くるんだもの!
城内は撮影禁止。テラスからの眺めと、台所部分だけは撮影OKでした。 -
ほとんど誰も住んでいなかったからあまり使われていないのだろうけど、広々して使い勝手のよさそうな素敵なキッチン。
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並んだピッチャーがなんだか家族みたいでかわいい。
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お城見学を終えて、宿に荷物を取りに。11時半までに行かないとお昼休みに入っちゃう!
雨脚はだんだん強くなってきました。
宿のロビーに1ユーロで飲めるコーヒーマシーンがあるので、コーヒーを飲みながら少し休憩。 -
荷物をもらったら、これ以上ぶらぶらするのはあきらめて屋根のあるバス停の待合所でおとなしくバスを待ちます。
待合所から雨にけぶるお城が見えます。
長年のあこがれだったノイシュヴァンシュタイン城と別れを惜しみつつ -
雨がひどいので、みんな足早に歩いていきます。
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わんこも雨宿り。
なにか? -
バスはこの日も購入しておいたバイエルンチケットで乗車。
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フュッセンの街に着いたら雨が止んだので、街をブラブラ。
メインの通りはかわいいお店が並んでいます。お城の周りではあんなに東洋人が多かったのに街におりたら全く見かけません。 -
壁画が描かれた建物があちこちに。
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メインストリートを抜けてだまし絵のあるお城を目指します。
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お城の手前にあった教会。シンプルできれい。
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光りがたっぷり入る構造です。
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ここの地下が気に入りました。
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静かで映画の撮影に使えそうないい雰囲気。
こころが清まりそう(?) -
なかなか見ごたえがあり。
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Hohes Schlossホーエス城へ。
土手一面にタンポポが。ホーエス城(州立絵画館) 城・宮殿
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お城の案内板
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勝手に城内の階段を上ってみると…
立ち入り禁止か。
あの先が気になる~。 -
このお城はだまし絵がみどころ。
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入場料を払って、塔に登ります。
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途中の小窓から。
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ずいぶん遠くまで見渡せる。ホーエンシュヴァンガウ方面は、まだ雨かな。
おもいっきりどんよりな空。 -
フュッセンて絵本みたいにかわいい街だ
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遠くに湖も。
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お城の中庭、あちこちにだまし絵が。
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廊下の柱と木の床の荒削りな感じがすてき。
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さて、次はどこに行こう…
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かわいい建物。
この街にもゆっくり泊まってみたい!小さいけど素敵なものがギュッと詰まってる感じがします。 -
適当に歩いていたら何かの雑誌に載っていた教会も発見。正面の壁画がとっても印象的。Heilig-Geist-Spitalkirche
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内装はシンプルだけど、デザインがおしゃれです。
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道の角に入口がある家って、ちょっと面白い。
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川を渡って、街を川の反対から。
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この屋根もかわいい!
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裏路地にすごくかわいい雑貨屋さんがあって、お土産を沢山買ってしまった…。
カエル君がお出迎え。 -
手作り革製品やガラス製品のお店、素敵なお菓子屋さん、パン屋さんなどもあり、どこも入りやすい雰囲気で街の人も観光客慣れしてることもあり全体的に感じがよいです。
お土産屋さんの支払いで小銭をささっとぴったり出したら、お兄さんが驚いてパーフェクトだね!とほめてくれた。
…などというちょっとしたことがやけに嬉しかったり。
お昼にどこかCafeでも入ろうかと思っていたけど、結局街が予想以上に楽しかったのでお店に入っている時間がなくなり、またしてもパン屋さんでパン購入。昼食は駅のベンチとなりました。 -
道で遊ぶ子供たち、「いたずらしないで~」
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さて、あまり遅くならないうちにミュンヘンに戻ります。
夕方になってやっと陽がでてきて、なだらかな丘が続く景色があんまり素晴らしいので、ずっと写真を撮っていました。
サイクリングしている人が。気持ちいいだろうなぁ。 -
タンポポの黄色と緑のコントラストがなんともすてき
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どんより雲もまた、一期一会。
今しか見られない景色を見せてくれました。 -
帰りも途中駅で乗り換え。私が降りようとしたら、荷物を広げてのんきにビールを飲んでくつろいでいたカップルが皆降りるので不安になったらしく、この電車はミュンヘンに行くのかと聞いてきた。乗り換えだよと教えてあげたら大慌て。
気づいてよかったね。 -
乗り換えた電車は少しずつ混んできて、私のお隣にも旅行者らしきおじ様が。
駅で買ったというプレッツェルを分けてくれて、ミュンヘンまでいろいろおしゃべり。
この時は私も落ち着いていたし、ガイドブックや会話帳、メモ紙等、助けになるネタもあったのでやっとまともに話が出来ました~。
おじ様はキューバから来て、旅行が大好き、仕事も含め50ヶ国くらいは行っているとか。メモ紙に地図を描いていろいろ説明してくれました。
日本も大阪で仕事をしたことがあるそうです。日本に行ったことある人意外と多いのね~。
お互い好きな旅行の話で盛り上がり、一番好きなのはどこの国?なんて感じの基礎英語でようやく楽しく会話。
おじさまはミュンヘンの少し手前で乗換。最後は握手でお別れしました。 -
そんなこんなで、無事ミュンヘン駅に到着。
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ミュンヘン駅正面。
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本日の宿は中央駅から徒歩5分のシラー5(Schiller5 Hotel)。
どこに泊まるかさんざん悩んで、立地と値段優先でこちらにしました。
ところが3週間前になって一部改修工事中のお知らせが。
別にずっと部屋にいるわけじゃないからいいんだけど、よりによって選んだホテルが工事中とは…。と思ったら、結果宿泊にはまったく影響なし。
事前にちゃんと「修理中でごめんね」メールを送ってくるところは好評価。
ドイツってやっぱりきっちりしてる!
荷物も事前に預かってくれたし、エントランスの色はちょっと怪しいけどいいホテルだ~。 -
フロントに置かれたブロンズ像は、工事中をお知らせするためヘルメットをかぶってます。おもしろーい。
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お部屋はシンプルモダンで機能的なビジネスホテル。小さい台所付き。
アメニティーも充実しているし、冷蔵庫の中の飲み物がビールも含めて無料!
通りの雰囲気があまりよくないという書き込みもあってちょっと心配だったのですが、昼間は人通りも多く、全く問題なし。シラー 5 ホテル&ボーディングハウス ホテル
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窓から外をのぞけば、通りの向こうにもうミュンヘン駅が見えているという好立地。
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電子レンジや食器もあり。
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私はシャワーのみの部屋にしましたが、バスタブ付きもあり。少し割高。
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やれやれ、疲れたので、コーヒーを入れてフュッセンのパン屋さんで買ってきた
アップルシュトゥーデルでおやつ。 -
少し休憩して、暗くならないうちにミュンヘンの街を徘徊してみましょ~。
明日は日曜日で開いていないお店も多いようなので、お土産は今日のうちに買った方がいいかなと、あちこちお店を覗いて歩きます。 -
お、飛行船が…
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屋根の上の飾りが全部違って面白い。
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マリエン広場と新市庁舎 (Marienplatz & Neues Rathaus)あたり。
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気合の入ったネオゴシック様式。
この辺はレストランやお土産店、デパートが立ち並んでにぎやか。 -
ウィーンのようにストリートミュージシャンが多く、なんとピアノも!
いったいどこから持ってくるのか、下にキャスターが付いた台にピアノを乗せて。 -
ノリのいい演奏ですごい盛り上がり!
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こっちは本格的なクラシック。
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夜はレジデンツのコンサートに行こうかと考えていたので準備はしていましたが、
結局なんとなくやめました。今日はもう十分にいろんな体験をしたな…と。
町全体の様子をざっと見学して歩き、デパ地下でお土産用の食材やお菓子を購入。
特にどこかに入場するというわけでもなく、またぶらぶらと宿へ。 -
今日の晩御飯は冷蔵庫に入ってたビールと市場で買ったブドウ、日本から持ってきたカップラーメン!
(なんという食生活!?)せっかく持ってきたのに持ってかえるのもね~。 -
でもこのカップめんがものすごく美味しかった。初日のウィーンで食べてすごく美味しいと思ったソーセージと同じくらい。日本のカップめんは最強だなぁ。
まあ、ドイツ料理はまたいつの日か…。
雨のせいかミュンヘンの印象はちょっと暗く、なんとなくごちゃごちゃして都会で騒々しい感じ。
数々のピンチを乗り越えて(おおげさ)明日はいよいよ帰国。夜はお部屋でおとなしく荷物の整理。
お土産をたくさん買って出発の時はスキスキだったスーツケースがびっちりいっぱいに。
窓から都会の喧騒を見ていると今朝知らない人たちと冷や汗をかきながら朝食を食べたことや、ホーエンシュヴァンガウの森の中でお城を見ていたことが、何だかもうだいぶ前のような気がする夜でした。
明日は帰国。夕方の飛行機なので、ぎりぎりまで最後の観光を楽しみます。
それでは、おやすみなさい。
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