平成29年大相撲3月場所　中日観戦記

2017/03/19 - 2017/03/19

平成29年大相撲3月場所中日。
人生で初めての大相撲観戦です。

横綱稀勢の里が誕生して4横綱となる初めての場所。
前売り券が発売開始3時間で完売となる盛り上がりです。

本当に見どころ満載の3月場所。

しかし・・・
残念なことに横綱白鵬が5日目からまさかの休場。

賜杯は誰の手に！

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝9時発の高速バスで一路大阪へ。

約3時間近くの長旅。

便数も多く乗り換えがないのが良いのだろうけど
ホントにバス旅って退屈・・・

今回の高速バスは【早売21】で購入。
なので片道3200円。

しかし、この【早売21】には意外な落とし穴が・・

【早売21】は対象の座席数に制限がある。
今回は3席が対象。

また、座席番号も決まっていて変更不可。
今回は2席購入したけど、8Aと9Bとなった。

この辺りの座席は後部なのもあってか、あまり座り心地は良くないかも。

午前11時過ぎにJR難波駅（OCAT）到着。
案内所で府立体育会館への道のりを教えてもらう。

徒歩10分程で府立体育会館に到着。
のぼり旗を見ると、否が応でもテンション上がってくる。

お昼前なので、まだそんなに混んではいない様子。

正面入口前の道路も、今は横断が出来るけど
あとで見たらロープが張られて横断不可だった。

エディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育会館) 名所・史跡

入口の門をくぐると、門の裏側には歴代横綱の名前。

注意しないと気がつかないかも。

会場の中に入る。
正面奥に番付表。

【蒙御免】なんて歴史を感じさせるし
相撲が国技なんだと感づかされる。

賜杯が飾られていた。

隣にガードマンが立っていたので本物？

大阪場所での各賞。

[吉本興業]とか[大阪府知事]とか・・・

席は向正面の椅子席。

椅子席は3階になるけど
前が傾斜になっているので土俵も比較的見やすい。

まだお昼なので観客もまばら。
けど取組は既に始まっていて、時おり力士を応援する声も響く。

これは枡席C。
正確に言うとペアシートと言って4人用枡を2人で坐る。

噂に聞いていたけど、枡席って意外と狭い。
これで大人4人が座ったら窮屈だろうな。

2人なら足を伸ばせて良いかもね。
次回はここがイイ!!

実は今回、この席を狙っていたんだけど
先行抽選で落選。
あえなく椅子席となった次第。

さて・・・・
椅子に座って、まずはビール。

意外に思われるかも知れないけど
会場内の売店では、缶ビールや日本酒などのアルコールが売られています。

ここで不思議に思うのが
同じ体育館なのに、他の競技では缶ビールがダメ。
わざわざ紙コップに移し替えないと座席に持ち込めない。

ホント不思議だよね。

ビールのお供は
これぞ大相撲名物の【相撲焼き鳥】

両国国技館だと地下で焼いているそう。
ここ大阪は違うけどね。

冷めても美味しい焼き鳥にビールが美味い！

ビールと焼き鳥で軽く腹ごしらえしたけど
メインのお昼ご飯を引き取りに入口にあるお茶屋さんへ。

実は今回、ご飯とお土産だけをお茶屋さんにお願いしていた。

お茶屋さんに行くには、一旦外へ出ることになるんだけど
ここ大阪場所では1回だけ再入場が認められる。

出る時にチケットの裏にスタンプが押されて
再入場の時に赤ペンでチェックされる仕組み。

いつの日か、これらのお茶屋さんを利用して大相撲観戦したいね。

ちなみにお茶屋さんでチケットを買うと
ここから自分が坐る席まで案内してくれます。

これがお茶屋さんに頼んだお弁当とお土産が入った袋。
肩に下げられるように紐が長め。

上の写真をよく見ると、エンジ色の袋もある。
たぶんエンジ色の袋の方は、価格の高い枡席用と思われる。

お待ちかねのお弁当。

三月場所と書かれた三段重の幕の内弁当。

一段目の中身。

ワクワク・・

二段目の中身。

ワクワク・・

三段目にはご飯。

豪華だとは聞いていたけど、本当に豪華なお弁当。
ご飯もむっちゃ美味しいし、他のおかずも美味しい。

ただ悲しいかな、椅子で食べるのはキビシイ。
膝の上に置いて食べないと。。
枡席だとイイんだけどね。

ちなみにこの幕の内弁当は、神戸の老舗お弁当屋さん製です。

これは相方用に売店で買ったお弁当。

こちらも豪華でしょ？

お弁当も食べたので
席を離れて会場内を散策。

1階の売店で物色していたら
なにやら歓声が聞こえてきたので振り向くと
高安関が支度部屋へ向かっていた。

ここ府立体育会館は、力士も観客も同じ正面入口から入場。
なので、当日の取組を見てご贔屓の力士が東か西かが分かれば
それぞれの支度部屋へ向かう通路で入り待ちが出来る。

大阪の場合、入口入って右が西で左が東。
これを覚えておくと良いかも。

しばらく待っていると一際大きな歓声。
横綱稀勢の里です！

横綱という風格もあって、大きく見えます。

こんな間近で見られて、かなりテンション上がる。

座席に戻ると、十両の取組中。

前の席には「北播磨関」の応援団が陣取っている。
聞けばバス2台で駆けつけたそう。

大阪開催ということもあって、地元力士の応援も多い。


ちなみにこの日、北播磨関は黒星でした。

十両の取組が終わると、幕内土俵入り。

ますますテンションが上がる。

そしていよいよ・・・
横綱の土俵入り。

横綱稀勢の里の土俵入り。

普段のTVは正面から見ているけど
向正面からの眺めは初めてなので新鮮。

横綱日馬富士の土俵入り。

低いよねぇ。。

幕内の取組。

ご存知「琴奨菊」
今場所で大関復帰の10勝なるか。

中日の結びの一番は、東が松鳳山、西が横綱稀勢の里。

なんとこの日の懸賞は45本!!
千秋楽でも優勝決定戦でもないのに、なにこの懸賞の数！

懸賞が土俵を周るたびに場内から歓声が上がる。

そして、最後は弓取り式。

なかなか弓取り式を全部見られることは無い貴重な時。

これらは、上で説明したお茶屋さんのお土産。

「大相撲三月場所」と書かれた箱の中には駄菓子が入っている。
軍配が描かれた菓子器。
豪栄道が描かれた皿。

「元祖　大阪みたらしだんご」は本当に美味しかった。

お土産に買ったのが、会場で売られていた
横綱稀勢の里のジャポニカ学習帳。

なんでも人気商品で連日完売しているとか。
会場でも行列が出来ていた。





とにかく・・・

大相撲観戦は実際に生で観るのが一番だね。
半日近くの観戦だったけど、あっという間に終わった気がする。

また来年の三月場所も行きたいな。

次回は枡席で！