【2017国内旅行】 国際航空券で行く石垣島。 往復１．２万円の格安旅行。

2017/02/12 - 2017/02/13

4回目の訪島となる石垣島。
今回も国際航空券の乗り継ぎ区間として手配しました。
クアラルンプール発→羽田乗り継ぎ→石垣島行き・・・
・・・というふうに発券して、羽田⇔石垣を往復1.2万円でゲット。
まぁ、実際はクアラルンプール往復に4万円ほどかかっているので、「タイトルに偽りアリ」かもしれません・・・しかも、海外発券のサイクルは続けなきゃいけないし。
というわけで、手配の方法は参考になりませんね・・・
1泊2日のゆる～い過ごし方ということでまとめてみました。


＜基本情報＞

■航空券　今回は（２）＋（３）

　ANA 52,960円
　（１）MH627 02/11 S クアラルンプール(14:15)⇒羽田(22:05)
　（２）NH091 02/12 B 羽田(11:10)⇒石垣(14:40)
　　　　　 →　NH089　羽田(07:25)⇒石垣(11:00) に繰り上げ搭乗
　（３）NH274 02/13 B 石垣(12:20)⇒羽田(15:05)
　（４）NH885 03/04 S 羽田(00:05)⇒クアラルンプール(06:45)

　積算マイル　5,384マイル（基本100％＋ボーナス120％）

■宿
　ベストイン石垣島　1泊朝食付き　4,200円

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:00 起床

羽田行きのバスへと乗り込みます。
早朝にもかかわらずこの行列。
というか、羽田行きは早朝が一番混み合う。

6:00　羽田到着。

もともと11:10発のANA091便で予約していたけど、07:25発のANA089に繰り上げ搭乗。
これはちょっとしたワザで、最初から07:25発の便で手配すると、乗り継ぎ24時間オーバーで諸経費がかかるので5000円ほど高くなってしまう。
そこで「前便に空席があれば繰り上げ変更可能」というルールをうまく活用して最安で発券できました。

というわけで、ANAラウンジから日の出です。

バレンタインデーが近いから？

ラウンジでチョコを配付していました。
4種類のチョコがワンセットになったお試しセット。

7:15　石垣島に向けて出発。

まだ陽は低い。
ほぼ真横から射す光で機体の影がこんなに大きく。

久々に綺麗な富士山を見た。

冬の富士山はホント美しい。

天気も良好。

ただ、石垣島が近づくとだんだん雲が多くなってきた。

予想では石垣島は曇り。
寒波も訪れていて、気温も心配・・・

それでも石垣の海は美しい。

この日は向かい風が強く、羽田から4時間のフライト。
もはや国際線レベル。

11:15　石垣島到着。

石垣島は2年ぶり4回目。
早朝の直行便で来たのは今回が初めてです。

バスで中心地まで。

バスのチケットは往復で購入するとちょこっと安い。

バスの運転手さんが「今日は寒いねー」と言っていた。
ちなみに気温は17℃。

バスに乗ること30分。
日航ホテルで下車して徒歩3分ほどの「くまのみ・れんた」さんへ。

予約しておいた原付バイクを借ります。

以前もこちらでバイクを借りたことがあったけど、店舗が移転して大きな事務所になっていた。
儲かってますね・・・

今回の愛車がこちら。

24時間で2000円と格安です。

時間はちょうどお昼どき。

石垣島に来たら、八重山そばを食べなくちゃね。

というわけで、「島そば一番」というお店へ。

過去３回の訪島で有名なお店は結構行っている。

こちらのお店は初めてです。
普通の「八重山そば」を注文。

こちらのお店で初めて知った「ピパーツ」という香辛料。
過去の訪島では全然気づいて無かった。

そばにかけたり、ジューシーと一緒に炊き込んだりして使うらしい。

そして、お待ちかねの八重山そば。600円。

今まで食べた中ではかなりあっさり系。
スープの色も薄いね。
少し物足りない気もしたけど、無添加ならではの味かもしれない。

そして、例のピパーツを少量入れると、一気に風味が変わった。
月桃のような芳香が広がります。
これはクセになりそう・・・
なぜ、今まで知らなかったのか・・・

お腹も満たされたとこで、本格的にツーリング（原付50CC）開始。

これまた、石垣島定番の川平湾を目指すことにします。

石垣島あるある。

結構な確立で路上にサトウキビが落ちています・・・マジで。。。

石垣島の中心地から原付バイクで走ること30分。

川平湾に到着。

こちらは3年ぶり2回目です。

川平湾と言えばこの青い海。

いや、やっぱりキレイだ。

浜辺に降りてみる。

白い砂と透明度の高い海。

生憎、風が強くて、海底の砂地まで見えるような光景では無かったけれど・・・

改めて日本にもこういう光景があるんだな・・・と思った。

前回は、日帰りで石垣島を訪れて、バタバタしながら川平湾を眺めたんだっけ。

今回はビュースポットを変えながら、のんびりと海を眺めていました。

16:00

中心地に戻ってきました。

港周辺ではなにやら賑やかな市場が。。。

石垣で採れる野菜や食材を使ったお店が並んでいました。

石垣牛のハンバーガーとか。

石垣牛は美味しいらしいね。
でも、どうしても沖縄っぽい食べ物のほうが好みで。。。

石垣島唯一のアーケードへ。

この日は日曜日で公設市場もやってない。
お店も既に閉まっているところが多くて、ちょっと閑散としていた。

この後、下調べしていたおそば屋さんに行くも、閉店・・・

こうなったら、部屋でのんびりしようってことで、スーパーへ買い出し。

そこで、町が閑散としていた理由が分かった。
この日は旧暦の1月16日で一六日祭りの日。
沖縄の風習で「あの世の正月」だそうです。

沖縄には何度も訪れているけど、全然知らなった。

店内には「お正月」の品々があって面白かった。

十六日祭は八重山地方で特に重要な行事らしく、新暦のお盆や正月に帰省しない人も十六日祭に合わせて帰省するとか。

そうそう、お墓の前ではたくさんの人が集まって、料理を囲んでた。
ご先祖様と過ごす正月ってことなんだね。

部屋飲み用の食料を買い込んで、本日の宿へ。

以前も利用したベストイン石垣。

朝食付きで4000円。
部屋も広いし文句なし。

ただ、中心地から若干離れている。
宿の目の前に空港バスの停留所はあるけれど、観光するなら車が無いとダメでしょう。

外はまだ明るいけど、早々に晩酌開始。

「部屋でお惣菜？？」って思われるかもしれないけど、ホントにローカルな食事をするなら、これが一番アリだと思っている。

・ソーキ
・天ぷら
・タロイモの煮つけ

これでたったの500円。
そして、タロイモの煮つけは十六日祭ならではの料理らしい。
そういう意味ではラッキー。

そしてメインはてんこ盛りのお刺身。

上から、
・ビンチョウマグロ（沖縄産）
・マーマチ（石垣産）
・アカマンボウ（沖縄産）

夕方で割引だったこともあって、この量で500円。
アカマンボウは柵しか売って無かったので、100円ショップで包丁を購入して、自分で切りました。
ちなみにアカマンボウは沖縄でしか食べられない巨大な深海魚です。マンボウとは別の種類らしい。

マーマチは関東では「ひめだい」と呼ばれるそう。
淡白な白身で美味しかった。

これにお酒も加わって、総額1500円ほど。

タロイモの煮つけが美味しかったな。

たらふく食って、満腹感とともに就寝。
1日目終了です。

2日目　6:30

オープンの時間に合わせて朝食会場へ。

会場は併設のレストラン。
天井が高くて解放感がある。

雰囲気はいいんだけど、以前よりメニューがグレードダウンしていた。
沖縄らしいメニューは皆無。
かろうじてもずく酢があったけど。
冷凍マンゴーに至ってはむしろ無い方が良いのでは・・・

まぁ、この後すぐに沖縄料理を食べに行くので真面目に朝食取る必要も無いんだけどね。

8:30にチェックアウト。
ホテル隣のゴルフ場では既にプレイを始めている人も。

さすがにまだお食事処は開店してない。
というわけで、石垣港に寄り道して・・・

具志堅さんに会ってみたり。

島内で時々見かけるコイツ。

石垣島のご当地キャラクターだったのね。。。

東京まで1950km
台湾までたったの270km

香港、フィリピンですら、大阪よりも近い。

昨日より天気いい。

なんか悔しいなぁ・・・

9:00
JA直営のゆらてぃく市場へ。

石垣産の野菜を中心に、様々な加工品も売っている。

観光客も地元の人も多く利用するようだ。

そして全体的にかなり安い。

島らっきょうは一袋200円前後。
お土産に一袋購入。
その他、オオタニワタリという八重山地方特有の食材も買ってみた。

じゅーしーかまぼこ見つけた！

前回石垣来た時にたまたまスーパーで購入したんだけど、美味しかったんだよね。
でも今回はスーパーには全然無くって・・・

ノーマルとブラックとひとつずつ購入。

石垣で一つ気になっていたこと。

初心者マークの位置が、みんなココなんだよね。
皆さん、A型なのでしょうか。

・・・と、よく見たらナンバーが「れ」だね。
つまり、レンタカー。うむ、納得。

9:30
「スーパーかねひで」へ。
品揃えではイオンに劣るものの、値段は安い。
石垣限定の赤の請福があったので、お土産に購入。

そして、最後の食事でキミ食堂へ。

実は昨日来たけど開いてなかったんだよね。

開店は10:00
この日、一番のりのお客で入店。

10:00開店のお店ってなかなか無いんだよね。
だいたい11:00オープンなんだけど、それだと帰りの飛行機に間に合わず。。。

こちらのお店は、みそそばという他のお店には無いメニューが人気。
定番のソーキそばを抑えて堂々の1位。

ちなみに、後から入店したお客さんはピリカラみそそばを注文しようとしたんだけど、
「まだ仕込みが終わって無いのよ～」ですって。
おいおい、人気ナンバー2のメニューなのに・・・笑
まぁ、この辺のユルさは島ならではかな。

有名人もいっぱい来てますね。

先日亡くなった松方弘樹さんが印象的でした。

そして、やって来たみそそば。600円。

見た目からして、八重山そばとは違う。
モヤシとレタスがたっぷり。

でも麺は八重山そばだね。
豚肉と蒲鉾の細切りが入っているのも八重山そばと同じ。

スープはもちろんみそベース。
野菜と麺が一体になって旨いね！
変化球そばだけどリピートしたくなる味だと思う。

食後に最後の寄り道。

さよこの店へ。

開店直後でまだプレーンとヨモギしか無かったのでひとつずつ購入。
でも、揚げたてを買うかことが出来ました。一個60円。
やっぱあったかい方が美味しいね。

ちなみにワンドリンクで店内で飲食も可能。

さぁ、これで思い残すことは無し。
2日間お世話なったバイクを返却して、空港へ。

バスはホテル日航から。

オフシーズンのこの時期に、ホテル日航も大掛かりな改修工事を行なっていた。

バス乗車。
車内は満席。

そういや、飛行機も満席だったな。

30分ほどで石垣空港到着。

時間は12:00
結構ギリギリだけど、ラウンジも無い空港ですので。

少しお土産屋さんを見物。

じゅーしーかまぼこ、空港にも売ってたのね・・・
でもこれ、真空パックでいかにも空港土産って感じ。
まぁ、日持ちはするようですが。。。

展望エリアにも一応、行っておこう。

搭乗機のB737。

最後に青空の下、オリオンビール。

実はこれ、空港バスの車内で飲もうかと思って買ってあったんだけど、車内が飲食禁止だったもので。。。
さすがに搭乗まで待つと温くなりそうだしね。

搭乗。
非常口席、ゲット。

12:25 東京へ
帰りは予定より30分ほど早くて、3時間のフライトでした。

こうして4回目の石垣島旅行は終了。
滞在時間が24時間でちょっと物足りない感じもしたけど、いずれまた来るでしょうから。
のんびり過ごした石垣島滞在となりました。

お土産

じゅーしーかまぼこ 216円

黒い方は中がドライカレー。
美味しいけど、ノーマルの方が好き。

・島らっきょう
・オオタニワタリ

島らっきょうは皮を剥いて塩を振って15分くらい待てば食べられます。
初めて自分で調理したけど、これなら簡単。

こちらがオオタニワタリ。観葉植物で見たことある。
新芽の部分が食用になる。
ボイルしてマヨネーズや胡麻ドレで食べてみたら、結構美味い。
100円と格安だし、石垣島土産の定番になるかも。

その他、スーパーかねひでで調達した自分用のお土産。

石垣感があまり無いけど、泡盛があるから良しとしよう。
また行けば良いしね。

この旅行記へのコメント （3）

• wakupaku2さん 2017/02/19 15:27:07

  初めまして。海外発券って面白そうですね。

  森 武史 さん
  
  初めまして。
  
  旅行記でいろんな海外発券のルートを見て、目がさめる思いです。勉強させて頂いています。
  
  一杯旅行されていますね。
  
  私は海外発券は未経験です。
  で、教えて頂きたいのですが、チケットを取る場合、複数都市で場所を入力するのはわかるのですが、エコノミー（価格重視型）で取るのか、エコノミー（変更可型）、どちらで取られるんでしょうか？変更可、で取って、手数料が高いかな？と思うんですが・・
  
  初心者なのでお時間あれば教えて下さいませ。
  
  日本から海外便を別に考えなければならないので、日付が変更できないと不便かな・・と思ってるんです。
  
  

  森 武史 さん からの返信 2017/02/19 18:44:46

  RE: 初めまして。海外発券って面白そうですね。

  初めまして。
  
  旅行記をご覧いただきありがとうございます。
  
  
  発券ですが、ＡＮＡ前提でお答えします。
  基本的には変更可型の一番安いものを狙っています。
  変更手数料と言っても、5000〜7000円くらいなので、最悪スケジュールが合わなければ変更すればいっか・・・くらいの感覚です。
  ただ、ＧＷや夏季休暇などの大きな旅行のときには、変更手数料のかからない運賃で購入することが多いです。休暇の予定が変わっても柔軟に対応できますので。
  
  結局のところ、私の場合はケースバイケースですね・・・
  
  あと、変更はコールセンターでしか出来ない為、発券手数料が別途かかります。
  運賃規則に書かれている変更手数料だけではないのでご注意ください。
  （ダイヤモンドメンバーは発券手数料は無料です）
  
  

  wakupaku2さん からの返信 2017/02/20 01:19:42

  RE: RE: 初めまして。海外発券って面白そうですね。

  森さん。
  
  返信有難うございます。
  
  変更可型にして、コールセンターで変更するんですね。
  うーん、安い航空券を取るのは楽じゃないですね。
  
  ダイヤモンドメンバーいいな、、です。私はやっとプラチナなので、このままだと単なるSFCに成り下がってしまいます。
  
  海外発券、森さんの旅程を参考に、考えてみたいです。
  
  といっても、春は旅行の予定が一杯なので、落ち着いてから・・
  
  先日はチャイナの安いチケットを見つけて買っちゃいました・・・
  だからANAマイルがなかなか貯まらず、です。
  
  森さんの旅行記の旅程が詳しくて、とても参考になります。弾丸の旅、大好きです