温暖な癒しの国、安房館山散策の湯治旅行

2017/02/06 - 2017/02/07

　失職したことを理由に湯治のたびに出た。自家用車で高速を使わず、のんびりと安房の国の最南端を目指した。何度も千葉南部の温泉へ出かけたけれど、今回は癒しの旅行。訪問したのは今まで行っていない、安房神社と城山公園。あいにく初日は真っ黒な雲に覆われて暴風雨となって、移動のみ。帰路は快晴の天気に恵まれて二か所で春を発見できた旅行でした。

エリア 館山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　初日は暗雲に覆われた雨模様のため、写真はなし、宿泊は紀州鉄道、白浜のホテル。ズワイガニの食べ放題に魅せられて宿泊、スタッフは素晴らしい人たちでした。食事も満腹の朝夕バイキングでしかもコスパは良しでした。
　安房神社は房総の館山南部に広がる広大な神社です。お宮は二か所あり、それぞれ回るにはなかなかの時間が必要のようです。
　写真は桜の道。時期なれば素晴らしい景色になるんだろうと思いました。この道の右側には県立の野鳥センター(野鳥の森)があり、その奥は広大な森林道が山の中腹まで確保されており、森林浴をするのなら立派な施設を満喫できそうです。

安房神社 寺・神社・教会

　そのご本殿、僕としてはこの正月、初詣ができなかったので、旧正月明けの初詣となりました。

　本殿脇の、日露戦争戦没者慰霊塔。たぶん千葉からもたくさんの日本人が出兵したのでしょう。海に面する房総から出た方が、海軍だったと想像している僕です。そういえば金沢からの出兵者は２０３高地で多数亡くなったことを思い出しました。
　合掌。

　さらに海軍落下傘部隊の慰霊碑。詳しい説明はないのですが、パレンバンに降下した人々かもしれないですね。本殿右奥にあります。

　帰りの戻り路で発見した春の写真。梅とミカン、ゆずの木々が並んでいます。食用にも利用されているのかもしれません。房総の２月は春の匂い漂う暖かさのようです。

　館山市内にある城山公園に立ち寄りました。里見八犬伝で有名らしい。白亜のお城がたてられており、市民の広場になっているようで、何人もの市民がスロープを上り下りしてストレッキングしていました。
　年寄りの僕としては、城だけみておくの八犬伝関連の場所は省略。距離もあるのであきらめました。ここも桜の木が多く時期にはすごいことになりそうです。

館山城(八犬伝博物館) 名所・史跡

　快晴の城山公園から見えた富士山。やはり日本人の僕としては、絶景の御山に感動してしまうのでした。
　そして東京湾の狭さを実感。行き交う船の多さにも驚いてしまいました。

　公園のスロープ道に満開近い神津さくらを発見。そうか、対岸の伊豆半島はこの時期、宿は開いていない訳ですね。
　午前中に旅路の予定を繰り上げて帰路につきました。春はそこまで来ている実感が・・。しかし、感情が入ったのかピンボケ。