ご訪問ありがとうございます(^ ^)<br /><br />旅行記「16年6月～憧れの新疆ウイグル自治区」いよいよカシュガル編です。<br /><br />なおカシュガル編の旅行記は次のように３編に分けさせていただきました。<br /><br />2 カシュガル(1)～古い街並みと香妃墓編（本編）<br />3 カシュガル(2)～カラクリ湖編<br />http://4travel.jp/travelogue/11194600/<br />4 カシュガル(3)～解放路東側の旧市街と夜市編<br />http://4travel.jp/travelogue/11194605/<br /><br />本編「古い街並みと香妃墓編」では、解放路西側、エイティガールモスクの後ろ側一帯の町並みの様子と、カシュガル訪問の一番の目的である香妃墓、そしてカシュガル→ウルムチまでの移動の様子を記します。<br /><br />ではよろしくお願いします(^ ^)

16年6月～憧れの新疆ウイグル自治区▼2 カシュガル(1)～古い街並みと香妃墓編

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2016/06/23 - 2016/06/26

15位(同エリア264件中)

エリア

喀什(中国)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

旅行の手配内容: 個別手配

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空港の前の路上に停まっているこのバスでカシュガルの中心部へ向かいます。料金は1元(^ ^)　でもなぜか時速20キロくらいでゆっくり走るので、結構時間がかかりました。

カシュガル空港 (KHG) 空港
バスを降りて今日の宿、老城青年旅舎へ向かいます。
その途中ですでにこんな風景が～肉が豪快にぶら下がっています(・　・)
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宿に着きました～ホステルのドミトリー1泊35元です。
旧市街の吾斯塘博依路という通りに面していて、エイティガールモスクから奥に500メートルくらいかな。周辺にはお店も多く便利です。ただし旧市街は旧市街なんですが、旧市街としての見どころが多いのはホステルのあるエリアよりむしろ、解放路の東側になります。

☆新疆ウイグル自治区では外国人を泊められる許可がある宿が異常に少なく、前もってどこに泊まるか考えておいたほうがよさそうです。ユースホステル協会加盟の青年旅舎だったらまず大丈夫。もちろん予約もできます。

カシュガルオールドタウンユースホステルホテル
ホステルの向かいには小学校があってにぎやかです。
ブルーの制服が鮮やか～
小学校の前の商店。スナック菓子や安っぽいおもちゃに子どもたちが群がっているのは、日本の昔の小学校の前の商店と同じですね。
看板の表記のメインはやはりウイグル語。
トルコ系の言葉らしいですが、表記はアラビア文字で難度高し(^ ^)
たいてい漢字表記もあるのでとりあえずなんとかなります(^ ^)
路地で遊ぶ子供たち。すでに郷愁を感じる風景。
エイティガールモスクの前の広場まで来ました。
この広場、めちゃくちゃ広いです（笑）
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エイティガールモスク。正面。

エイティガール寺院寺院・教会
こういうアラビア文字を組み合わせた模様のようなのよくありますね。
アラビア語がわかったら意味がわかるのかな？
黄色っぽい色合いのエイティガールモスク。
塔も黄色が基調。差し色も薄い色で、全体に淡い色調でまとめられています。
モスクの脇にはお土産屋さんが並んでいましたが、人影はほとんどなし(^ ^)
こんな銅細工のお店もありました。でかい(^ ^)
エイティガールモスクの側面。
お店や町並みを見学しながらホステル周辺を歩いています。
このあたりはものすごくイスラム圏の雰囲気を感じるというわけではないですが、でもふつうの中国の街とは全然違います。
スイカとハミウリ。
ハミウリはカシュガルでもハミウリって言うのかわからないけど、他の言い方がわからない…
地面に直接置いちゃってますね…
ナンのお店もあちこちにありました。
平たいプレーンなナンもありますが、手前に写っているベーグルみたいな形のものは中に羊肉が入っています。
こっちの通りは全然雰囲気が違って茶色一色～モロッコを思い出します。
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しばらくぐるぐるお散歩してから、ホステルに戻って新疆ビール(^ ^)
冷蔵庫のようなものに入っているのですが、電源が入っていないのか、常温です…
でもこのイスラム色の強いエリアでビールを売っている店を探すのは大変そうなので、おとなしくここで買いました。2本で12元。

カシュガルオールドタウンユースホステルホテル
さっきの羊肉入りのナン。値段聞いたら6元で思ったより高かったけど、ひとつ買ってみたら肉がすごい入っててずっしりと重い。
これだけで立派な晩ごはんになりました(^ ^)
ホステルの共用スペースは人が一杯でとても賑やかでした。
そこで知り合った韓国の人と酔い覚ましの散歩に～(^ ^)
北京時間では10時前ですが、新疆時間は2時間遅いので、現地では8時前。
6月なので、まだまだ明るいです。

階段の脇に生きてる羊が…
さっきのナンを焼く釜が見えたのでパチリ。
わたしが買ったお店ではレジ袋に入れていましたが、このお店は新聞紙にナンを入れるようです。インドと同じですね。
韓国のお友達おすすめのヨーグルト。
バケツのようなものからヨーグルトをすくってカップに入れ、大量に氷を投入。
めっちゃ冷たいです。5元。コクがあります。
衛生面がちょっと心配だったけど、大丈夫でした(^ ^)
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次の日の朝～
ゆうべみんなが集まっていた中庭。朝は静かです。

カシュガルオールドタウンユースホステルホテル
きょうはホステルで申し込んだカラクリ湖のバスツアーに参加します。
9時に出発とのことなので、それまでまたお散歩～
ホステルより西側の道はあまりお店もなく静かでした。
こんな感じのモスクがあちこちにありました。
建物も小さいし、上を見上げないと上のモスクっぽい部分が見えないので、よく見ないとモスクとは気が付かないかも。
下の方に洗濯洗剤が並べてありますが、半分くらいはウイグル語の包装です。
あとで見てみたら、ウイグル語の包装のものも中国製みたいでしたが。
飲み物も半分以上が沿岸部中国では見かけない商品。
ホステルの部屋のドア。イスラム風。
聞いたわけじゃないけど、ここのホステルのスタッフはみんな漢民族のようでした。
お店でもそうですが英語よりは北京語のほうが通じやすいので、現地の人とはだいたい北京語で話していました。

このあとのカラクリ湖バスツアーの写真は別の旅行記に分けますね。
3 カシュガル(2)～カラクリ湖編
http://4travel.jp/travelogue/11194600/

ツアーから戻ってきたのは夜10時半くらいだったので、夜のカシュガルの写真はなし。この旅行記の次の写真は更に翌日の朝です。
3日目の朝～。
カシュガルでは3泊するのですが、老城ホステルをチェックアウトして、3泊めはエイティガールモスクのすぐ近くにある、パミールホステルへ引っ越します。
歩いて移動中～
ジュースと軽食のお店かな。ここは漢字の表記はちょこっとだけですね。
ざくろのポスターが印象的。
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着きました。
ちょっとガランとしたビルの3階にあります。
10時過ぎですがチェックインできましたので、荷物を置いて出かけましょう。

カシュガルパミールユースホステルホテル
ホステルの廊下。道を挟んで向こうはエイティガールモスク。
でもホステルのあたりはモスクの入り口からは離れているせいか、人通りも少なくて意外と静かでした。
3階の半分くらいは屋上になっていて、下を見ると串焼きのお店がありました(^ ^)
仕込み中の材料をズームで(^ ^)
そのお店の日除け。中国ぽくないおしゃれな柄。
雑貨屋さんの店先には必ずと言っていいほど、この男の人が登場している広告がありました。飲み物の広告と思いますが、買ってないのでどんなものかはわかりません。
やっぱりイスラム圏の文化では広告とは言え女性が不特定多数の人に向かって微笑むというのは都合が悪いんでしょうか...。
この日は解放路東側一帯の旧市街・高台民居・バザールなどをまとめて見物し、夕方少し離れたところにある香妃墓へ行きました。

解放路東側の旧市街などはかなり味のあるところで、見ごたえがありました。写真の枚数も多くなりますので、夜市と合わせて別の旅行記に分けさせていただきますね。

4 カシュガル(3)～解放路東側の旧市街と夜市編
http://4travel.jp/travelogue/11194605/

この旅行記は次の写真から夕方の香妃墓にジャンプします。
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カシュガルに行きたいと思った最大の理由がこの「香妃墓」
ここは市街中心からは少し離れているので、路線バスに乗ってやって来ました。

人物に思い入れがあるわけではなく、惹かれたのは写真で見た建物のデザインなんですが、どんな建物かというと…

香妃墓 (アパクホージャの墓) 建造物
これです。緑を基調にしていますが、近くで見ると小さなタイルを組み合わせになっていて、ほんとうにキレイ。
ここはガイドさんの休憩所になっていました(^ ^)
中は自由に見学できますが、ガイドさんに案内してもらうこともできます。たぶん別料金。
これは入り口を入ってすぐのところ、香妃墓のずっと手前にある建物です。礼拝堂でしょうか。柱を見ると木造のようです。
そしていよいよ香妃墓へ(^ ^)
タイル張りの円柱形の柱。
遠くから見て白っぽく見える部分は、実は白地に模様入りのタイルが貼られていたんですね。
色の組み合わせが絶妙です。
文化財なのにあんまり掃除されていないのは中国だから仕方ないか…
塔全体が入るアングルで。
色の組み合わせがキレイ過ぎる～
模様入りタイルの模様は何種類かあるようです。
ときどきこんな子どもの落書きっぽいタイルが混ざっています。
しっかり絵が描かれたアズレージョもステキだけど、こんなランダムパターンもいいな～
真ん中の下の方、水色の地に黄色の枠が描かれている部分のランダムさは天才としか言いようがないでしょ。やっぱりいい加減と天才は紙一重なんだなあ～
あ～かわいすぎる(^ ^)(^ ^)(^ ^)(^ ^)(^ ^)
この建物が現実に目の前にあることが信じられない。
中央のドーム部分のタイルの凸凹加減がまた天才！
どうしてランダムにしか見えないのにこんなにも完成された感じを与えるんでしょう。
引きで全体を収められる撮影スポットから。
まっ正面。
でもやっぱり近くで見たほうがステキだな。
ほんとにほんとに離れがたかったけど、なんとか心を落ち着かせて帰路に（泣）
礼拝堂。
どうしても見たかったものを実際に見てしまって、満足感と合わせて喪失感が。
そんなときにはパイナップルーを見に行きましょう～笑（意味不明）
中国語で道路の名前の最後には「路」という字が付くことが多く、読み方は「ルー」。だれが名付けたか知らないけど、この通りは「パイナップ通り」つまり中国語では「パイナップルー」冗談にしてはできすぎでしょ。
しかも小さな路地とかじゃなく、片側二車線の大通りですよ。
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きょうは見たかったものふたつとも見られて大満足でグビグビタイム(^ ^)

夜は老城ホステルで仲良くなった韓国人と待ち合わせて夜市に行きました。
その写真は、カシュガル(3)の旅行記で。

カシュガルパミールユースホステルホテル
次の日の朝～
カシュガル最終日。午後には飛行機でウルムチ経由伊寧へ向かいます。
朝ごはんはきのう夜市で買ってきたクレープのようなお菓子…
かと思ったら…
中に羊肉が入ってた…(・　・;)
皮は甘いのに…(・　・;)
マックグリドルはおいしいかも…と思ったわたしですが、これはちょっときつかった。

あ、ユースホステル2か所のまとめです。長短あって引き分けです。
簡単に言うとパミールのほうは設備がキレイで場所もいいんだけど、建物は安作り、スタッフは事務的で超ビジネスライク（不親切という意味ではないです）。老城のほうはいろいろなものが壊れかけているけど、建物は味わいがあり、スタッフは親切で家庭的な雰囲気があります。ここまで個性が別れているとどちらがいいか決めやすいね(^ ^)
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空港に行くまでの時間、マーケットの散策です。
路上ブティック(^ ^)で服売ってます。

バザール市場
大好きな金物屋さん(^ ^)(^ ^)
何に使うかわからないものがいっぱい(^ ^)
また金物屋さん～(^ ^)
店ごと買いたい(^ ^)
バナナの箱がいっぱい。
でも中に入っているのはじゃがいも？(^ ^)
でも上に乗っているのは豆？(^ ^)
路上に野菜を並べて～
兼業農家さんの直売でしょうか。
バザールの場外にもまたバザールでござーる。言っちゃった(^ ^)
人多いよね。
もうカシュガルにも慣れたしとか思って、ウイグル語表記ONLYの食堂に入ってみた。
で、ラーメンみたいなの頼んだんだけど、これが大失敗。
麺もスープもインスタントラーメンの味で、なおかつ油臭い…汗

店の人にすっごい見られてたけど、それでも3分の2残した。つくり笑顔でね。
もし見られてなかったら10分の9残してたな…
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そんなこんなで時間です。
また1元の路線バスで空港へ。

カシュガル空港 (KHG) 空港
変なラーメンの口直しに改めて昼ごはん(^ ^)
どのお店にしょうかな～
やっぱりラグマンでしょ(^ ^)
空港の敷地内のせいかちょっと高め（20元）でしたが、味は確かでした。
ウルムチゆきの飛行機は定時出発～

最初のうちは赤っぽい砂山とかが見えていました。
だれも住まないような奥地まですっごい開発されてて怖すぎ…
ウルムチが近づくと天山山脈が～
雪化粧の天山山脈はほんとうにキレイでした～
自然の造形とは思えないような整った山並み。
この一帯は雪だらけ。
さらにウルムチが近づくと、緑の山が見えて～
やがてビルが見えてきます。
このあとウルムチですこしウロウロして、夜11時発の伊寧ゆき夜行列車に乗ります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
カシュガル(2)、カシュガル(3)、そして伊寧編に続きます。