2016年10月凱旋門賞とスイス鉄道の旅(４) ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ編

2016/09/30 - 2016/10/06

今回は念願のユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ！
やってきました、この絶景！表題の写真はスフィンクス展望台から見たアレッチ氷河です。

今日はインターラーケンオスト駅から出発。
ベルナーオーバランド（BOB）鉄道 インターラーケンオスト 6時00分発
ラウダーブルンネン6時25分着
ウェンゲンアルプ（WAB）鉄道 ラウダーブルンネン 7時07分発 クライネシャテック 7時50分着
ユングフラウ（JB鉄道）クライネシャテック 8時00分発 ユングフラウヨッポに8時52分に到着。

そして、３つの鉄道を乗り継いで トップ・オブ・ヨーロッパ
ヨーロッパ最高峰の駅ユングフラウヨッホにやってきました。
1912年にの開通したので103年の歴史のある駅です。

2010年ベルニナ線開通100年記念の年にベルニナ急行と氷河急行に乗車したスイス鉄道の旅から６年ぶり、念願のユングフラウヨッホです。
スフィンクス展望台、氷河の高原プラトーテラスからの絶景に心をうばわれました。

今回の旅行の目的
（１）凱旋門賞観戦　シャンティイ競馬場・芝2400m

（２）国際列車TGVリリアでパリ・リヨンからスイス・ジュネーブまで乗車。

（３）スイス　ゴールデンパスラインに乗車

（４）ベルナーオーバランド（BOB）鉄道
　　　ウェンゲンアルプ（WAB）鉄道
　　　ユングフラウ（JB鉄道）と乗り継いでトップ・オブ・ヨーロッパ
　　　世界遺産ユングフラウに行く事。

今回の旅の世界遺産
登録名：ユングフラウ-アレッチュ-ビーチホルン
登録年：2001年 2007年
分類：自然遺産

登録名：ラヴォー地区の葡萄畑
登録年：2007年
分類　：文化遺産（ワインづくりの長い伝統と歴史を評価された）

全日程
◎が今回紹介する旅行です。
2016年9月30日（金）　
福岡 10時20分発（CX511）香港15時05分着
中国・深圳で夕食　　
　
10月1日（土）　
香港 9時50分発（CX279）パリCDG 16時40分着
　　　　
10月2日（日）凱旋門賞　観戦
　　　　　　　　
10月3日（月）　
パリ 7時07分発（TGVリリア9761）ジュネーヴ 10時30分着
ジュネーヴ 11時00分発（IR1817）モントルー 12時07分着
モントルー 13時44分発（ゴールデンパスラインMOB）ツヴァイジンメン 15時32分着
ツヴァイジンメン 15時38分発（ゴールデンパスラインインBLS）インターラーケン着 16時49分着
インターラーケンオフト 17時15分頃（BLS）インターラーケンヴェスト

◎10月4日（火）　
インターラーケン 6時00分発（BOB鉄道）ラウダーブルンネン 6時25分着
ラウダーブルンネン 7時07分発（WAB鉄道）クライネシャテック 7時50分着
クライネシャテック 8時00分発（ JBユングフラウ鉄道）ユングフラウヨッホ着8時52分着
トップ・オブ・ヨーロッパ
ユングフラウヨッホ 10時00分発（JB鉄道）クライネシャテック 10時50分着
クライネシャテック 12時03分発（WAB鉄道）グリンデルワルト12時42分着　
グリンデルワルト 13時19分発（BOB鉄道）インターラーケンオスト 13時54分着
インターラーケンオスト 14時00分発（IC974） バーゼル15時59分着
バーゼル発（TGV9226）パリリヨン 19時37着　　　　　　　

10月5日（水）
パリCDG（キャセイCX260便）発　

10月6日（木）
香港 6時45分着
香港 11時15分発（ドラゴンエア）　福岡　着

写真はユングフラウヨッホ、アレッジ氷河の絶景

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2016年 10月4日（火）
朝早起きして、ホテル（インターラケンヴェスト駅前）からインターラーケンオスト駅まで歩いてきました。写真はインターラーケンオスト駅。

今日はこの駅から出発です。

本当はこんな暗い時間の出発ではなく明るい時間に出発したかったのですが時間の関係でしかたがありません。

上から２番目 2Bから出発のラウンターブルンネン（Lauterbrunnen）駅行きに乗ります。

今日のファーストランナーはBOB（ベルナーオーバランド）鉄道
2B番線から6時00分発ラウンダーブルンネン（Lauterbrunnen）行き135列車です。

右側は１番線6時04分発グリンデルワルド（Grindelwald）行き235列車。
どちらもクライネシャディク（Kleine Scheidegg）で乗換え8時00分発ユングフラウヨッホ（Jungfraujoch）行きに乗車できます。

後方から撮影。

ユングフラウヨッホまでは、ベルナーオーバランド鉄道・ウェンゲンアルプ鉄道・ユングフラウ鉄道と３社の鉄道を乗り継い行きます。

早朝始発なので貸切状態。6時35分発でもLauterbrunnen駅で7時7分発Kleine Scheidegg駅行きに乗車できる。

６時発に乗車するのは、7時7分発Kleine Scheidegg駅行きの勝ち席確保の為。Jungfraujoch駅までは右側の方が景色がいいのです。

BOB（ベルナーオーバランド）鉄道
インターラーケンオスト駅（Interlaken Ost）－ ラウンダーブルンネン駅（Lauterbrunnen）

６時にインターラーケンオスト駅（Interlaken Ost）を出発。

暗いので途中の景色はなし。6時20分ラウンダーブルンネン駅(Lauterbrunnen)に到着。

ラウンダーブルンネン(Lauterbrunnen)駅

セカンドランナーは、ウェンゲンアルプ鉄道（WAB鉄道）
ラウンダーブルンネン駅（Lauterbrunnen）　- クライネシャディク駅（Kleine Scheidegg）-　グリンデルワルト駅（Grindelwald）

下から４番目　7時7分発 ４番線から出発のクライネシャディク（Kleine Scheidegg）駅行きに乗ります。

この電車は6時45分　4番線から出発　Kleine Scheidegg駅の途中にあるWengen行きです。

ウェンゲンアルプ鉄道（WAB鉄道）
ラウンダーブルンネン駅（Lauterbrunnen）－ クライネシャディク駅（Kleine Scheidegg）

少し明るくなってきました。今日も天気がいいのでトップ オブ ヨーロッパ ユングフラウヨッホとても楽しみです。

今日のセカンドランナー　・ウェンゲンアルプ鉄道7時7分 ラウンターブルンネン（Lauterbrunnen）発クライネシャディク（Kleine Scheidegg）行きに乗ります。

6時58分入線。

車内（１番先に乗車し人の写らないよう撮影したので、進行方向と逆です。進行方向右側が二人座席です。

一人なので一人座席に座りがちですが進行方向右側の２座席の窓側を確保しました。

薄暗いので晴れているのか曇っているのかわかりません。もっと明るくなればいい絶景だったと思います。

BOB鉄道クライネシャディク方面に行く場合は進行右側の席を確保する事をおススメします。

ヴェンゲンのＵ字谷もまだ暗いので絶景とまではゆきません。

ヴェンゲン（Wengen）駅に到着。

【一口情報】 この駅からは人気の展望台メンリッヒェン行きロープウェイも運行しています。

少しずつ明るくなってきました。

7時30分　Allmend駅に到着。

7時40分 Wengernalp駅に到着。

アイガー（左）とメンヒ（右）真ん中の少し低い山がユングフラウ鉄道の２番目のトンネル駅のあるアイスメーア。

7時47分 クライネシャディク駅（Kleine Scheidegg)に到着。

クライネシャディク（Kleine Scheidegg)駅

今日のサードランナーはJB（ユングフラウ）鉄道です。
ユングフラウヨッホ駅（Jungfraujoch）終着駅まで乗車します。

インターラーケンオスト駅6時04分発グリンデルワルド経由クライネシャディク着の列車と合流するので、ユングファラウ鉄道は満員で出発します。

ユングフラウ（JB）鉄道
クライネシャディク駅（Kleine Scheidegg)　－　ユングフラウヨッホ駅（Jungfraujoch）

8時00分ユングフラウヨッポに向けて出発。

すぐにトンネルに入ると思い今度は左側の席にすわりましたが、やはりBOB鉄道（ラウンダーブルンネン経由）WAB鉄道そしてこのJB鉄道とも右側の席の方が景色は良かったです。左側に移り失敗しました。

こちらは右側の車窓。

朝日が山の頂上を照らします。

8時6分 アイガーグレッチャー（Eigergletscher）駅　2,320mに到着。

【一口情報】ユングフラウからの帰りはこの駅で下車し、クライネシャディク駅まで下りをハイキングする事ができます。

アイガーグレッチャー駅を出発するとすぐトンネルに入ります。終着駅のユングフラウヨッホ駅までトンネルとなります。

JB鉄道は２駅停車します。
初めの停車駅はアイガーヴァント駅 （Eiger ward）2,865m アイガーのヴァント（壁）と言われるこの駅はアイガーの絶壁に作られた駅です。

当然、駅の外には出られません。ガラス越しにアイガーの絶壁を眺める駅です。

帰りに見ようと思っても下りはこの駅には止まりません。

５分の停車時間も10分ぐらいです。

それではアイガーの絶壁からの景色を見てみましょう。

すばらしい景色です。左から右へ撮影します。

アイガー絶壁の窓からの景色

アイガーは3,970mなので、2,865mはまだ下の方。ここから上の絶壁からの景色は勇敢な登山家しか見えないのでしょうね。

それでもアイガーの絶壁から風景が見れるなんて本当にすごい駅です。

次の停車駅はアイスメーア（Eismeer）駅　

アイスメーア（Eismeer）駅　
ここもも５分停車。

「氷の海」という意味のアイスメーア駅

たしかに氷の海をイメージする風景です。

ここも左から右に撮影。

フィッシャー氷河が見えます。

ユングフラウヨッホ駅に到着しました。3454mもあります。

ユングフラウヨッホ駅（Jungfraujoch）

このエレベーターで3573mのスフィンクス展望台へ昇ります。

定番の写真

標高3571m　スフィンクステラス

ガラス張りの展望台

ユングフラウヨッホ
（右側の尖った山の右に見える小さく尖った山）

メンヒ 4099m

そして、デッキの向こうに見えるのはアレッチ氷河

アレッチ氷河

ヨーロッパ最長のアレッチ氷河

アイガー・ユングフラウとともに、オーバーラント３山と呼ばれてるメンヒ 4099m

ここから風景を左側に移します。

更に左側に流すと

ユングフラウ 4158m

スフィンクス展望台　外のデッキにでました。

正面ににメンヒが見えます。

メンヒをアップで。

アレッジ氷河の絶景！こんな景色なかなか見れるものではないので目に焼き付くように見てました。

めったに自撮りしない自分ですが、アレッジ氷河の絶景にと記念写真を撮ってもらいました。
（ただ、アレッジ氷河が自分に隠れて写ってませんが・・・）

標高3571m、スフィンクステラス

エレベーターで下に降り、プラトーテラスに行く途中にあるAlpine Sensation(アルパインセンセーション）という施設

綺麗ですね！

プラトーテラスまでいろいろな演出があって楽しめます。

プラトーテラスに到着。

プラトーテラスの雪原に出ました。少し寒いけど冷たい風が気持ちよかったです。

アイガー・メンヒとともに、オーバーラント３山と呼ばれてるユングフラウ

プラトーテラスから見たアレッチ氷河

先ほどエレベーターで昇ったスフィンクス展望台が見えます。

氷河の高原　プラトーテラス

1912年全線開通記念に立てられたスイスの国旗の前で記念撮影
（自撮りを２枚も撮るなんで２度と事です）それほどすばらしい景色でした。

次回はユングフラウ（JB）鉄道、ウェンゲンアルプ（WAB）鉄道、ベルナーオーバランド（BOB）鉄道と乗り継いでインターラーケン・オスト、バーゼル駅到着までを案内します。

2016年11月3日投稿

2016年10月凱旋門賞とスイス鉄道の旅（５）ユングフラウ鉄道編に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11177782

この旅行記へのコメント （4）

• sanaboさん 2017/03/21 00:31:52

  はじめまして

  Longchampさん、はじめまして
  
  私のポルトガル旅行記へもご訪問下さいまして、ありがとうございました。
  
  Longchampさんの旅行記一覧を拝見しましたら、Longchampさんも
  おととしポルトガルにいらしてるのですね。
  ぜひLongchampさんのポルトガル旅行記も拝見させていただきたいです！
  
  今日はユングフラウヨッホの旅行記を拝見させていただきました。
  雲一つない青空でラッキーでしたね。
  私が2009年に滞在した時は、ずっと雨がちでとても残念なお天気でした。
  よほど普段の行いが悪いのでしょうね〜（涙）
  
  今後ともどうぞよろしくお願いいたします^^
  
  sanabo

  Longchampさん からの返信 2017/03/24 01:06:55

  RE: はじめまして

  sanaboさんへ
  
  こちらこそよろしくお願いいたします。
  sanaboさんのポルトガル旅行記を見てとてもうらやましく思いました。
  ２週間近くもポルトガル旅行をされるなんて。
  ポルトガルって本当にすばらしい国でしたね！
  また訪れたい国なので、今度は晴れた日にシントラに訪れたいです。
  
  ユングフラウヨッホは雲一つない天気でよかったのですが、タイトな旅行で時間とのにらめっこ。あまりこのような旅行はしたくないですね。いつも反省です。
  
  またsanaboさんの旅行記拝見させていただきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　Longchamp
  

• konomiさん 2017/02/27 23:37:32

  すごいですね！

  この空の深い青さと、雪の白さ。
  スイスの山はひたすら美しいですね！
  10月だと、空気が澄んで、よりフォトジェニックだなぁ。
  
  26年前に行ったときは、こんなに設備よくなかったです（笑）
  スイスの山岳鉄道は値段が高くって、超貧乏旅だったため、この鉄道に乗るために食事を節約した思い出があります（笑）
  
  物価も高いですしね。スイス。
  
  
  世界一周したときのブタペストからスイス、スペイン、ポルトガルにかけての写真が、フィルムごと引っ越しの際に紛失したため、全く残っていないんです。
  
  ユングフラウ・・・これ見てたら、また行きたくなりました。

  Longchampさん からの返信 2017/03/03 03:35:16

  RE: すごいですね！

  konomiさんこんばんは！
  
  ユングフラウ、旅の順番というか、やっと行く事ができましたが、とても１泊で行く所ではないと強く思いました。できれば２泊３泊ぐらいでハイキングをしたりゆっくりとこの美しい景色を見たいと思いました。
  
  26年前のスイスいいですね！設備は無かったかもしれないけど、人口的なものが少ない方が自然を感じられると思うので、貴重な経験をしたと思いますよ。
  
  ところで、ユングフラウ鉄道の料金って高いですね。ビックリしました。パリからユングフラウ往復の料金は安い航空券だったら、日本からヨーロッパ往復できるぐらいでした（泣）スイスパス買ってもそんなに変わらないかなぁ？
  
  前にkonomiさんの旅行記を見てた時、フィルムが無くなったって書いてあったので本当に残念です。引っ越し業者さんがいらない段ボールを間違えてしまったのかもしれませんね！
  自分もそれから海外旅行のアルバムやフィルムがあるか調べてを見たら、有りました。記憶にある写真が無かったのでがっかりしました。ニューヨークのワールドトレードセンターの展望台の中での写真等・・・今では絶対に撮れない写真なのになぁ
  
  これからも綺麗な写真を撮りましょうね！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　Longchamp