「おれんじ食堂」で食す“極上ディナーと霧島硫黄谷温泉“霧島ホテル“２日間の旅　4-4オレンジ食堂編

2016/09/26 - 2016/09/26

いよいよ、薩摩おれんじ鉄道のおれんじ食堂に乗車します。
おれんじ食堂は、新八代駅と川内駅の間で3便運航します。
「おれんじ食堂」とは熊本県八代と鹿児島県川内を結ぶ第三セクター肥薩おれんじ鉄道で、「九州西海岸を眺めながらゆったり、のんびり、スローライフな旅（肥薩おれんじ鉄道のHPから）」をコンセプトに設定した列車です。
運行は1日3便
1便（上り）ブレックファスト　出水（いずみ）駅から新八代駅まで。朝食が食べられます。
2便（下り）スペシャルランチ　新八代駅から川内駅まで。昼食が食べられます。
3便（上り）クルージングディナー　川内駅から新八代駅まで。ライトミールとサンセットディナーが食べられます。私達は団体貸切で出水駅から乗車します。
写真は八代海の夕日

エリア 出水・伊佐(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 読売旅行

出水駅に到着。
鶴が羽を広げたような建物は新幹線のホームです。

肥薩おれんじ鉄道　出水駅

おれんじ食堂が入線してきました。（パンフレットから）

大勢のお見送りを受けて出発！

１号車車内　座席は海側を向いています。

２号車車内　同じく海側を向いています。

厨房

食材カウンター

焼酎棚

運転席　可愛い席がありますが、大人の方も座っているそうです。

車窓からの眺め

ディナー前のひと時

熊本と鹿児島の県境の境橋　列車を止めてくれます。

「水俣駅」に１０分停車
デザイナー水戸岡鋭治氏によってリニューアルされています。

待合室の中にある大きな「いわし籠」

停車中のおれんじ食堂

テーブルに灯りが点り、カントリーミュージックも流れてきました。

ディナーの時間です。
前菜　
上段　豚ほほ肉の白ワイン煮込み、きのこの一口キッシュタルト
下段　揚げ茄子、アイゴの燻製、水イカのカルパッチョ、

重盤岩（ちょうはんがん）
断崖に突き出た巨岩で熊本百景の一つです。

足赤海老のサラダ仕立て　彩りドレッシング
不知火海産の大きな足赤えびはとてもジューシーです。
季節の野菜の彩りが目を愉しませてくれます。

スープ　栗かぼちゃのポタージュ、米粉パン

アルコール以外の飲み物は無料です。

夕日の時間帯になってきました。

メイン　
長島産天然鯛のパイ包み焼き　ディルクリームソース掛け
南九州産黒毛和牛のタタキ　赤ワインソース添え

八代海の夕日

八代海に沈む夕日

甑島のラッピング列車と離合

海を染める夕日

デザート　
栗のブリュレ、オレンジビール入りガトーショコラ・ベリｰソース添え

陽が沈みはじめます。

溶岩焙煎珈琲

日奈久温泉駅に１０分停車

種田山頭火が、昭和５年９月に日奈久温泉を訪れた際、行乞記の中でこの温泉を称賛しています。
「温泉はよい、ほんたうによい、ここは山もよし海もよし、出来ることなら滞在したいのだが」

日奈久(ひなぐ)温泉駅

１号車の車内

ディナーも終わり、それぞれに寛いでいます。

終点の新八代駅に近づいてきました。
素敵な２時間の旅でした。

夕日に映える車窓を眺めながらゆったり、のんびり、スローライフな旅。
海と料理のコラボ、景色を堪能しながら、地元で人気のシェフが腕を振った極上のディナーをいただき、サンセット間際の夕暮れの海を楽しむことができました。
新八代駅で列車を降りて、新幹線〜博多駅〜別府へと帰途につきました。

この旅行記へのコメント （2）

• るりさん 2019/12/27 11:06:40

  八代海の夕日

  Takashiさん　おはようございます。
  ご訪問ありがとうございます。
  
  鹿児島に１０年以上住んでいらしたのですね。
  鹿児島には娘の運転で良く行きました、日帰りだったり、１泊したり。
  
  おれんじ食堂にはツアーで行きましたが満席で人気の路線のようです。
  八代海に沈む夕日は本当に綺麗でした。
  素敵なお正月をお迎えくださいね。　るり
  

• Takashiさん 2019/12/26 22:22:24

  この夕景色が残って良かったです

  るりさん
  
  こんばんは
  
  旅行記を楽しませて頂きました。私は、大分前に、鹿児島に１０年以上住んでいました。仕事で博多に行くときは大抵、列車を利用し、この路線を行きました。海岸線の景色が素晴らしく、時には物思いにふけったものです。新幹線ができで、便利になりましたが、もうあの景色を眺める人は少なくなったのだろうなと想像していました。こんな観光列車が走っていたとは！！　すっかり嬉しくなりました。
  
  Takashi