名古屋で食べてシャチ見てあいちトリエンナーレ2016

2016/09/18 - 2016/09/19

名古屋の台湾ラーメンが食べたいと思い、衝動的にひとり旅を決行。トリエンナーレが開催されていることには現地で気づきました。おかげで麺類以外は無計画だったわりにけっこう充実していた気がします。

エリア 愛知

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

名古屋に到着。新幹線のりばの近くにある地下街エスカにておひるごはんです。名古屋で食べたかった麺類第1弾は若鯱屋のカレーうどん。エビフライと揚げナストッピング。11時半ぐらいでしたがエスカ内のお店はどこも行列でした。

若鯱家 エスカ店 グルメ・レストラン

土日祝日は600円で名古屋市営地下鉄とバスが一日乗り放題になるカード、ドニチエコきっぷ。このカード、大活躍でした。水族館や美術館で提示すると入館料が割引になるサービスもあります。地下鉄の自動券売機で買えます。

さっそく地下鉄で移動。

名古屋市営地下鉄 乗り物

名古屋港にやってきました。

目的は名古屋港水族館。

名古屋港水族館 動物園・水族館

ドニチエコきっぷの提示で、入館料2000円が1800円になりました。

クラゲ！

ウツボさん。

唐突に昔の潜水服。なんか禍々しい。そしてちょっとスチームパンクっぽい。

魚たちが泳ぐ水槽の下を通り抜けるという演出。魚影が美しいです。

世界中でここでしか展示されていない生き物！小さくてかわいい憎いやつでした。小さすぎて写真に撮れなかった……。

名古屋港水族館にはシャチがいます！イルカはわりとどこにでも居ますが、シャチが見られるのは嬉しい。

シャチの水槽上部。トレーニングの様子が見られますが、人が多くてなかなかいいポジションを確保できません。私を含めみんな必死。シャチはアイドルです。

地下鉄に乗って栄へ。テレビ塔が見えます。

味噌おでんを食べに「串かつラブリー」へ。行列ができていました。

串かつラブリー グルメ・レストラン

甘すぎず、おいしかった。牛すじはマストで！

串カツはおでんの味噌に浸けるかどうか聞かれます。ペロッと食べられる感じ。店員さんはよく働くし、安くておいしいし、ここ本当にいいお店です。

夜のテレビ塔。

栄の隣駅、矢場町へ移動して「味仙」へGO。今回の旅行での一番の目的、台湾ラーメンを食べに行きます。厨房では大量のチャーハンが作られていて、ものすごくおいしそう。

矢場味仙 グルメ・レストラン

念願の台湾ラーメーーーン！
辛い。10年前に食べた時よりも辛い気がする。でもおいしい……。

名古屋ガーデンパレスに宿泊。バスルームに置いてあるシャンプーとボディソープの匂い、なんかに似てる……スパイシーな柑橘系……というか酸っぱ辛い匂い……。そうだタイ料理の匂いだ！ヤムママーにそっくりな匂い！ということに気づいて嬉しかったのですが、伝わりますでしょうか。この発見を共有したいのでタイに行ったことのある人はぜひこのホテルに泊まってほしいです。

ホテル名古屋ガーデンパレス 宿・ホテル

夜の喧騒が嘘のように静かな朝の栄。裏通りですら道が広い。

朝ごはんを食べに栄の地下街にある「コンパル」へ。他にも支店がたくさんあります。というか栄の地下街の中だけでも2店舗あります。名古屋の喫茶店文化は気取ってなくていいですね。「コメダ」もそこら中にあってたいへん便利です。

コンパル 栄西店 グルメ・レストラン

モーニング。飲み物の代金に130円足すとハムエッグサンドがついてきます。挟んである野菜にかかっているドレッシングが絶妙の味。いくらでも食べられそうです。次行ったとしたら絶対にまた食べる味。

鶴舞線に乗って30分ほど、郊外の原駅へ。

目的地は「ベトコンラーメン翔華」です。日祝も開いているお店を求めて足をのばしてやってきました。

ベトコンラーメン翔華 グルメ・レストラン

名古屋で食べてみたかった麺類第3弾、ベトコンラーメン。もやしとにんにくがたっぷり。意外とあっさりしていて食べやすいです。にんにくの匂いは気にしたら負け。

栄に戻り、愛知芸術文化センターへ。あいちトリエンナーレ2016開催中！ちなみに私は現代美術にむちゃくちゃ疎いです！ろくな感想出てきません！

愛知芸術文化センター 名所・史跡

私の理解能力はさておき見ごたえのある楽しい展覧会でした。あいちトリエンナーレ2016のメインイメージになっている、ジェリー・グレッツィンガーの作品。架空の都市の地図。思っていたよりも大きいです。

大巻伸嗣《Echoes-Infinity》。よく見ると、鳥や蝶などの少しシノワズリっぽい吉祥柄がちりばめてあり、めでたい感じがして好きです。（稚拙な感想）

《パブローブ》。香港の問屋街でこんな光景みたなーと思いつつ、あまりピンとこなかった作品。
写真を撮っていませんが、一番印象に残ったのはマチュー・ペルノの作品でした。家族を亡くしたロマと燃えさかる車を撮影したもの。感傷的でないところがよかった。持ち主が死ぬとそのワゴンを燃やすというロマの習慣が衝撃的。燃えるワゴンから目が離せませんでした。

展覧会にかなり集中力を使ってお腹がすいたので、松坂屋に入っている「あつた蓬莱軒」でかなり早めの晩ごはん。ひつまぶしについてくる薬味より、テーブルに置いてある山椒がベリーナイス。すごくさわやかな香りです。

あつた蓬莱軒 松坂屋店 グルメ・レストラン

レトロなデザインが素敵すぎるカレールー。名古屋のスーパーで買いました。スーパーマーケットはご当地ものの宝庫です。

新幹線に乗って帰ります。名古屋の街よさらば。たくさん食べたし、見たいものは見られたし、満足です。思い付きで決めた旅行でしたがとても楽しかった。