初のブータン！でも滞在たったの１５分

2016/08/13 - 2016/08/14

２日間にわけて日帰りでブータンとインドを２往復しました。
ブータンの渡航には高額な費用が必要でガイドも強制的に付いてくるといった煩わしさからブータン渡航は見送りとなり続けていたわけですが、ビザ、ガイド無しで安価にブータン入りしているトラベラーさんの記事を見かけてしまったこと、さらに他のトラベラーさんから安いチケット有りますぜーと尻を押されてしまったことにより即決で行くことになったブータン。実は今回の旅はシンガポールまでの航空券だけおさえてあとは何もやることが決まっていなくて困っていたのでギリギリのタイミングで偶然にいいネタが落ちてきて助かりました。今回の旅の目的の全てがここに集約されており、パキスタン初訪問もインド旅行もついでといった形でじつはどうでも良くてこのブータン旅行がメインなのです。

インドとブータンの間には国境がありますが多くの方が自由に行き来していました。ちょっとだけブータンを見られれば満足という感じであれば、これがブータン旅行最安値の手段だと思います。




今回のここまでの行程は以下のとおり

１日目　日本→シンガポール（ＡＮＡ）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11159938

２日目　シンガポール観光　→　アムリトサル（スクート）→　パキスタン
　　　　ワガボーダーのフラッグセレモニー観賞
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160476

３日目　ラホールフォートなど散策　→　アムリトサル
　　　　アターリーのフラッグセレモニー観賞
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162424

４日目　アムリトサル　→　デリー（エアインディア）　→　シリグリ　→ジャイゴン
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162694

今回の旅が始まるまでの残る未踏地のアジアはパキスタン、ブータン、北朝鮮でしたが、この旅でパキスタン、ブータンを訪問することができたため残るは北朝鮮のみとなりました。

エリア プンツォリン(ブータン)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブータン目前です。

動物園の動物のように柵越しを行ったり来たりしているうちに〜

現地の方々が頻繁に行き来している通路からブータンに入りました。

ブータンに入る時にセキュリティーの監視がいる詰所のような小屋を通過するのでダメだったら止められると思ったのですが買い物での行き来程度なら容認されているのかもしれません。

意外にお店が多く20時過ぎにも関わらずオープンしています。

インド側に比べると立派な建物です

国王夫婦のポスター

巨大なマニ車の存在感がたまりません

小さな街なのであっという間に見ることができます。

ちょっと疲れ気味だし、ひととおり見た感じで満たされたので、たった１５分でインドに戻ってきてしまいました。

夕食を捜し歩きようやく見つけたまともな食べ物。

完全に日本の焼きそばの味で美味しかったです。

２０ルピー

エナジードリンクのようなラベルのブータンビールもゲットしてきました☆
７０ルピーの大瓶でアルコール度数が８％もあるのでちょっとキツかったかも。

ここらの界隈では私はブータン人扱いなもんでインド側で買い物しても全てブータンの通貨でお釣りが来てしまうので随分と増えてしまいました。

翌朝です。

朝早いため人も交通量も少なく静かです

朝の一杯！

チャイ頂きました。

容器が同じでも店によって１０ルピーのところと５ルピーのところがあるので５ルピーが正解で１０ルピーはぼったくられているのかもしれません。ちなみに割合的に１０ルピー取られるケースが多かったです。

どーしようかな。

今日もブータン行こうかな。

迷っているうちに気づいたらゲートを通りぬけてブータン側に居ました。

犬からタックルされまくる少年

今日はできるだけ広範囲で行動してみたいです

山の上に建物が並んでいる光景がブータンっぽさ出てます

橋が有るので渡ってみましたが対岸には何もありませんでした。

キラを着た方が通り過ぎて行きました。
昨日も１人だけキラを見ましたが、着ている人は希少なようです。

立派な建物が並んでいてオフィス街のような佇まいですがひっそりしていて静寂です。

ブータンの建物って独特ですね

ミニバスのターミナル

街を少し外れると大自然が広がっています

建物が統一されていて美しい

壁に文字のようなものがたくさん書かれています。

下に見える小屋は交通整理する警官がいる詰所

３人くらいの警官が暇そうにしていました。

頻繁に人が出入りしていて賑やかなお寺

ガソリンスタンドの屋根もブータンっぽいデザインになっています

奥に見えるのがインドとの国境の門

昨日の夜見かけたマニ車

回してみるととても重たくて怪力が必要でした

ひととおり街を見たので橋を渡って見ることにしました。

対岸には学校がありました。

土手が崩れています

対岸は相当な範囲で崩落していますが通行止めの措置がされていません。

集合住宅とたくさんの新車

バスターミナルに来ました

ターミナル横のマーケットです。
ブータンの手作りお菓子が有ったのですが量が多すぎるため買いませんでした。

バスは何処かの中古車両のようで車両タイプがバラバラです。

大きなマニ車が３つも並んでいます

ガラス張りだけどブータンの建物らしさがちゃんと施されています。

木の棚にドリンクがディスプレーされたこのようなスタイルの売店が目立ちました。

街の景観を損なわせないようにするせいかわかりませんが、店の看板は緑色で統一されていました。時々ピンクや青もありましたがいずれも単色のパネルに文字が書かれているだけのシンプル看板でした。

この犬、直射日光を浴びながら股を広げて仰向けになった状態で全く動きません。

何も無い街なのでそろそろネタ切れです

街中にホテルが目立ちましたが、そんなに需要がありそうな感じもしません。

何かブータン料理を食べたいと思い飲食店を探したのですが、時間帯が早すぎることもあり、あまりまともなところが無く、、、

とりあえずブータンジュースを買って飲みました。
２０ルピー

ハトだらけです

ゴを着た人発見

スーパーがあったのでブータン土産としてブータン製の紅茶をゲット
２５０ｇで５０ルピー

Regularの白いステッカーの下には何とPremiumの文字が隠れていました。

家ではこの紅茶を牛乳で煮立てて飲んでいますが、おいしいです。

ここが一番の繁華街の通りです。

突きあたりの柵はインド

ブータン料理に欠かせないトウガラシが干されていました

手前の塔が出国ゲート、奥の塔が入国ゲート、その奥が車両専用の立派な門、右手の柵がインドとの境界線となっています。

普通に出国ゲートを通過して脱ブータンしました。

昨日は１５分、今日は２時間程度と短い滞在でしたが安価にブータンを済ませることができて良かったです。


この街をブログに上げてヒントをくださった方と安価な航空券を見つけてくださった方に感謝ですね。

インド→パキスタン→インド→ブータン→インド→ブータン→インドということでこの旅４回目のインド入国

柵一枚隔てただけでブータンとは別世界のインド

極端に違いすぎて面白い

三輪タクシーを拾いハシマラ駅まで乗りました。
道路わきには茶畑が広がっています。

駅まで行ってくれずホームの末端で降ろされたため線路を歩いて駅に向かいました。

軽く食事でもと思いましたが駅前には人の居ない軽食屋と売店程度しかありません。

待っても待っても列車は来ませんでした。
ひたすら反対方向ばかり来てやっと自分の方向が来たと思ったらこれです。。。
単線区間なので交互に走行しなければならないのですが、こんなトロッコのために列車の往来が阻止されていたと思うと、、、

蟻のように働く人たち
重機で運べばあっという間でとても効率が悪そうに見えるのですが、、、

来る電車は全て反対方向で３本も見送り3時間遅れでようやく列車が来ました。


最近は待たされる旅が多いので遅れや長時間の待ちは慣れてきました。

それにしてもインドの列車って果てしなく汚い

風を浴びながら眺める車窓風景は最高です。

インドの列車はとにかく長い。
私の後方にもまだ車両がある。

停車駅が少なくシリグリまで２時間強で到着する列車ですが、徐行運転区間が多く無駄なロスが多いです。

とにかく茶畑をよく見かけました。

シリグリに到着したのでまずは食事にしました。

モモ美味しいですね。

焼き餃子みたいにして食べてみたいなー

飲み物はチャイとジュースをオーダーでチャイがマズ過ぎで驚きました。
ビリヤニは美味しかったのですがが量が多すぎで食べた後に力尽きて無気力状態に陥ったあげく全部で２６０ＲＳとかなりお高めでした。

これからダージリンに移動しようと思ったのですが１６時の時点で既に乗合タクシーが終了しているようで見つからないため諦めてホテルを探すことにしました。

ホテル街をいろいろ歩いて回り金額を聞いて部屋を見せてもらってなかなか楽しい時間でした。
ここらの界隈では１２００ＲＳ前後が相場のようで１件だけ３５０ＲＳというのがあり部屋を見せてもらおうとしたところ見せられないと言われたので訳ありなのかもしれません。

客引きにつかまってしまい、しつこく付きまとってきて面倒なのでホテル選び終了。１５００ルピーの宿にしましたが、ＷＩＦＩ詐欺でした。

用語説明
ＷＩＦＩ詐欺とは
ＷＩＦＩが使用できると謳われていながら使用できない状態のこと

軽く散策に出かけましたが何もない町でした。

やがてスコールになってしまいホテルに避難

雨が止んだので夕食探しに出かけました。

まずはチャイを一杯

パチンコ屋のネオンみたいなバスです。

コルカタ行きが多くいろんな場所で声かけがありました。

飲食店街を発見

先ほど２人前くらいの量を食べてしまったので控え目にチョウメンを頂きました。

明日は早めに起きてダージリンに行きたいです。


続く

この旅行記へのコメント （4）

• wakabunさん 2016/10/08 22:49:14

  ブータン15分！

  こぼちゃさん、こんばんは。
  
  ブータン15分ですか、さすがです！！
  明日もブータン行こうかなー、とか言ってみたいものです。
  ここ数年私の周りでブータンがはやっていますが、実際このルートで行った人の旅行記を見たのは初めてでした。当たり前ですが、街並み、ちゃんとブータンしてますね。
  
  WiFi詐欺、あるあるｗ
  
  Wakabun

  こぼちゃさん からの返信 2016/10/09 06:34:11

  RE: ブータン15分！

  wakabunさん
  
  意外にも街並みはブータンでしたが街中の人はインド人が半数でしたよ。
  ブータンフリーパスで出入りは贅沢かもしれませんね（笑）
  
  こぼちゃ

• Halonさん 2016/09/17 08:44:14

  祝☆ブータン＆パキスタン訪問

  こぼちゃさん　こんにちは
  
  ついに、というか割と早速ブータンに行かれたんですね。それも２日連続のお手軽越境で！
  インド側ではブータン人扱いされること、ブータンに行かなくてもブータン通貨が入手できてしまうことなど未体験だったので、なるほど。
  
  ほかの旅行記ではめったに見かけないハシマラ駅とか出てきてうれしくなります。確かにあの駅前は閑散としていました。
  インドの列車はティッシュで拭き掃除が必須。「来たときよりも美しく」という精神が無くても結果的にそうなってしまいます。
  
  チャイはここ数年で値上がりしていて、フルサイズ１０ルピー、ハーフサイズ５ルピーの店を時々見かけましたので、案外ぼったくりではないかもしれません。
  

  こぼちゃさん からの返信 2016/09/17 18:59:28

  RE: 祝☆ブータン＆パキスタン訪問

  
  Halonさん
  お祝いとコメントありがとうございます☆
  
  列車のシートを掃除されるなんて素敵すぎます（笑）
  チャイはインフレ気味だったんですね。数年前は3ルピーなんてのも有ったので驚きです。
  
  せっかくなのでブータンの昼と夜を見たかったことと、現地人のように身軽に行動したかったのでジャイゴンに宿泊しました。
  
  このたびは素晴らしい情報ありがとうございました。Halonさんの旅行はいつも上級コースなので私にできる自信は無かったのですが行ってみればなんとかなるものですね。