2015/08/15 - 2015/08/15
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コゲメシ☆徘徊録さん
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R60★亀(亀次朗)であります。
「鶴亀さん、飛鳥?に乗ってみませんか?」そう誘いをいただいて「いえ、興味がありません!」などと云える訳ないじゃありませんか。日本を代表する豪華客船「飛鳥?」での船旅。夢のようです。これから暫くの間、「飛鳥?潜入レポートをお送りしましょう。
この記事は2015年(平成27年)8月15日のものです。
ははははは、皆さんスミマセン。これから飛鳥?に乗ってハワイに行こうってんじゃないんです。航海と航海の合間の僅かな時間に船内を案内していただけることになったんです。おうちから日帰りで楽しむ飛鳥?体験乗船。でも、とっても楽しい体験になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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棚から牡丹餅のように降ってわいた豪華客船飛鳥?への乗船です。お声を掛けていただいた方に失礼のないようにしっかりと予習をしていきましょう。
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まずは横浜にある「日本郵船歴史博物館」に行ってきました。
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JR関内駅から海に向かって徒歩10分程、みなちみらい線馬車道駅からならホンの2〜3分の距離にある日本郵船100年の歴史を語る貴重な博物館があります。
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江戸末期の開国まで全く外洋とは無縁だった日本の船舶技術が幾多の苦労を経て列強と肩を並べるに至った歴史を垣間見ることができます。不幸な戦争による軍事徴用で壊滅的な被害を蒙った民間船舶。戦後、一から出直してようやく貨物輸送の競争力がついてきました。
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最近では大型客船による長期の外洋航海も商業的にも軌道に乗ってきたそうです。博物館の中には精巧な船舶模型が沢山陳列されています。これらを見るだけでもとっても有意義な体験でした。
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残念ですが館内撮影禁止ですので、興味のある方は是非訪れてみてください。とっても見応えのある展示でした。
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日本郵船歴史博物館から大桟橋までは徒歩5分程の距離です。大桟橋の左手に見えるのが、これから老夫婦が乗り込む「飛鳥?」右の大型外洋船は「ダイヤモンド・プリンセス」11万トンという巨大な豪華客船です。この二艘の大型船に挟まれると、あの横浜大桟橋が小さくみえてしまいます。
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待ち合わせ場所は「HARBOR'S CAFÉ」大桟橋の入って右側にある明るい喫茶店。冷房が効いていてとっても快適です。
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もう何回も大桟橋には来ているものの、ここの喫茶店に入ったのは初めてです。だって、とってもお洒落で高そうな雰囲気なんだもの。いつもなら持参のペットボトルのお水を無料のベンチで飲んでいる老夫婦ですが思い切って入店してみました。メニューを見てビックリ。かなりお手頃な金額です。
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大きく広がった窓からは横浜港から山下公園まで一望できます。ここでノンビリするのもいいですね。
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不思議な飲み物がやってきました。薄いブルーの温かい飲み物。これって一体何なんでしょう。
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鶴弥が注文したのは「大桟橋ラテ」というんだそうです。まだまだ世の中には知らないことが一杯です。さあ、そろそろ飛鳥?に向かいましょう。
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よく晴れた横浜港。大桟橋には着岸したばかりの飛鳥?が静かにその巨体を休めています。
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さあ、ここから先は乗船客以外は立ち入り禁止。わしら怪しい探索隊はのそのそと入り込みます。
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本日の潜入は機関長のお招きに拠るものです。ご迷惑をおかけしないように大人しく拝見させていただきましょう。
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連絡通路はまるで飛行機のボーディングブリッジのようです。どきどきどき
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入り口でパスポートチェックが行われます。日本国内ですが、ここの中に入り込むのにはパスポートが必携なのだそうです。
「亀次郎さん、パスポート持ってきてね」って言われていましたけど、まさか本当にパスポートチエックがあるなんて思いもよりませんでした。そう言えば一週間ほど前に顔写真や番号の入っているページを写メして送ったけど、随分と厳重なものなんですね。 -
パスポートコントロールを通過してロビーに入ります。広く高い吹き抜けのロビー。天井のステンドグラスが見事です。こんな船でハワイに行ってみたいと思いませんか。
長い遠洋航海では社交ダンスができないと駄目なんでしょうねえ。老夫婦は全く出来ません。やっぱり憧れのハワイ航路は夢の又夢。。。。 -
広い広いメインダイニング。ここでの朝昼晩の三食は料金に含まれているのだそうです。きっちりとタキシードでも着てこなければいけないのでしょうか?アロハシャツでもいいのかなあ。
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こんな風に海や港を眺めながらの食事はきっと素晴らしいものなのでしょう。
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さっき入ってきたロビーを上の階から眺めてみました。9月10月の日本近海のクルーズはほぼ満席なのだそうです。一体どんな皆様がたのしむのでしょう。
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このような外洋船になりますと初めて入る港から記念の盾を頂けるそうです。それぞれの港港でオリジナルの盾の贈呈を受けるのだそうです。見ているだけでも飽きません。
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あっ、あったあったホノルル港です。ハワイ島ヒロ港やマウイ島カフルイ港にも寄港されたそうです。
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大きな劇場。舞台では役者さんが稽古の真っ最中。ステージの奥の方には楽器が並んでいます。ここでジャズライブも行うのかなあ。
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こじんまりとした談話室にはグランドピアノ。図々しくも鶴弥が一曲弾かせて頂きました。ここで青木弘武さんが弾いたのかなあ。
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日本近海のクルーズには小さな子供さん連れの家族旅行も人気なのだそうでこんなに広いキッズルームも完備され。います三世代でのクルーズ旅行だなんって大富豪のようです。お金持ちのお爺さんが孫をあやしている姿が目に浮かびます
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図書館がありました。長い航海ではゆったりと読書を楽しみましょう。
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まるでオフィスのようなビジネスセンター。まさか遠洋航海していながらディトレードなんかはしない思うのですが、この部屋のご利用は多いのだそうです。
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でも。。。。インターネット10分で1000円。う〜〜〜ん。。。。あほネタ満載のブログ更新には使い辛い料金ではありませんか。何でも衛星回線を利用しているのでこの金額になってしまうのだそうです
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さあ、お風呂も見てみましょう。
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広い浴槽が二つ。海を眺めながらゆったりと出来そう。もちろんサウナも完備しています。
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飛鳥?は日本郵船が所有する日本船籍の客船であります。入浴に際しては清く正しく日本風にふる◎んで入ってください。
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長い航海です。運動不足にならないようジムで鍛えましょう。
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お土産屋さんも充実しています。私らの見学時間中は休憩時間だったのでお買い物は出来ませんでした。残念。
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飛鳥?にはメインダイニング以外にもあちこちにレストランがありました。ちょっと覗いてみましょう。
こんな風になにもせず海を眺めながらワインを楽しむのもいいですね。 -
ずらりと並んだバーカウンター。基本的にアルコール類は有料(免税価格)です。お酒が呑めるといいなあ。亀次朗はお酒が呑めません(涙)
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船体前方にある広い喫茶室。ここの一階下が操舵室になります。飛鳥?を操縦している気分で眺めてみましょう。
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コーヒーをご馳走になりました。ゆったりとクルーズ気分で飲むコーヒーは格別です。
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ん?ここは一体何なんでしょう。。。。
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「海彦」千代田区飯田橋の老舗お寿司やさんです。海の上でお好みで寿司を握ってもらうなんっていいですね。
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美味しそうなお酒がずらりと並んでいます。日本酒だと開栓後の酸化が早いから、蒸留酒である焼酎が多く用意されているのでしょうか。日本酒は飲みきりサイズ(300ml)が多いようですね。
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もちろん、ここでの飲食は別会計。それでもいいから食ってみたいもんです。
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さあ、そろそろお部屋に行ってみましょうか。
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まずは別世界「Sロイヤルスィート」に潜入しました。
広さ88.2?。鶴亀家の借金まみれの中古住宅よりも広いではありませんか。わたしらとは全くの別世界です。試しに今年(2015年)12月からの南極・南米100日クルーズのパンフレットで値段を探してみたら上代25,592,000円とあります。おうちが一軒建ってしまうではありませんか。 -
靴がのめり込みそうなフカフカのカーペットに上質なキングサイズベッドが二台。ここってハレクラニ?ロイヤルハワイアン?(どっちも泊まったことないのでわかりません)
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ふかふかとしていながらしっかりとホールドする指紋図なのだそうです。。。。
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日本風に浴衣の用意もございます。
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このクラス専属のメイドさんがお掃除されていました。この日は短い近海クルーズと近海クルーズの間の寄港日です。ってことは今日までの短いクルーズでここを利用したお客さんがいたんですね。
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言うまでもありませんが鶴亀家のお手洗いの二倍の広さです。
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広いバスタブからの眺めをお楽しみください。
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風呂上がりの素肌には特製ガウンが心地よく汗を吸い取ってくれるのでしょう。
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風呂上がりに極上のお酒が楽しめます。(やけくそ)
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続いては「手が届かないAアスカスウィート」
オセアニア南米クルーズのパンフレットでは上級の扱いになっているAアスカスイートにご案内しましょう。
2015年12月出帆の南極・南米100日クルーズでは上代13,452,000円とあります。絶対無理です。 -
ここも広い広いリビングルーム。貧乏人一行は物珍し気にうろうろしています。
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気持ちのよさそうなベッドではありませんか。ゆったりとクルーズが楽しめそうです。
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100日間、飽きるほど暮らしてみたいものです。
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NHKの朝ドラ観れるのかなあ。気になります。
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何とかなるかなKステートルーム
飛鳥?で一番低いランクのお部屋も見せていただきました。Kステートルームと呼ばれているツインベッドのお部屋です。
広さは18.4?(バルコニー無し)都内のビジネスホテルのツインベッドのお部屋よりちょっと狭い感じ。甲板と同じレベルなので窓は開きませんし、甲板上の避難用ボートや機材が邪魔をして眺望は期待できません。一種の「訳アリ部屋」なのでしょう。それでも南極南米100日クルーズの上代は4,810,800円。セルシオの上級車種が買える値段ではありませんか。 -
ここは客室の中では一番下のフロアになります。
「ほんまはこのフロアのお部屋の方が揺れが一番少ないんですけどねえ」
機関長はひょうひょうと言ってのけます。そんな事バラしてもいいんですか? -
贅沢はいいません。どうかこの部屋でハワイに行ってみたいものです。
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人間座って半畳、寝て一畳。畳一枚分あれば暮らしていけます。
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一生に一回くらいは贅沢に乗ってみたいものです(Kステートルームだけど)
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一通りのアメニティーが揃っていました。
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お掃除中のお部屋を覗かせていただきました。バストイレは一体型。贅沢言っちゃいけません。
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このクラスでもちゃんとウォシュレット完備でした。さすが日本スタンダード。
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バスルームのアメニティもしっかりと用意されています。
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ちなみに南極・南米100日クルーズのフィナーレはホノルルから横浜への「憧れのハワイ航路」になります。
部分的に羽田からホノルルまで飛行機(勿論エコノミークラス)で飛んで帰りに飛鳥?のこのキャビンで帰ってくるパッケージツアーだと12日間で819,000円。
何とかなるかな〜。ならないだろうねえ。。。。。 -
短い時間であちきちと案内していただきました。これから操舵室に突入します。
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「コンコン。入りますよ〜」機関長はさっさと入っていきます。田舎者の見学者はおどおどと続きます。
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じゃじゃ〜〜ん。日本が世界に誇る豪華客船「飛鳥?」の操舵室です。
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まるで10階建てのビルのてっぺんから眺めるような景色です。
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よ〜そろ〜
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勿論の事ですが、航海中にはお客さんはここには入って来れません。
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若ければ先端に行ってタイタニックごっごでもやってみたいのですが老夫婦があの先端に行ったら保険金殺人を疑られてしまいそう。自重しましょう。
あっプールがあります。飛鳥?のプールって随分小さいんですね〜って思っていたら「あすこはクルー専用のプール」なのだそうです。「お客さん用のプールは後で案内しましょうね」 -
じゃ、あすこで寛いでいるのは船員さんなのですね。ここはお客さんからは死角になっている場所です。緊張の連続する長い航海の合間ちょっと一休みするのも大切です。
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あの三日月型のモニュメントは何なんでしょう?「あれはスクリューの予備の羽です。ほら、左右で形が違うのが一枚づつあるでしょう。実際に交換することもあったんですよ。」傍らを歩いている船員さんと比べるとその大きさがわかります。
にしても、予備のスクリューなら何で船尾に置かないのでしょう。お尋ねするのを忘れました。次回会ったらお聴きしてみましょう。 -
飛鳥?でハワイに行ってみたいな〜
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今年(2015年)12月からは100日間の南極・南米クルーズなのだそうで。がっしりと分厚いコートは必需品ですね。
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日本生まれの豪華客船「飛鳥?」ちゃんと神棚もありました。
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せっかくですから機関室も覗いてみてください。今まで歩いてきたふかふかな廊下とは扉一枚でガラリと雰囲気がかわります。機能性重視のサービスセクションの廊下をずんずんと進みます。
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飛鳥?に乗船されるお客さんたちの荷物。宅配便が自宅から直接船内まで運び入れてくれますから、お客さんは身の回りの手荷物だけで乗船できます。世の中便利になったものです。
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防災用品はすぐに取り出せるように用意されています。サービルセクションだけでもかなりの広さですね。
「はいはい、皆さんこっちですよ〜」 -
機関室に到着しました。ちょっと緊張します。
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沢山のモニターが船内をくまなく見守っていま。船の運航から艦内の空調まで、すべてのコントロールをここで行っているのでそうです。
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これだけの大型船ならどんなに大きなエンジンを搭載しているのでしょう。お尋ねしてみたら、とんでもないことを教えてくださいました。
「飛鳥?はエンジン駆動じゃないんです。重油を焚いて発電した電気でモーター駆動しているんです」
ええええええ。じゃとてつもなく大きなモーターボートだってコトなんですね。知りませんでした。 -
およそ3時間にわたる船内見学になりました。でも、あっという間の三時間でした。楽しく過ごさせていただきました。
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見学ルートの最後にお客さん用のプールを見せていただきました。
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あすこのデッキチェアーで一日のんびりと過ごしてみたいものです。
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Kステートルーム(一番安い客室)のあるフロアは周囲がジョギングコースになっているんだそうです。飛鳥?の諸元表を見てみますと全長約240m全幅約30mもあります。皆さんよくご存じの戦艦ミズーリは全長約270m全幅約33mですから一回り小さいのですがそれでも結構な大きさです。長い航海では朝晩このデッキを歩いている皆さんも大勢いらっしゃるそうです。
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Kステートルームの窓はこの甲板に面している為開きません。おまけに非常用の脱出ボートや機材も設置されているから展望が期待されていない分やあ推価格設定なのだそうですが、それでも行きたや憧れのハワイ航路。。。。
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艦尾にやってきました。目がくらみそうな高さです。
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楽しい船内見学が終了しました。一生に一回でもいいから遠洋航海に行ってみたいものです。今日は一日ありがとうございました。
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