草津温泉・大滝の湯

2016/07/20 - 2016/07/20

草津温泉には今まで何回も訪れていますが、暫く訪れてなかったので久しぶりに日帰り温泉・大滝の湯へ行く事にしました。
今回は高速道路を使用しないで一般道をゆっくり走って、途中の眺めを楽しむ事にしました。
自宅近くにある国道１７号深谷バイパス分岐点から上武国道に乗って草津まで約９０Ｋｍ、渋川から主要地方道３５号線を使い草津へに向かいました。途中民主党政権時代に一時中断していた八ツ場ダムの本体工事現場と周辺付け替え道路を見る事も今回の目的でした。
５年前に訪れた時は丁度ダム本体工事が中止になり、橋が途中まで完成した状態でした。これから先どうなるのかと心配しながら帰ってきたことを思い出します。あれから５年経ち自民党政権になってから工事が再開され、ＪＲ吾妻線・周辺道路の付け替え工事は完成して開通していました。
ダム本体の基礎工事も始まっていました。完成は２０２０年の予定だそうです。
温泉を満喫して午後５時過ぎに帰途に付きました。帰りは国道１４５号線を走り渋川で国道１７号線に合流した後、上武国道を走り、途中小休止しただけでしたので３時間２０分で帰宅出来ました。
久し振りに入った草津温泉はやっぱり最高でした。

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＲ吾妻線・岩島駅の先で国道１４５号線と吾妻線が立体交差する高架橋、移転した川原湯温泉駅を通って長野原方面に向かいます。

ＪＲ吾妻線と国道１４５号線が立体交差する橋の下から１４５号線バイパス道路が分岐しています。山の中腹を走るバイパス道路が見えます。
左方向に吾妻渓谷の散策路があります。ここより左側上流にダムが建設されるので完成後も吾妻渓谷は水没することはありません。
手前は「道の駅・あがつま峡」に併設されている「天狗の湯」です。

バイパスを暫く走ると長い「茂四郎トンネル」に入ります。トンネルを抜けた先にダム本体工事現場が現れます。
そのまま少し進むと川原湯温泉」に通じる「八ツ場大橋」が見えて来ます。
５年前にはまだ着工していなかった橋です。
橋の先に見える建物がダム湖に沈む為に移動した新しい温泉街です。

山の中腹に移転した川原湯温泉といずれはダム湖となる川底が見えます。

八ツ場大橋から下流にダム本体工事現場が望めました。
ダム本体の両岸になる基礎工事が進んでいました。
川に掛かっている鉄橋は旧吾妻線の鉄橋でダムが完成するとダム湖に沈む事になります。
ダムが完成するとこの辺り一帯が大きなダム湖になります。

八ツ場大橋の上流に建設された不動大橋が見えます。
５年前は橋の橋脚工事が進んでいました。

不動大橋の下流、山の中腹に移転したに吾妻線・川原湯温泉の無人駅が見えます。
何故か移転した温泉街からは離れていて周囲に何もない場所にありました。

日帰り温泉・大滝の湯に１２時過ぎ到着しました。

男性用大浴場、日帰り温泉とは言え、源泉掛け流しの天然温泉で泉質は抜群です。草津の湯は酸性度が高く五寸釘を十日で溶かしてしまうほどの殺菌力があると言われています。昔から恋の病以外は何でも効くと言われて来た温泉です。
この温泉に入ると普段近場で利用している日帰り温泉は只のお湯のようでとても温泉とは言えなくなります。

緑に囲まれた露天風呂、木々の間を抜けて来る風が涼しく下界の暑さが嘘のように感じられます。

合わせ湯、３９度、４１度　４２度　４５度、４６度と温度の異なる湯船があります。
３９度は丁度良い湯加減で長く入っていられます。４１度の湯は普段家で入っている温度ですが、草津の湯は酸性が強く肌にぴりぴりと沁み込んでくるような熱さで長く入って居られませんでした。
当然ながらそれ以上の温度の湯船には一寸入っただけで直ぐに飛び出してしまいました。
昔の湯治場を思わせる雰囲気を醸し出しています。

街中には無料の公衆浴場が点在しています。まだ入ったことのない所が沢山ありそうです。この湯も今回初めて目にした浴場で名前も定かではありません。

湯畑の下流にある公衆浴場、千代の湯。公衆浴場の源泉は其々異なるので泉質もいろいろ楽しめます。

湯畑の目の前にある公衆浴場、白旗の湯、改装されて綺麗になっていました。

江戸時代の温泉街を思わせる街並み。

温泉街の象徴である湯畑。毎分約４０００リットルの源泉が湧出していて湯樋を通った源泉が滝のように流れています。

湧出した源泉は湯樋を通って流れる間に樋に湯の花が沈殿して貯まります。
湯の花の採取が行われています。

湯畑の横から湧出する白幡源泉、源頼朝が発見して入浴したと言われています。