2015/03/28 - 2015/03/29
73位(同エリア496件中)
紅い翼さん
2015年の3月末、日本最西端にある「与那国島」へ1泊2日の旅へ。
沖縄に住むようになり早や1年数か月。
前々から行こうと思っていたのが、日本最西端に位置する「与那国島」。
昔は“渡難”とも呼ばれ、沖縄本島からも約500キロ離れた離島で、台湾までは約111キロとまさに国境の島です。
島の玄関口である「与那国空港」に降り立ち、まずはここからレンタカーでぐるっと島を一周するようにドライブして行こうという趣向です。
お天気は少し曇り気味で沖縄らしい蒼い空とはいきませんでしたが、島の西端にあたる「西崎」にある“日本国最西端之地”の碑の前に立ち、最果ての地にたどり着いた感慨に耽るとともに、荒々しい海に囲まれた中に点在する美しいビーチや、放し飼いにされた与那国馬に出会うなど、これまで訪れた離島とはまた一味違う「与那国島」の魅力を感じることができました♪
【 旅の行程 】
・那覇空港 ~ 与那国空港 ~ ダンヌ浜 ~ 日本最西端の碑/西崎灯台/西崎展望台 ~ ナーマ浜 ~ 南牧場 ~ Dr.コトー診療所/比川浜 ~ わかなそば
【 おきなわ島旅紀行・与那国島編 】
・旅行記その1: ≪この旅行記≫
・旅行記その2: ~日本最西端にある島へ降り立ち、ぐるっと島内一周 drive ② (東崎から祖納集落まで)~
http://4travel.jp/travelogue/11151876
・旅行記その3: ~日本最西端の島に沈む日本最後の夕陽を眺めて・・・(大海原の空中散歩のおまけつき)~
http://4travel.jp/travelogue/11153834
【 おきなわ島旅紀行(八重山諸島)】
〔石垣島編〕
・旅行記その1: ~エメラルドの海に包まれた島 石垣1day drive ① 絶景の展望台を巡り、島の最北端へ~
http://4travel.jp/travelogue/10906540
・旅行記その2: ~エメラルドの海に包まれた島 石垣1day drive ② 美景の川平湾から、島の最西端に建つ灯台へ~
http://4travel.jp/travelogue/10906672
〔竹富島編〕
・旅行記その1: ~赤瓦の屋根と白砂の道が続く町並み 竹富島・重要伝統的建造物群保存地区を歩く~
http://4travel.jp/travelogue/10904833
・旅行記その2: ~(さらにさらに)夕陽と朝の光に包まれる竹富島を歩く♪~
http://4travel.jp/travelogue/10905124
〔ついにやいま病発症? 2014夏休み・八重山諸島へ逃避行〕
・旅行記その1: ~旅のプロローグは蒼天の「石垣島」絶景スポット巡りから♪~
http://4travel.jp/travelogue/10924568
・旅行記その2: ~亜熱帯の大自然に包まれた「西表島」で、素の沖縄の景色に出会う♪~
http://4travel.jp/travelogue/10928251
・旅行記その3: ~長閑な景色が広がる「小浜島」で、「何もしない」贅沢な時を過ごす♪~
http://4travel.jp/travelogue/10930331
・旅行記その4: ~旅のエピローグは、やいまの海に沈みゆく夕陽を眺めるクルーズへ♪~
http://4travel.jp/travelogue/10932459
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
〔 那覇空港 〕
ある春の土曜日の朝、今いるここは「那覇空港」の滑走路の上!
沖縄に赴任してから早や1年数か月。
その間ずっとあたためてきた計画を発動する時がついにやってきました(>_<)
そう、それは日本最西端に位置する与那国島を訪れること♪
那覇と与那国の間は1日1便だけ直行便が就航しており、その朝7時30分発のRAC(琉球エアコミューター)のプロペラ機にいざ乗り込みましょう。那覇空港 空港
-
ジェット機と違い、ふわっとした感じで「那覇空港」を離陸。
飛行機はそのまま西へ西へと進んでゆきます。 -
お、ちょうど窓の外に見えているのは、慶良間諸島・渡嘉敷島の阿波連ビーチとハナリ島ですね〜。
あそこの海の色は、沖縄の中でも格別の美しさでした。。。
この後、だんだんと雲が出てきて景色を楽しめなかったのがちと残念。
・おきなわ島旅紀行・渡嘉敷島編【1】〜果てしなきケラマブルーの海を眺めて…〜
http://4travel.jp/travelogue/10818884
・おきなわ島旅紀行・渡嘉敷島編【2】〜ハナリ島上陸記&島内展望台巡り〜
http://4travel.jp/travelogue/10821307 -
〔 与那国空港 〕
(飛行機の後ろ姿で恐縮ですが)予定通り9寺過ぎに「与那国空港」へ着陸。
気になる島のお天気は、ちと曇り気味ですかねぇ。与那国空港 空港
-
こうやって滑走路を歩いて到着口へと向かうのが、離島に来たな〜って感じがしますよね?
取りあえずここで飲み物やパンフ類を調達するとともに、島内の足となるレンタカーを借りるため、ビル内にある「米浜レンタカー」の営業所で手続きをしちゃいます。
ちなみに、与那国島は離島とはいえそこそこの広さもありますし、起伏もあるので、移動は車がないとキツイと思います。 -
空港ビルの外に出てみると、シーサーがお出迎え。
-
ご覧のとおり、離島のとっても小さな空港です。
さてさて、レンタカーはこの駐車場に止めてあるそうですが、これかな。 -
そういえば、軽自動車なんて久しぶりだなぁ。
このカーナビ、すご〜〜〜くレトロ?な感じで一部黒くて見えないけど大丈夫か???
ま、島の道路は複雑ではないんで、無くても問題ないとは思いますが…。
それでは、このちとレトロな相棒とともに、島内1周のドライブへと出発しましょう!
予定では空港を起点にして、反時計回りで島内を廻ってゆきます。 -
〔 ダンヌ浜 〕
最初に訪れたのが、空港からまっすぐ西に向かった先にある「ダンヌ浜」です。
ちょうど東屋があったので、そちらから景色を眺めてみましょう。ダンヌ浜 ビーチ
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ビーチの景色はこんな感じ。
リーフもありますが、すぐ外洋に面しているためか、けっこう波が直に押し寄せてくるよう。 -
う〜〜〜ん、この日はけっこう波が高いようですねぇ。
ま、まだ3月ですし海水浴するわけではないのでいいんですが、せっかくなので蒼く穏やか〜な海の景色が見たいところ。
ではでは、ここから望めるあの岬の先端へと向かいましょう! -
〔 日本最西端の碑/西崎灯台/西崎展望台 〕
そしてっ、ついに日本の最西端の岬、「西崎(いりさき)」までやってきました!!!
ちなみに沖縄では太陽の動きに合わせ、ここのように西を“いり”と言い、逆に東を“あがり”と発音します。
駐車場から白い灯台目指して歩いてゆくと、まずはカジキマグロのモニュメントがお出迎え。西崎展望台 名所・史跡
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しばらく歩いてゆくと、灯台の脇に有名な記念碑が見えてきました。
西崎灯台 名所・史跡
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イチオシ
“日本国最西端之地”碑の前へ。
念願だった日本の最西端に今たどり着きました(*^^)v
正直、沖縄に赴任することにならなければ、こんな機会もなかったんじゃないかと。
巡り合わせってつくづく不思議なもんですねぇ。日本最西端の碑 自然・景勝地
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周囲には記念碑の他に、「西崎灯台」や「展望台」もあるので、ぷらぷらしつつ景色のよさげなところを探してみましょうか。
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ちょうど反対側には、与那国島にある3つの集落の1つである“久部良集落”が広がっています。
お、ちょうどフェリーが出港してきましたので、カメラで追いかけてみましょう。 -
ここ与那国島と石垣島を約4時間かけて結ぶ「フェリーよなぐに」号ですが、港を出たとたんに船が揺れる揺れる(;゚Д゚)
瀬戸内海とかと違い、沖縄の航路はモロ外洋ですからねぇ。
これに約4時間も乗ってるとは………移動が飛行機で良かった(苦笑) -
(西崎の風景①)
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フェリーは波をかき分けて、太平洋の大海原へと進んでいきました。。。
この水平線の先はもう異国の地・台湾。
ここからの直線距離は約111キロほどで、もちろん沖縄本島よりも近い位置関係になります。
条件が合えば台湾の山並みも望めるそうですが、この日は残念ながら見えませんでした。 -
(西崎の風景②)
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あ、この花はテッポウユリですね〜。
沖縄の花といえば紅いハイビスカスをまずは思い浮かべますが、私的にはこの純白のテッポウユリも大好きです♪
・“うりずん”の季節に、沖縄本島北部の離島への旅へ【1】〜純白のテッポウユリに魅せられて… 2015・伊江島ゆり祭り♪〜
http://4travel.jp/travelogue/11013246 -
それでは、次にあそこに見える“久部良集落”のあたりへと向かいましょう。
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〔 ナーマ浜 〕
先ほどの写真では角度的に見えませんでしたが、西崎の付け根のところに「ナーマ浜」というビーチが広がっています。ナーマ浜 ビーチ
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ビーチから突き出た防波堤?の先まで行ってみましたっ!
(精神年齢が低くてすいません………)
とってもきれいな蒼い海なんですけども、沖縄だとこれがデフォルトに感じてしまうんですよねぇ。
あと、ちょうどとなりが久部良漁港で、その防波堤と西崎のおかげで波穏やかな感じ。 -
(ナーマ浜の風景①)
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ビーチのすぐ奥に、こちらではあまり見かけない簡素な鳥居が。
その先に階段が続いているので上ってみましょう。 -
小さな小屋に、何と「金刀毘羅宮」の看板。
恐る恐る扉を引いてみたんですが、鍵がかかっているのか錆びているためか、うまく開きませんでした(苦笑) -
(ナーマ浜の風景②)
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(ナーマ浜の風景③)
-
イチオシ
いや〜〜〜、とっても綺麗なビーチでしたね(^^♪
小さな集落にあるためか人影も見えず、プライベートビーチのような雰囲気も。
砂浜の近くに屋根のついた東屋もあり、ぼ〜っとするのにもよさげです。 -
こっちは島内一周というミッションがあるため、車に乗って移動開始!
次に、久部良集落から島の南側を走るべく進んでゆくと、放牧された牛や馬が牧場の外に出られないようにするため、“テキサスゲート”と呼ばれる道路に設置された溝があります。
そのゲートの先にはけっこう大きな牛が………コチラのことをまったく気にしないところが、ここの主って感じだなぁ(笑) -
〔 南牧場 〕
テキサスゲートの先に“南牧場”が広がっており、その中を通る道を進んでゆくと、たくさんの“与那国馬”に出会うことができます(>_<)
ところどころで車を止めて、その馬たちを眺めてみましょう♪
ただ、道の上には彼らの“落とし物”がけっこうあるので気をつけましょう(苦笑)南牧場 動物園・水族館
-
イチオシ
(南牧場の風景①)
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道の真ん中のセンターライン上にも1頭の与那国馬が。。。
通り過ぎる時には気をつけねばっ。 -
(南牧場の風景②)
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海に面した広大な牧場に、放牧された馬たちが散在するという、まさに離島らしい景色が広がっていました(^^♪
-
イチオシ
〔 Dr.コトー診療所/比川浜 〕
南牧場からさらに東へと進むと、与那国島にある3つの集落の1つである“比川集落”へと到着。
ここはテレビドラマ“Dr.コトー診療所”のロケ地で、その中に出てくる“志木那島診療所”の建物が残されています。
………といっても、そのドラマ見てないのでよ〜分かりませんが(苦笑)Dr.コトー診療所 名所・史跡
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診療所の中に入ってみると、ちょうどお昼だったためか人の気配がないなぁ。
-
あ、やっぱり外してるようですねぇ。
じゃ、ここにお金(300円)を置いときましょうか。 -
壁に貼ってあったドラマのパンフ。
取りあえず観光スポットになっているようなので寄ってみましたが、このドラマに限らず基本テレビを見ないので、感傷なんかが無くてスイマセン。。。 -
ま、せっかくなので建物の中をひと通り見学しときますか〜。
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(Dr.コトー診療所/比川浜の風景①)
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(Dr.コトー診療所/比川浜の風景②)
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こっちは診察室?、それとも事務室かな???
かなり雑然としているものの、何となく小さな診療所の雰囲気が残っていますね。 -
医者の白衣もあって、自由に着ていいみたいでした。
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そして外にまわり、屋上にも上がってみました〜。
比川浜 ビーチ
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診療所の目の前に、比較的遠浅の「比川浜」が広がっています。
ここから眺めるだけでも、こちらの海の透明度もなかなかのもの♪ -
イチオシ
(Dr.コトー診療所/比川浜の風景③)
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〔 わかなそば 〕
ここまで島巡りをしてきてお昼もとっくに過ぎてしまったので、そろそろ昼食にしましょうか。
そこで与那国島の中でも有名な「わかなそば」というお店へ。
外観は飾り気も無くまさに沖縄の食堂って感じ(笑)
ちなみに場所は比川集落の奥まったところにあり、初見だとちょっと分かりづらいかも。わかなそば グルメ・レストラン
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中へ入ってみるとほぼ満席状態で、何とかギリギリ待たずに座れました。
メニューはお店の名前がついている“わかなそば”1択のみで、サイズを小、並、大盛と選べる仕組み。
出てきたおそばは、白みがかった豚骨ベースのスープに三枚肉、そして浅葱に刻み生姜&紅生姜のトッピング。
麺はもちろん八重山の丸い麺でした。
普段本島でよく食べる“沖縄そば”とはちょっと違う印象ですが、思ってたよりさっぱり目で美味しくいただきました(^^♪
と、ちょうどこのあたりで区切りがいいようなので、この続きは次の旅行記で。
ここからさらに、「与那国島」の東半分を巡ってゆきます。
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