別府温泉　地獄めぐりと関あじ・城下がれいの旅

2016/05/28 - 2016/05/29

2011年のイタリア・イギリス旅行以来、子供たちの受験等々で行っていなかった家族4人での旅行ですが、久々に週末の一泊二日で行くことができました。

温泉、そして美味しいものを食べる旅で、妻が子供の頃に行った思い出の地「地獄めぐり」を絡めて、別府温泉に行くことにしました。
中国地方に赴任している息子は、山陽新幹線＋日豊本線特急で合流。

ただ、熊本地震の影響からか、被害のほとんどなかった別府温泉にもかかわらず、観光客の少なさに驚きました。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりはここから。

私と妻は「おともdeマイル」（一人は10,000マイル、同伴者は先得なみの料金）で航空券購入。今年から私がGG WAONとなったので、おともdeマイル利用で3,000マイルゲット。また妻はJGCとして今年度初搭乗なので5,000マイルゲット。
結果、ほとんどマイル分戻ってきました。
娘は、ぎりぎりディスカウント・マイル期間だったので、JALカード割引と合わせ、11,500マイルで特典航空券を購入。

娘は同伴の扱いで初めて「サクララウンジ」を体験。テンション上がりっぱなしでした。

大分空港到着後、レンタカー利用のため、私は泣く泣くビールをあきらめました。

大分到着。

「地獄めぐり」の前に昼食は「地獄蒸し」（常に噴出している温泉の蒸気を利用して様々な食材を蒸す別府独特の料理方法）をトライしました。

「地獄蒸し工房鉄輪」がもっとも有名なのですが、そこではビールが飲めないので、妻のために「里の駅かんなわ」を選びました。

里の駅かんなわ 蒸de喜屋 グルメ・レストラン

「地獄釜」が備え付けられ、そこで食材を蒸します。

野菜、肉、魚介何でもありです。持ち込みもOKです。

我々の食べたものです。タコがとてもおいしく、また野菜の甘みが引き出されていました。

「地獄めぐり」開始です。

マイカーの場合、「海地獄」の駐車場に停め「鬼石坊主地獄」「山地獄」の3つに行き、「かまど地獄」の駐車場に停め「鬼山地獄」「白池地獄」の3つ、最後に3キロほど離れた「血の池地獄」の駐車場に停め「竜巻地獄」ととも行くのがよいとアドバイスされました。

「海地獄」はコバルトブルーの池から噴煙が上がっています。

地獄蒸しをしたプリンは、普通のプリンと一味違います。

「鬼石坊主地獄」です。

沸騰が坊主頭に似ていることが由来とのこと。

常にボコボコしています。

「山地獄」です。

噴気でもうもうです。

「山地獄」は温泉熱が利用された動物園のようなものが併設され、エサやりができます。
カバにニンジンをやっているところ。

この角度・タイミングは初めてです。グロテスクです。

フラミンゴです。

せんべいに寄ってきます。

愛くるしいです。

「かまど地獄」です。

一丁目、粘土が溶け出した色とのこと。

二丁目、ここにたばこの煙を寄せると、噴煙が上がります。

三丁目、シリカ（Sio2）温泉沈殿物だそうです。何のこっちゃですが…。

四丁目、一丁目と同じです。

五丁目、年に数回池の色が変わるそうです。

六丁目、一丁目と同じです。

「鬼山地獄」です。

こちらも、もうもうです。

ワニで有名ですが、夜行性なのでピクリともしません…。

「白池地獄」です。

青白色の池です。

「血の池地獄」です。

まさに血の池です。

「龍巻地獄」です。
30〜40分おきに5分ほど間欠泉が噴き上がります。
「血の池地獄」より先に、こちらの受付で次のタイミングを確認してから、どちらを先にするか決めるとよいです。

いきなり噴き上がります。

ホテル白菊到着です。

今回は旅行券があったことから、JTB経由で、しかももっとも安価な一泊二食プランでの利用です。
ドアを開けると良さげな感じが漂ってきました。

べっぷの宿 ホテル白菊 宿・ホテル

畳も新しく、全く古さを感じません。
禁煙室は限られた一部で、その他多くの部屋は消臭対応ですが、一部クチコミでは、消臭が不十分をいう指摘もありましたが、全く問題ありませんでした。

洗面所もダブルシンク。

客室最上階の9階を割り当てていただきました。（本来は低層階のプランと思われます。）

この日はあいにくの天気でしたが、天気の良い日は海の向こうに四国が見えるそうです。

待ちに待った夕食です。
今回は、安価なプランなので、旬の「関あじ」「城下ガレイ」を別注でお願いしました。

先附け

コースのお造り。
関サバ、鯛、カンパチ、タコ

関サバは季節的には終わっていると思っていたのですが、形は小さくなっても通年であるとのこと。
この中では、特にタイが家族全員の一押しでした。

安価なコースのお造りがこのレベルとは、脱帽です。

別注の「関あじ」「城下ガレイ」です。
言葉もありません。

ただ、私はこの時点でお腹がかなり…。

煮物

大分名物とり天
実は私と妻の分は、部屋に持ち帰りを希望したところ、快く応じていただきました。ありがとうございました。

豊後牛のしゃぶしゃぶ、その他は写真を撮り忘れてしまいました。

朝食バイキングです。
オムレツは目の前で調理した出来立てを提供。
全体として水準の高いものでした。

フルーツも充実。

温泉、食事、部屋、ホスピタリティすべて満足のいくホテルでした。
安価なプランであったのに、文字通りハイ・コストパフォーマンスです。
ありがとうございました。

べっぷの宿 ホテル白菊 宿・ホテル

お土産の紹介です。

りゅうきゅうのたれ
ひゅうが丼のたれ
ジュレ寒天かぼすぽん酢

ごまだし
かぼす七味

かぼすドリンク3種
キウイゼリードリンク

往路の羽田空港で、出発カウンターへのエスカレーター脇に「PABLO」の文字を娘が発見。
チーズケーキで有名なお店で、街の店舗では行列必至とのこと。

帰路にねだられて購入。
濃い、重い、チーズケーキでした。