柳川・大川旅行記(ブログ) 一覧に戻る
”かなんぽの宿柳川”のフロントが連絡してくれた”(有)城門観光”は”御花”の正門と道を隔てた真前あった。<br /><br />”御花”観光を終えて”(有)城門観光”に戻ったが、まだ私以外の乗船希望客の姿はない。<br /><br />待合室でお茶を御馳走になっていると、親方らしき人からこれからの私の予定を聞かれ、西鉄の柳川駅での予定乗車時間を答えると、舟下りの後で会社の車で西鉄柳川駅まで送ってくれると云う。<br /><br />荷物を宿に預けている旨伝えると、今のうちに荷物を取りに行こうということになった。<br /><br />そして出してくれた車を運転してくれたのは、今朝宿に迎えに来てくれた美人ドライバー。<br /><br />柳川には女性の船頭さんもおられるらしいが、彼女は船頭さんではないらしい。残念!!<br /><br />天候のためか、個人のフリー乗船客は結局私以外には居らず、一人だけのために船を出してくれた。<br /><br />曇り空ながら風もなく、舟は炬燵船だから寒さは全くない。<br /><br />船頭さんは、見た目にはそう見えなかったが・・もうベテランで、人手不足気味の時だけ声がかかるのだと云う。<br /><br />しかしそれだけに豊富な知識に裏付けされたガイドは楽しく、おまけに客はわたしだけなので、ガイドというより会話の中でいろいろ教えてもらっているというう風情。<br /><br />「立花の殿様は柳川にしっかりした産業は根付かせてくれなはらんだったけど、このお濠を残してくれなはったお陰で、柳川は静かな、平和な観光の町になりました。<br /><br />船頭さんは、お濠端から濠の上に被さるように幹を伸ばす木の枝や、船の上に這い蹲らなければ通過できないような橋の下を、身を屈めながら、時には歌を歌いながら、上手に船を操る。<br /><br />「昨日は珍しくお濠に薄氷が張って、流石にちょっと力が入りましたたい!」<br /><br />現在柳川舟下りの会社は5社あり結構競争も激しいらしい。<br /><br />それぞれの会社の船にはそれぞれ独自にデザインが施されている。<br /><br />最近は外人さんも結構多く、外人さん用に腰掛を工夫した船もあるらしい。<br /><br />舟下りで結婚披露をする人も多いが、その船だけはどの会社も純白の船体なのだそうだ。<br /><br />お濠を跨いで、”大関琴奨菊優勝おめでとう”の幟が張られていた。<br /><br />「昨日優勝記念のパレードがお濠でありました。しかし通常なら”川下り”だがこのパレードは特別に逆上流に向かい、横綱昇進を願って”川登り”パレードだったですたい。」<br /><br />時間の関係で私がお願いでした45分コースは瞬く間に終わっていた。<br /><br /><br />傘寿旅行・「海の細道」周遊旅情8,有明海東沿岸風景(目次)に戻る<br />http://4travel.jp/travelogue/11120313<br />

8,有明海東沿岸風景8,-2筑後の水郷柳川旅情

4いいね!

2016/01/26 - 2016/01/26

302位(同エリア389件中)

WT信

WT信さん

”かなんぽの宿柳川”のフロントが連絡してくれた”(有)城門観光”は”御花”の正門と道を隔てた真前あった。

”御花”観光を終えて”(有)城門観光”に戻ったが、まだ私以外の乗船希望客の姿はない。

待合室でお茶を御馳走になっていると、親方らしき人からこれからの私の予定を聞かれ、西鉄の柳川駅での予定乗車時間を答えると、舟下りの後で会社の車で西鉄柳川駅まで送ってくれると云う。

荷物を宿に預けている旨伝えると、今のうちに荷物を取りに行こうということになった。

そして出してくれた車を運転してくれたのは、今朝宿に迎えに来てくれた美人ドライバー。

柳川には女性の船頭さんもおられるらしいが、彼女は船頭さんではないらしい。残念!!

天候のためか、個人のフリー乗船客は結局私以外には居らず、一人だけのために船を出してくれた。

曇り空ながら風もなく、舟は炬燵船だから寒さは全くない。

船頭さんは、見た目にはそう見えなかったが・・もうベテランで、人手不足気味の時だけ声がかかるのだと云う。

しかしそれだけに豊富な知識に裏付けされたガイドは楽しく、おまけに客はわたしだけなので、ガイドというより会話の中でいろいろ教えてもらっているというう風情。

「立花の殿様は柳川にしっかりした産業は根付かせてくれなはらんだったけど、このお濠を残してくれなはったお陰で、柳川は静かな、平和な観光の町になりました。

船頭さんは、お濠端から濠の上に被さるように幹を伸ばす木の枝や、船の上に這い蹲らなければ通過できないような橋の下を、身を屈めながら、時には歌を歌いながら、上手に船を操る。

「昨日は珍しくお濠に薄氷が張って、流石にちょっと力が入りましたたい!」

現在柳川舟下りの会社は5社あり結構競争も激しいらしい。

それぞれの会社の船にはそれぞれ独自にデザインが施されている。

最近は外人さんも結構多く、外人さん用に腰掛を工夫した船もあるらしい。

舟下りで結婚披露をする人も多いが、その船だけはどの会社も純白の船体なのだそうだ。

お濠を跨いで、”大関琴奨菊優勝おめでとう”の幟が張られていた。

「昨日優勝記念のパレードがお濠でありました。しかし通常なら”川下り”だがこのパレードは特別に逆上流に向かい、横綱昇進を願って”川登り”パレードだったですたい。」

時間の関係で私がお願いでした45分コースは瞬く間に終わっていた。


傘寿旅行・「海の細道」周遊旅情8,有明海東沿岸風景(目次)に戻る
http://4travel.jp/travelogue/11120313

同行者
一人旅
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

この旅行記のタグ

関連タグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP