2016/03/05 - 2016/03/06
42位(同エリア52件中)
翔華さん
岡山県井原市で行われるマラソン大会に参加するための1泊2日の旅行。今回のプチ観光は、昔山陽道の宿場町だった矢掛の宿を訪れること。本陣や脇本陣のある通りを歩いた。現地で梅の名所が近いことを知り、観照寺の梅祭りにも出かけた。梅はちょうど見頃で、しだれ梅がすばらしかった。井原市に行き、マラソンコースを車で試走し確かめて、その後、温泉「ぐらんの湯」につかってから、宿のある福山市に向かった。次の日は、マラソン当日で、朝早くホテルの近くにあった福山城を散歩がてらに見学した後、会場のある井原に向かった。夫はハーフ、私は5kmのマラソンに参加し、無事ゴール。倉敷で温泉「瀬戸大橋山幸」に立ち寄ってから帰途につく。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3/5
朝8時半に家を出て、小松島で洗車して、鳴門で運転を交替し、府中湖SAに11:20に到着。白っぽい青空のもと瀬戸大橋を渡って、倉敷から40分ほど走り、矢掛町へ。
郷土美術館 -
美術館の駐車場に車を停めて、昔の山陽道の宿場町「矢掛の宿」を散策する。まずは、本陣石井家へ。間口36m、奥まで100mもある広い町屋の敷地内には、主屋が本陣になった旅宿で、長崎奉行や西国大名が宿泊したり、休憩したりしたらしい。裏に回ると、生家の酒屋業の建物、米蔵、酒蔵、絞り場、麹室などが軒を連ねていた。本陣の部屋を地元のガイドさんの説明を聞きながら巡る。上段の間は、書院造で欄間や襖絵が風情があった。
本陣 -
玄関の門 半分だけ新しい
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本陣の屋根瓦に亀がいた
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上段の間 欄間の透かし彫りが「リス」と「ぶどう」
リスがどこにいるのか探して見つけた。 -
酒造施設 本陣の裏がずっと広がっており、いくつもの建物が軒を並べていた。
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酒蔵 中がとても広い。
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酒蔵の中にあった絞り機
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中庭
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裏庭
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本陣見学の後、お腹がすいたので、すぐ前にあった「寶来」というお店でお薦めの寿司定食を食べた。お寿司とおうどん、小皿、小鉢がついて800円は、リ―ゾナブルだった。
小料理屋「寶来」 -
すし定食 (すし、うどん、出し巻き、焼鮭、ひじきの煮もの)
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その後、旧山陽道を歩いて、脇本陣へ。脇本陣は、高草家という代々金融業を営んで財をなし、小田郡の大庄屋を務めた旧家だった。座敷に上がることができず、広い屋敷をぐるっと巡って見学した。それから、コーヒーが飲みたくなって近くにあった「藤原家」というカフェに入る。ほとんど満席状態で驚いたのだが、手作り感のあるカップでいただくコーヒーはおいしかった。おしゃれな感じの老夫婦が経営されていて、まだ始めて6カ月なのだそうだ。
脇本陣 -
入ってすぐの天井にあった防火バケツ
最初何か分からなかった。 -
脇本陣の入口の門
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中庭
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旧山陽道の通り
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カフェの全景
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カフェの看板「藤原屋」
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雑貨や衣類がおいてあるお店の中
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離れになったおしゃれなトイレ
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パンフレットを見ていたら、梅の名所があり、そういえば倉敷から来るとき、梅まつりという幟が見えていたので、梅見に行くことにした。15分ほど戻って、観照寺に到着したのは、午後3時。坂道を上がったところに白壁に囲まれた小さめのお寺があった。山門をくぐると右手に見事なピンクのしだれ梅。ちょうど満開で本当にきれいだった。(今、デスクトップの壁紙にしている)他にも濃いピンクの八重の梅や空高く咲き誇る白梅、かわいらしいうすピンクの梅等々。小さな境内に何種類もの梅が咲いていた。パンフレットに載っていた臥龍梅(がりゅうばい)と呼ばれる名物の梅は満開を過ぎて枯れ始めているのが残念だったが、その幹のくねりは、まさに龍だった。
観照寺の案内石碑 -
見事なしだれ梅
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空に向かってのびる白梅
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かわいらしいピンクの梅
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白のしだれ梅
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枯れ始めた臥龍梅
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しだれが美しい
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寺の山門
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道路から観照寺全景
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梅を堪能した後、井原市のマラソン会場へ。受付は当日だけだったので、すぐに、マラソンコースを車で試走する。ドライブの後、福山に走り、フジグランのヒマラヤスポーツで少し買い物をして、それから、フジグランの温泉「ぐらんの湯」に入った。30分ほど炭酸温泉や露天風呂でゆっくりしてから、ホテルに向かう。
車窓からの井原駅
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ぐらんの湯
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ぐらんの湯 入口にのれんがかかっている
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ローズガーデンホテルは、福山駅に近い、福山城を見上げる場所にあった。チェックインしてすぐに、夕食のための居酒屋を探して、駅に向かって歩いた。福山市は夫の大学があった市で、思ったより大きく、人口も徳島市の2倍あるらしい。「坐和民」を見つけて、いつものように好きなものを注文して、飲んで食べた。支払いの時に、7800円と予想したら、7819円で店員さんがニアピンをほめてくれた。ホテルのエレベーターの中は、バラのハーブのいいにおいがした。ハピネス水のボトルのサービスがあった。ホテルの窓からライトアップされた福山城が見えた。
福山城夜景 -
3/6
早起きして6時から散歩に出かけた。福山城への階段を登ると、たくさんの人がラジオ体操をするために集まっていた。ぐるっとお城を巡って、裏に回り、三蔵神社にも参拝して、ホテルに戻った。朝食は、和食か洋食か選べて、サラダ&ドリンクバーもあった。5800円のビジネスホテルの割に朝食が充実しているのに感心した。
朝やけの福山の街 -
福山城 全景
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福山城 下から見上げて撮る
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一の門
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鐘楼
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城の入口
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ラジオ体操が始まった
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三蔵神社
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三蔵神社 本殿
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神社への階段
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お城の下の公園
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和朝食
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洋朝食
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ホテル看板
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ホテル玄関
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30分ほどでマラソン会場に着いたが、駐車場が遠く、受付まで15分歩いた。スタート時間は遅めで、夫のハーフは10:50、私の5kmは11:10だった。雨が降り出しそうな曇りの天気だったが、最後まで雨は降らず、暑くなくて走りやすかった。夫のタイムは、1時間51分、私は33分で、まずまずの記録で戻った。夫が帰ってくるまで、会場をぶらぶらして、出店でウインドブレーカーとTシャツを買った。ランナーにはカレー券がついていて、夫とカレー食べ、アイスクリンを買って食べてから、帰りはシャトルバスで車に戻った。
マラソン会場 -
ハーフ スタート
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カレーをランナーにふるまってくれた
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倉敷まで戻り、「瀬戸大橋温泉山幸」という温泉に立ち寄った。観劇や宿泊施設もある大きな複合施設で、高齢者で賑わっていた。お風呂は広く、トイレもロッカールームも広かった。露天風呂にゆったりつかり、マラソンの汗を流してすっきりした。温泉の後、一路徳島へ。4時半に瀬戸大橋を渡り、5時過ぎには香川から出た。夕食は、久しぶりに羽ノ浦の「笹舟」でお好み焼きを食べた。地味な店であるが、味は気に入っている。夜8時前に帰宅。外は、雨が降っていた。
温泉の看板 -
温泉の玄関
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温泉の壁の掲示
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瀬戸大橋
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