はじめてのひとり旅【ミラノ～フィレンツェ 旅の記憶】（４）ミラノ～感涙の「最後の晩餐」

2016/03/09 - 2016/03/09

【旅の日程】
3月8日　アリタリア航空AZ787 13:55発ミラノへ　同日18：25ミラノ着
3月9日～10日　ミラノ滞在
3月10日～13日フィレンツェ滞在（＊12日には思い立ってシエナまで日帰りバスの旅）
3月13日　アリタリア航空AZ1678 フィレンツエーローマ（乗り継ぎ）
　　　　 アリタリア航空AZ0784 ローマー成田（＋１日）
3月14日　帰国

長年憧れ続けてきたヨーロッパへのひとり旅。ふと思い立って航空券を予約したのは半年前のこと。
アリタリア航空のセールに当たったこともあり、通常の半額近い価格でプエミアムエコノミーをゲット！ミラノとフィレンツエの2都市を訪ねることにしました。2都市にしぼったのは、ツアーやパック旅行にありがちな、慌ただしい観光スポットめぐりを避けたかったことがその理由です。せっかくの個人旅行、時間に追われず、のんびり過ごしたい！

そして、4travelのトラベラーさんたちの助言や旅行記は、どんなガイドブックよりも参考になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。
個人旅行を計画するなか、欲しかったのは観光スポットの写真ではなく（行けば見れるわけだし、あまり知りすぎると感動が薄れる）、そこに行くための方法や目印、おいしいレストラン情報、ホテルの情報などであることに気が付きました。なので、わたしの旅行記は観光スポットの画像は控えめです。
また、ひとり旅応援サイト「旅の記憶」（https://tabino-kioku.themedia.jp）ものんびりペースではありますが更新中です。よかったら遊びにきてくださいね。

旅の記憶（１）～機内編～
はじめてのひとり旅【ミラノ～フィレンツェ 旅の記憶】①アリタリア航空プレミアムエコノミー搭乗記
http://4travel.jp/travelogue/11075950

旅の記憶（２）～ミラノ・ホテル編～
はじめてのひとり旅【ミラノ～フィレンツェ 旅の記憶】②世界一美しいホテル「ミラノ中央駅」が見えるホテル
http://4travel.jp/travelogue/11112506

旅の記憶（３）～ミラノ中央駅編～
はじめてのひとり旅【ミラノ～フィレンツェ 旅の記憶】③ミラノ中央駅で朝ごはん
http://4travel.jp/travelogue/11112520

旅の記憶（４）～最後の晩餐編～
はじめてのひとり旅【ミラノ～フィレンツェ 旅の記憶】④ミラノ～感涙の「最後の晩餐」
http://4travel.jp/travelogue/11112533

旅の記憶（５）～ミラノ大聖堂（ドゥオモ）編～
はじめてのひとり旅【ミラノ～フィレンツェ 旅の記憶】⑤ミラノ大聖堂＆ドゥオモ
http://4travel.jp/travelogue/11112548

旅の記憶（６）～ブレラ通りでランチ編～
http://4travel.jp/travelogue/11112568

旅の記憶（７）～フレッチャロッサ編～
http://4travel.jp/travelogue/11112597

旅の記憶（８）～フィレンツエカード編～
http://4travel.jp/travelogue/1111262

旅の記憶（９）～サンタ・マリア・ノヴェッラ教会編～
http://4travel.jp/travelogue/11112634

旅の記憶（１０）～メルカート・チェントラーレ編～
http://4travel.jp/travelogue/11112643

旅の記憶（１１）～暮らすように泊まれるホテル「GRANDUOMO」編～
http://4travel.jp/travelogue/11112676

旅の記憶（１２）～メディチ家ゆかりの地を訪ねて編～
http://4travel.jp/travelogue/11112827

旅の記憶（１３）～アカデミア美術館とサン・マルコ美術館編～
http://4travel.jp/travelogue/11112893

旅の記憶（１４）～花の大聖堂ドゥオモ拝観～
http://4travel.jp/travelogue/11112905

旅の記憶（１５）～フィレンツェのグルメと街歩き編～
http://4travel.jp/travelogue/11113012

旅の記憶（１６）メディチ家礼拝堂とウフィツィ美術館
http://4travel.jp/travelogue/11114683

旅の記憶（１７）シエナ日帰りバスの旅編
http://4travel.jp/travelogue/11114695

エリア ミラノ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

おなかも満たされたところで、ミラノ滞在最大の目的である「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に向かいます。最寄り駅は地下鉄M2号線（緑）のcadrna（カドルナ）駅。
タバッキで1日乗車券「Abbonamento Giornaliero（アッボナメントジョルナリエーロ）を購入します。
単語をいえば通じるのでイタリア語にチャレンジを！
最初に改札を通ってから24時間有効です。
主だった名所は地下鉄の沿線にあるミラノ。1日券がお得ですよ。料金は4.50ユーロ。

1日券は、改札を出入りするたびに改札機に通します。これも日本と同じ。切符を購入していないとホームに入ることが
できなくなったようで、治安も以前に比べてかなり良くなったようです。

ミラノの地下鉄はとてもわかりやすく、それぞれの線が色分けされています。東京よりも断然わかりやすいので、簡単に乗りこなすことができました。

ミラノ中央駅から地下に降りると、地下鉄のホームが。
緑色のM2線乗り場を目指し、色に沿って歩くだけ。
カルドナ駅はほかの地下鉄も乗り入れるハブ駅でもあるようなので、
「カルドナ方面」という表示があるのでわかりやすかたったです。

ミラノ中央駅 駅

地下鉄の車内はこんな感じ。渡航前にさんざんミラノの地下鉄のスリに気をつけるように言われていたので、ちょっと緊張。ドア付近にはなるべく立たず、席があいたらすぐに座るようにしました。バッグは自分の前でしっかり抱きかかえ、怪しい人がいたらとにかく近づかないこと！

ミラノ中央駅 駅

車内ではアナウンスがないので降りる駅をチェックしましょう。ミラノ中央駅から5つ目の駅が目指すカドルナ駅です。流れにそって地上に出るとカラフルな糸のオブジェがある広場を目指します。

ミラノ カドルナ駅 駅

糸のオブジェを背に横断歩道を渡り、ひたすら真っすぐ進むと、世界遺産がとは思えない（笑）とても控えめな「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエはこちら」的な看板が見えてきます。ここを右折。

サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会

ほどなく進むと早朝にも関わらず、大勢の人で賑わう一角が。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に到着です！
ここにあの、「最後の晩餐」があると思うと、ちょっとドキドキしてきました。

サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会

大人気観光スポットである「最後の晩餐」は、予約なしではほぼ、見ることができないといってよいでしょう。
事前に公式サイトで予約をすることをおすすめします。
予約受け付けは3ヶ月前から。登録にはクレジットカードが必要です。
同時にオーディオガイド（日本語）も予約できますよ。

予約方法はこちらのサイトがわかりやすく解説しています。
http://www.shinanomatsumoto.com/2013/04/davinci.html

予約が完了したら、バウチャーをプリントアウトして持参しましょう。
オーディオガイドをレンタルする場合はバスポートの預け入れが必須なのでこちらも忘れずに！

カウンターにプリントアウトしたバウチャーを提示すると、チケットに交換してくれます。

余裕をもって、予約の30分前には到着しておいたほうがいいかも！
少しでも遅れるとキャンセルされてしまうそうな。。。

サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会

どきどきしながら待っていると、予約した時間の人が集められ、最後の晩餐がある部屋に進みます。
荘厳な壁画を前に、涙が自然にあふれてきました。

写真は厳禁、といわれていましたが、なんと、2016年から撮影OKになったそうです！フラッシュはNGですが、スマホ、デジイチなどなんでもOK。わたしも撮影しましたが、その感動はぜひ、ご自身の目で！
写真は併設されたミュージアムショップで購入したガイド本です。日本語版もありました。

サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会を後にして、次なる目的地、ミラノ大聖堂とドゥオモに向かいます。来た道を戻りつつ、街を散策。どこを切り取っても美しくおしゃれなミラノ。すべてがフォトジェニック！おそうじ中のかわいいシニョーレ。このあと、どこから来たんだい？と声をかけてくれました。

サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会

通勤バスを待つミラノの人たち。
次は地下鉄M1(赤）に乗って、ミラノ1番の観光名所に向かいまーす。

サンタ マリア デッレ グラツィエ教会 寺院・教会