2016/01/23 - 2016/01/27
62位(同エリア148件中)
yukiさん
スタアラのフライトマイルはUAにつけているのですが、サブ的にNHでもショッピングマイルやら宿泊マイルやらのこまごまとしたマイルをためており、一部失効直前となったため、どうせ使うなら長距離国際線ビジネスクラスに乗りたいってことで画策したところ、ポイントサイトのポイントを移行するなどすれば北米線往復Cは無理でも片道Y、片道Cでギリギリ発券できそうなことが分かり、弾丸旅行に一番使い勝手の良いHND−LAXで発券。LAにはさしたる興味なく、LAX−LAS往復を別途購入し土日+有休2日でグランドサークルをまわってきました。
※デスバレー国立公園はグランドサークルには含まれないかと思いますが、便宜上グランドサークル旅行記として一纏めにしました。
【FLIGHT DATA】
NH 106 Y 23JAN HNDLAX 0005 1700
UA 557 Y 22JAN LAXLAS 2232 2350
AA2497 Y 25JAN LASLAX 2050 2206
NH 105 C 26JAN LAXHND 0005 0505
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2016年1月25日(月)
実質最終日となる本日はデスバレー国立公園ツアーに参加。こちらは英語ガイドでのツアーとなる。
7時ごろピックアップとなり、ストリップを南下。ストラトスフィアタワーを通過する。 -
パリス・ラスベガスのエッフェル塔を通過。こちらは本物の半分ほどの高さらしい。
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本日のツアー参加者は私のほかカナダのウィニペグから来たという夫妻の3人のみ。
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グランドサークルは、レイクパウエルを中心とする半径230?の円内に点在する自然公園群を指し、ラスベガスからは東方に位置するのに対して、デスバレーはラスベガスの西方に位置する。ラスベガスからのアプローチが一般的かと思われるが、実際にはほぼ全域がカリフォルニア州に属する。
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ラスベガスから2時間30分ほどでデスバレー国立公園に入園。
入園ゲートのようなものはなく、入園料は園内のビジターセンターで支払うシステム。 -
入園後ほどなくして最初のスポットであるザブリスキーポイント(Zabriskie Point)に立ち寄る。
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山ひだが印象的であるが、夕暮れ時には夕日に照らされて黄金色に輝くらしい。
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ザブリスキーというのはこちらの方にちなむ命名。
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車はどんどん坂を下り海抜0m地帯へと向かう。
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デスバレーという名前から沙漠のような荒野を連想していたが、このような樹木も多少は存在する。このあたりの標高はもう0m以下。
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ファーニスクリーク(Furnace Creek)ビジターセンターにて暫時休憩。
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気温は華氏61度(摂氏16度)、標高はマイナス58m。
アメリカの度量衡の単位は何もかもが日本(というか世界標準)と異なり何かと混乱する。
1フィート=12インチ、1ヤード=3フィート、1マイル=1760ヤードって、なんでこうなったのか。 -
標高数千メートル級の山岳地帯にいるかのような景観で、標高0m以下の低地にいるとはにわかには信じられない。
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荒野に咲く可憐な花々。
こうした光景が見られるのは冬(1月〜3月)までの短い時期に限られ、4月ともなれば熱で焼け死んでしまうのだそう。 -
ビジターセンターから南下し悪魔のゴルフコース(Devil's Golf Course)なるスポットへ。塩の結晶が凹凸を作り出し、ゴルフはおろか、歩いて進むにも足を取られなかなか難しい。
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続いて南下を続け、公園最低地点に近いバッドウォーター(Bad Water)へ。こちらも塩分が地表に露出しているが先ほどの悪魔のデビルコースと異なりフラットな地形。
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標高はマイナス85.5m。
塩で白く染まった大地が印象的な景観。 -
地表はこんな感じ。なめてみると当たり前だが塩辛い。
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ややわかりにくいが、写真中央上部、横長に白くなった部分があるのが見えるが、あの高さが標高0m。
アメリカ48州最高地点であるMt.Whitney(4421m)と北米最低地点であるデスバレー(-86m)とがほんの数百?しか離れていないという点に地球の造陸活動の不思議さを感じる。 -
続いてアーティストドライブ(Artist Drive)なる一方通行路に入りアーティスツパレット(Artisits Palette)へと向かう。
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ワインディングが続き、ドライバー曰く、このコースがお気に入りとのこと。
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アーティスツパレットなる名は、地表に露出している様々な色の鉱物をパレットになぞらえたもの。
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地表に露出する緑色の鉱物はクロライトという物質なのだそう。
それにしても、案内板の写真だかイラストだかはかなり誇張にすぎる気がする。 -
晴天かつ標高0m以下という低地にいるため、日中はこの時期でもかなり暑い。夏季は最高気温45度超にもなるとのこと。
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標高0m以下のマイナスの世界からプラスの世界へと戻ってくる。
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ファーニスクリークでターキーサンドイッチの質素な昼食後は北へ向かい砂丘へと向かう。
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時間の関係上砂丘に登ったり近づいたりするまでの時間はなく、遠い場所から眺めるのみ。
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国立公園を後にし、ライオライト(Rhyolite)なるゴーストタウンを訪れる。
ゴールドラッシュとともに栄えたのであろうこの町も今は廃墟がその栄華を伝えるのみ。
こちらは鉄道駅跡。1907〜1909年のわずか2年間のみ使用されたのだそう。
デスバレーというとその名や夏季の灼熱から、人間の営みとは無関係の荒野を想像していたので、ゴールドラッシュや鉱物の採掘事業が営まれていたなどという事実は意外であった。
これにてデスバレー国立公園ツアーも終了。あとはラスベガスへ戻るのみ。 -
宿にて荷物をピックアップ、その後夕食など済ませ、来たときと同じくバスにて空港へと向かう。
LAXまではAA2497便。基本ワンワールド各社は利用する機会に乏しく、アメリカン航空にははじめて搭乗。 -
機材はA321で、短距離フライトにしては意外にもモニター付き。
表示の言語はフランス語系のハイチクレオール。 -
LAXではスターアライアンスラウンジにて搭乗までの時間を過ごす。
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右はフォーで、ここでベトナム飯が食べられるとは思わなかった。
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2016年1月26日(火)
NH105便に搭乗。日付が変わって定刻0時5分に出発。今回の旅行では利用の4便すべてが1分違わず定刻での出発となった。 -
冬ダイヤよりHND-LAX線にもフルフラットのスタッガードシートが入った。
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ウェルカムドリンクとしてシャンパンとオレンジジュース。
ビジネスでコップがプラスチックなのはいただけない。 -
前菜として野菜煮染め、クルミのキャラメリゼとカシューナッツ。
他にもあったがチーズの良さがまったくわからない人間なのでパス。 -
ビジネスでも深夜便は軽食メニューというのは変わらず、中華風干し貝柱粥を選択。
味は悪くないがいかんせんぬるい。
それはそうとテーブルクロスはかけてもらえないのね。さっきのコップといい日系日系というわりには細かい部分が欠けているような気が… -
食後はフルーツを選択。
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途中で小腹がすいたので青さ海苔うどんをオーダー。
その名のとおり海苔が山盛りで見た目はあまりぱっとしないが味は悪くない。ただしやっぱりぬるい。揺れによるやけど防止のためあえて低温で出しているのかもしれないが、もう少し熱い温度で提供していただきたい。 -
朝食は和食をオーダー。
ひじき煮、鶏柚子胡椒焼き、茄子田楽、厚焼き玉子、銀鱈幽庵焼き、御飯、味噌汁、フルーツ。
2016年1月27日(水)
定刻より30分ほど早く4時30分ごろ羽田に到着。あまり早く到着されてもまだ電車が動いていないのでかえって不便だったりする。
帰宅後は通常どおり出勤。
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