2016/01/23 - 2016/01/27
229位(同エリア509件中)
yukiさん
スタアラのフライトマイルはUAにつけているのですが、サブ的にNHでもショッピングマイルやら宿泊マイルやらのこまごまとしたマイルをためており、一部失効直前となったため、どうせ使うなら長距離国際線ビジネスクラスに乗りたいってことで画策したところ、ポイントサイトのポイントを移行するなどすれば北米線往復Cは無理でも片道Y、片道Cでギリギリ発券できそうなことが分かり、弾丸旅行に一番使い勝手の良いHND−LAXで発券。LAにはさしたる興味なく、LAX−LAS往復を別途購入し土日+有休2日でグランドサークルをまわってきました。
【FLIGHT DATA】
NH 106 Y 23JAN HNDLAX 0005 1700
UA 557 Y 22JAN LAXLAS 2232 2350
AA2497 Y 25JAN LASLAX 2050 2206
NH 105 C 26JAN LAXHND 0005 0505
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2016年1月23日(土)
まずはNH106便にてロサンゼルスへと向かう。
NHは国内線・国際線含め久しぶりの搭乗。
定刻0時5分にスポットを離れる。 -
深夜便ってことで夕食というか夜食はサンドイッチ1個でおしまい。
深夜便の供食方法は難しいところで、賛否両論あると思うが、飛行時間の短い東南アジア線などでは、食事はいらないからとにかく寝たいっていう人も多いだろうからこういう方法もありかと思うが、10時間以上乗らなければならないLAX線でこの食事はかなり寂しく、一応夕食はとってきたけれど、ちゃんとした食事を出してほしいと思う。 -
寝たのか寝ていないのかよくわからない時間を過ごし、到着前にようやくまともな食事が供される。
経費削減のため一人一人にメニューは配られない代わりに写真入りのシートが提示され希望を取るシステムで、ただ単に口頭で「Fish or chicken?」などと言われてもどんなものかわからないのでこのシステムは他社も見習っていただきたい。 -
Aの和食を選択。
サンドイッチは好きではないので食べていなかったというのもあるが、食べていたとしても絶対的にボリューム不足で食後もかなり空腹感を覚える。
NHの深夜便エコに乗るときには搭乗前にがっちり食事をしておかなければならない。 -
2016年1月22日(金)
日付が1日戻ってLAXに20分ほど早着。
やたら時間がかかることで知られるアメリカのイミグレだが、一月前のATLでは自動入国審査機のようなものが導入され(最終的な審査は係官が行う)、飛躍的に時間が短縮されたところだが、今回のLAXではたまたま到着便がいない時間帯なのか極め付きにガラガラで、従来通りの有人レーンを通るよう指示されるもドアオープンから税関通過まで20分足らずで終わってしまう。 -
遅延や入国手続きにかかる時間を見越して遅めの便を予約していたが、前述のとおり予想外に入国審査がスムーズに終了したので、LAXにて5時間以上読書するなどして過ごした後、UA557便にてラスベガスへと向かう。この便も定刻22時32分に出発。
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いったん西へ飛び太平洋まで出た後東へ進路を取りラスベガスへと向かう。
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ラスベガス中心部の特定の狭い一角のみが、暗闇の中突如として浮かび上がるかのごとくに、煌々と光り輝く一種異様な光景。
ラスベガスが砂漠の中に作られた人工都市であることを実感させられる。 -
ストリップの巨大なホテル群をかすめつつ、LASに到着。
まさに不夜城といった光景。 -
空港からはバスにてダウンタウンへと向かう。
24時間運行されており、深夜でも概ね50分ヘッドで運行されている。 -
ラスベガスでの宿はLAS VEGAS HOSTEL。
チェックインにやや手間取り(agoda経由で予約〜支払いまでするも支払いが確認できないと言う)、1時30分ごろ何とか解放される。
明日は早いのでシャワーその他すべてパスしてとにかく横になる。 -
2016年1月23日(土)
本日よりアンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー、グランドキャニオンを回る1泊2日のツアーに参加する。
安ければ英語ツアーでも日本語ツアーでもよかったけれど希望の日程、ルートでは日本語ツアーしか見当たらず、一人参加追加料金もかかり締めて565$と結構な料金だがやむを得ない。
ピックアップは4時45分とこれまた驚異的な時間で、下手に寝てしまって起きられなくなると困るのでホステルではベッドで横になって体を休めるにとどめざるを得なかった。 -
ラスベガスのあるネバダ州からユタ州に入り時間を1時間進める。このツアーではネバダ→ユタ→アリゾナ→ネバダと回るが、ネバダ州とユタ・アリゾナ州では時差が1時間ある。冬はまだわかりやすいが、夏はアリゾナ州はサマータイム不採用、ただし同州内のナハボ族居留地ではサマータイム採用と、標準時が移動とともに目まぐるしく変わることとなる。
そうこうしているうちに7時30分ごろ日の出を迎える。 -
本日のツアーは卒業旅行という女子大生4人組と、5ヶ月かけて世界一周中というおそらく私と同世代かと思われる女性1人(と私)の計6人。
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早朝(というか未明近く)の出発とあってほかの5人は後ろの席で爆睡中だが、移動中も雄大な景色が連続し、助手席に座っていて前が見やすいということもあってまったく眠気を覚えず自然景観を堪能する。
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山の中腹にアルファベットのKの文字。Kanabという町のイニシャルで、ほかにもおなじようなアルファベットを何件か見かけた。
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レイクパウエルにて暫し休憩。グランドキャニオンへと続くコロラド川をせき止めて作った人造湖とのこと。
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レイクパウエルは全米で2番目に大きい人造湖ということで、その長さは北東方向から南西方向に300kmにも及ぶ。
我々がいるのは南西端、ペイジという町にほど近い展望台で、ここからはアンテロープキャニオン、ホースシューベンドは至近の距離。 -
展望台からグレンキャニオンブリッジを望む。
この橋に隣接するグレンキャニオンダムによってせき止められた水によってレイクパウエルが誕生した。 -
グレンキャニオンブリッジを渡りアンテロープキャニオンへと向かう。
高低差は300m近くあるそう。 -
かなり遠くから見えていた煙は火力発電所の煙で、アンテロープキャニオンに近いところに位置している。
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アンテロープキャニオンはアッパー・アンテロープキャニオンとロウワ―・アンテロープキャニオンの2ヶ所があるが、このツアーではどちらか1ヶ所のみということで、ドライバーによるとロウワ―の方がおすすめということでロウワ―・アンテロープキャニオンを見学する。
自由見学は不可で現地ガイドとともに見学する。
夏季にはかなり長時間待たされることもあるそうだが本日はガラガラ。到着後すぐに出発する回に案内される。 -
少し歩いて奥に見える黄色い階段を降りていく。
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階段上部にしてこの景観。
ここからどんどん降りていき内部へと歩を進める。 -
階段で谷底へ降りた後は、両壁が屹立する極端に狭い回廊とでも呼ぶべき通路を歩いて自然の造形美を見学する。
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自然によって作り出された壁面が描く曲線と、岩肌に露出する縞模様があいまって幻想的な景観を生み出している。
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この幻想的な景観は、砂岩が鉄砲水によって浸食されることによって形成された。
1997年にはその鉄砲水がこの地を襲い見学中の11人が亡くなったとのことで、悪天候時にはクローズされることもある由。 -
谷底から上空を見上げる。
光線もまたいいアクセントとなって印象的な景観を造り出している。 -
人一人が通れるのがやっとの狭い空間をどんどん進んでいく。
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これは砂が常時落ちているわけではなく、地面の砂を掬い上げて上から下へ落とすいわば遊び。
砂の粒子が極め付きに細かい。 -
40〜50分近くかけて内部を見学し、外に上がる。
こんなに狭い、割れ目のような空間内部を歩いてきたわけで、こんな景観が水の浸食によってできたということに驚かされる。 -
アンテロープキャニオンを後にし、ペイジの町を通過して続いてホースシューベンドへと向かう。
Pはもちろんペイジ(Page)の頭文字。 -
アンテロープキャニオンからホースシューベンドまでは比較的近く、車で10〜20分程度の距離。
駐車場から暫し歩くとホースシューベンドが見えてくる。
ややわかりにくいが写真中央奥から手前にかけて楔状に突出している部分がホースシューベンド。 -
ホースシューベンドという名は写真を見れば一目瞭然。
(老婆心ながら付言しておくとHorseshoe=馬の蹄、Bend=曲がる、の意)
高低差は300m近くあるそうだが雄大すぎて距離感が麻痺しそのようには思えない。
日本なら転落事故防止のため周囲に柵を張り巡らせるところだが、何事も自己責任ってことでそのようなものは一切なく先端部分に立つとかなり怖い。
実際に過去4人の写真家が写真撮影中に転落し命を落としているのだそう。 -
昼食は日本人ツアー客御用達といった感がある中華料理屋でビュフェランチ。
同行の世界一周中の女性からは、2日間にわたり興味深いお話を伺うことができ(サンチアゴからイースター島へ向かうフライトが管制ストのため長期間欠航となり軍用機で移動した話など)、この場を借りてお礼申し上げます。 -
モニュメントバレーへと向かう途中で鉄軌道と並走する。
近郊の炭鉱から先ほどの石炭火力発電所まで石炭を運搬しているとのことで、意外なことに電化されているが、ドライバー曰く列車が走行しているのを見たことがないとのこと。 -
本日のお宿はモニュメントバレーから少し離れたカイエンタという町にあるHampton Inn。
こちらでチェックインを済ませしばらく休憩した後本日最後の目的地となるモニュメントバレーへと向かう。 -
カイエンタから針路を北に取りモニュメントバレーへと向かう。
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ギリシアのアクロポリスを彷彿とさせるメサが眼前に飛び込んでくる。
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モニュメントバレー園内にあるThe View Hotel近くの展望台に到着。
3つのビュートが鎮座する、おそらくモニュメントバレーを代表し、もっとも使われることが多いであろう象徴的な風景。
残念ながら曇天で、夕日に赤く照らされるビュート…というわけにはいかないが、地面にうっすらと残る雪がまたいいアクセントとなっている。 -
ここで車を乗り換え現地ガイドの運転する車で園内に点在する奇岩群を見に行く。
道路は未舗装で、車が上下左右に大きく揺れるため走行中の写真撮影は難しい。
左側の3つの柱はスリーシスターズかな。 -
こちらは別アングルから。
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地上からの高さは300mぐらいあるそう。
浸食作用によって周囲の軟らかな地層が削り取られ、硬い部分が浸食を受けずに取り残された卓上台地をメサ、メサがさらに浸食を受け残丘状となったものをビュートと呼ぶ。 -
こういうパフォーマンスは普段まずやらないのだが、そそのかされてやらされる。
ただ跳ぶだけかと思ったが意外と手の挙げ方、足の挙げ方が難しく、おマヌケな感じにしか見えないがご容赦を。 -
早朝発だったがほとんど車内で寝ることもなく大満足の1日を終え先ほどの宿へと向かい本日の日程が終了。
明日もまた早朝の出発のため早寝。
明日はモニュメントバレーで日の出を見た後グランドキャニオンへ向かうことになっているが、天気予報が芳しくないようで、どうなることやら。
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