北中南米12か国を巡る弾丸旅行05～世界最悪の治安と言われるサンペトロスーラ（ホンジュラス）編

2015/12/23 - 2016/01/02

サンペトロスーラ・・・、インターネット上でアフガニスタンやイラクよりも治安が悪いと持ち上げられ、世界最悪の治安の町と言うレッテルを貼られているホンジュラス第二の町。
ホンジュラスは2009年の軍事クーデター以後急速に貧困が進み、現在中米で最も貧しい国のひとつである。こうしたことがホンジュラスの治安を悪化させ、マラスと呼ばれるギャングたちがはびこる国となった。首都のテグシガルパはもちろん、サンペトロスーラも世界の中でも最も治安が悪い街と言われている。実際に2014年にはサンペトロスーラでは10万人あたりで170名を超える市民が殺されている。つまり５８４人に一人が殺されている換算だ。ちなみに日本では10万人当たり一人がいるかいない程度。
とはいえ、実際には戦争状態の国々よりは治安は「かなりマシ」だ。日中市内中心部を歩くことはできるし、何よりモールに行けばほかの国と変わらない位自由に闊歩できる。

　2004年に南アフリカのヨハネスブルクのダウンタウンに訪れたが、当時ヨハネスブルクのダウンタウンは世界で最も治安が悪いと言われていた。ヨハネスブルクも銃社会であり、ダウンタウンを観光客が歩くなんて考えられないことだ。当時のヨハネスブルクと比べても、サンペトロスーラの治安はまだ良い方なのかもしれない。

～～～～～～旅程～～～～～～～～

12/23　関空6：40⇒羽田7：40
　　　 成田18：15⇒バンクーバー10：15（日本航空）
　　　※航空券はKIX～YVRを通してJALマイレージで手配
12/24　バンクーバー6：00⇒ロサンゼルス8：55（アラスカ航空）
　　　ロサンゼルス10：52⇒メキシコシティ16：51（アエロメヒコ）
12/25　メキシコシティ1：30⇒キト7：30（アエロメヒコ）
　　　 ※航空券はYVR～UIOを通してスカイマイルで手配
12/25　キト18：28⇒パナマ20：30（コパ航空）
12/26　パナマ11：50⇒サンペトロスーラ13：10
　　　（アエロリプブリカ）
※航空券はUIO～SAPを通してUAマイレージで手配
12/27　サンペトロスーラ7：05⇒エルサルバドル7：53（アヴィアンカ）　
　　　エルサルバドル8：35⇒ベリーズシティ9：40（アヴィアンカ）
　　 　※航空券はSAP～BZEを通して購入）
12/28　ベリーズシティ12:15⇒エルサルバドル13：20（タカ航空(AV)）
　　　エルサルバドル20：06⇒ボゴタ0：01（タカ航空(AV)）
　　　※航空券はBZE～BOGを通してUAマイレージで手配
12/29　ボゴタ18：08⇒パナマ19：54（コパ）
　　　パナマ21:20⇒マナグア22：07（アエロリプブリカ(CM))
　　　※航空券はBOG～MGAの通してUAマイレージで手配）
12/30　マナグア16：33⇒サンホセ17：45（ラクサ航空(AV))
12/31　サンホセ8:46⇒グアテマラシティ10：33（アエロリプブリカ(CM))
　　　※航空券はMGA～GUAを通してUAで手配）
12/31　グアテマラシティ19：25⇒メキシコシティ21：42（アエロメヒココネクト(AM))
1/1　　メキシコシティ7:05⇒ロス9：00（アラスカ航空）
　　※航空券はGUA～LAXを通してスカイマイルで手配
　　　ロス13：10⇒
1/2　　⇒関空18：40
　　※航空券はLAX～KIXでJALマイレージにて手配。

エリア サン・ペドロ・スーラ(ホンジュラス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: アメリカン航空 アエロメヒコ航空 アラスカ航空 アビアンカ コパ航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

昼前のフライトだったが、朝9時にはパナマのトクメン国際空港に行った。トクメン国際空港は規模がそこそこ大きかったので、どんなものか歩きたかった。

トクメン国際空港 (PTY) 空港

朝食を摂ろうとコパ航空のラウンジにいったが、多くの利用客でごった返していた。

コパ クラブ (トクメン国際空港) 空港ラウンジ

食べ物の種類が少なく、仕方なくシリアルとワインで空腹を満たした。

トクメン国際はコパ航空のハブなので、多くのコパをみかける。それにしてもコパ航空を見れば見るほど、コンチネンタル航空を思い出す。

トクメン国際空港 (PTY) 空港

サンペトロスーラまでのフライトは2-2の4アブレスト座席配置のエンブラエル。そして機材はアエロリプブリカ、8割程度埋まっていた。さすがにアジア人は皆無だ。

昼食はチーズバーガーとコロナビール。チーズバーガーは意外と美味しい。

パナマシティからサンペトロスーラまで約2時間20分、徐々に下降を始めると少し緊張感もでてきた。

サンペトロスーラは、世界で最も治安の悪い町としても名高い。自分の身は自分で守らないといけないし、空港に到着後から引き締めなければならない。。

空港のイミグレーションて入国手続きを終え、バゲージクレームで荷物を引き取りアライバルホールへ。ホテルにお願いしていたトランスファーが来ているのか心配だったが、私のネームプレートを持った人を見つけ、ホッ。

車に乗る前に、空港の両替所で現地通貨の換金を試みたが、何と現地通貨が品切れで、両替ができないとのこと。再両替用のドルがなくなるならわかるが、現地通貨が品切れってどういうことよ！
しかも4台あるATMのうち、機能しているのは1台だけで長蛇の列。仕方なくホテルに行く途中のATMに寄ってもらい、お金を引き出すことに。

サンペトロスーラは、人口74万人で郊外を含めると100万人を超えるホンジュラス第二の都市。首都のテグシガルパよりも、むしろ経済の中心の町となっている。

その一方で麻薬売買の中継地点となっており、マラスと呼ばれるギャングたちの抗争で殺人事件が絶えない街でもある。ホンジュラスは銃が国民に行きわたっているほどの銃社会なので、強盗＝銃所持者と考えなければならない。こうした銃犯罪が多発するため、サンペトロスーラは残念ながら世界で最も治安の悪い街のひとつと呼ばれている。　　

ホテルは中央公園から徒歩5分程の場所にあるが、周辺はなんとなく閑散としている。

サンペトロスーラでは、１年間で10万人当たり170人を超える人が殺人事件が発生している。日本は10万人当たり1人いるかいないかであることを考えると、殺人事件の発生率は非常に高い。

今回宿泊したパレスインホテル。ホテルの入口はスモークがかかり、ロビーは見えないようになっている上、治安上ロックがかかっており、中から開けてもらうしかない。通常ホテルには警察や警備員が配備されているが、このホテルには、こうした武装した警備がない。鍵を開けてもらっている間にホテルの前で襲われたらひとたまりもない。

Palace Inn Hotel ホテル

ホテルで通じる言語はスペイン語のみ。自分はラテン系のルーマニア語の挨拶程度ならわかるが、それ以外何一つラテン系言語ができないので、中南米ではかなり辛い。
ホテルではカード払いができるはずだったが、まさかの故障。仕方なくドルで支払うことに。

部屋は30ドルで、シャワートイレつき。但し水シャワー。サンペトロスーラは非常に蒸し暑いので水シャワーで十分ではある。一応Wi-Fiは使える。

Palace Inn Hotel ホテル

まぁシャワーが出るだけましだと思わないといけないか。身体がベトついているので断水ででなかったらつらいものあるし。

Palace Inn Hotel ホテル

部屋の窓から見た様子。テラスはあるがテラスにでたら、そこに宿泊客がいることを教えてることになるので、テラスにに出ることすらできない。世界で最も治安の悪い町なので、何が起こるかわからない。とりあえず部屋の窓やテラスの扉がしっかり戸締りできるのかを確認。

Palace Inn Hotel ホテル

ホテルは中心部に位置するので町歩きには最適だが、日中でも緊張感がある。路上に警察が殆どいないのだ。ホンジュラスは毎年治安が悪化の一途を辿っており、警察が圧倒的に不足している。そりゃ銃社会で警察がいなけりゃ世界で最も殺人事件が発生するはずだ。

歩くときは何処から誰が襲ってくるかわからないので、ディーパックも持ち歩けない。スマホもホテルに置いて取られても良いようなコンデジと脅されたときに「上納」するためのお金を小分けにして60ドルほど。

中央公園の近くにはお土産店が軒を連ねている場所があった。しかしお土産を買うような観光客は全く歩いておらず、閑散としている。そりゃこんだけ治安が悪いことで有名になれば、観光客はサンペトロスーラに訪れないだろうし、トランジットで寄ったとしても、出歩かないだろうな。。てか、お土産店で買った後に襲われそうで怖い。

Mercado de Artesanias Guamilito 市場

サンペトロスーラの中心部に建つカテドラル。歴史は浅く1949年に建てられた。日中のカテドラル周辺はまだ治安はまし。そこまで危険であるような感じはしなかった。

サンペドロスーラ大聖堂 寺院・教会

喧騒としたカテドラル周辺とは違い、内部はとても静かだ。

サンペドロスーラ大聖堂 寺院・教会

天井には美しい絵画が描かれている。

サンペドロスーラ大聖堂 寺院・教会

クリスマスシーズンだからか、教会にはキリストの生誕が具現されている。

サンペドロスーラ大聖堂 寺院・教会

カテドラル周辺はサンペトロスーラで一番の繁華街の場所。しかしサンペトロスーラのお金持ちは市内中心部に出ることはなく、郊外のモールに行くのだとか。

中央公園の様子。繁華街にもかからず警察が少ない。

中央公園 広場・公園

中米諸国の治安が悪いといっても、大都市圏の中心部では警察は多く、日中の散策はそこそこ安全であるが、サンペトロスーラでは警察が圧倒的に不足しているように感じる。尤も、市民にとってはそんな警察もマフィアとの癒着があるので信用ならないのだろうが。

中央公園 広場・公園

市内中心部にはマクドやピザハットがある。ここで働く人達はどうやって夜に自宅まで帰るのだろうか。ていうか、ここで食べるのは良いけど、外で待ち伏せされそうで怖い。

市内は家族連れで歩いている人もいるが、ベンチに座り込み行き通う人達をジーッと眺めている若者たちも多く、少し不気味だ。

中央公園の裏路地に入ると人通りも少ない。絶対夜には歩けんわ、こんな場所。

武装した警官を見ると少しホッとする。

露店も多く、面白そうではあったが、立ち止まりたくなかったので歩きながら眺めるだけ。

感覚的には2004年にヨハネスブルク(ジョバーグ)のダウンタウンを歩いた時の方が怖かった。ジョバーグの中央駅横のバスターミナルまで送ってもらったときには、何があってもバス乗り場の敷地から外に一歩も出るなと言われ、車に乗っていてもいつカージャックに遭うかわからない。

極めつけだったのが、夜に車を走らせるときには、ジョバーグのダウンタウンでは赤信号では、車は止まってはいけないこと。何故なら何処でカージャックされるかわからないから。赤信号の場合、ゆっくりと交差点に進み、左右の確認をして直ぐに走らせなければならない。

また、当時のジョバーグで車に乗車する場合、シートベルトは法定で定められているが、シートベルト着用はカージャックされる場合に非常に危険で、シートベルトを外す仕草が銃を取る姿に似ているため、犯人に射殺されることもある。だから当時はシートベルトをするなんて考えられなかった。

http://4travel.jp/travelogue/10098243

当時のジョバーグのダウンタウン何て、町を知ってる人とでなければ、歩けなかった。

一方サンペトロスーラのダウンタウンは車は赤信号でも止まるし、シートベルトもしてる。チキンバスは拳銃強盗に遭う確率が高いと言われているが、それでも当時のジョバーグのダウンタウンの事を考えたら、サンペトロスーラの治安のほうがまだましかな。未だ街中を歩くことができるし（日中だけど）。。

恐らく在住する場合、誘拐や強盗、人身売買の危険にさらされているので、旅行で訪れるよりも、在住するほうがはるかに危険なことに遭遇するのかもしれない。

とはいえ、あくまでも2004年のジョバーグとの比較なので、サンペトロスーラも危険である事は間違いない。中央公園だけをみると、そんなことは感じないのだが・・・。

市場へと移動すると、市場は生活用品も売られている。しかし15時を過ぎているのでとても閑散としている。

しかも食料品関係のお店はすでに閉店の準備。

15時過ぎると市場は真っ暗。かなり怖さを感じる。

ホテルのトランスファーと一緒に、中心部から少し離れたMall Pasaje Valleというモールへ。外はガッチリ多くの警察が配備されており、市内中心部のカテドラル付近とは様相がまるで異なる。

Mall Pasaje Valle ショッピングセンター

モールの中はまるで日本のAEONの中を歩いている感じ。「外界」とは別世界だ。警備員も頻繁に巡回し、皆楽しそうにモールを歩いている。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

モールのフードコート。モール内は「世界で最も治安の悪い町」というレッテルを貼られているようには全く感じない。休日にAEONに訪れたような感覚だ。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

少しお金のある人なら、治安の悪い市内中心部よりもこうしたモールに出掛けるのは至極当然の事だわ。だから余計に中心部が錆びれ治安が悪化していくのかもしれない。だって、市内ではいつ強盗に襲われるか解らずビクビクしながら歩かなければならないが、ここでは治安を気にせず歩くことができるのだから。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

ここのモールにはゲームセンターのようなスペースもあるが、モールによっては遊園地のような小アトラクションが設置された場所もある。でも・・・、太陽が燦々と降り注ぐ場所を歩けないのはどんな気分なのだろう。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

市内中心部では、本当に郊外を含め100万人が居住する大都市なのか、と思うほど人通りは少なかった。自分の地元の広島は100万人都市じゃけど、広島と比較しても明らかに人通りが少なかったから不思議に感じていたが、モールに来て納得。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

世界最悪の治安の町とは思えんでしょ？それなりのホテルに滞在し、こうしたホテルに頼んだ車でモールに車で出掛けるのであれば、サンペトロスーラでの旅行での滞在は問題ないだろう。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

トランスファーと一緒にピザハットのピザを夕食代わりに食べた。こうしてサンペトロスーラの観光は終わった。トランスファーには明け方4時半に迎えに来てもらうように伝えたが、本当にきてくれるのだろうか。。

シティモール サン ペドロ スーラ ショッピングセンター

サンペトロスーラは夜でも意外と蒸し蒸しするので、エアコンをつけっぱなしで就寝。夜中は外から女性達のケタケタ笑い声が聞こえ、あまり眠れなかった。

トランスファーは予定より15分遅れてやってきた。飛行機の時間は7時のフライト、ホテルから空港まで車で20分くらいなので余裕があったが、ハラハラしたわ。
車を走らせていると、蒸気機関車が胴体保存されていた。ＳＬがある事を知ってれば近くでみてみたかった！

夜中のサンペトロスーラの街並み。

ラモン・ヴィジェダ・モラレス国際空港。サンペトロスーラはホンジュラス第2の町だが、ホンジュラスの経済の中心のため、空港の利用客や発着数は、首都のテグシガルパのトンコンティン国際空港よりも多い。

空港の一階出口付近にある両替所。昨日到着時には現地通貨が「品切れ」で両替ができなかった。

早朝の出発のため、乗客も少ない。保安区域の中央から撮影しており、空港自体あまり大きくない。

保安区域にあるラウンジは5:00から営業とインターネットには書かれていたが、看板には6時からの営業となっており、残念ながら今回の旅行で利用できなかった。
保安区域のショップはいくつか営業していたので、朝食やミネラルウォータも購入できる。

サンサルバドルを経由しベリーズに向け、サンペドロスーラをアヴィアンカ航空で出発！

この旅行記へのコメント （4）

• こぼちゃさん 2016/01/29 17:46:11

  いやー

  すごいですね。
  ガチで街を歩いて散策されている。ここから陸路で移動されるものと思っていましたが、ここだけの滞在だったのですね。ご無事で何よりです。
  
  ガイドブックとか書かれていることが大袈裟すぎることもありますが、この街は明らかに数字がでていますからね。
  
  続きも楽しみにしております。
  
  

  worldspanさん からの返信 2016/01/30 14:19:07

  RE: いやー

  こぼちゃさん
  
  こんにちは
  若い頃なら一人で無鉄砲に歩くこともできたのですが、さすがに無茶はできないので、ホテルから徒歩圏内ですし、ホテルの人と一緒に歩いたんです。感覚的には日中であれば中央公園付近は大丈夫だと思いました。ただ、市場の方までいくと、異様な雰囲気の場所もあったので、注意は必要かもしれません。
  
  
  worldspan

• kayoさん 2016/01/29 11:15:24

  空港で現地通貨がない？

  worldspanさん、こんにちは！
  
  ハラハラ、ドキドキで拝見しました。おっかない国ですね〜。
  空港で現地通貨がないって、聞いたことないですわ。
  
  昔LACSAのチケットをNYからペルーまで買った時に、
  まるで各駅停車のように中米の空港を寄り道させられ、
  相棒とこれが本当のエアバスなんて笑ってた事を思い出しました。
  でもホンジュラスは上空通過のみでしたが。
  
  LACSAからアヴィアンカに名前が変わったのも知りませんでした。
  ベリーズは昔グアテマラからバスで入りましたが、
  ここも今どうなっているのか、次も楽しみにしています。
  
  kayo
  

  worldspanさん からの返信 2016/01/30 13:54:07

  RE: 空港で現地通貨がない？

  kayoさん
  
  こんにちは。
  自分も本当にビックリしました。最両替の時にドルが不足してないというならわかりますが、まさか自国通貨がないなんてビックリですよね。私以外にも何人か外国人らしき人が両替にきましたが、皆驚いていました。
  
  そうなんです。コスタリカベースのLACSAはアヴィアンカに吸収されてしまったんです。新しい名前はアヴィアンカ･コスタリカですが、2レターはLACSAのLRは残っています。それにしてもずいぶん前に周辺諸国を旅されたのですね！当時もかなり治安が不安定だったのではないですか？？
  
  
  worldspan