新春・レッサーパンダ詣は恒例の静岡市立日本平動物園へ（１）東海道新幹線で富士山に新春気分を感じながらのアクセス編＆夕食に沼津海鮮丼を食べたグルメ編＆動物園の干支展のミニサル学など

2016/01/02 - 2016/01/02

今年2016年も干支の置物とポスターカレンダーのプレゼント目当てに、新春レッサーパンダ詣は東静岡の日本平動物園にしました。
ほんとは先着200組からもれるとしても、東静岡駅からタクシーを使わずに路線バスを使い、干支の置物は売店で購入した方が、安上がりかも、と思いましたが、その差は500円足らず。
そもそも、その程度の差額を気にするくらいなら、新幹線でレッサーパンダ動物園に遠征したり、夕食はせっかくだから、と静岡駅隣接のパルシェ食彩館でどーんと豪華に沼津海鮮丼を食べたり、おみやげをじゃかすか買ったりしないです（笑）。
動物園遠征のついでに、グルメとおみやげ物色も楽しみなんですもの。
そしてこういうのは新年の動物園開園の先着200組の中に入れたこと自体にも、意義があるというものです@

2016年の新春で４度目となる、日本平動物園訪問。
いまさらですが、４度目にしてやっと、東京から静岡まで４日間有効なJR乗車券なら、静岡駅で途中下車して駅ビルで夕食を調達しても良いんだと気付きました。
それまでは、日本平動物園帰りの夕食は、静岡駅の駅弁屋でかろうじて売れ残った、特段静岡らしくない駅弁に甘んじていたのです。

帰りの新幹線は、１月４日（月）から仕事始めの人が多いせいか、１月２日の本日でも帰宅ラッシュが始まり、自由席乗車率が110パーセントとなっていました。
実は、年始休みに日本平動物園に行くことはずいぶん前から決めていたのに、新幹線の予約を取ったのは一週間程度前だったので、帰りの東海道新幹線の上りは、指定席が取れませんでした。
こんな日に静岡から乗ったのでは、自由席を確保できやしないでしょう。
と憂鬱になり、その後、ネットでちょくちょく空席状況をチェックしていましたが、前日の夜まで、１月２日の新幹線上りは、ひかりもこだまも、夕方から夜にかけて、指定席はおろか、グリーン車もほとんど満席でした。
しかし、当日の朝、品川駅に向かう途中の経由駅で、指定席はあっさり取れました。
６時そこそこの早朝だったせいもあったと思いましたが、けっこう当日キャンセルが出ていたようです。

おかげで、１日動物園で過ごし、遊び疲れた帰り道、新幹線の中ではぐうぐう寝て過ごすことができました。
帰りの指定席がとれたので、心置きなく買ったおみやげで重くなった手荷物は、頭上の棚に置いて、リラックスして@

＜恒例となった年始休みの日本平動物園のレッサーパンダ詣の旅行記のシリーズ構成＞
■（１）東海道新幹線で富士山に新春気分を感じながらのアクセス編＆夕食に沼津海鮮丼を食べたグルメ編＆動物園の干支展のミニサル学など
□（２）レッサーパンダ特集：年末脱走騒ぎのスミレちゃんは展示中止、でも美人ママ・シーちゃんと亡きタケルくんの分までママに甘え放題のヤマトくん、美少女まつばちゃんとやんちゃなタク・パパに癒されて
□（３）その他の動物たち：麗しくも可愛いホッキョクグマ＆メスに頭が上がらないけど交尾成功のオスライオン＆意外にひょうきん顔の黒ジャガーなど

静岡駅直結のパルシェ食彩館の沼津魚がし鮨のページ
http://www.parche.co.jp/shopinfo/uogashi/
日本平動物園の公式サイト
http://www.nhdzoo.jp/

＜タイムメモ＞
05:00頃　家を出る
（途中、池袋駅のみどりの窓口で帰りの新幹線を指定席券に変更）
06:40　JR品川駅に到着
07:10　品川駅発東海道新幹線ひかり461号に乗車
08:05　静岡駅到着
08:22　静岡駅発JR東海道本線興津行に乗車
08:25　東静岡駅に到着
08:40頃　タクシーで日本平動物園に到着
08:50　10分早めに動物園開園
09:00頃　日本平動物園に入園
09:10-10:30　レッサーパンダ
10:30-10:35　中型サル・シマハイエナ
10:35-11:05　猛獣館299（ホッキョクグマ・アザラシ）
（午前中ロッシーくんに人工雪のプレゼント）
11:10-12:10　レッサーパンダ
（11:20頃開始のリンゴタイムは11:10に既に開始）
12:10-12:20　ビジターセンターの干支展
12:20-12:45　レッサーパンダ
（12:40頃から順次全員お昼寝）
12:50-13:30　正門前広場の売店でランチ休憩
13:30-14:45　レッサーパンダ
14:45-15:30　猛獣館299（アムールトラ・ライオン）
15:30-15:45　キリン・アジアゾウ
（15:35頃〜アジアゾウのエサタイム）
15:45-15:55　猛獣館299（ピューマ・ジャガー）
15:55-16:00　オオアリクイ（全員屋内でお休み）
16:05-16:15　オランウータン・ワラビー
16:20-16:25　夜行性動物館
16:25-16:30　レッサーパンダ
（シーちゃん・ヤマトくん夕食中）
16:30　動物園を出る
16:48発のバスは少し遅れて16:50頃に到着
17:05頃　東静岡駅南口前に到着（渋滞なし）
17:10　東静岡駅発のJR東海道本線に乗車
17:30-18:10頃　パルシェ食彩館の沼津魚がし鮨で夕食
18:10-18:20頃　パルシェ食彩で静岡みやげの買い物
18:37　静岡駅発の新幹線ひかり号に乗車
19:33　品川駅着
22:00頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記〜レッサーパンダ大好き〜　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は、JR品川駅の新幹線改札前の駅弁屋で朝食を調達

新幹線改札口

ここから旅が始まります。
なんちゃって。

本日の往路の指定席は13号車

ホームに入車してきた新幹線はうまく撮れなかったので、これでお茶をにごすことにしました。

７時10分発の下りの東海道新幹線は空き空き

自由席車両でも空き空きだったと思います。
それでも一応、指定席をとりました。

本日の朝食の品川弁当（1,100円）とおやつの東京ばな菜の花（５ヶ入り515円）

美味しいものがちょっとずつ詰め込まれた品川弁当

ちゃんとあさりご飯がありました。
鶏塩だれやあなご天ぷらも、ちっちゃかったけれど、うまうま@

新発売のバナナシェィク味の東京ばな菜の花は可愛いプリント花柄入り

三島駅を出たあたりから、車窓の外の富士山を愛でる

トリミングして、町の景色はカットしました。

バランスよく模様が入った富士山

これも町の景色はトリミングしてカットしました。

きれいなカプチーノ頭の富士山

これはトリミングしていません。

いったん山影に隠れ行く富士山

山を越えた後が、絶好の富士山撮影ポイントなので、じっと待ち構えていたら……。

ガーン、立ちこめていた雲で、富士山がすっかりお隠れに（ショック！）

定刻、東静岡駅に到着

東静岡駅の窓から眺めた、富士山と新幹線

去年から今年2016年にかけての冬はかなりの暖冬なので、こちら側から見た富士山はあまり雪が残っていませんでした。

静岡側から見た青い富士

うっすら雪がありましたが、まるで夏の富士山のようでした。

タクシーで日本平動物園に向かい、先着200組の干支の置物の引換券をもらう

路線バスだと、正月ダイヤで、東静岡駅発９時50分が始発なのです。
それだと動物園に着くのは10時になってしまいます。

動物園の敷地の外に動物病院あり

2015年12月30日に園外に脱走したレッサーパンダのスミレちゃんは、12月31日の朝に駐車場の裏山の竹林で発見されました。
開園を待っていた間、その竹林を眺めて、どのへんにスミレちゃんがいたのかな〜と想像したり、動物病院を見ながら、ひょっとしてスミレちゃんが窓から見られないかしら、と期待してしまいました。

スミレちゃんは当分の間、動物病院へ

スミレちゃんは、ただ単に、美味しそうな笹がたくさんあるところをめざしただけで、反省はしないと思います（笑）。
飼育員さんいわく、今後、同じ屋外展示場にスミレちゃんを出したら、スミレちゃんは数分で同じ脱走経路で展示場の外に出てしまうだろう、と言っていました。
スミレちゃんは、園外に出るとき、有刺鉄線３段分を乗り越えてしまったそうです。
スミレちゃんの脱走経路は、そういうあちこちのポイントに抜け毛があったので、分かったそうです（苦笑）。
なので、検疫期間は２週間くらいでも、いまの屋外展示場に、スミレちゃんは出せなくなってしまいました。

ゲートが開き、やっと入園！

開園時間の10分前くらいから開園しましたが、入園するまで10分かかりました。
改札がキリン模様になっていたのは、アメリカからきたペアを記念してだろうと思います。
ただ、あいにくオスキリンのキリくんは、11月25日に急死してしまいました。

正門前広場とレッサーパンダ館（右）とレッサーパンダ飼育棟（左）

本日のランチはレストランの方まで行かず、この正門前広場の売店ですませました。

記念にもらった干支の置物とポスターカレンダーと来園者手づくりのフクロウとレッサーパンダ写真の半券と園内マップ

半券のレッサーパンダはシーちゃんだと思います。

妙ちくりんなタヌキ像、発見！

静岡市と姉妹都市の米ネブラスカ州オマハ市から、交流50年の記念に贈られた、オマハ在住のアーティストが制作したものだそうです。
癒される、というか、笑える〜！

動物園自体も交流があり、オマハ市から日本平動物園にジャガーやピューマが贈られ、日本平動物園からはタヌキなどを贈ったそうです。

絵ビジターセンターの干支の申展

干支展ポスター

左下のオオガラコはロリスの仲間ですが、ロリスはリスではなく、霊長類、つまりサルの仲間だそうです。

たいていの動物園にいて注目していなかったニホンザルは世界でこんなに珍しい

サルの群は女系と知っていたけれど、野生のサルの群にボスザルがいなかったとは初耳

野生のサルと動物園のサルの比較

昔はサルが畑にやってくることはなかった……

サルによる作物の被害総額はハンパではなかったんですね。

里山の人口が減って放置された畑や人がエサをあげたことで、サルは畑や人里でエサをもらえることを学習してしまった……

人とサルの問題を解決するには

サルの鳴き声クイズ

右の小さな箱の赤いボタンを押す、録音された鳴き声が流れました。

答えは扉を開けると出てくる

鳴き声クイズは２つありました。

去年2015年に生まれたサルの赤ちゃん写真大集合！

サルのお母さんは赤ちゃんを巣穴で育てず、おんぶや抱っこして、移動しながら育てます。

歳末から年賀状用に設置されていた撮影スポット

誰の手肢かな？

しっぽクイズ〜答えは裏に

回答の写真をアップするのは控えましょう。

クイズには10種類のサルがいますが、全部この動物園で会えるサルたちです。
時間の関係で大半の子には会いに行かなかったですけど（苦笑）。

秋の写生大会の入賞作品も展示

力作ぞろいで見ほれました。

入選作品

真ん中に、なかなか味のあるレッサーパンダの絵がありました。

入賞作品から〜幼稚園児による可愛いレッサーパンダ

レッサーパンダの好物のリンゴが一緒に描き込まれているように見えます。

入賞作品から〜可愛い動きをとらえたマレーバク

審査員からのコメントにもある通り、黒・赤・青の色のコントラストや構図もすばらしいです。

入賞作品から〜さすが大人の描写力！

いや、大人だからといって、誰もがここまで描けるわけではないです、もちろん！

入賞作品から〜幼稚園児による、見事に特徴がとらえられたシマハイエナ

入賞作品から〜難しいトラのポーズをとらえた見事な作品

12時45分、レッサーパンダがみんな寝てしまったので、正門前広場でランチをとる

まずはフランクフルトとなつかしの揚げパン

さすが今年2016年初日なので、来園者もなかなか多く、売店はどこも行列ができていました。

足らなかったので（苦笑）、ショップに隣接した売店でもランチを調達

ホットコーヒーとキノコパスタ

パスタは、冷凍パスタでした。嫌いじゃないですけどね、冷凍パスタ。自宅でもたまに食べますけどね、冷凍パスタ。

というわけで、夕食は、静岡駅改札をいったん出て、隣接のパルシェ食彩館へ

静岡から東京までのJR乗車券は４日間有効で、東京都山の手線区内はダメですが、その手前であれば途中下車有効であることに、いまさら気付きました。
去年11月に長野・北陸のレッサーパンダ遠征に行ったおかげです。
なので、いったん改札を出て、夕食を調達することにしました。

食彩館パルシェの沼津魚がし鮨で夕食をとることにする

夕食時なので混んでいて座席が空くのを待ちました。
でも、動物園から東静岡駅までの路線バスが渋滞に巻き込まれることなく、帰りの指定席をとった新幹線発車時間まで１時間以上あったため、時間は十分ありました。

セットのサラダとお茶

流れ鮨を注文していると時間がかかると思ったので、丼ものを注文しました。
セットでお新香・サラダ・味噌汁がつきました。

沼津海鮮丼（1,715円外税）で舌鼓を打つ

夕食後は、パルシェ食彩館で静岡みやげを調達

これはかなり重みがあったのですが、手軽に作れるのが良いし、帰りの新幹線の指定席がとれたので、多少重くなっても買うことにしました。

母がみやげにはんぺんを所望していたので、これもゲット

沼津魚がし鮨でテイクアウトするとしたら

ここで流れ鮨のように選べるし、すでに箱に詰め込まれたテイクアウトもありました。
今回は指定席がとれたので、もし、時間がなかったら、ここでテイクアウトして新幹線の中で食べることもできました。

新幹線の待合室のキオスクでお菓子も調達

パルシェ食品館には、いかにも静岡みやげのお菓子というのはあまりなく、分かりやすいおみやげは新幹線改札を入った後の売店にありました。

というわけで、静岡みやげのお菓子といったらうなぎパイ！
それも、我ら母子はふつうのうなぎパイより、奥のブランデー入りの方がお気に入りです。

本日ゲットした静岡みやげ・その１

・黒はんぺん10枚入り2,052円
真空パックなので、２週間もちます。

・静岡おでん756円×２食

本日ゲットした静岡みやげ・その２

・中身が小分けされているあべ川もち（大人３人前648円）
・うなぎパイブランデー入り10枚 1,964円

あべ川もちの方は、パルシェ食彩館で買いました。

先着200組でもらった干支の置物

ポスターカレンダーとあわせて正月プレゼントは、毎年１月２日と３日に配られます。
干支の置物は売店で買うことも出来ますが、先着200組の中に入ってもらえることに、意義があるのです@

先着400組でもらったポスターカレンダー

ここに登場しているレッサーパンダは、一昨年2014年生まれのまつばちゃんです。
いまは姫路にいる１つ年上のお姉ちゃんのミホちゃんとあわせて、三保の松原姉妹。

もっと大きなサイズの同じ写真が使われた月めくりカレンダーなら、売店で買うことが出来ます。

おまけの写真：去年2015年ももらった日本平動物園の干支のヒツジの置物と、願いが叶ったので目をいれたダルマ

こちらは近所で初詣でしたときに、他の古いお守りと一緒に古札納所にお返ししました。

プロローグとしてのアクセス・グルメ・おみやげ編は以上です。

「新春・レッサーパンダ詣は恒例の静岡市立日本平動物園へ（２）レッサーパンダ特集：年末脱走騒ぎのスミレちゃんは展示中止、でも美人ママ・シーちゃんと亡きタケルくんの分までママに甘え放題のヤマトくん、美少女まつばちゃんとやんちゃなタク・パパに癒されて」へとつづく。