初詣並みの大混雑だった　高尾山の紅葉狩り

2015/11/21 - 2015/11/21

秋も深まって来たので　紅葉狩りに行ってみました
目的地は高尾山
かつての上司と接待で訪れたのは　10年も前のこと
その上司も肺気腫で亡くなってしまい
接待したお嬢さんは　結婚して　今では母国へ戻っています

人間のうつろいやすい日々に比べ
自然はど〜んとしていて　全然変わっていない
悠久の象徴かと思っていたのですが

なんとなんと　すっかり変わっていて
ビックリしました

何といっても人の多さ！
一瞬今日は元旦だったっけ？　と
錯覚を起こしそうなぐらいでした

エリア 高尾・八王子(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

都営新宿線　神保町駅で待ち合わせ
新宿まで170円

新宿でホームを乗り換え
京王線の急行で高尾山口まで
390円

こんなお手軽な値段で到着した
自然一杯の高尾山

高尾山ケーブルカー 乗り物

のはずだったのに

渋谷のスクランブル交差点より
多いんじゃない
この人　人　人

紅葉の具合は

遅すぎたのか
早すぎたのか

ちょっとわからないけれど
真っ盛りとはいいがたい状態

人混みの中では
何の説明もないし
皆　行列を作って
のろのろ進んでいくので
私達も
それに従っていきました

たまに交通整理をしているボランティア風の人がいましたけれど
あきらかに
管理している人たちの
準備不足

ケーブルカーまで
辿りつくのに
何と1時間弱かかりました

高尾山口駅到着が12：01

ケーブルカーに乗ったのが12：55

高尾山ケーブルカー 乗り物

このケーブルカー
最高傾斜度31度を超えるため
極端なシェープ

それでも待ったかいがあって
210mから490mの標高差を
ササッとクリアー

途端に気温も
ググッと下がって

ヒンヤリ・・・　

そこに広がる
東京と横浜

カメラでは写らなかったみたいですが
スカイツリーも見えていました

高尾山 自然・景勝地

横浜のランドマークタワーも
はっきり見えていました

何と身近なところにある
大自然！

と感激したいところですが

そのまま　目線を下げれば
ここは
原宿なの！！！？

っていう大混雑

十一丁目茶屋で
まずは腹ごしらえすることに
しました

十一丁目茶屋 グルメ・レストラン

店内の様子

右側のテラスにも
席がありましたが
このような日は
座れる順に座りましょう

十一丁目茶屋 グルメ・レストラン

しめじ蕎麦

ちょっと塩が強め

最近　吉田類君も
来たようで・・・

お団子は好きな本数を買うことができません

店内では
この組み合わせで5本というメニュー
のほか
3つの組み合わせのみ

甘い方を3本に
なんて我儘は
許されないようで・・・

外でも
お団子を買う長い列が
短くなることはありませんでした

トイレはこの店で済ませて
さて山頂を目指します

樹齢1000年を超える
杉をはじめとする
木々が
素晴らしい！

以前と変わったのは
こんな立派な説明書きが
あちらこちらに
設置されていた点

高尾山　杉並木

と　一見　深山風に撮ってみましたが
実際は
相変わらず
人の波

周りからは中国語をはじめとする
外国語が飛び交っていました

でも台湾からの方が多かったようで
日本人と溶け合って
いいかんじで
人波が動いていました

あっ　紅葉だ・・・

女坂をずっと上って
薬王院へ

高尾山口で
高尾山コースマップをもらっていたので
役立ちました

この銅像も新しいなあ

見覚えがない・・・

このように
沢山の仏像が
設置されていました

これも見覚え無し

でも　何だか遊園地っぽくって
楽しいかも

と　突如　ピーポー　ピーポー

何事かと思ったら
緊急車両が3台も
通り過ぎていきます

何かあったのかな？

お正月の写真じゃあ
ありませんよ

本当に
錯覚しちゃいそう

天狗だ！

天狗の像には
除災開運の力が
あるそうです

おみくじも大人気

凶をひいてしまった人が

先月の方が良かったわ
ですって

毎月　御神籤をねえ〜

山の一日が
暮れるのは
とても早くて

まだ3時をちょっと回っただけなのに
夕暮れ時っぽくなってきました

雲も出てきてしまいました

今度は下りなので
男坂を行きます

この階段のおかげで
女坂に比べて
遥かに人が少なくて
歩きやすかったです

108段あるそうです

男坂の方が
距離的にも
かなり短かったように感じます

新しく寄進された
仏像を眺めながら
ケーブルカーの乗り場に戻って行ったら

十一丁目茶屋の遥か手前まで
ケーブルカー待ちの列が伸びていました

幸いところどころにベンチがあったので
父には座っていてもらって
私は列の中に

この「一分」の標識から
実際乗るまで
30分はかかったでしょうか・・・

一台に135人も載れるので
そんなに待つとは思っていなかった
私の判断の甘さ

(―＿―;）

日が陰ってからは
シンシンと
冷えてきて

風も冷たくなってきました

八王子市の物産展も
やっていたので
列を離れて
代わる代わる
のぞきに行く人もいました

駅の構内に入った頃には
もう4時半を過ぎていました
1時間以上並んでいたことになります

駅の外にあるトイレに
父が行ってきたのですが

トイレを使おうとした子供が
あまりの汚さに使う勇気が出なかったようで
大泣きしていたそうです

高尾山ケーブルカー 乗り物

もう薄暗くなり始めています

ケーブルカーとリフトがありますが
往復930円のチケットを買うと
どちらも利用することができます
要するに共通のチケットです

混み具合によって使い分けようと思ったのですが
どちらも同じようなものでした
そんな時は
一気に100人以上運んでくれるケーブルカーが
けっこう便利です

リフトはあくまでも
スキーリフトみたいなもので
2人づつしか下りて行けませんから・・・

清滝駅におりた時には
もう完全に日が暮れてしまいました
5時ちょっと前です

まだまだごった返しているので

温泉を浴びて
お蕎麦でも食べて帰ろう

と話しながら
京王線の駅に向かいました

そうです

駅に直結して
2015年10月　温泉がオープンしたのです

入浴料1200円

タオルは持参すること
ただし有料で貸してくれますが・・・

冷えた体を温めて

という予定は
この看板で
あっさり
グシャッ

紅葉狩りの人が押し寄せた結果
入場できなくなっていました

係りの方が
一生懸命謝っていました

京王高尾山温泉 極楽湯 温泉

温泉をあきらめて
帰ることにしました

始発なので座れます
嬉しいですね

多くの方が高尾でJRに乗り換えたり
特急新宿行に乗り換える中
普通電車で座ったまま帰ることにしました

でもあまりに時間がかかるので
都営線乗り入れの快速が来た時に
乗り換えて神保町まで
またまた座って行きました

ランチョン グルメ・レストラン

ランチョンは
子供のころからある
洋食屋さんです

これはタンシチュー

でも　付け合わせのロールパンは
切らしているし
折悪しく
20人ほどの飲み会の隣りになってしまったため
うるさくて話もできない状態だったので
食べるだけ食べて
すぐ出てしまいました

あまりいい気持ではなかったです

神保町の裏通りの
これまた子供のころからあった喫茶店

さぼうるによって
ほっとしました

さぼうる グルメ・レストラン

美味しいコーヒーを飲んで
今日の締めくくりとしました