初夏の岩手滝めぐり（４）　滝メグラーが行く１８２　幣懸（ぬさかけ）の滝

2014/05/11 - 2014/05/11

週末仙台出張が入りました。こんな絶好のチャンスを逃すわけにはいきません。そこで岩手県の滝めぐりと残雪残る八幡平を楽しむことを二本柱として計画を立てました。未訪問の百選滝でさる不動の滝を制覇し、また旅行記が完成した暁にはマイページの日本地図を完全に塗りつぶすことになるという一石二鳥の旅です。

物産館あすぴーてで作戦を練った結果、帰りは夕方のいわて花巻空港から大阪伊丹空港へのJAL便で、最後は花巻温泉付近にある滝に行くことは決めていたため、逆算して矢巾町の幣懸（ぬさかけ）の滝へ行くことにしました。

幣懸の滝滝見難易度：２
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 紫波・矢巾(岩手)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ ANAグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

幣懸の滝へは、矢巾町国民保養センターを目印にすると行くことができます。林道がさらに先へと続いており車を進めると、あれれ？黄色いテープが張ってあり進入できません。仕方なく矢巾町国民保養センターに戻り駐車場をお借りしました。

八重桜が満開でしたよ。

矢巾町国民保養センターの近くには探偵ナイトスクープ的パラダイス臭のする‘イーハトーブ本の森’なるお店があります。何か怪しい。入りにくい雰囲気でした。古書店だそうです。ここは宮沢賢治ゆかりの地だそうです。

例の黄色いテープには立入禁止の文字が…でも地元の方らしき子連れのお母さんが歩いておられましたので、少々の後ろめたさを感じながら入って行きました。未舗装の林道をしばらく（駐車場所から3分ほど）歩くと林道は完全に閉鎖でした。前年の大雨被害によるものだそうです。それほどメジャーではない滝の場合、このような立入禁止のような情報はなかなか入手できないのが現実で、これまでにも何度も空振りをしています。

前の写真のゲートの手前で川沿いに遊歩道がありました。実際に大雨による災害は林道への影響が大で、この写真のように道路が完全に崩落していました。ただ遊歩道は無事のようで、自己責任で進みます。

遊歩道に滝の由来の説明がありました。

この橋は全く無事で、橋を渡った先にあずまやが見えます。その先に滝はあるようです。幣懸の滝周辺は憩いの場所として整備されています。

幣懸の滝前に到着です。危険な場所は全くありませんでした。小さな滝で落差は7m。

滝の横に階段があります。上を走る林道へと繋がる階段のようです。

階段を登ると幣懸の滝を上から見下ろすことができました。

林道を上がって行くと南昌大滝があるそうですが、どのくらい歩くのか、また林道の状況もわからず、さすがに自重しました。