初夏の岩手滝めぐり（１）　滝メグラーが行く１８１　日本の滝百選・不動の滝

2014/05/10 - 2014/05/10

週末仙台出張が入りました。こんな絶好のチャンスを逃すわけにはいきません。そこで岩手県の滝めぐりと残雪残る八幡平を楽しむことを二本柱として計画を立てました。未訪問の百選滝でさる不動の滝を制覇し、また旅行記が完成した暁にはマイページの日本地図を完全に塗りつぶすことになるという一石二鳥の旅です。

土曜日に仕事から解放されるのが夕方近くになるため、仙台から盛岡へ新幹線で移動し、盛岡駅からレンタカーで宿泊する八幡平ロイヤルホテルへ直接向かうつもりでした。ところが思った以上に順調に事が運んだため、土曜日に不動の滝に訪れることができたのです。

不動の滝滝見難易度：１
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 八幡平（岩手側）(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ ANAグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

不動の滝の駐車場に到着したのは夕方6時頃でした。まだまだ陽は高くゆっくりと滝を楽しむことができそうです。5月中旬ですが、不動の滝周辺は桜が満開。春爛漫です。

早速不動の滝へ向かうことにします。

日本の滝百選に選出された記念の立派な石碑があります。

不動の滝は桜松神社の境内にあります。

石灯篭の並ぶ参道を歩き．．．

桜松神社拝殿です。桜松神社は瀬織津姫を祀る神社として知る人ぞ知る存在だそうです。

さらに参道を進んでいきます。このような門扉が時折現れます。

駐車場からは5分もかからずに不動の滝に到着です。実にお手軽な百選滝ですね。

不動の滝は岩手県唯一の日本の滝百選に選出された滝です。滝の右側に石彫不動明王が安置されています。

落差は15mと大きな滝ではありませんが、古くから修験者の修行の場として使用された由緒ある霊場で、太平洋戦争時代には東北各地から出征兵士の安全を祈願し投銭されたそうです。

不動の滝周辺は遊歩道があり、カタクリが一面に咲いていました。これはちょっとした嬉しい誤算です。

カタクリの花。

エンレイソウも咲いていました。

不動の滝から先は渓流沿いに遊歩道が整備されており、駐車場から桜松神社の参道を歩き、遊歩道で戻ってくるというちょっとしたハイキングを楽しむこともできるようです。

土曜日に不動の滝を見ることができたのは望外のことでした。早くホテルへ行って温泉に入りましょう。