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9/12(土)<br /> 約13時間のロングフライトに耐え、早朝、イスタンブール空港へ到着。トルコは入国カードが不要で、靴まで脱がされたハワイやグアムの時と違ってとても楽だった。空港で15,000円を両替、現在1トルコリラが約40円なので数か月前と比べて割安感がある。<br /> 観光バスでトルコ周遊開始。<br />現地ガイドの男性は、大学で日本語を専攻し留学経験もあり、日本人女性と結婚されているとのこと。道路サイドの大地には、ひまわり・ぶどう・松・稲が育っている。メモを取りながら窓外のエーゲ海を楽しむ。<br /> 11:15国営フェリーでダーダネルス海峡を渡る。事前予約不可とのこと、予定どおり乗船できてラッキ―!乗船時間30分弱、下船後トロイへ向かう。昼食時のグラスワイン(8TL)で心地よい。<br /> トロイ遺跡は9層になっていたが、ドイツの考古学者:シュリーマンが宝物の出土した6層を短期間で発掘したため、それ以前のものを破壊してしまったとのこと。いつの世も変わらぬ名誉と金か。エーゲ海の風に洗われる。<br /> アイワルク泊は、リゾートホテルで直接ビーチへ出ることができた。部屋には、歯ブラシ・櫛・ティッシュ・スリッパが無い。タオル・バスタオルは、BIGサイズで厚手の綿製品。特に洗面用のものは触り心地や機能性・吸収性に改善の余地があると感じた。トルコは世界有数の綿花生産国なのに惜しい。<br /> 機内で眠れなかったので爆睡かと思えば、然にあらず、2時間程度で目覚めた。老化のなせる業か。<br /><br />9/13(日)<br /> 本日のメインは、エフェソス都市遺跡観光。その前に革製品の製造元へ案内された。我がツアーメンバーの熱演で盛り上がった十数分間のファッションショーの後、熱気が醒めやらぬまま説明・販売。確かにデザイン、品質は良いのだろうが、価格もお高い。販売員の流暢な日本語についつい財布の紐が緩んだ。<br /> 真青な空の下、広大なエフェソス都市遺跡の中を歩いた。遺跡を背景に一人参加の男性にシャッターを押して頂いた。自撮りを諦めていたので、とてもありがたい。アルミテス神殿は世界の7不思議の一つとのこと。停車中のバスの車内温度36℃、一路宿泊地バレッカムへ!<br /> ホテルの部屋は、昨夜より感じが良い。ホテル内にプールがあり、バングラデシュ製の水着(以前グアムのスーパーで購入したもの)を持参していたが、夕食時にグラスワインを2杯飲んで転寝してしまったので利用できなかった。少し残念!午前1時30分に目覚め、NHKの海外放送番組を見ながら今日の予定を予習。<br /> 早朝の気温20℃、とてもすがすがしい。<br /><br />9/14(月)<br /> ホテル出発後約15分で世界遺産:ローマ時代の古代都市ヒエラポリス遺跡と石灰棚へ到着。ヒエラの由来は、ペルガモン王国の始祖テレフォスの后ヒエラによるとされているとのこと。石灰棚はまるでスキー場の様、2月に予定している『ニセコ』が待ち遠しい。石灰棚から流れ落ちる水は、作物が枯渇するので下流に流さないとのこと。同行の男性に「これ<br />を観れば中国の九寨溝へ行く必要はない。」と言わせるほど青と白のコントラストが美しい。<br /> 名残惜しいが、小麦畑と大理石採石場を横目に見ながら一路宿泊地コンヤへ!途中立ち寄ったレストランのトルコ風ピザが美味だった。この地方は標高1,200m、青森地方の気候に似ていて雪解け水でサクランボが育つとのこと。<br /> コンヤは、11~13世紀セルジュク・トルコの首都だった町。ホテルはロシア系の資本が入っているせいかベットや鏡もBIGサイズ、有難いことにWiFiが部屋から接続可能<br />でテーブルに灰皿が置かれている。ただし、カーテンを引っ張るとレールから外れ、洗面台の排水口の隙間から水が漏れて水が溜まらない。バスタブの栓も破損していてこれも同じ。外観は高級だが、細部は日本の基準未満。<br /><br />9/15(火)<br /> 朝食時に集合時刻をうっかり忘れてしまうほど話が弾む。関空出国時に両替レートを尋ねたところ1TLが60円だったとのこと。まるでぼったくりだ。部屋へ帰る途中でエレベーターが止まってしまった。同乗者が非常ボタンを押してすぐに復旧、手際が良過ぎて心境複雑!<br /> ホテル出発後、スルタンハンのキャラバンサライを経由して、世界遺産:カッパドキアへ向かう。車中でプロジェクトX『イラン・イラク戦争』のVTRが映される。1985年、30年前の緊張が蘇る。日本人として忘れてはならない記憶である。トルコ人パイロットのアリさんへ改めて表敬。<br /> トルコ絨毯の販売店に立ち寄った後、世界遺産:カッパドキアの鳩の谷を望むレストランで昼食をとる。ぶどうジュース(10TL)が美味。トルコ絨毯は10件程度成約したのかな、現地ガイドの男性も少し安堵した様子。<br /> ウチヒサール、ギョレメの谷、デヴレント、ギズリバフチェ、スリーシスターズ、ローズバレーの奇岩群に圧倒されながら写真撮影。エフェソス都市遺跡でお世話になった男性にまた、シャッターをお願いした。地元の老夫婦にシャッターを任されたり、御主人と写真に納まったりして日本・トルコの親善を深めることもできた。休憩時間に喫茶店MADOでヤギの乳で作る伸びるアイス(2top6TL)を食した。美味だった。<br /> カッパドキアでは2泊するが、部屋は地下1階でカーテン越しに人・単車の影が動き、内壁も洞窟風にあらず、大いに残念。WiFiが部屋から接続可能で、テレビがSONY製だったことで少し救われた。連泊を利用して入室後早々に洗濯を実施。硬水のせいで泡立ちが悪いが、しないよりはまし。<br /><br />9/16(水)<br /> 昨夜から0時就寝4時起床のリズムがようやく定着した。TVでトルコミュージックを流しながら、WiFiで日本のプロ野球の試合結果や為替を確認した後、灰皿が無いので6時前に玄関先に出て、タバコに火をつける。すがすがしい朝だ。しばらくすると薄明かりの中、気球が次々と降下してくる。目視できるだけでも25台以上、搭乗者20人程度、23,000円/人だから3時間程度で相当な収入となる。後で搭乗者に聞いたところ50台以上あった模様。カッパドキアの主力産業の無事故を祈念した。<br /> 朝食後、OPのギョレメ野外博物館観光(8,000円/人、食事なし。)に参加。洞窟の壁画のカラーが予想以上に鮮明に残っていたことが印象に残った。<br /> トルコ石店へ案内されたが一人旅の私は、お呼びでない。女性が主役である。<br /> 洞窟レストランで鱒料理の昼食をとった後、チャルダック地下都市、パシャバーを観光した。<br /> 夕食は、楽しみにしていた民族舞踊とベリーダンスディナーショー。フリードリンクが有難い。満場の観客と舞台が一つになる中、海外旅行先では珍しく、赤ワインをフルボトル1本分くらいは飲んだかな。よい思い出ができた。余韻に浸ってホテルで一服していると、背後からツアーメンバーの声、会話に時間を忘れた。<br /><br />9/17(木)<br /> 普段と比べて少し喉が渇く程度、朝食も普通にとれた。部屋の前のショップでポストカードと切手を購入してチップ用のコインを確保した。ポストカードは、ハガキ通信が趣味の退職された上司に出す予定。<br /> ホテルを出発し、車窓の小麦畑を見ながらボズアカレへ向かう。紀元前18世紀頃、ヒッタイト王国の首都であった世界遺産:ハットゥシャシュ遺跡、ヤズルカヤ遺跡を巡り、本日の観光は終了、一路宿泊地アンカラへ!ちなみに製鉄技術を確立したのはヒッタイト人で、英語のアンカー(錨)の語源は、アンカラから由来しているとのこと。<br /> iPodで安室奈美恵に癒されながら、夕日に向かって走る。首都アンカラは、人口400万人でイスタンブールに次ぐトルコ第2の都市、交通量も日本の大都市と変わらない。若者の姿が目立つようになった。人口の60%が30歳以下と聞いた。これからのトルコの発展を担う若者達だ。<br /><br />9/18(金)<br /> 7:30宿泊ホテル:スルメリアンカラを出発。車内でトルコの民族音楽が流れる。津軽三味線と尺八の音色を連想させる。私の感性の世界で日本とトルコがまた繋がった。<br /> 雲一つない真っ青な空の下、360度見渡す限りの荒野を一路イスタンブールへバスは走る。<br />車内に差し込む日差しも苦にならない。延べ3,400㎞を走破するこの旅も今夜のイスタンブール泊と機内泊を残すだけ、このままギリシャまで流されて行きたい気分!<br /> イスタンブール到着。レストランで「ドネルケバブ」の昼食後、世界遺産:イスタンブール歴史地域を観光。ブルーモスク、アヤソフィア、ヒポドゥローム、イスティクラル通りを巡り、グランドバザールで数十分の自由時間になった。バザール内の要所に警備員が配備されている。テロ対策か、これもトルコの現実。観光しながら郵便ポストを探したが、見つからない。ポストカードは、今夜の宿泊ホテル:シェラトン アタキョイのフロントで頼んでみよう。<br />夕食はボスポラス海峡に架けられたガラタ橋のレストランで「キョフテ」をいただく。夕陽の海に3頭のイルカが迎えてくれた。<br />ホテルの部屋は広く、シービューで快適だった。睡眠時間2時間、名残惜しくてテレビでトルコミュージックを一晩中流しながら、トルコ最後の夜を明かした。<br /><br />9/19(土)<br />朝食後、フロントで事情を話し、ポストカードを丁重に託した。「テシェッキュル エデルム」若いボーイの表情が緩む。<br />ホテル出発後、OPのボスフォラス海峡クルーズとルステムパシャモスク観光(8,000円/人、食事なし。)に参加。新市街沿岸を第一ボスポラス大橋から第二ボスポラス大橋まで進み、アジア・サイド沿岸を回って寄港したが、天候が良く風もなく、クルーズ船が貸切りのため、のんびりとエーゲ海の景色を堪能できた。海はいいね。私の小型船舶操縦免許証は来年更新だったかな。<br />下船後、オリエント急行の終着駅「シルケジ駅」で昼食をとり、トプカプ宮殿、エジプシャンバザールを観光。その後、「シルケジ駅」から地下鉄「マルマライ」に体験乗車した。構内にポスターが少ないこと以外は日本の駅と変わらない。わずか1駅の往復だったが、復路で男子学生風の若者から座席を譲られた。人生初、青天の霹靂。週数回のジムのトレーニングが5年目になるのに、なんとも複雑な心境である。でも、若者のハートは一生忘れない。<br />レストランでシ?フードの夕食後、一路イスタンブール空港へ!<br /> ターキッシュエアラインズTK-0046便の出発時刻が約2時間遅れるというハプニングがあったが、台湾に劣らぬ親日国トルコ周遊無事終了。 <br /> 最後に、個性豊かで旅慣れたツアーメンバーに感謝!皆様、お元気で!<br />

トルコ周遊!

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2015/09/11 - 2015/09/20

2958位(同エリア10132件中)

0

16

五郎太石男

五郎太石男さん

9/12(土)
 約13時間のロングフライトに耐え、早朝、イスタンブール空港へ到着。トルコは入国カードが不要で、靴まで脱がされたハワイやグアムの時と違ってとても楽だった。空港で15,000円を両替、現在1トルコリラが約40円なので数か月前と比べて割安感がある。
 観光バスでトルコ周遊開始。
現地ガイドの男性は、大学で日本語を専攻し留学経験もあり、日本人女性と結婚されているとのこと。道路サイドの大地には、ひまわり・ぶどう・松・稲が育っている。メモを取りながら窓外のエーゲ海を楽しむ。
 11:15国営フェリーでダーダネルス海峡を渡る。事前予約不可とのこと、予定どおり乗船できてラッキ―!乗船時間30分弱、下船後トロイへ向かう。昼食時のグラスワイン(8TL)で心地よい。
 トロイ遺跡は9層になっていたが、ドイツの考古学者:シュリーマンが宝物の出土した6層を短期間で発掘したため、それ以前のものを破壊してしまったとのこと。いつの世も変わらぬ名誉と金か。エーゲ海の風に洗われる。
 アイワルク泊は、リゾートホテルで直接ビーチへ出ることができた。部屋には、歯ブラシ・櫛・ティッシュ・スリッパが無い。タオル・バスタオルは、BIGサイズで厚手の綿製品。特に洗面用のものは触り心地や機能性・吸収性に改善の余地があると感じた。トルコは世界有数の綿花生産国なのに惜しい。
 機内で眠れなかったので爆睡かと思えば、然にあらず、2時間程度で目覚めた。老化のなせる業か。

9/13(日)
 本日のメインは、エフェソス都市遺跡観光。その前に革製品の製造元へ案内された。我がツアーメンバーの熱演で盛り上がった十数分間のファッションショーの後、熱気が醒めやらぬまま説明・販売。確かにデザイン、品質は良いのだろうが、価格もお高い。販売員の流暢な日本語についつい財布の紐が緩んだ。
 真青な空の下、広大なエフェソス都市遺跡の中を歩いた。遺跡を背景に一人参加の男性にシャッターを押して頂いた。自撮りを諦めていたので、とてもありがたい。アルミテス神殿は世界の7不思議の一つとのこと。停車中のバスの車内温度36℃、一路宿泊地バレッカムへ!
 ホテルの部屋は、昨夜より感じが良い。ホテル内にプールがあり、バングラデシュ製の水着(以前グアムのスーパーで購入したもの)を持参していたが、夕食時にグラスワインを2杯飲んで転寝してしまったので利用できなかった。少し残念!午前1時30分に目覚め、NHKの海外放送番組を見ながら今日の予定を予習。
 早朝の気温20℃、とてもすがすがしい。

9/14(月)
 ホテル出発後約15分で世界遺産:ローマ時代の古代都市ヒエラポリス遺跡と石灰棚へ到着。ヒエラの由来は、ペルガモン王国の始祖テレフォスの后ヒエラによるとされているとのこと。石灰棚はまるでスキー場の様、2月に予定している『ニセコ』が待ち遠しい。石灰棚から流れ落ちる水は、作物が枯渇するので下流に流さないとのこと。同行の男性に「これ
を観れば中国の九寨溝へ行く必要はない。」と言わせるほど青と白のコントラストが美しい。
 名残惜しいが、小麦畑と大理石採石場を横目に見ながら一路宿泊地コンヤへ!途中立ち寄ったレストランのトルコ風ピザが美味だった。この地方は標高1,200m、青森地方の気候に似ていて雪解け水でサクランボが育つとのこと。
 コンヤは、11~13世紀セルジュク・トルコの首都だった町。ホテルはロシア系の資本が入っているせいかベットや鏡もBIGサイズ、有難いことにWiFiが部屋から接続可能
でテーブルに灰皿が置かれている。ただし、カーテンを引っ張るとレールから外れ、洗面台の排水口の隙間から水が漏れて水が溜まらない。バスタブの栓も破損していてこれも同じ。外観は高級だが、細部は日本の基準未満。

9/15(火)
 朝食時に集合時刻をうっかり忘れてしまうほど話が弾む。関空出国時に両替レートを尋ねたところ1TLが60円だったとのこと。まるでぼったくりだ。部屋へ帰る途中でエレベーターが止まってしまった。同乗者が非常ボタンを押してすぐに復旧、手際が良過ぎて心境複雑!
 ホテル出発後、スルタンハンのキャラバンサライを経由して、世界遺産:カッパドキアへ向かう。車中でプロジェクトX『イラン・イラク戦争』のVTRが映される。1985年、30年前の緊張が蘇る。日本人として忘れてはならない記憶である。トルコ人パイロットのアリさんへ改めて表敬。
 トルコ絨毯の販売店に立ち寄った後、世界遺産:カッパドキアの鳩の谷を望むレストランで昼食をとる。ぶどうジュース(10TL)が美味。トルコ絨毯は10件程度成約したのかな、現地ガイドの男性も少し安堵した様子。
 ウチヒサール、ギョレメの谷、デヴレント、ギズリバフチェ、スリーシスターズ、ローズバレーの奇岩群に圧倒されながら写真撮影。エフェソス都市遺跡でお世話になった男性にまた、シャッターをお願いした。地元の老夫婦にシャッターを任されたり、御主人と写真に納まったりして日本・トルコの親善を深めることもできた。休憩時間に喫茶店MADOでヤギの乳で作る伸びるアイス(2top6TL)を食した。美味だった。
 カッパドキアでは2泊するが、部屋は地下1階でカーテン越しに人・単車の影が動き、内壁も洞窟風にあらず、大いに残念。WiFiが部屋から接続可能で、テレビがSONY製だったことで少し救われた。連泊を利用して入室後早々に洗濯を実施。硬水のせいで泡立ちが悪いが、しないよりはまし。

9/16(水)
 昨夜から0時就寝4時起床のリズムがようやく定着した。TVでトルコミュージックを流しながら、WiFiで日本のプロ野球の試合結果や為替を確認した後、灰皿が無いので6時前に玄関先に出て、タバコに火をつける。すがすがしい朝だ。しばらくすると薄明かりの中、気球が次々と降下してくる。目視できるだけでも25台以上、搭乗者20人程度、23,000円/人だから3時間程度で相当な収入となる。後で搭乗者に聞いたところ50台以上あった模様。カッパドキアの主力産業の無事故を祈念した。
 朝食後、OPのギョレメ野外博物館観光(8,000円/人、食事なし。)に参加。洞窟の壁画のカラーが予想以上に鮮明に残っていたことが印象に残った。
 トルコ石店へ案内されたが一人旅の私は、お呼びでない。女性が主役である。
 洞窟レストランで鱒料理の昼食をとった後、チャルダック地下都市、パシャバーを観光した。
 夕食は、楽しみにしていた民族舞踊とベリーダンスディナーショー。フリードリンクが有難い。満場の観客と舞台が一つになる中、海外旅行先では珍しく、赤ワインをフルボトル1本分くらいは飲んだかな。よい思い出ができた。余韻に浸ってホテルで一服していると、背後からツアーメンバーの声、会話に時間を忘れた。

9/17(木)
 普段と比べて少し喉が渇く程度、朝食も普通にとれた。部屋の前のショップでポストカードと切手を購入してチップ用のコインを確保した。ポストカードは、ハガキ通信が趣味の退職された上司に出す予定。
 ホテルを出発し、車窓の小麦畑を見ながらボズアカレへ向かう。紀元前18世紀頃、ヒッタイト王国の首都であった世界遺産:ハットゥシャシュ遺跡、ヤズルカヤ遺跡を巡り、本日の観光は終了、一路宿泊地アンカラへ!ちなみに製鉄技術を確立したのはヒッタイト人で、英語のアンカー(錨)の語源は、アンカラから由来しているとのこと。
 iPodで安室奈美恵に癒されながら、夕日に向かって走る。首都アンカラは、人口400万人でイスタンブールに次ぐトルコ第2の都市、交通量も日本の大都市と変わらない。若者の姿が目立つようになった。人口の60%が30歳以下と聞いた。これからのトルコの発展を担う若者達だ。

9/18(金)
 7:30宿泊ホテル:スルメリアンカラを出発。車内でトルコの民族音楽が流れる。津軽三味線と尺八の音色を連想させる。私の感性の世界で日本とトルコがまた繋がった。
 雲一つない真っ青な空の下、360度見渡す限りの荒野を一路イスタンブールへバスは走る。
車内に差し込む日差しも苦にならない。延べ3,400㎞を走破するこの旅も今夜のイスタンブール泊と機内泊を残すだけ、このままギリシャまで流されて行きたい気分!
 イスタンブール到着。レストランで「ドネルケバブ」の昼食後、世界遺産:イスタンブール歴史地域を観光。ブルーモスク、アヤソフィア、ヒポドゥローム、イスティクラル通りを巡り、グランドバザールで数十分の自由時間になった。バザール内の要所に警備員が配備されている。テロ対策か、これもトルコの現実。観光しながら郵便ポストを探したが、見つからない。ポストカードは、今夜の宿泊ホテル:シェラトン アタキョイのフロントで頼んでみよう。
夕食はボスポラス海峡に架けられたガラタ橋のレストランで「キョフテ」をいただく。夕陽の海に3頭のイルカが迎えてくれた。
ホテルの部屋は広く、シービューで快適だった。睡眠時間2時間、名残惜しくてテレビでトルコミュージックを一晩中流しながら、トルコ最後の夜を明かした。

9/19(土)
朝食後、フロントで事情を話し、ポストカードを丁重に託した。「テシェッキュル エデルム」若いボーイの表情が緩む。
ホテル出発後、OPのボスフォラス海峡クルーズとルステムパシャモスク観光(8,000円/人、食事なし。)に参加。新市街沿岸を第一ボスポラス大橋から第二ボスポラス大橋まで進み、アジア・サイド沿岸を回って寄港したが、天候が良く風もなく、クルーズ船が貸切りのため、のんびりとエーゲ海の景色を堪能できた。海はいいね。私の小型船舶操縦免許証は来年更新だったかな。
下船後、オリエント急行の終着駅「シルケジ駅」で昼食をとり、トプカプ宮殿、エジプシャンバザールを観光。その後、「シルケジ駅」から地下鉄「マルマライ」に体験乗車した。構内にポスターが少ないこと以外は日本の駅と変わらない。わずか1駅の往復だったが、復路で男子学生風の若者から座席を譲られた。人生初、青天の霹靂。週数回のジムのトレーニングが5年目になるのに、なんとも複雑な心境である。でも、若者のハートは一生忘れない。
レストランでシ?フードの夕食後、一路イスタンブール空港へ!
 ターキッシュエアラインズTK-0046便の出発時刻が約2時間遅れるというハプニングがあったが、台湾に劣らぬ親日国トルコ周遊無事終了。 
 最後に、個性豊かで旅慣れたツアーメンバーに感謝!皆様、お元気で!

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
3.5
交通
3.0
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス
航空会社
ターキッシュ エアラインズ
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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