休んで遊んでスリランカ（その２　シーギリヤ編）

2015/07/11 - 2015/07/19

二人とも忙しい合間を縫って無理やり１週間休みもらって、出発前日も残業して・・・。

今回の旅行では、ある程度ちゃんとした宿に泊まって、アーユルヴェーダ設けて。とにかくちゃんと休もうと。

でも、やっぱり遊びも、というところが、うちららしいところかな。

【日程】
７月１１日　成田→（飛行機）→バンコク→（飛行機）→コロンボ　コロンボ泊
７月１２日　コロンボ→（鉄道）→キャンディ　キャンディ泊
７月１３日　キャンディ、ピンナワラ象孤児園　キャンディ泊
７月１４日　キャンディー→（バス）→シーギリヤ　シーギリヤ泊
７月１５日　シーギリヤ　　　　　　　　　　　シーギリヤ泊
７月１６日　シーギリヤ⇔（バス）⇔ダンブッラ　シーギリヤ泊
７月１７日　シーギリヤ→（バス）→ニゴンボ　　ニゴンボ泊
７月１８日　ニゴンボ
７月１９日　→（飛行機）→成田

１，０００円＝１，０７７ｓｒ（スリランカ・ルピー）
ほぼ１円＝１ルピー

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、宿からトゥクトゥクでキャンディーの駅近くのバスステーションまで。ダンブッラ行のインターシティバス（小型のバス、ＡＣ付）に乗ること３時間ぐらい。

ダンブッラに到着。ということで腹ごしらえ。

バスステーションの真ん前にある「ＺＡＭＺＡＭ　ＨＯＴＥＬ」という食堂。

スリランカでは食堂のことも「ＨＯＴＥＬ」というので、ちょっと紛らわしい。

ここの食堂のカレーは、今回の旅行で食べたスリランカカレーの中で一番おいしかった。

おじさん愛想ないけど、味はばっちり。

スリランカのカレーは、頼むと大体、豆のカレーと野菜のカレーがセットになっていて、それにチキン、フィッシュ、ビーフなどを選んでつける感じ。

ちなみに、左は豆の粉で作ったおせんべいみたいなので、合間につまんでも、割ってカレーと混ぜても美味。ちょっと塩味。

その隣はココナッツサンボル。ちょっと辛いふりかけみたいなもの。

これらを大盛りのごはんにべしゃべしゃと掛け、よくなじませて食べる。

そんなにスパイシーでも無く、油っこくもなく、あっさりしていて意外と飽きない。

減ったころに「More curry?」と聞かれ、聞き取れないのに「Yes!」と答えたらさらにカレーのおかわりが来ておなか一杯。

これで一人前２５０ルピーとくるから恐れ入る。

ダンブッラからシーギリヤまではローカルバスで１時間。お一人35ルピー。

シーギリヤでの宿に到着。

今回はちょっと奮発してリゾートホテル「Sigiriya Village」。スーペリアコテージ、朝食付き10,259円、10,259円、Booking.comで予約。

どうも、ツアー客が多いようで、皆さんバスでレセプションまで行かれるご様子。出入り口を歩きでふらふらしてるのは自分たちだけだったのは気のせいか。

シーギリヤの集落をイメージしたコテージが並びます。

こちらが私たちの部屋。

二人とも働いてるんだから、これぐらいたまにはいいじゃないか。

さすがにこれぐらいの部屋だと、よく休めるような気がする。

少し部屋で休んで夕方のお散歩へ。

リゾートホテルといっても、一歩外に出れば周りは大自然。

普通に野生のお猿さんがお過ごしになってます。

そしてホテルの近くにしてこのシーギリヤロックビュー。

10分ほど歩いたところに数件の売店と食堂があるので、一休みして紅茶を飲みながらぼんやりする。

ここの店、お客さんが壁にメッセージを残して言ってるみたいだけど、中国人多いなあ。

ロシア人とかも結構来てるみたいだ。

シーギリヤロックの入り口へと続く道。

どうも赤土っぽい感じがエアーズロックに似てる感じがする。

お猿集団。

若干見慣れてきた。

アイス屋さんでアイス買ったら、アイス屋のおいちゃんに勧められたので、1,000ルピーでその辺を案内してもらうことに。

別角度からのシーギリヤロック。

こちらはピドゥランガラという石窟寺院がある岩。

シーギリヤロックのように混雑していなくてのんびりしたところらしい。

登りたかったけどなあ。体力と時間の関係から今回はパスで。

比較的新しい寺院。

仏様の背中にはナーガ（蛇の神様）

狛犬の頭に何かが・・・

と思ったらカメレオン。

野生のカメレオンをこんなに近くで見られるとは。

タイトル「仏塔とトゥクトゥク」

ここ、実は宿で宿泊できるらしい。周りはきっと夜行動物だらけだと思うけど。

ホテルに戻ってきましたよ。

夕飯が19：30からということなので、バーで時間つぶし。

こちらが朝食と夕食を食べるレストラン。

どちらもビュッフェスタイルで、夕食は1,700ルピー。

夜のコテージはこんな感じ。

翌日のシーギリヤロック登頂のため、今夜は早目のご就寝。特にすることもないしね。

翌朝、ホテルのビュッフェで朝食を済ませ、昨日の運転手さんのトゥクトゥクでチケット売り場まで。

入場料は30＄なり。

こういう樹って、南国な感じがする。

7:50、入り口でチケットのチェックして

中へ。

元々は灌漑施設だったところを宮殿に改装したとのことで、その跡もちゃんと残っています。

いや〜、ホントに上れるのかね・・・。

と、思ってたけど、ちゃんと階段が整備されているので、思ってたよりは大変じゃないかも。

途中、日本語で「ダイジョウブ？ユックリユックリ」などと言いながら手を取ろうとする偽ヘルパー（お金目当て）がしつっこく寄ってくるのを「No　THANK　YOU！」などと払いつつ、

いや〜、結構たかいところまで登ってきました。

３０分ほど登ったところで、いよいよシーギリヤレディ。

こんな岩の中腹に、こんな絵が描かれているって不思議だわあ。

右側を見ていただければ、なかなかの断崖っぷりなのがお分かりいただけるかと。

ちなみに左側の壁はミラーウォール。蝋や卵白などを塗りこんで、磨くと鏡のようになったらしいけど、今はそんな様子はなく。っていうか、こういう壁に名前削ったりする人間の精神は分からんわ。

これも灌漑施設の跡っぽい。

登り始めて４５分ぐらいで、ライオンの入り口に到着。

足しか残っていないけど、もともとは全身の像であったらしい。

ここまでくればもう少しらしいけど、結構な階段だなあ。

結局１時間で頂上へ到着。

整備された階段をのぼっれるので、思ってたよりも疲れずに来れました。その割に時間がかかってるのは嫁さんが鼻炎で途中で立ち止まって鼻かんだりしてるから。

「東洋のマチュピチュ」とも言われるらしいく、遺跡もよく残ってるし、景色もいい。本家に行ったことがないので比較はできないけど。

でも頂上はおっそろしく風が強く、遮るものがないところにいると立ってるのもつらいわ、目に埃入るわ。

こちら、有名な（？）王様のプール。

裸の美女を泳がせてムフフだったらしいのはうらやましいけど、１１年で弟に殺されちゃうくらいならムフフしなくてもいいかな、とも思う。最近、権力って責任と結びつくので、大変だよなと思う今日この頃。noblesse oblige

陽気な掃除のおじちゃんが「オウサマ、ゲンキ！」とガイドしてくれるので何かと思ったら、王座だったようで、「座っちゃダメよ」という注意書きがある。

頂上をしばらく堪能して、あんまり暑くならないうちに降りましょう。

ライオンの入り口を見下ろす階段。

ヒエ〜、いまさらながら実は高所恐怖症。

遠くてあんまりよく分からないけど、実は岸壁にスゲーでっけー蜂の巣があります。

なるほど、それで行きに座って休んでる時に蜂に偵察されたのか（体の近くをしばらくいなくなって去っていく）。

どうもこの偵察蜂を攻撃したり、大騒ぎをしているとこの巣から大量の蜂が襲撃してくるらしい。

皆さんも偵察されたら追い払ったりせずにいなくなるまでじっとしてましょう。

しっかし、断崖絶壁だよなあ。どうやって頂上に宮殿なんて作ったんだろ。

シーギリヤレディへ続く螺旋階段は大渋滞。

いやだよ、あんな下がスケスケの階段で立ち止まるのは。

登るなら朝早いうちがお勧めですよ。

コブラの岩。

コブラの岩の裏側にもうっすらと壁画。

ここにも子育て猿。

いや〜、あの岩に登ってたんだねえ。

ここシーギリヤでもエレファントライドはできるので、象に乗りながらシーギリヤロックを眺めることもできます。

ホテルに戻るとレセプションの近くにオオトカゲ。

人が近づいてものそのそ。

でもホテルで飼ってるとは思えないので野生なんだと思う。

お昼ご飯は、またもやスリランカカレー。飽きないどころか１日１食は食べたい感じになってるんですよね。

こちらはチキンカレーとロティのセット。

クレープみたいな生地のロティをカレーに浸して食べます。結構おなか膨れる。

午後はホテルのアーユヴェーダセンターでフルボディマッサージ（3,000ルピー）とシロダーラ（4,500ルピー）でのんびり。シロダーラとは写真のようなベッドにあおむけに横になり、額（いわゆる第三の目）に細く油を垂らすもの。油を大量に使うので高いらしいけど、日本ではできないので受けとかないと。

「受けてる間、なんか考えてたけど、それが夢なのか現なのかよく分かんない」と嫁さんに話したら、「私も」とのこと。

夕飯後は、ジープを借り切ってないとサファリへ。とはいえ夜は国立公園に入れないので、その周りをぐるぐる。道を横切る3メートルの蛇と、とお〜くでお食事中の子象などなど、夜中まで楽しんでこの日は終了。

さて、次は日帰りで行ったダンブッラと、帰国までいたニゴンボ編。