2015/06/03 - 2015/06/04
117位(同エリア386件中)
mihoさん
いろいろあって、柳川にある「御花」という旅館に宿泊できることになりました。
何やら昔の柳川のお殿様のお宅だったらしく、建物も歴史的に意味のあるもので、庭もとても素敵らしい。しかも川下りもできる!ということで、1歳7か月になる娘と一緒にいってきました。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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御花に到着です。白い洋館がおしゃれ!はいからさんが出てきそうです。
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江戸時代に柳川藩主立花家の邸宅だった「御花」。現在は、料亭旅館であり、文化財でもあるそうです。
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泊まれるのは、こちらの建物です。館内の見学をする前に、まずはチェックインを済ませました。
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今回泊まったのは、こちらの和和室。
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施設は古い感じがしましたが、きれいに整えられていて気持ちのいいお部屋でした。
ただ、お風呂はかなり狭かったです。御花としても、近くにあるかんぽの湯をおすすめしているそうです。
私と娘は、御花内の大浴場?を利用しました。大人三人入れば、いっぱいになりそうなお風呂でしたが、二人で貸し切り状態だったので、のびのび入れました。 -
日本庭園「松濤園」も見えました。素敵なお庭ですねー。
本当は和洋室からが一番よく見えるそうです。 -
部屋でゆっくりしたら、館内の見学へ出発です。
まずは、立花家資料館へ。 -
立派な甲冑!
でも少しこわいなぁ。なんだか動き出しそうな感じがします。 -
この時は、期間限定で「柳川藩主立花家の刀剣」という特集展示がされていました。
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重要文化財に指定されているという名刀もありました。
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刀に興味がある旦那さんは、一点一点じっくり鑑賞中。
そしてさっさと飽きた娘が一人…
夕方で人が他にいなかったので、しばらくこのままごろごろしていました。 -
他にも雛人形や着物、いろいろな調度品が展示されていました。
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次に本館の見学です。こちらの西洋館は、明治時代に立花家の迎賓館として建てられた建物だそうです。
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歴史を感じる室内。調度品や一部の窓ガラスも当時のままのものでした。
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雛祭りの時期には、さげもんが飾られるという部屋。
さげもんとは、お雛様と一緒に天井から部屋いっぱいに飾られる毬や人形の飾りのことです。今度はその時期に見にきたいなぁ。 -
松濤園を臨む100畳の大広間。現在は、披露宴会場やパーティー、宴会場として利用されています。
この日は、翌日のお嫁さんのご披露会の準備がされていました。 -
現在の松濤園は、明治時代に整えられたそうです。約280本のクロマツに囲まれた池庭は、風情があって本当に素敵です。
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平成23年には、松濤園を含む敷地全体が国の名勝指定されました。
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レストランの二階からも撮影しました。
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夕食は、明治時代に立花伯爵とその家族の居室だった部屋をそのまま利用しているという、料亭 集景亭で。
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松濤園も目の前です。
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今回は、有明海の郷土料理をいただくことにしました。
いきなりすごいのきた!!
この真っ黒の正体はムツゴロウの佃煮でした。
少し苦味がありますが甘めの濃い味付けで、臭みなどは感じませんでした。 -
エツの南蛮漬け。エツって何だろう?はじめて聞く魚です。
クセもなくとても食べやすかったです。 -
小鉢は、いそぎんちゃく、めかじゃという名前の貝、あかくらげの酢の物でした。
珍味、珍味のオンパレードです。珍味って好き嫌いがわかれますよね。
いそぎんちゃくはわたしは苦手だったけど、旦那さんはおいしかったらしく、わたしの分まで全部食べていました。 -
お刺身。
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くつぞこ(という名前の魚)の揚げ物。シンプルな塩味でおいしかったです。
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日本酒のお試しセットがあったので注文しました。
基本的にどれもきりっと辛口でした。珍味をちびちびやりながら、お酒が進みます。 -
楽しみにしていた鰻のせいろ蒸しです。甘めに味付けされた鰻とご飯が、あっつあつの状態で出てきました。
鰻重とは一味違って、なかなかおいしかったです。 -
夕食が終わった頃、庭もいい感じにライトアップされていました。
夜は部屋でのんびり。柳川名物のうなぎの骨せんべいでビールを飲んだり、ベランダから夜の松濤園を眺めたりして過ごしました。 -
翌朝、今日もいい天気です。
朝ごはんも盛りだくさん!
特においしかったのは、有明海産の焼き海苔でした。焼き海苔でしたが、しっかり味がしておいしかった!!海苔好きの娘もいつも以上にばりばりいってました。 -
食後に敷地内を散歩しました。きれいな菖蒲の花を発見です。
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菖蒲は雨が似合うけど、晴れていてもなかなかいいです。
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色とりどりの菖蒲たち。
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あじさいも日差しを浴びていました。
家族で旅行にくると、かなりの確率で晴れます。梅雨なんて関係ない! -
ホテルをチェックアウトしたあとは、川下りにいってきます。
梅雨の合間の晴れの日は、熱中症に注意です。水分をしっかり用意して舟に乗り込みました。 -
今回は、娘がぐずらないかかなり心配だったので、一艘貸し切りにしました。
川下りは一時間のコースが基本らしく、娘にはちょっと長すぎるかなーと思い、仕方なく… -
途中、船頭さんが歌を歌ってくれました。柳川出身の詩人、北原白秋作詞の雨ふりや待ちぼうけなど。
久しぶりに聞いた気がします。懐かしいなぁ。 -
コースの真ん中あたりで、川沿いのお店に寄り道しました。
ちょうど娘が機嫌わるくなってきたから助かった! -
かき氷をゲットです。川の上は風が通って涼しいとはいえ、気温が高い日だったので、とーってもおいしかったです。
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何ヵ所か橋の下もくぐりました。船頭さん通れる!?と心配になるほど低い橋もありました。
一時間の船旅もあっという間に終了。娘は最後の五分だけぐずりましたが、なんとかがんばってくれました。 -
次は北原白秋記念館へ行きました。
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童謡を多く作詞しているのを初めて知りました。ペチカとかもそうなんですね。勉強になります。
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お昼ご飯は「ありあけ」で。
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お寿司セット。
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魚の煮付け。身がふっくらでおいしかったです。
昨日の夕飯のときも思いましたが、味付けが少し甘めな感じがしました。こっちはそんな味付けなのかな。 -
最後に酒蔵に寄りました。柳川で創業120年という目野酒造へ。
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試飲もあるけど、帰りは車だから飲めません(T-T)
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定番の「国の寿」と、ほんのりピンクが珍しい清酒「ルージュナチュレ」を買いました。
ルージュナチュレは、日本酒というよりロゼワインみたいな味ですごく気に入った!それなのに塩辛が合うという不思議なお酒です。 -
今回の旅行はおいしいものを食べるだけでなく、歴史や文化を知って、この土地を好きになれた旅でした。
まだまだ日本中に素敵なところがたくさんあるんだろうなぁ。
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