2015/07/12 - 2015/07/12
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Wind99さん
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京浜四大本山巡りというのを知った。国道一号線沿線上にほぼ一直線上に位置する、それぞれの宗派を代表する大寺。
芝・増上寺
池上・本門寺
川崎大師・平間寺
鶴見・總持寺
昨年より3つは参拝しており、4つ目の総持寺に興味を持って、参拝してきた。曹洞宗の大本山だ。明治44年に、石川県から神奈川県に移転してきた寺院であるため、建物はやや新しい。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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JR鶴見駅西口前。この駅に降りるのも初めて。
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線路に沿って西へ進む。この辺りの京浜東北線は、以前より高架だったのだろうか。振り返った風景。
シャッターが閉まっている店舗?が多かった。 -
総持寺の参道入り口には、大きな燈篭が左右にあった。
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広い参道を進む、やや登り勾配だ。
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三松関(さんしょうかん)
第一の門に来た。総門だ。 -
さらに参道は続く。
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移転後、諸堂を整備し、約十万坪の広大な境内にさまざまな堂宇を建立してまいりました、とある。
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三門
個人の寄進で昭和四十四年に落成した建物。鉄筋コンクリート造りでは、日本一の大きさを誇っている。
この大きさは奈良に来たように感じる。 -
左右の金剛力士は元横綱・北の湖関15歳の姿をモデルにしたと伝えられている。
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香積台(こうしゃくだい)
右手に進む。京都の大寺院を連想させる、総受付がある大きな庫裡に来た。 -
中に入ると、福徳さずかる おさすり大黒。
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そして奥には、木彫りで日本一大きいといわれる高さ約1.8mの大黒尊天がお祀りされていた。
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お土産店も中にあり、珍しいことに、寺院監修のカップうどんを売っていた。
動物性食品一切不使用とうたってある。@300円。 -
外苑から、内苑に入る。
長さ152mの「百間廊下」。東西の殿堂群をつなぎ合わせて、外苑と内苑とを分ける。
写真だとちょっとわかりにくいが、日々の雑巾がけで、廊下は見たことがないほどピッカピカだ。 -
百間廊下の遠景
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待鳳館(たいほうかん)
関東大震災で玄関を除き倒壊した。 昭和32年東京・千駄ヶ谷の尾張徳川家旧書院を移築。 總持寺の迎賓館。 -
紫雲臺(しうんたい)
總持寺の住持・禅師の表方丈の間。
宗門の僧侶、全国の檀信徒と親しく相見する大書院。中は見学できず。
500坪の広さの池泉回遊式庭園の紫雲庭があるそうだ。 -
大祖堂(だいそどう)
最も大きな諸種法要修行の殿堂。
高祖大師・太祖大師・二祖国師・五院開基の尊像及び独住禅師のご真牌が奉安されている。 -
さらに大祖堂の地階を瑞応殿といい、春の授戒会や秋の御征忌などの大法要、その他の会合に使用される客殿があるという。
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仏殿
七堂伽藍の中心部に配置されている仏殿で、「大雄宝殿(だいゆうほうでん)」と呼ばれる。
この木造の殿堂は大正4年に竣工したが、古い歴史を感じる。 -
中には入れなかったが、安置されている本尊釈迦如来像が拝観できた。
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御霊殿(ごれいでん)
昭和12年、後醍醐天皇の600年御遠忌を記念して建立された。
一番北側に来た。さらに北側には、墓地が広がっていた。そういえば・・・。 -
墓地の入り口に、石原裕次郎の墓の矢印があった。
道案内を頼りに、奥まで歩いていくと、昭和のスターの墓地があった。 -
デジカメも新しくしたので、試し撮りとなった。
選んだ基準は、軽量とイメージセンサーの大きさの2つだけ。
結果ミラーレス、APS-CサイズのSONY、α5100、パワーズームレンズキットにした。 -
嫡々庵(てきてきあん)
墓地から坂を降りてくると、旧宝物殿があった。@300円
左右に古い金剛力士像が置いてあった。中には良く見る重文の絹本著色前田利家夫人像があった。 -
放光堂(ほうこうどう)
この堂宇は安政年間に山形・鶴岡の総穏寺本堂として建立されたが、總持寺移転に際して特別に献納された由緒があり、当時は、大祖堂として中心的な役割を果たした。 -
放光堂の阿弥陀様
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ここで気が付いたが、6ヶ所にスタンプラリーが設置されていた。
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鐘鼓楼(しょうくろう)
禅門の行・住・坐・臥、日常生活の合図は、すべてこの中にある梵鐘、木版、雲版、太鼓などの打楽器群の合奏によって、全山に休まず有時を刻み、報知されるという。
時々梵鐘が鳴っていたのは、ここだったのだ。 -
衆寮(しゅりょう)
当初は僧堂でしたが、現在は坐禅堂として一般参禅者に開放されている。 -
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中雀門(ちゅうじゃくもん)
仏殿と、向唐門を結ぶ途中の門。奥に見えるのは向唐門。 -
向唐門(むかいからもん)
總持寺は、後醍醐天皇以後、歴代天皇より勅願寺として仰がれましたので、「勅使門」の名を残した。
現在は常時開門とあったが、何故か閉まっていた。 -
三門を入った所に戻ってきた。
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三門横の大駐車場では、今週末に行われる納涼盆踊り花火大会と、み霊祭り大施食会が開催される。その準備中だ。
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梅壽庵(ばいじゅあん)
本尊は子育て地蔵尊。また、梅壽庵横に水子地蔵尊が祀られている。 -
三寶殿(さんぼうでん) への参道
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總持寺の守護神はこの荒神様(三寶大荒神)との事。
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大梵鐘
三寶殿への途中の丘にある。関東一の大きさだという。
大晦日には一般参詣者も、大梵鐘を撞くことができる。 -
穴熊稲荷
三寶殿へ行く途中にはあった。穴熊稲荷大明神が祀られている。 -
芭蕉庵桃青翁像
何故か芭蕉座像の大きな石碑があった。 -
この丘には、大きな平成救世観音が総持寺を見下ろしていた。
後で調べると、2007年に匿名の寄付で、仏殿横に作られた6mの観音様。
総持寺として、東日本大震災の被災地への祈りのため、その地を望めるこの高台に昨年移設したことが分かった。 -
高台から三松閣と手前の三門を見て、総持寺の拝観を終えた。
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