2015/01/24 - 2015/02/01
25位(同エリア249件中)
nabeさん
その2、現地滞在2日目です。
さっそく本日から採集します。
行程
ワルザザードーアグデスーアルニフ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 航空会社
- ロイヤルエアーモロッコ エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イチオシ
旅行記中に地質時代のことばが出てくることがありますので、あまり詳しくない方はこちらを参照してください。
ホントに超ざっくりです。
また、こちらは生物が繁栄してからの年表になります。岩石の年代になるともっともっとさかのぼります。 -
おはようございます。
本日も良い天気〜
中庭の大きなナツメヤシがインパクト大(^_^) -
朝はビュッフェ方式。
閑散としていますね〜
モロッコはこの時期、雨季だし冬だしでオフシーズンなんだそうです。 -
雨季といっても雨や曇りの一週間と晴れの一週間が交互にやってくるイメージだそう。
今回の旅はすっぽり晴れの一週間にハマりました(^_^)
よかった〜
ちなみにどこのホテルに行っても朝食はこんな感じでした。
ガイドさんに教えてもらったんですが、薄焼きのパンケーキ(クレープ?)にクリームチーズとジャムやハチミツを塗ってクルクルして食べると美味しいとのこと。
すっごく美味しかったのでモロッコに行った際はぜひやってみてくださいね! -
中庭にはビターオレンジ。
街中でもよく見かけますが、これは観賞用。直接は食べられません〜
というか食べられなくはないけど強烈に酸味と苦みが強い(らしい)。
日本ではダイダイと呼ばれ、一部ポン酢などに加工されているようです。 -
せっかくなのでホテルの中、ちょっと紹介。
階段の踊り場(^^) -
プール。
おそろしく豪華に感じるかもしれませんが、モロッコのホテルってこれがスタンダードなんですよ。
大概、どこの安ホテルに行ってもプールあります。 -
そして朝8時、しゅっぱーつ!
昨日はワルザザードに着いたのが夜中だったので分かりませんでしたが、結構栄えてますね〜
本日は目的地のアルニフを目指しながら、少し観光を交えて進みます。 -
川を渡って南東へ
度々の洪水で橋が流されたり通行止めになるので新しい橋を作っているようです。 -
うーん気持ちいい(^.^)
-
この埃っぽい感じ!
やっとモロッコらしくなってきた〜 -
郊外に出るとご覧のとおりゴミが散乱しています。
モロッコのゴミ処理は埋め立てとのことで、風の吹き溜まりにゴミがどこからともなく集まってくるそうです。
一部だけではありますが、せっかくステキな景観なのに残念(-_-) -
やっとモロッコらしい景色きたーー!
アンティアトラス(低アトラス山脈)を越える途中。
はるか向こうにオートアトラス(高アトラス山脈)が雪を冠して鎮座しております。
手前の村はAito Saounという村。 -
谷のすごい所に遊牧民が居ます(゜-゜)
白と黒のヤギがたくさん写っているのがわかりますか〜? -
山越え道中、寄ったのは「アトラスの眼と心臓」と呼ばれている場所。
-
う〜ん、どの辺が目なのかよく分からない…
多分、丸くなっているあたりだと思いますが。
それにしてもすごい地層の重なりですよね!!まるで地図の等高線のようです(^.^)
後日、「アトラスの内臓」と呼ばれている奇岩も見に行きます〜 -
パノラマで。
-
山を下り始めるとこんな景色が。
映画『バベル』にこのシーンが登場したらしいですが、見てないので分からない(゜-゜)
左側にモロッコのピラミッドがあるよとドライバーさん。
確かにキレイな三角形(笑) -
途中、ドライブイン的なところで休憩。
あ、今更ですがこちらが今回借りたSUVです。
ランクルです。 -
休憩場所に居たラクダさん。
ガイドさんいわく、コイツ性格悪いらしいです。
性格の良いもう一匹はお昼寝中でした。
唾でも飛ばされると嫌なので離れて撮影… -
アグデスの町に到着。
アグデスって「Agdz」と書くんですが、かつてこの町にフランス軍が駐留していた時にやってきた飛行機にAGDZと書いてあったから、ここの住民は自分たちの町をそう呼ぶようになったらしいです。
そんな簡単に決めていいのか(笑) -
展望台に寄ります。
ここからはドラア川沿いに続くナツメヤシのオアシスが一望できます。
奥に見える山はコップ山。
コップを重ねたように見えるからそう呼ぶらしいのですが… -
オアシスの中を通ってタムヌガルトへ向かいます。
-
アグデスから車で約10分。
タムヌガルトでクサールの見学。
クサールとはマグリブ一帯オアシス住民の伝統的な集落を意味します。
マグリブはざっくりいうとアフリカ北西部の国々。
ここはまだ住民の方々が生活しています。 -
窓枠にはファティマの手。
モロッコではドアや窓に良く見られます。 -
すっごい景色、そして地層(゜-゜)
クサール屋上から。 -
気持ちよさそう〜♪
ちなみにここで初めてミントティーをいただきました。
景色も味も最高でした(^_^) -
土壁の補修中。
クサールやカスバ(砦とか要塞の意)は土壁なので定期的にメンテナンスをしないと朽ち果てます。
崩れたカスバなんかは画になったりもすんるんですけどね〜 -
補修終わるとこうなるよって説明。
うん、キレイになった。日本でいうと左官みたいな感じかな? -
ところでバックの山、どピンクになっているの気が付きました!?
最初、違う場所で山肌が一部ピンク色になっているところがあり、ドライバーさんに聞いたら「岩の色」とのこと。
ピンクの岩とは!何岩?と思ってワクワクしていたら、ここにきて山全体がショッキングピンク(笑)
これだけ地層重なってて全部同じ岩相なワケがない、というかピンクすぎる!ってことでガイドさんに改めて聞いてみたら、たぶん花だろうとのこと。
ガイドさんもあまり見たこと無いらしい(゜-゜)
山全体がピンクになるってすごいですよね。 -
ここでもバベルの撮影が行われたらしい。
少年が銃で誰かを打つところと言っていたが、やっぱり分からない(-_-;)
比較対象にガイドのお兄さん入ってもらいました。 -
すごいところに住んでるなぁと思う。
日本で言ったら古民家に住んでる感覚なのかなぁ -
ちょっと離れてタムヌガルトの遠景。カスバと地層の対比が良い感じ。
このあたりからレンズに偏光フィルター付けたんですが、外すの忘れて画像の一部が暗くなり、見苦しいものもありますがご了承ください(-_-;) -
アルニフ目指して出発!
この時点でアルニフで地質を案内してもらう予定のイフマディ先生から連絡が入る。
早く来いと(笑)
先生も早く採集行きたくてウズウズしているらしい(゜-゜)
でもまだお昼ご飯も食べていないし、アルニフまで結構距離あるので15時は過ぎる旨を伝える。
先生がっかりした模様…
ちなみに道路わきに生えている木は全部アカシアだそうです。 -
名前も分からないレストランで遅めのランチ
-
オアシスを一望できるテラス席でいただきます(^^)
-
ハリラ(スープ)とモロカンサラダ。
モロカンサラダはこれで2人前ですが少ない方で、もっと多く出てくるところもあります。
残すのがスタンダードのようです。
無理して食べなくていいでよよと言われましたが、食べ物を粗末にするなと言われて育った私には罪悪感が(-_-)
というわけでいつも野菜でお腹いっぱい、野菜不足にもならない旅でした(笑) -
メインのシシカバブ!
こちらも毎回ですが大概ポテトが大量についてきます(゜-゜)
ゲプッ(=_=) -
レストランといえばネコ。ってくらいどこに行っても近寄っておねだりしてきます。
しかもこいつら選り好みして野菜だと食べなかったりするんですよ!
肉くれるまで離れなかったり。
自分を可愛く見せる方法わかってるみたい。 -
遅めのランチも終わってアルニフへ。
待ってて先生!(笑)
それにしても景色がすごすぎる。
モニュメントバレーとかセドナにも似た景色がどんどん出てきます。
世界遺産にも国立公園にもなっていないのが不思議なくらいです。
でもそのおかげで自由に化石掘ったりできるんですけどね(^_^;) -
これも。
-
そしてアルニフ到着ー!
田舎町です。 -
こちらが先生のショップ。
その名も「イフマディ三葉虫センター」
あ、店は看板の奥ね。手前の閉まっているところじゃなくて。
ここでターバン購入。
20DHだったかな。高いと50DHとか100DH取るところもあるので良心的。 -
ショップを見る間もなく、先生をピックアップして採集ポイントへ。
アルニフのすぐ近くですが、未舗装路を走るので20分くらいかかりました。
奥の崖の上部に凹んでいる層があるのですが、ここにノジュール(化石を含む塊)が含まれているらしく、崩れて雨などで流されてきたものを麓で探します。
ちなみにこのあたりは涸れ川です。 -
採集したものを一部ご紹介。
ここで採れるのはオルドビス紀に生息していたカリメネという種類(もっと細かく分かれます)の三葉虫で、多産することで有名です。 -
雄型、雌型になっているのがわかりますか〜
-
この状態で落ちているので、それっぽいものや三葉虫の一部が露出している物を見つけて割ります。
これは日本のミネラルショー(化石鉱物のイベント)でも「化石発掘体験」として開催されています。ノジュール1つ500円くらいで買ってそれを割ってみようって企画です。
興味のある方は「ミネラルフェア」や「ミネラルショー」で検索してみてくださいね(^_^) -
時々、分離したものも拾えますが大抵の場合、頭がありません。
一番右にものはかろうじて残っていますが。 -
大きくても頭が無いとガッカリ(T_T)
で、先ほども書いたようにこのノジュール、ビジネスになるんですね。
それを知ってしまってか、依頼されてか分かりませんが遊牧民の方々がサイドビジネスとしてこのノジュールを拾って歩くんです。
という理由もあって昔ほど簡単には拾えなくなってるんだとか。 -
さらに周辺はまさかの一面お花畑。
本来、この時期のこの場所は荒涼とした大地が広がっているらしく、ガイドさんも「違う惑星に来たみたいでしょ!?」と紹介するらしいのですが…
季節違いのお花畑見られたら嬉しいんでしょうけど、こんだけ草ボーボーだと探しづらいんですよ、化石が。
お花畑の原因は昨年秋の大洪水。日本でも車が流されている映像とかニュースが報じられましたが、その洪水のせいで渇いた大地が肥沃に&植物の種がたくさん運ばれてきたってわけです。
この景色、もっと後の春先の短い期間に見られるかどうかとのこと。それでも例年であればもっと花は少ないらしいです。
まったく良いんだか悪いんだか。 -
ちょっとだけ移動して石画を見学。
紀元前の人類が石に描いた絵を見ることができます。
これは馬。 -
三葉虫が描いてありますが、こちらは遊牧民の子供がいたずらで描いたらしい(-_-;)
-
これはゾウ。
昔はこのあたりにも野生のゾウが居たみたいです〜 -
日が傾いてきたのでショップへ戻る。
先ほど拾った化石の一部をクリーニングしてくれました。 -
これは並べて写真撮ったものの一番右側に写っていた三葉虫。
手馴れてやがるぜ!!(笑)
というかクリーニング機材欲しい(゜-゜) -
手前に並んでいるのは先ほど採集したのと同じもの。
大体30DHで、特別大きいのは50DH。
日本で買うよりちょっと安いかな。 -
ショップ内全景。
先生めっちゃカメラ目線。
ちなみにここではスピノサウルスの歯、三葉虫数点購入しました。
スピノサウルスについては明日、骨の出る場所へ行きますのでそちらで説明します。
たくさん買ったらコンドライト(隕石)くれました(^_^) -
鉱物も並んでいます。
モロッコは鉱物も有名。ほとんど採りに行けなかったけど今度は鉱物も採りたいな〜 -
立派。
しかし、大型でかつキレイにクリーニングされたものに関しては後日行く化石博物館の方が種類豊富で若干安いかなと感じました。 -
この辺は50〜200DHくらい。
母岩付でクリーニングされたものは日本で買うよりだいぶ安い。
かつ、私が見た感じでは偽物は含まれておりませんし適正価格と思います。
まずここで見て目を肥やすのも一つの手かもしれませんよ〜 -
また明日ということで先生と分かれ、アルニフ郊外の宿へ。
名前はホテル「カスバ メテオライト」。
直訳すると「要塞 隕石」
良い名前だ(笑)
ちなみにモロッコでは隕石もよく拾われます。
これも遊牧民のサイドビジネス。
門の前の白装束2人組は人形です。 -
ロビーに鉱物。
すばらしい心がけである。 -
部屋の流しには化石を含んだ天板が使われています。
-
モロッコでは他にも家具や灰皿などに加工されて売っています。
有名なお土産ですね〜
ちなみに明日はこの岩盤が採れる場所を見に行きます。 -
かわいらしいお部屋。
男一人で寝ます。
夕飯食べて就寝。
(本当は星の写真を撮りに外へ出るはずが爆睡)
早朝撮ってきました(笑)
その写真は次回〜
おやすみなさいm(__)m
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ももであさん 2015/06/29 21:20:09
- Nyan-ssil hunter
- nabeさん、こんばんは
うちの家でも頻繁に「にゃんモナイト」を発見します。
(冬場なら100%!)
でも「にゃん葉虫」は、なかなか見かけません。
アルニフを経由するルートなら、化石の宝庫だったのですか。
いつの日か、オリハルコンも出土しそうですね。
ももであ
- nabeさん からの返信 2015/06/29 21:28:43
- RE: Nyan-ssil hunter
- こんばんは(^.^)
にゃんもナイト(笑)
確かに冬場なら転がってそうですね。
にゃん葉虫は形が想像できませんが。
ももであさんの旅行記拝見させていただきました。
充実したモロッコ旅だったようですね〜
いつの日かオリハルコンも見つけられたらいいんですけど。
つっこみどころ満載のコメントありがとうございました(笑)
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
nebe
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