2015/05/31 - 2015/05/31
49位(同エリア169件中)
元カニ族さん
渡辺崋山は、厚木の少し上流の「金田の渡し」から、船で相模川を下りました。
私の前回のウオークでは、崋山の宿泊した「厚木宿」を見ながら、愛甲石田まで歩きました。今回は愛甲石田駅からスタートですが、駅を越えるとすぐに、大山のある「伊勢原市」に入り、大山街道をバス停「道灌塚前」まで歩きました。
写真は、大山を背景にした伊勢原市指定重要文化財である普済寺の「石造多宝塔」です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日のルートマップです。
当初は「愛甲石田駅」から、バス停「石倉橋」まで行くつもりでしたが、このところの猛暑のため、途中のバス停「道灌塚前」で切り上げました。 -
「愛甲石田駅」です。駅本体は厚木市ですが、ホームの一部は伊勢原市にかかっています。
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愛甲石田駅からスタートし、すぐに小田急線の踏切を渡りました。
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踏切を過ぎると、すぐに「国道246号」に合流します。
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国道246号の右側に①「浄心寺」の入り口がありました。
浄心寺 (伊勢原市) 寺・神社・教会
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浄心寺は、天正2(1574)年に開山したお寺です。
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参道脇に六地蔵がありました。
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山門は茅葺屋根で、素朴な美しさを漂わせていました。
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浄心寺の本堂です。
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国道246号に戻って進み、写真の②「石田交差点」があり、大山街道はここから左の脇道に入ります。
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小田急線の線路をわたり、しばらく行くと③「長龍寺」がありました。
長龍寺 寺・神社・教会
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長龍寺の本堂です。
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長龍寺の隣りに小高い丘「小金塚」があり、④「小金塚神社」がありました。写真はその鳥井と石段です。
小金神社 寺・神社・教会
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④「小金塚神社」の本殿です。
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本殿の隣りに、鐘楼がありました。
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④「小金塚神社」の下に「鶴駕行啓之所碑」がありました。1921年11月、陸軍大演習が行われた際、昭和天皇陛下がこの場所を御野立所とされたことを記念して建てられたものです。
鶴駕行啓之所碑 名所・史跡
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元来た道をひき返し、小田急線を渡り、大山街道に戻って、進むと右に⑤「道祖神」がありました。
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さらに進むと⑥「白銀地蔵」がありました。「子育地蔵」ですが、付近が白銀とよばれていたので、白銀地蔵というようになったようです。
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JAいせはら成瀬支所前、成瀬小学校の前を通過して、写真の⑦「歌川橋」を渡りました。
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歌川橋から見た「大山」です。
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糟屋下宿に入って行きました。
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右に⑧「普済寺」がありました。
普済寺 寺・神社・教会
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⑧「普済寺」の参道の六地蔵です。
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本堂前に、伊勢原市で最大の6mを超える多宝塔がありました。多宝塔の背後に大山が見えます。
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横の説明板には「この多宝塔は、江戸時代に幕府の命により、この地の禅僧が未開の北海道に派遣され、苦難を重ねて民政の安定につとめ、使命を果たして帰ってきたのち、北海の地の安泰をきがんして建てたもの」と書かれています。
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⑧「普済寺」の本堂です。
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大山街道に戻って進むと、バス停「糟屋上宿」があり、この先を左に折れます。
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坂を下りると「道灌橋」がありました。
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橋を渡るとすぐ左に⑨「大慈寺」がありました。
大慈寺 寺・神社・教会
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本堂には「太田道灌公菩提寺」の標識がありました。
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道路の反対側の渋田川沿いに⑩「太田道灌公霊地」の大きな看板が建っていました。
太田道灌公霊地 名所・史跡
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中には、ちいさな「お墓」がありました。
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説明板には「太田道灌は、室町幕府の重臣である扇谷(おうぎがやつ)上杉氏の家宰でした。
康正元年(1455)には26歳で江戸城を築き、「文武両道の鑑」との誉れが高く、扇谷上杉家を守り立てました。しかしその有能ゆえに、主君に暗殺されるという悲劇の主人公になりました。」と書かれていました。 -
大山街道に戻って進みと右に⑪「高部屋神社」がありました。この神社は、創建が4世紀末といわれる延喜式内社です。
高部屋神社 寺・神社・教会
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拝殿は、慶応元年(1865)に建てられたもので、茅葺で総欅造りです。
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この神社にも鐘楼がありました。
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この梵鐘は、神奈川県指定重要文化財になっており、至徳3年(1386)の銘が刻まれています。
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境内の製造物です。
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庚申塔もありました。
この時代、「神社とお寺」、「神道と仏教」の境界は曖昧で、混然一体となっていたような感じがします。 -
神社の裏の国道246号に架かる陸橋を渡りました。
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陸橋の向こうに円形の広場がありました。
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⑫「丸山城址公園」です。
丸山城址公園 公園・植物園
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大山街道に戻り、「下糟屋交差点」で国道246号を横切ります。
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少し歩くと⑬「庚申塔」のある三差路の出ます。
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住宅地の中の大山街道を進みました。
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やがて右に大きな建物⑭「東海大学付属病院」がありました。
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やがて、渋田川にかかる市米(せきど)橋の傍らに⑮「咳止地蔵」がありました。
咳止め地蔵 名所・史跡
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本堂の中の地蔵尊です。かつて、この辺で渋田川を堰き止めて新田開発を行った。流れを堰き止めることが病気の咳を止めることに変わり、咳止めの地蔵様として敬われたようです。
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県道66号線を、ヤマト運輸の前あたりから、斜めの細い道に入って行きます。
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細い道が続きました。
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やがて「峰岸団地入口」の交差点に着きました。
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さらに進むと東名高速の下をくぐる⑯「厚木18トンネル」に着きました。
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トンネルをくぐると、草むらの中に⑰「〆引きの道標」がありました。
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道標には「右 いゝやまみち 左 ひなたみち 七五三引村 明和七年」と刻まれています。「七五三引」は「しめひき」とよみます。
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道標を過ぎると⑳「千石堰用水」沿いの道になります。
千石堰用水 名所・史跡
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やがて⑱「三所石橋造立供養塔」がありました。この供養塔は、千石堰用水にかかる三つの橋の供養塔です。
三所石橋造立供養塔 名所・史跡
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供養塔を右に曲がって⑲「洞昌院」に向かいました。
太田道灌の墓(洞昌院) 名所・史跡
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本堂の前の六地蔵です。
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本堂です。この寺には「太田道灌の墓」がありますが、それは次回に探すことにして、⑱「三所石橋供養塔」に戻りました。
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⑱「三所石橋供養塔」から、⑳「千石堰用水」沿いの道を進み、バス停「道灌塚前」からバスに乗り、小田急「伊勢原駅」に向かいました。
千石堰用水 名所・史跡
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小田急「伊勢原駅」で、今回はここまでとしました。
伊勢原駅 駅
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