2015年GWモロッコ旅行記

2015/05/01 - 2015/05/10

昨年夏に航空券を探していたら、トルコ航空から安いチケットが出ていたので行き先を検討した結果、2015年GWはあこがれていたサハラ砂漠へ。
頭の中で考えていたよりはるかに遠かったです。でも行けて満足。

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

初めてのトルコ航空。
成田空港22:30発と遅い出発なので、成田空港はすいていました。
チェックインすると、5万円でビジネスクラスへのアップグレードの提案が。
本日はマラケシュまでの大移動なので、お金を払ってアップグレードしました。

すぐに寝るつもりでしたが、せっかくなので目一杯食べました。
メインのビーフはイマイチでしたが、ワインはたっぷり注いでくれます。

イスタンブールでカサブランカ行きを待つこと5時間。
フライト時間も4時間半と、時間がかかります。
トルコ航空の機内食はイケていて、特に鳥ムネは絶品でした！

カサブランカ空港に到着したのですが、荷物が出るまで時間がかかりました。
ロストバゲージの悪夢がよぎりましたが、40分くらいして出てきました。
お陰で14:55の電車まで2時間弱待つ羽目に。
SIMカードでも買うかと思ったのですが、どこもインターネットプランはないと言われて断念しました。
また、14:55の電車も20分遅れ。乗り継ぎの L'OASIS駅では乗り継ぎ電車が30分以上遅延しました。車両は安全をみて一等車（一人200Dh）にしましたが、二等車との差は少ないので、二等車でもよかったかも。

マラケシュ駅からタクシーにボラれたりと色々トラブルに見舞われながら21時前にようやくイスレーンホテルに到着。
ロケーションは良いホテルです。

Hotel Islane ホテル

どうしてもビールが飲みたかったのですが、近場を徘徊した限りなかったので、ホテルのレストランで夕食。
見たことない小さなビールが40Dhとビックリ価格でした。

Hotel Islane ホテル

翌日はマラケシュ散策。
まずはフナ広場に向かって歩きます。
馬臭がすごいです。

バヒア宮殿観光に行った後、スークをブラブラ。
時間が早いせいか、呼び込みもほとんどなかったです。

昼食はバブ・フトゥ広場に面したレストランでクスクスとサラダ。
こちらの店は食べ物が出てくるまで非常に時間がかかりました。
クスクスは、まあ普通ですかねえ。特に素晴らしくはなかったです。

ビールを仕入れに新市街のスーパーACIMAへ。
人がほとんどいなく、定休日疑惑でドキドキしましたが、営業してました。
帰りは1番のバスで。

日没時間を良く調べずに、18時頃にフナ広場の見渡せるカフェへ。
日没まで2時間以上を眺めて過ごしました。

ジャマ エル フナ広場 広場・公園

夕食はフナ広場の端にあるSnack Toubkalでマトンタジンとサラダ。
ここのタジンは絶品で、しかも35Dhとリーズナブルでした。
このあたりで夕食を食べるならお勧めです。
お客はほとんどがフランス人でした。

翌日は、前日にホテルで申し込んだ2泊3日の砂漠ツアー（ひとり950Dh）に出発。
フランス人カップルと中国人カップル、我々の6人とドライバーで、サハラ砂漠があるメルズーガに向かいます。
迎えが一向に来なかったり、妙に小さい車で6人グループだったりと何となく手配ミスではという疑惑が。またこの自撮りしているドライバーが怪しさ満点。行く場所行く場所でお土産買ったり写真撮りまくったりと初めて行く感じ。

途中、世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥやビューポイントなどに立ち寄りながら、砂漠を目指します。
昼食は料金に含まれていないのですが、停車するレストランは高くて美味しくないです。

1泊目はダデス峡谷の宿に宿泊。ちゃんと熱いお湯は出ます。
夕食はハリラとチキンタジンでしたが、、まあこんなものですかねえ。
初対面の多国籍メンバー（しかも盛り上がらないメンバー）で、一緒にタジンの大鍋をとりわけるのは、お互いにちょっと微妙な感じでした。

翌日もトドラ川沿いのオアシスやトドラ峡谷などの観光ポイントに寄り道しながら進みます。

トドラ峡谷では晴天だったのに、砂漠に近づいたら猛烈な風が。
砂嵐状態で、こちらのホテルで2時間以上待機してました。

なんとか日があるうちに出発。
すごい風で風景はあまり楽しめませんが、ラクダで1時間ほどかけて、砂丘内にあるテントへ向かいます。途中でサンセットも見ることができました。
テントでは電気トラブルが発生したりと色々ありましたが、一応トイレがあり、夕食にはチキンタジンも頂けて（但し出来上がるまで2時間ほど待った）、それなりに快適です。防寒衣類も持って行きましたが、この時期は暖かくて、まったく不要でした。
持っていったワインを砂丘で飲めたのは大変嬉しかったです。

翌朝はテントを朝日が上がる前に出発。
昨日の砂嵐が嘘のような好天。オレンジ色の砂と、光と影のコントラストが美しいです。
テントへの到着が遅くて、砂漠泊が満喫できなかったのが残念でしたが、夕陽と朝日がラクダ上で味わえて大満足です。

最終日は観光スポットに寄ることもなく、12時間ひたすら車に乗ってマラケシュに戻りました。

マラケシュのホテルに戻って、まず最初にしたのがシャワー。全身が砂まみれで大変です。頭の地肌にも砂が貼りついています。
シャワーを浴びてさっぱりしたあとは、地球の歩き方に地元民で昼は激込みと書いてあったEL BAHJAへ。夜は空いてました。
チキンタジン30Dhと、確かにリーズナブルで悪くないですが、タジンは、まあそれほどでもないですね。

翌日は新市街巡り。
買い物大王が、アルガンオイルやサボテンオイルなどを買いこんでました。
ACIMA（スーパーマーケット）は、前回と違うマラケシュ駅寄りの方に行きましたが、こちらの方が品揃えも良くてお勧めです。

昼食はフナ広場近くのTIZNITでうさぎのタジン（小40Dh）を。
味は悪くないですが、小骨が多くて食べにくかったです。

午後はマラケシュのスークを徘徊。
品が良くて値切りいらずという口コミの伝統工芸館にも行きました。
にぎわい感はスークの方が楽しいですが、確かに店がまとまっていて安心して平和に買い物が出来る感じです。ここでも買い物大王がバブーシュを買っていました。

夜は一度くらい屋台で食べようと、フナ広場で一番混雑している14番の屋台でシーフードのミックスフライ。期待していたのですが、、あまりにも普通。。
値段も安くはないです。

揚げもので終わるのが嫌だったので、腹ごなしをした後に、フナ広場を見渡せるテラスのあるTajin Darnaで二次会。
こちらのタジンも普通でしたが、フナ広場の夜景を見ながら最後の夜を満喫しました。

翌日のマラケシュ→カサブランカ空港の移動は、電車の時間が合わずにタクシーで。
ホテル手配だと1500Dh、旅行代理店だと1200Dhと言われ、何軒か交渉して歩いた結果、ホテル近くのツアー屋で1000Dhで妥結しましたが、明らかに白タクでした。
街中にはあれほどお酒がなかったのに、空港に入ったらフードコートにも大量にお酒を売ってました。

この日はイスタンブールで一泊。
同日乗り継ぎもできるのですが、寄り道です。

翌日の午前中はちょっとだけイスタンブール散策。
ガラタ橋のサバサンドを食べるつもりだったのですが、対岸にあるカラキョイ魚市場の方が良いとの口コミを読んだので、そちらに。
こちらは良かったです！パンも温めてくれるし、レモンも生だし。
値段も6TLとガラタ橋より少しお安いのでお勧めです。
（ガラタ橋は8TLに値上がりしていました）
魚市場周辺の食堂ではサバサンド以外のメニューも食べられるので、次回は他も食べてみたいです。

イスタンブールから再びトルコ航空で帰途につきました。
ほぼ毎回遅延するのですが、やっぱり機内食は美味しかったです。