2015/03/21 - 2015/03/22
2位(同エリア28件中)
こぼちゃさん
暖かくなりはじめ天候も安定している季節なので、離島に遊びに行きたいと思い計画しました。海が綺麗な島に行きたいところですがこの時期に海で泳ぐのは厳しいので海遊びができなくても楽しめそうな島を探していたところ硫黄島という島が目に飛び込んできましたので小笠原の硫黄島(いおうとう)ではない鹿児島の硫黄島(いおうじま)に行ってきました。情報がほとんどなく第一印象は海辺の東温泉と茶色い海だけが見どころのように感じられましたが、実際に行ってみると白い海、野生の孔雀、山から噴き出す硫黄煙、椿の花畑、苔の絨毯の道など美しい自然を沢山楽しむことができました。全然観光客が居ませんでしたが個性的な環境で楽しい島ですので観光PRを頑張ってほしいものです。
島それぞれの独特な雰囲気を楽しむのが好きでこれまで数多くの離島を訪問してきましたが日帰り出来ない島を訪れるのはこれが初めてのことでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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鹿児島を出港して竹島を経由の後しばらくすると、山の中腹からもくもく硫黄煙の上がる硫黄島が見えてきました。
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港が見えると綺麗な海が茶褐色に染まりはじめました
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船が通った跡は水面に帯ができます
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接岸中に海水がかき回され綺麗な水と茶色い水が混ざり合う。
みそ汁に沈殿した味噌をかきまぜているような感じです。 -
船が来ると港が賑わう島の風景が大好き
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楽器を演奏し来島者を歓迎してくれているようです。
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来ました硫黄島
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硫黄島の観光マップ
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ガンジス川よりディープな色です
硫黄と海水が混ざり合ってこういう色になるとのことです。 -
あー
船が行ってしまった。。。
週に3便しか運行が無いため下船したら島で一夜を明かさなければなりません。
日帰りできない島に訪問するのは初めてのことです。 -
赤い橋と俊寛像
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集落の郵便局
予約済みの宿を探したのですが見つからず駐在所に聞きました。
googlemapに表示されていた場所とは全く違っていましたが200m四方くらいしか無い集落なので問題ありませんでした -
熊野神社
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島の売店
品数が乏しいですが売り物なのでしょうか。 -
島の道路標識
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宿に到着
名前を聞いてくることも無く部屋に案内されチェックイン
意外にもまともな部屋で安心しました。 -
自転車を1日500円でレンタルできるとのことなので借りました
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島には椿畑がたくさんあります
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硫黄島の那智の滝です。
水は一滴も落ちていませんでした。 -
この狭くてにょろにょろ道を進みます
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東温泉に到着です。
先客の方が居たり写真を撮りに来る方が居たりして写真を撮りにくいので写真は明日撮り直すとしてさっそく入湯しました。 -
奥の岩から流れ落ちる温泉
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先週まで本州でスノーボードしていたのですが、この島はとても暖かく半袖一枚、短パンで自転車で風を切って走っても寒くありませんでした。
左は椿畑、右は竹林で両方とも島の名物です。 -
一面苔の絨毯の道です
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竹藪のトンネルに囲まれてさらにいい雰囲気になりました
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俊寛堂のところで終点なので折り返しました。
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坂本温泉に到着
せっかく来たので浸かりましたが景色は見えなくて足元は苔でヌメヌメしていて入ると泥が舞い上がり汚いです。湯も温いです。坂本温泉 温泉
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もくもくと硫黄煙の上がる山
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大谷です
ここを降りて行きます -
ごろごろ岩の谷間に降りるだけでした
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穴の浜ですが(ケツ)に興味を魅かれ行ってみました
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なんとここは港の茶色とは違いミルキーホワイトの海でした。
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くちばしが細く鶏冠が大きな鳥
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石像のある高台に来ました
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断崖絶壁から見える白と青のグラデーションが綺麗でした
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麦の様な作物の畑です
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島の灯台
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イチオシ
港がよく見えます。
海流に沿って海水の色が変わっているようです。色の境界線がはっきりしているところが面白い。
ここを船が通過すると青い帯が入って面白いのですが週に3往復しか客船が来ないので見るのは困難です -
よれよれの道を進みます
島の道は平たんなところがほとんど無くアップダウンの繰り返しでした。電動自転車なのでこのような道でもすいすい行けますが電動じゃなかったらリタイアしていたと思います。 -
恋人岬です。
島の末端なので来るのが大変でしたが景色は大したこと無く。。。恋人岬展望台 自然・景勝地
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硫黄岳の登山道です。
展望台まで登ってみたかったのですが崖崩れの恐れがあるため通行禁止になっていました -
この道、不自然に右に分岐しているものの直進が正解に見えますが、直進はボコボコに破損していて右はダートで両方ともアウトな道でした。
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行きには居なかったのですが牧場に馬が現れました
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行きには見かけなかった牛
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硫黄島空港です。
この小屋みたいのがターミナルで飛行機の形をしていました。
鍵はかかっていなくてターミナルに入れる状態です。
週に1便だけ定期運航があるようなのですが、なぜ水曜日運航なのか疑問です。 -
大きな崖が印象的な大浦港です
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階段をたくさん下ります。
とても使いにくそうな港です -
野生の孔雀に遭遇。
羽根が大きいです。 -
イチオシ
これは珍しい!椿畑を散策していたら白い孔雀を発見しました。
白く見えるけれど人間の目には色彩が感知できないだけで実は綺麗な色だったり。。。 -
神社にも孔雀が居ました。
後で気づいたのですが左側の石碑にも孔雀がいます -
18時半に夕食となりました。
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揚げたてのてんぷら
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このお魚はお刺身に出てきた魚とのことです。
名前は忘れたというより覚えられませんでした。 -
部屋に戻り船を乗る前にコンビニで買った焼酎を飲みました。
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これが現地で手に入る島のガイドブックと乗船券です。
ガイドといっても硫黄島に関しては見開き3枚のみで大半が写真のためこの地図以外は使えず。
この日、偶然にも東京の硫黄島で追悼式が行われたようでテレビで放送されていました。
22時頃には就寝 -
宿は港の前
茶色い港を眺め出発です。 -
ギニアの人が島に広めたというシャンベというギニアの太鼓のスクール
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廃工場のように見えますが使っているっぽい感じでした
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まだ完全には日が昇りきっていませんが朝のお風呂のため自転車をこぎます。
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早すぎる!
既に朝風呂を終え戻ってくる人が〜
バイクのライトを見た瞬間誰かだか分りました。昨日、東温泉で会話した旅行者の元気のいいおじさんです。 -
よーし
誰も居ない!東温泉 温泉
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水は緑に透き通っていて最高に綺麗です。
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カメラを半分温泉に沈めて撮ってみました
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イチオシ
満潮に近い時間なので昨日より海水が近くまで来ていていい感じです。
浴槽は3カ所あって湯加減は手前から順に
あ”〜 (無理無理。死ぬわ)
あちち ふぁ〜 (熱いけれど気持ちいい)
おっ ん〜 (ぬるめだけどいい湯だな) -
硫黄で黄色くなった岩肌
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のんびりと50分くらい入って朝食のため宿に戻りました。
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今日も気持ちのいい晴れです
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島の小中学校です
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8時に朝食を頂きました
私の他、1人旅の方が1名、4人の家族が1組居ました。
食事の時、会話して頂けたので楽しい時間を過ごすことができました。 -
もう一回温泉に行こうかと思ったのですが帰りの船の出港まで1時間くらいしかないので島を散策することにしました。
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苔の絨毯と椿
場所によっては椿の落ち花の絨毯になっているところもありました -
イチオシ
この道の風景が気に入りました。
木の根っこと苔が神々しいというか神秘的に見えました。 -
島のキャンプ場です。
バンガローもあるようです硫黄島キャンプ場 キャンプ場
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キャンプ場の先の道が気になり進んでみると稲村岳の入口がありました。
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山頂まで400mか。。。
時間的に厳しいけれど頑張って行ってみることにしました。
山は次第に急になっていき脚が上がらなくなってきて非常に厳しい登山でした。 -
苦しいながらも10分程度で山頂に到着
眺めは良くなく残念。。。 -
ものすごく坂が急なため帰りは急ぎ足で下山できず行きより過酷でした。
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自転車を返却して集落を散策
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10時に入港の船
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出港です。
茶色い水面がかき混ぜられ奥に追いやられています。
出迎えに比べ送りは人が少なく寂しい感じですが島民の方々は両手を広げて手を振ってくれました。 -
イチオシ
晴れているので昨日より山が鮮明に見えて海の色も綺麗でした。
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宿にお願いしておいたお弁当を船内で食べました。
葉に包まれているところが何ともいい感じですね。 -
硫黄島で買った島のお土産
椿石鹸と飴です。
「みしまむら」という島限定販売の焼酎があるらしいのですが島内でも枯渇していて島民もここ半年手に入っていないのだとか。。。
とてもいい島でした。
きっとまた来ると思います。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- mimiさん 2015/04/07 22:06:45
- 野生の!?孔雀!!
- こぼちゃさん
初めまして。
パムッカレ風の温泉写真にひかれてたどり着きました。
硫黄島、すっごく惹かれる要素がたっぷりですね〜。
温泉も、風景も…。
でも一番くいついてしまったのが、野生の孔雀!!
日本にも野生の孔雀がるとは衝撃的でした。それもホワイト孔雀まで。
なんだかとっても貴重なありがたい映像を拝見できて感激です!
素敵な旅行記、ありがとうございました。
mimi
- こぼちゃさん からの返信 2015/04/08 21:30:40
- RE: 野生の!?孔雀!!
mimiさん
はじめまして!
メッセージありがとうございます。
私の写真で硫黄島の魅力を感じ取っていただけたようでとても嬉しく思います。私もホワイト孔雀はとても驚きました。
パムッカレにはまだ行ったことが無いのですがいつか行ってみたいものです。
こぼちゃ
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- wakabunさん 2015/03/30 07:04:20
- すっごく行きたくなりました
- こぼちゃさん、
硫黄島ですか。またニッチなところせめてますね。写真を見てものすごく行きたくなっちゃいました。でもまず船というのが船酔いする私にはハードル高いなあ。どれくらい揺れましたか?セスナもあるみたいですけど、毎週水曜、片道2万というのを見て撃沈。いや、でも片道利用もありかな…
温泉がすごく魅力的です。もちろん混浴ですよね?これまたハードル高いなあ。こぼちゃさんのように早朝に行けば一人占めできるかな?
平日も休みの育休中に行けないかなと考え中です。
Wakabun
- こぼちゃさん からの返信 2015/03/30 21:55:12
- RE: すっごく行きたくなりました
wakabunさん
ご感想ありがとうございます!
飛行機片道2万とは衝撃プライスですね。
強風でしたが船は全く揺れませんでしたよ。
雑魚寝もできる船なので寝てしまうのも一つの手段かもしれません。
温泉は石垣の脱衣所がありますが混浴ですので水着で入りました。
おそらくほとんど貸し切り状態で入れるのではないかと思われます。
とにかくすごく気持ちのいい温泉でしたので、過酷じゃない季節に是非行って頂きたいものです。多分、私の中では過去最高に良かったです☆
育休中がチャンスですねっ!
こぼちゃ
-
- kanaさん 2015/03/28 10:20:05
- 硫黄島!?
- こぼちゃさん こんにちわ♪
鹿児島にも硫黄島ってあるのですねぇ
硫黄が混ざると海水が茶色くなるなんて、初めて知りましたf^_^;)
それにしても、のんびりとした旅、いいですねぇ
特にあの温泉!行ってみたい!と思いました(^ ^)
でわでわ
kana
- こぼちゃさん からの返信 2015/03/28 11:34:28
- RE: 硫黄島!?
- kanaさん
こんにちは
硫黄島はかなりお勧めです。
似たような海辺の温泉はいくつかありますが、これは秘島の秘湯ですね。何も無くて暇になりそうだと思いましたが見どころがたくさん有り存分に島を楽しむことができました。
鹿児島港の出航時間が早いので私たちの場合、土日だけで行くのは少々ハードルが高く、確実性を求めるなら金曜の最終便で鹿児島入りするのが安全策となりますが、のんびりしたい時に適した島だと思いました。
こぼちゃ
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