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全ては一冊の本から始まった。「そうだったのか!現代史」(池上彰:著)。<br />複雑なパレスチナ紛争の中心となる国「イスラエル」。 よくニュースでは出てくるし、なんだか恐いイメージがある国だ。本当にイスラエルって恐い国なの? そもそもどんな国なのか? <br /><br />パスポートにイスラエル入国のスタンプがあると、入国できなくなるアラブの国があるという。そういえばそろそろパスポートの更新時期だ。更新前のパスポートなら、バーン!とスタンプを押されても大丈夫だ。ってことは今が絶好のチャンス! <br /><br />そんな勢いで出かけたイスラエルの旅。<br /><br /><br />そんな旅の7日目<br />想像以上に楽しんでしまったイスラエル。名残り惜しくも今日は陸路で国境越えしてヨルダンに戻る。<br />ところがどっこい、イスラエル国境のセキュリティーチェックで、あんなことを聞かれるとは・・・<br /><br />ヨルダンの首都アンマンで街歩きをしようと出かけたら、道端であったおじさんと仲良くなって、おじさんがガイドしてくれることに!<br />彼はいい人なのか?それともボッタクリなのかっ!?<br /><br />本家HP<br />http://hornets.homeunix.org<br /><br /><br /><br />ここまでのイスラエル旅<br /><br />Day1 ドバイでトランスファーの間に あのタワーを見に行ってみた!<br />http://4travel.jp/travelogue/10974933<br /><br />Day2 ペトラ遺跡の地面は実は「◯◯◯」だらけだった?!<br />http://4travel.jp/travelogue/10974949<br /><br />Day3 イスラエル入国は「ノースタンプ」って言わなくてもノースタンプだった!<br />http://4travel.jp/travelogue/10979421<br /><br />Day4 死海って本当に体が浮くの?<br />http://4travel.jp/travelogue/10983905<br /><br />Day5 これぞ「聖地」の代名詞。黄金のドーム!<br />http://4travel.jp/travelogue/10984122<br /><br />Day6 緊張の検問所越え!パレスチナ地区へ<br />http://4travel.jp/travelogue/10984130<br /><br />Day7 イスラエル国境で「武器持ってるか?」って聞かれる!<br />http://4travel.jp/travelogue/10992408<br /><br />Day8・9(帰国) 真水のプールで体は浮かなかった!<br />http://4travel.jp/travelogue/10994701<br /><br />

おじさんぽ・おばさんぽ ~本当はどんな国なのイスラエルって?の旅~ Day7 イスラエル国境で「武器持ってるか?」って聞かれる!

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2013/10/18 - 2013/10/27

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hornets.homeunix.org

hornets.homeunix.orgさん

全ては一冊の本から始まった。「そうだったのか!現代史」(池上彰:著)。
複雑なパレスチナ紛争の中心となる国「イスラエル」。 よくニュースでは出てくるし、なんだか恐いイメージがある国だ。本当にイスラエルって恐い国なの? そもそもどんな国なのか?

パスポートにイスラエル入国のスタンプがあると、入国できなくなるアラブの国があるという。そういえばそろそろパスポートの更新時期だ。更新前のパスポートなら、バーン!とスタンプを押されても大丈夫だ。ってことは今が絶好のチャンス!

そんな勢いで出かけたイスラエルの旅。


そんな旅の7日目
想像以上に楽しんでしまったイスラエル。名残り惜しくも今日は陸路で国境越えしてヨルダンに戻る。
ところがどっこい、イスラエル国境のセキュリティーチェックで、あんなことを聞かれるとは・・・

ヨルダンの首都アンマンで街歩きをしようと出かけたら、道端であったおじさんと仲良くなって、おじさんがガイドしてくれることに!
彼はいい人なのか?それともボッタクリなのかっ!?

本家HP
http://hornets.homeunix.org



ここまでのイスラエル旅

Day1 ドバイでトランスファーの間に あのタワーを見に行ってみた!
http://4travel.jp/travelogue/10974933

Day2 ペトラ遺跡の地面は実は「◯◯◯」だらけだった?!
http://4travel.jp/travelogue/10974949

Day3 イスラエル入国は「ノースタンプ」って言わなくてもノースタンプだった!
http://4travel.jp/travelogue/10979421

Day4 死海って本当に体が浮くの?
http://4travel.jp/travelogue/10983905

Day5 これぞ「聖地」の代名詞。黄金のドーム!
http://4travel.jp/travelogue/10984122

Day6 緊張の検問所越え!パレスチナ地区へ
http://4travel.jp/travelogue/10984130

Day7 イスラエル国境で「武器持ってるか?」って聞かれる!
http://4travel.jp/travelogue/10992408

Day8・9(帰国) 真水のプールで体は浮かなかった!
http://4travel.jp/travelogue/10994701

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
航空会社
エミレーツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 根拠も無く「恐いところ」という先入観を持っていたイスラエル。実際行ってみると全然そんなことは無かった。いくら歴史的観点から「紛争地帯」と言われているところでも、やはりそこには平和を願い平凡に生活する庶民の暮らしが存在することは、今まで世界のいろいろな所に行って共通する感想なのだ。 <br /><br />結局緊張して行ったイスラエルも普通に楽しんでしまった。そんなイスラエルを今日は離れなくてはならず超残念。 <br /><br />エルサレムからは、ここに来たのと全く逆をたどって帰ることにする。とりあえずアレンビー橋(キングフセイン橋)に行ってヨルダンに入国する。アレンビー橋(キングフセイン橋)までは、ミニバンの乗り合いバスで行く。乗り合いバスは旧市街のダマスカス門近くにある「Golden Walls HOTEL」の中庭から出発する。Golden Walls Hotelはダマスカス門から見える位置にあって、交差点の角にあって、屋上に大きく看板もあるので分かりやすい。 <br />

    根拠も無く「恐いところ」という先入観を持っていたイスラエル。実際行ってみると全然そんなことは無かった。いくら歴史的観点から「紛争地帯」と言われているところでも、やはりそこには平和を願い平凡に生活する庶民の暮らしが存在することは、今まで世界のいろいろな所に行って共通する感想なのだ。

    結局緊張して行ったイスラエルも普通に楽しんでしまった。そんなイスラエルを今日は離れなくてはならず超残念。

    エルサレムからは、ここに来たのと全く逆をたどって帰ることにする。とりあえずアレンビー橋(キングフセイン橋)に行ってヨルダンに入国する。アレンビー橋(キングフセイン橋)までは、ミニバンの乗り合いバスで行く。乗り合いバスは旧市街のダマスカス門近くにある「Golden Walls HOTEL」の中庭から出発する。Golden Walls Hotelはダマスカス門から見える位置にあって、交差点の角にあって、屋上に大きく看板もあるので分かりやすい。

  • おそらくホテルの前の道路には黄色と黄緑と白のミニバンが何台か停まっていると思われる。中庭には小さなオフィス?があって、係員に「キングフセイン橋」と言えば、愛想悪く対応してくれると思う。

    おそらくホテルの前の道路には黄色と黄緑と白のミニバンが何台か停まっていると思われる。中庭には小さなオフィス?があって、係員に「キングフセイン橋」と言えば、愛想悪く対応してくれると思う。

  • 言われるがままにバスに乗ればそのうち出発するが、「何時発?」みたいな表示は無いので時間には余裕を持って行った方がいいと思われる。 <br /><br />バスはヨルダンボーダーのアレンビー橋(キングフセイン橋)まで、エルサレムに来た時と全く同じルートを逆向きに辿って行く。時間にしておよそ30分から40分ぐらい。 <br /><br />出入国管理の建物の本当にすぐ手前で車内の検査がある。軍人ではなさそうな、ごくごく普通の細い若い女性係員がミニバスに入ってきて、我々を含む乗客のパスポートをチェックする。んで、チェックしながら「Do you have weapon?(あなたたち、武器持ってる?)」と聞かれる。事前情報ではこんな噂もちらほら聞かれたが、本当に聞かれるとは・・・。 <br /><br />思わず「もってるか〜い!そんなもん!」と言ってしまいそうになったが、後になってよくよく考えてみたら、ここは日本ではないので、銃を持っていても何の不思議もない。しかも空路での国境越えではなくここは陸路での国境越えだ。だったらちゃんと申請すれば武器をもったままの国境越えも十分あり得る。なので、ごくごく普通の質問なのかもしれない。 <br /><br />そんなことを考えると、生活の中に武器が普通に存在する国の複雑さを思うと同時に、身近なところに武器がない生活ができる日本に生まれて良かったとも思う。

    言われるがままにバスに乗ればそのうち出発するが、「何時発?」みたいな表示は無いので時間には余裕を持って行った方がいいと思われる。

    バスはヨルダンボーダーのアレンビー橋(キングフセイン橋)まで、エルサレムに来た時と全く同じルートを逆向きに辿って行く。時間にしておよそ30分から40分ぐらい。

    出入国管理の建物の本当にすぐ手前で車内の検査がある。軍人ではなさそうな、ごくごく普通の細い若い女性係員がミニバスに入ってきて、我々を含む乗客のパスポートをチェックする。んで、チェックしながら「Do you have weapon?(あなたたち、武器持ってる?)」と聞かれる。事前情報ではこんな噂もちらほら聞かれたが、本当に聞かれるとは・・・。

    思わず「もってるか〜い!そんなもん!」と言ってしまいそうになったが、後になってよくよく考えてみたら、ここは日本ではないので、銃を持っていても何の不思議もない。しかも空路での国境越えではなくここは陸路での国境越えだ。だったらちゃんと申請すれば武器をもったままの国境越えも十分あり得る。なので、ごくごく普通の質問なのかもしれない。

    そんなことを考えると、生活の中に武器が普通に存在する国の複雑さを思うと同時に、身近なところに武器がない生活ができる日本に生まれて良かったとも思う。

  • さて、イスラエル出国とヨルダン入国については、相変わらず写真を撮るのを完全に忘れてしまったので、分かりにくいが文章のみで説明。 <br /><br />イスラエル出国は特に難しいことはなく、まず窓口で出国税らしきものを支払う。しかしこれがすんごく高く、2013年現在、2人分で351シュケル(1人あたり175シュケル 約5〜6000円)だった。支払ったら、それとパスポートを持って出国審査へ。出国審査ではとくに質問されることもなく終了。また心配の出国スタンプも、特に頼んでもいないのに、先ほどお金を支払った証明書の裏に普通に押された。結果的にパスポートにはイスラエル出入国の痕跡は全く無い状態で終わる。 <br /><br />大きな荷物を持った人は別途荷物検査があったような気がするが、我々はバックパック1個だけだったので、そのまま通過。ただし記憶が曖昧なので、大きな荷物に対して検査があったかどうかは定かではありません。(すいません) <br /><br />出国審査が終われば、待合席みたいな場所でしばらく待っていると「バスの用意できたよ〜!」みたいな声がかかるので、建物を出れば、待機しているバスがあるので、そのバスに乗ってヨルダン入国の建物まで移動。 <br /><br />バスを降りる直前にパスポートが回収される。ついでに今乗っているバスのバス代(3JDぐらい)を支払って下車。ヨルダン入国については、バスを降りたらなすがまま的に言われた通りに進んで入国完了。特に審査官と面と向かって入国審査されることも無い。 <br /><br />イスラエルに入国する時とは全く違って、イスラエル出国とヨルダン入国は緊張感ゼロ。ごくごく当たり前の海外旅行に訪れる国に行くみたいに入国できるので、特に「傾向と対策」的なものは要らない。 <br /><br />そんなこんなで、ヨルダン入管事務所を出ると、通り沿いに客待ちのタクシーが何台か並んでいる。まあ、こうゆうところのタクシーは値段が高いのだが、タクシーしかないのでしょうがない。何台かのタクシーと交渉してアンマン市街に向かう。 <br />

    さて、イスラエル出国とヨルダン入国については、相変わらず写真を撮るのを完全に忘れてしまったので、分かりにくいが文章のみで説明。

    イスラエル出国は特に難しいことはなく、まず窓口で出国税らしきものを支払う。しかしこれがすんごく高く、2013年現在、2人分で351シュケル(1人あたり175シュケル 約5〜6000円)だった。支払ったら、それとパスポートを持って出国審査へ。出国審査ではとくに質問されることもなく終了。また心配の出国スタンプも、特に頼んでもいないのに、先ほどお金を支払った証明書の裏に普通に押された。結果的にパスポートにはイスラエル出入国の痕跡は全く無い状態で終わる。

    大きな荷物を持った人は別途荷物検査があったような気がするが、我々はバックパック1個だけだったので、そのまま通過。ただし記憶が曖昧なので、大きな荷物に対して検査があったかどうかは定かではありません。(すいません)

    出国審査が終われば、待合席みたいな場所でしばらく待っていると「バスの用意できたよ〜!」みたいな声がかかるので、建物を出れば、待機しているバスがあるので、そのバスに乗ってヨルダン入国の建物まで移動。

    バスを降りる直前にパスポートが回収される。ついでに今乗っているバスのバス代(3JDぐらい)を支払って下車。ヨルダン入国については、バスを降りたらなすがまま的に言われた通りに進んで入国完了。特に審査官と面と向かって入国審査されることも無い。

    イスラエルに入国する時とは全く違って、イスラエル出国とヨルダン入国は緊張感ゼロ。ごくごく当たり前の海外旅行に訪れる国に行くみたいに入国できるので、特に「傾向と対策」的なものは要らない。

    そんなこんなで、ヨルダン入管事務所を出ると、通り沿いに客待ちのタクシーが何台か並んでいる。まあ、こうゆうところのタクシーは値段が高いのだが、タクシーしかないのでしょうがない。何台かのタクシーと交渉してアンマン市街に向かう。

  • アンマン市街について早速向かったのは、「キング・アブドゥッラーモスク」。水色の屋根が美しく、遠くから見ても目立つ丸い屋根が目印。3000人が一度に礼拝できるほど大きいらしく、外国人も入ることができる。 <br /><br />我々もはいろうかどうか迷ったが、入場料が要る上に、妻は女性なので入るには髪の毛を隠したりしなければいけないなど、結構面倒なので、外からの観覧だけにした。

    アンマン市街について早速向かったのは、「キング・アブドゥッラーモスク」。水色の屋根が美しく、遠くから見ても目立つ丸い屋根が目印。3000人が一度に礼拝できるほど大きいらしく、外国人も入ることができる。

    我々もはいろうかどうか迷ったが、入場料が要る上に、妻は女性なので入るには髪の毛を隠したりしなければいけないなど、結構面倒なので、外からの観覧だけにした。

  • キング・アブドゥッラーモスクの目の前には「これってキリスト教の教会かしら?」と思われる建物があった。

    キング・アブドゥッラーモスクの目の前には「これってキリスト教の教会かしら?」と思われる建物があった。

  • キング・アブドゥッラーモスクを後にした我々は、アンマンのダウンタウンに向かった。アンマンのダウンタウンまではタクシーで行っても大した金額にはならないので、タクシーで行けばいいのに、何故かここは歩いて行ってみることにした。

    キング・アブドゥッラーモスクを後にした我々は、アンマンのダウンタウンに向かった。アンマンのダウンタウンまではタクシーで行っても大した金額にはならないので、タクシーで行けばいいのに、何故かここは歩いて行ってみることにした。

  • のんびりと歩きながらダウンタウンに向かっていると、途中でちょうど我々の前を歩いていた一人のおじさんが我々に話しかけてきた。「どこから来たのか?」とか「いつまでいるんだい?」みたいな感じで。 <br /><br />おじさんはやさしいアラブ人で、なんとなくの流れで街を案内し始めてくれた。最初に向かったのは「アルフセインモスク」 <br />

    のんびりと歩きながらダウンタウンに向かっていると、途中でちょうど我々の前を歩いていた一人のおじさんが我々に話しかけてきた。「どこから来たのか?」とか「いつまでいるんだい?」みたいな感じで。

    おじさんはやさしいアラブ人で、なんとなくの流れで街を案内し始めてくれた。最初に向かったのは「アルフセインモスク」

  • アルフセインモスクはダウンタウンのランドマーク的な存在で、現在の建物は初代国王アブドゥッラー1世によって修復されたもの。やはりイスラム教のアラブ人にとって、モスクは生活の中心にある存在のような感じがした。<br /><br />モスクの中までは入らなかったが、混沌とした街の中で静かな存在のある感じが外からでも伺えた。

    アルフセインモスクはダウンタウンのランドマーク的な存在で、現在の建物は初代国王アブドゥッラー1世によって修復されたもの。やはりイスラム教のアラブ人にとって、モスクは生活の中心にある存在のような感じがした。

    モスクの中までは入らなかったが、混沌とした街の中で静かな存在のある感じが外からでも伺えた。

  • 次に向かったのは、「ニンファエウム」。アルフセインモスクのすぐ近くにある。

    次に向かったのは、「ニンファエウム」。アルフセインモスクのすぐ近くにある。

  • ニンファエウムは191年に建てられた噴水なのだが、正直「何だ?これ?」って感じのものだった。

    ニンファエウムは191年に建てられた噴水なのだが、正直「何だ?これ?」って感じのものだった。

  • ニンファエウムはちょっとした観光ポイントなのかもしれないが、ニンファエウムの隣にあるスーク(市場)の方が全然観光ポイントだと感じるぐらい活気があった。市場はまさに「カオス!」といった感じで、中に入ると結構入り組んでいる。 <br />

    ニンファエウムはちょっとした観光ポイントなのかもしれないが、ニンファエウムの隣にあるスーク(市場)の方が全然観光ポイントだと感じるぐらい活気があった。市場はまさに「カオス!」といった感じで、中に入ると結構入り組んでいる。

  • 売られているものは様々で、写真上のようなスパイスやら、野菜やら肉やらいろいろ。はたまた日常雑貨の石鹸や洗剤なども所狭しと店が並んでいる。写真下はおそらく「ナツメヤシ」の実だと思われるもの。いわゆる「デーツ」と言われているもので、日本で見ることはなかなか無いと思われる物もたくさんあって、なかなか楽しい。 <br />

    売られているものは様々で、写真上のようなスパイスやら、野菜やら肉やらいろいろ。はたまた日常雑貨の石鹸や洗剤なども所狭しと店が並んでいる。写真下はおそらく「ナツメヤシ」の実だと思われるもの。いわゆる「デーツ」と言われているもので、日本で見ることはなかなか無いと思われる物もたくさんあって、なかなか楽しい。

  • 次におじさんは「眺めがいいからおすすめなんだよ」と行って「ワイルドジョルダン」という場所に連れて行ってくれた。2次元の地図では全くわからないが、アンマンダウンタウンのニンファエウムからはかなり小高い山になっており、ワイルドジョルダンまでは結構登らなければならない。 <br /><br />ワイルドジョルダンは、ヨルダン自然保護協会のショールームで、各地の保護区の自然をパネル展示していたりする。ところがどっこい、そのおじちゃんのオススメはワイルドジョルダン内にあるカフェテラスからの眺めだったので、パネルとかは全く見ず。<br />

    次におじさんは「眺めがいいからおすすめなんだよ」と行って「ワイルドジョルダン」という場所に連れて行ってくれた。2次元の地図では全くわからないが、アンマンダウンタウンのニンファエウムからはかなり小高い山になっており、ワイルドジョルダンまでは結構登らなければならない。

    ワイルドジョルダンは、ヨルダン自然保護協会のショールームで、各地の保護区の自然をパネル展示していたりする。ところがどっこい、そのおじちゃんのオススメはワイルドジョルダン内にあるカフェテラスからの眺めだったので、パネルとかは全く見ず。

  • テラスからの眺めは、なるほど、おっちゃんがオススメするだけあって、アンマン市街が一望できるほどの眺めだった。さすがに砂漠の国だけあって、色鮮やかさには欠けるがそれはそれで「あ〜、アラブの国に来たんだなぁ〜」という感じがしてすごく良い。 <br /><br />この写真の中にも写っているのだが、アンマン市街にはギネスブックにも登録しようとして失敗した大きなヨルダン国旗がある。アンマン市内を歩いていればどこからでもよく見えるものなのだが、写真にしたら悲しいほど小さく写っていた(上写真のほぼ中央にある) <br />

    テラスからの眺めは、なるほど、おっちゃんがオススメするだけあって、アンマン市街が一望できるほどの眺めだった。さすがに砂漠の国だけあって、色鮮やかさには欠けるがそれはそれで「あ〜、アラブの国に来たんだなぁ〜」という感じがしてすごく良い。

    この写真の中にも写っているのだが、アンマン市街にはギネスブックにも登録しようとして失敗した大きなヨルダン国旗がある。アンマン市内を歩いていればどこからでもよく見えるものなのだが、写真にしたら悲しいほど小さく写っていた(上写真のほぼ中央にある)

  • おじちゃんは、「夕飯を家で食べないか?」と誘ってくれたりするほど優しかった。あまりそういった状況に慣れていない我々は断ってしまったが、きっと「たかのてるこ」だったら間違いなく行っていただろう。 <br /><br />本当のことを言えば、「このおっちゃんの目的は何なんだ?ガイド料とか言ってすごく請求されたらどうしよう?」とか、ず〜っと心配だった。ここでも旅人としての永遠のテーマ「旅先で人をどこまで信用してよいか?」という問題にぶちあたってしまった。 <br /><br />結局のところ、このおっちゃんは本当に親切な人で特に大金を要求してくることも無く、別れ際にはオススメのレストランを数件紹介してくれたりもした。我々はほんの少しだけお礼のお金を渡した。「彼が単に親切な人ということが予めわかっているのならば、もっと親密にしたのにぃ〜」と、彼を疑ってしまった我々を若干反省した。やはりこの永遠のテーマについては本当に難しい問題で、きっと答えは見つからないだろう。 <br /><br />おっちゃんと別れた後は、お腹が空いていたので、ガイド本にも乗っていた「ラス・アスフール」というお店に行った。 <br />

    おじちゃんは、「夕飯を家で食べないか?」と誘ってくれたりするほど優しかった。あまりそういった状況に慣れていない我々は断ってしまったが、きっと「たかのてるこ」だったら間違いなく行っていただろう。

    本当のことを言えば、「このおっちゃんの目的は何なんだ?ガイド料とか言ってすごく請求されたらどうしよう?」とか、ず〜っと心配だった。ここでも旅人としての永遠のテーマ「旅先で人をどこまで信用してよいか?」という問題にぶちあたってしまった。

    結局のところ、このおっちゃんは本当に親切な人で特に大金を要求してくることも無く、別れ際にはオススメのレストランを数件紹介してくれたりもした。我々はほんの少しだけお礼のお金を渡した。「彼が単に親切な人ということが予めわかっているのならば、もっと親密にしたのにぃ〜」と、彼を疑ってしまった我々を若干反省した。やはりこの永遠のテーマについては本当に難しい問題で、きっと答えは見つからないだろう。

    おっちゃんと別れた後は、お腹が空いていたので、ガイド本にも乗っていた「ラス・アスフール」というお店に行った。

  • 「ラス・アスフール」は、路地の中に入っていて若干わかりにくい場所にあった。というのも、ちょっと混み合った店があって店の前を通りかかった時に店員に声をかけられた。失礼にもその店員に「ラス・アスフールって店知ってる?」と聞いたら、それがその店だった。 <br /><br />ガイド本にも写真が乗っていた、トマトとポテトとラム肉をオーブンで焼いた料理を注文。相変わらずピタパンにて食べるのだが、ピタパンとの相性は抜群でうまい。ちょっと量が少ないのが難点だが、地元の人でも賑わっていた。 <br />

    「ラス・アスフール」は、路地の中に入っていて若干わかりにくい場所にあった。というのも、ちょっと混み合った店があって店の前を通りかかった時に店員に声をかけられた。失礼にもその店員に「ラス・アスフールって店知ってる?」と聞いたら、それがその店だった。

    ガイド本にも写真が乗っていた、トマトとポテトとラム肉をオーブンで焼いた料理を注文。相変わらずピタパンにて食べるのだが、ピタパンとの相性は抜群でうまい。ちょっと量が少ないのが難点だが、地元の人でも賑わっていた。

  • 食事を終えて我々はさらにダウンタウンを散歩してみる。時間は16:30ぐらい。ガイド本によれば、ローマ円形劇場は17:00までとあったので、急いで行ったら既に閉まっていた。係員は「16:00で終了だ」と言っていたが、17:00までいるのが面倒だったので閉めたんぢゃないの?という感じだった。 <br />

    食事を終えて我々はさらにダウンタウンを散歩してみる。時間は16:30ぐらい。ガイド本によれば、ローマ円形劇場は17:00までとあったので、急いで行ったら既に閉まっていた。係員は「16:00で終了だ」と言っていたが、17:00までいるのが面倒だったので閉めたんぢゃないの?という感じだった。

  • ローマ円形劇場の中は見れなかったが、劇場前の広場からは大体見渡すことができる。何となく歴史を感じるものが街中にあるなんてオシャレな感じがする。 <br />

    ローマ円形劇場の中は見れなかったが、劇場前の広場からは大体見渡すことができる。何となく歴史を感じるものが街中にあるなんてオシャレな感じがする。

  • 広場にはヨルダン国旗がたなびいていた。 <br />

    広場にはヨルダン国旗がたなびいていた。

  • さて、ホテルからダウンタウンに来る時には歩いてきてしまったが、さすがに疲れる。帰りはセルビスに乗って帰ることに。 <br /><br />セルビスとは「乗り合いタクシー」的なもの。タクシーよりも安くバスよりも使い勝手が良い。出発する場所が決まっており、走る道も大体決まっている。んで、降りる場所はドライバーに言えば、経路上の場所だったらどこでも降りられる。ダウンタウンからホテルはJETTバスオフィス方向のセルビスに乗ればよかったので、「歩き方」に書いてあったゴールドスークの裏手にあるセルビス乗り場に行ってみた。 <br /><br />セルビス乗り場はバス停のように何か目印的な物は無いのだが、ドライバーが盛んに呼び込みをしていたので、「トレドホテル?(今夜泊まるホテル)」と聞くとうなずくので車に乗り込む。我々が乗ったところで車はちょうど定員となったので程なく出発。満員にならないと出発しないので、いつ出発するがが定かではないのが難点なのだが、時間に余裕があれば、タクシーよりも安いのに、タクシー的に利用できるから便利。乗り場と行き先さえ把握できれば利用価値は大だ。 <br /><br />ここまでのイスラエル旅<br /><br />Day1 ドバイでトランスファーの間に あのタワーを見に行ってみた!<br />http://4travel.jp/travelogue/10974933<br /><br />Day2 ペトラ遺跡の地面は実は「◯◯◯」だらけだった?!<br />http://4travel.jp/travelogue/10974949<br /><br />Day3 イスラエル入国は「ノースタンプ」って言わなくてもノースタンプだった!<br />http://4travel.jp/travelogue/10979421<br /><br />Day4 死海って本当に体が浮くの?<br />http://4travel.jp/travelogue/10983905<br /><br />Day5 これぞ「聖地」の代名詞。黄金のドーム!<br />http://4travel.jp/travelogue/10984122<br /><br />Day6 緊張の検問所越え!パレスチナ地区へ<br />http://4travel.jp/travelogue/10984130<br /><br />Day7 イスラエル国境で「武器持ってるか?」って聞かれる!<br />http://4travel.jp/travelogue/10992408<br /><br />Day8・9(帰国) 真水のプールで体は浮かなかった!<br />http://4travel.jp/travelogue/10994701<br />

    さて、ホテルからダウンタウンに来る時には歩いてきてしまったが、さすがに疲れる。帰りはセルビスに乗って帰ることに。

    セルビスとは「乗り合いタクシー」的なもの。タクシーよりも安くバスよりも使い勝手が良い。出発する場所が決まっており、走る道も大体決まっている。んで、降りる場所はドライバーに言えば、経路上の場所だったらどこでも降りられる。ダウンタウンからホテルはJETTバスオフィス方向のセルビスに乗ればよかったので、「歩き方」に書いてあったゴールドスークの裏手にあるセルビス乗り場に行ってみた。

    セルビス乗り場はバス停のように何か目印的な物は無いのだが、ドライバーが盛んに呼び込みをしていたので、「トレドホテル?(今夜泊まるホテル)」と聞くとうなずくので車に乗り込む。我々が乗ったところで車はちょうど定員となったので程なく出発。満員にならないと出発しないので、いつ出発するがが定かではないのが難点なのだが、時間に余裕があれば、タクシーよりも安いのに、タクシー的に利用できるから便利。乗り場と行き先さえ把握できれば利用価値は大だ。

    ここまでのイスラエル旅

    Day1 ドバイでトランスファーの間に あのタワーを見に行ってみた!
    http://4travel.jp/travelogue/10974933

    Day2 ペトラ遺跡の地面は実は「◯◯◯」だらけだった?!
    http://4travel.jp/travelogue/10974949

    Day3 イスラエル入国は「ノースタンプ」って言わなくてもノースタンプだった!
    http://4travel.jp/travelogue/10979421

    Day4 死海って本当に体が浮くの?
    http://4travel.jp/travelogue/10983905

    Day5 これぞ「聖地」の代名詞。黄金のドーム!
    http://4travel.jp/travelogue/10984122

    Day6 緊張の検問所越え!パレスチナ地区へ
    http://4travel.jp/travelogue/10984130

    Day7 イスラエル国境で「武器持ってるか?」って聞かれる!
    http://4travel.jp/travelogue/10992408

    Day8・9(帰国) 真水のプールで体は浮かなかった!
    http://4travel.jp/travelogue/10994701

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  • herzlichさん 2015/03/26 13:04:40
    はじめまして!
    hornets.homeunix.orgさん、こんにちは。
    この度はご訪問といいねをいただき、ありがとうございました。

    イスラエル入国の緊張感、でも入国後は黄金のドームの煌びやかさや厳かな雰囲気、そして穏やかな街なかの様子が緊迫感と対照的でドキドキしながら読ませていただきました。

    日本にいると「紛争」等の言葉は耳にしても、実際の空気については感じる事がないですから、壁の絵を見ると世界にはこういう場所もあるんだと・・・複雑な気持ちになりました。
    ハートが分離壁をこじ開けていく絵は胸にぐっときます。

    またお邪魔させていただきます!

    hornets.homeunix.org

    hornets.homeunix.orgさん からの返信 2015/03/26 23:43:06
    RE: はじめまして!
    書き込みありがとうございます。

    塩田で海水まきなんてできるんですね。
    インドネシアの塩田てテレビで見たことがあってかなり興味がわいたのです。なかなかできない体験ですよねぇ〜(ちょっとやってみたい)

    イスラエルを中心とした揉め事については、自分も「なんとかならんかなぁ〜」と思っています。揉め事がなければもっとたくさんの人がイスラエルの良さを感じに行けると思うので。
    でも最近「平和になって欲しい」とか思っているだけではダメなのかなぁ〜と思っています。日本人としてできる行動を起こしていかないと・・・。なんて思ったりして。

    いや、シリアスな話になってしまいましたね。

    また、おヒマな時にでも再訪していただければ幸いです。
    んで、herzlichさんの新たな旅行記を楽しみに待ってま〜す!


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