2015/03/05 - 2015/03/06
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junさん
昨年私が発刊した「最後の戦没艦・第13号海防艦戦記」の中で、同艦がラブアン島に寄港している記事があります。
ラブアン島については、詳しくわからなかったので、早速、出かけることにしました。
成田空港から直行便で、コタキナバルに向かい、そこからラブアン島への航空便があることがわかりました。
この島では、1945年6月20日に、独立混成第56旅団第371大隊(奥山七郎大尉)、約500名が玉砕しています。戦傷帰還兵は7名だけでした。
またこの島では、ボルネオ島守備の第37軍の降伏式も行われています。
そもそも、オーストラリア軍がボルネオ(ラブアン島含む)に上陸したのは、1945年の5月です。沖縄戦も終盤のこの時期に、戦略的にさほど重要でないボルネオに上陸する必要は無かったのではないかとも言われています。
ボルネオ戦で日本兵は5,000名近く亡くなり、オーストラリア兵も2,000名死傷しました。現地の人や石油施設にも被害がありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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成田空港からマレーシア・サバ州(ボルネオ島)の州都コタキナバルに向かいます。
マレーシア航空は、週3便の直行便があります。
機内食は、シーフードパスタと日本蕎麦です。 -
コタキナバル空港に到着しました。
この飛行場は元は、戦時中の日本軍により建設されたとのことです。 -
到着日は、コタキナバルのホテルに向かいます。
タクシーで30リンギット(約980円)と定額で、10分とかからないわりに高いですが、安心です。タクシーチケット売り場で、購入します。 -
到着翌日、7時30分発のラブアン島行きに乗ります。
ガイドに依頼して、コタキナバル空港へ行きました。早朝のため、50リンギットと高かったがやむなしです。
国内便もマレーシア航空なので、ターミナル1です。
ラブアン島行は、日本でネット予約しました。往復224リンギット(7300円)と安かったです。
フェリーでも行けますが、片道数時間かかり、値段もそれほど変りません。 -
空港のプライオリティラウンジがオープン前だったので、朝食にダンキンドーナッツに入ります。
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コーヒーに、ホットドックとドーナッツのセットで、14.50リンギット(480円)です。コーヒーはかなり濃いです。
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待合室です。20分ほど出発が遅れました。
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プロペラ機で出発です。
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コタキナバル空港を飛び立ち、約30分のフライトです。
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ラブアン島が見えてきました。
日本軍が占領した後は、当時の軍司令官の名前をとり「前田島」と言われていたとのことです。 -
島内は、結構湿地があります。
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ラブアン空港です。
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結構りっぱな空港です。
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タクシーチケット売り場で、Taman Damai(平和公園)までのチケットを買って、
タクシー乗り場に並びます。26リンギット(約850円)です。 -
西の13番が平和公園、東南がラブアン港です。
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空港から20分ほどで、Taman Damai(平和公園)につきます。
タクシーのドライバーから迎えに来ようか?と聞かれましたが、バスにも乗りたかったので、断りました。断ったのは失敗でした。 -
平和公園前には海岸が広がっています。
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ボルネオ戦没者の碑です。
「さきの大戦においてボルネオ地域及びその周辺海域で戦没した人々をしのび平和への思いをこめてこの碑を建立する」昭和57年9月30日、と日本語と英語で、記載されています。 -
日本から持ってきた日本酒と大福、水を献じます。
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この平和公園周辺は、日本軍の第二飛行場だったようです。
玉砕時は、独立歩兵第371大隊第1中隊の陣地であったとのことです。 -
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平和塔とあります。
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周辺はきれいに整備されて、池と橋の日本庭園を、掃除している人が何人もいました。
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こちらは海岸にあるサレンダーポイントです。
1945/9/10に、この場所で旧日本軍第37軍が、オーストリア第9軍に降伏して、ボルネオ方面の戦闘が収束しました。 -
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ボルネオには連合軍が、
タラカンに第9オーストラリア師団を主体に18000名
ラブアンに第9オーストラりア師団を主体に29000名
バリクパパンに第7オーストラリア師団を主体に33000名が上陸
日本軍は、
タラカンで1500名、ラブアン島周辺で1400名、バリクババンで2032名が亡くなっているとあります。 -
公園前の海岸です。
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ラブアン港のある中心町バンダル・ラブアンに行くバス停です。
町の人に聞きながら行きます。
標識も、時刻表も無いです。
1時間以上待って、バスに乗りました。 -
ドアが開いたまま走ります。
満席のため、女性が詰めて席の端に座らせてくれました。
2.5リンギット(80円)だが、タクシーに乗ればよかった。 -
バスの乗客に聞きながら、バンダル・ラブアンで下車します。
街歩きは、wifiとスマフォがあるので、問題ありません。
ラブアンのフェリーターミナルです。
タックス・フリーポートのようで、付近に商店が多いです。 -
ラブアン港です。
旧日本軍港の第13号海防艦の寄港地に来て、感無量です。
この場所は、連合軍の上陸地でもあります。 -
For The Love of Labuan と書いてあります。
島と町の地図が分かりやすいです。 -
バンダル・ラブアンの町でランチを取ろうとしたが、暑い上に、帰りの便も気になったので、早目にラブアン空港までタクシーで向かいます。
日本はまだ寒い時期だが、ラブアン島では汗びっしょりになり、
空港の中華レストランで飲むタイガービールがおいしい。 -
ビール約150円、シーフード焼きそば約420円です。
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15時20分ラブアン発、コタキナバル行に乗ります。
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ラブアン島とお別れです。
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なかなかおしゃれなラブアン空港です。
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30分のフライトです。
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コタキナバル空港に着きました。
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