2014/08/11 - 2014/08/18
174位(同エリア923件中)
akanezumiさん
- akanezumiさんTOP
- 旅行記38冊
- クチコミ38件
- Q&A回答5件
- 138,427アクセス
- フォロワー14人
2014年の夏休み旅行は、家族みんなが前から行きたがっていたドイツに決定。
しかし、お盆休みをはさむこの時期、ツアーは料金もピークな上に、意外にドイツだけをじっくり周るツアーがありません。
それならばいろいろ調べて、個人で行きたいところへなるべくリーズナブルにいこう!と試行錯誤してみました。
航空券とレンタカーはHISで、ホテルはネットのBooking.comのサイトで予約。
「ドイツは道路事情がよくマナーもいいので、日本で普通に運転する人であれば、レンタカー初心者でも大丈夫。道路が複雑な都会を避ければ、田舎道のドライブ旅行は快適。」
そんなガイドブックの言葉に後押しされ、ロマンテック街道は思い切ってレンタカーで横断してみました。
結果、小さな街や名所にも寄ることができて、大満足な旅となりました(*^_^*)
本編は、フランクフルトからヴュルツブルク・ローテンブルク・フュッセンなどロマンティック街道横断の旅行記です。
〈日程〉
8/11:出国→アムステルダム→フランクフルト泊
8/12:フランクフルト→ライン川→ケルン→フランクフルト泊
●8/13:フランクフルト→ヴュルツブルク→ローテンブルク泊
●8/14:ローテンブルク→ディンケスビュール→ネルトリンゲン→フュッセ ン泊
8/15:フュッセン→ノイシュバンシュタイン城→ヴィース教会→リンダー ホーフ城→オーバーアマガウ→ミュンヘン泊
8/16:ミュンヘン泊
8/17:ミュンヘン→アムステルダム乗継→帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日からロマンティック街道をレンタカーで回ります。
昨日まで泊まっていたホテルがフランクフルト中央駅のすぐそばだったので、
駅前のHertz営業所で車を受け取り、出発の準備です。
4人乗れて荷物も載せられるファミリーカーを予約していたらバンタイプのBMWで、受付の人に「あなた達ははラッキーよ」と言われました。 -
まず向かったのは、ヴュルツブルク。
レンタカーには、日本での申し込み時にオプションで英語のナビを付けてもらいました。
「Turn left ○○meter」ってな感じの英語ばかりなので、英会話があまり得意でない私達でも何とかなりそうです。
早速アウトバーンですが、ご覧のとおりすいていて走りやすい!(^^)!
180キロ以上は出してるよね?という車が、目にも留まらぬ速さで通り過ぎていきます。 -
方向指示器を出すたびにワイパーを動かしてしまいますが(-_-;)ナビのおかげで、迷うことなくヴュルツブルクのレジデンツに着きました。
18世紀に24年かけて建築された大司教の宮殿です。
バロックの代表的建築で、世界遺産に登録されています。 -
入口で14日間チケットを買いました。
これは、バイエルン州の40以上のものお城や博物館などの入場料が無料になるというチケットです。
私達は4人なので、大人2人まで利用可能なパートナーチケット(40ユーロ)を2枚買いました。もちろんシングルチケット(24ユーロ)もあります。
ここの入場料が7.5ユーロ、ノイシュヴァンシュタイン城が12ユーロなので、個人でバイエルン地方を回る人には、とってもお得です。 -
階段の間の天井画は、一枚画としては世界一の大きさだそうです。
(建物の中は撮影禁止なので、写真はガイドブックより) -
こちらはレジデンスの裏側。
緑豊かな庭園になっています。 -
小雨が降っているのにもかかわらず、庭園に水をまくおじさま。
律儀に仕事をこなすドイツ人気質ゆえ? -
ヴュルツブルクの街を散策します。
2本の塔がそびえたつのは、聖キリアン大聖堂。
11〜12世紀に建てられたロマネスク様式の由緒ある建物です。 -
こちらはノイミュンスター。
赤い前面部分だけ18世紀に増築されましたが、先ほどと同じくらい古い教会です。 -
再び車に乗り込み、街の西側にある小高い丘へ。
マリエンベルク要塞が見えてきました。
レジデンツが建築される以前に、ヴュルツブルク大司教が数世紀にわたり使用していた要塞兼居城です。 -
要塞に使われていただけあって、とてもどっしりしたたたずまいです。
-
ここからは、ヴュルツブルクの街が一望できます。
赤を基調とした中世の建物が並び、見事です。 -
ロマンティック街道の北の起点ヴュルツブルクを後にして、ローテンブルクへ向けて出発。
アウトバーンでないところは、こんな田舎道を進みます。 -
ローテンブルクに着く前に迷って同じ道を行ったり来たりしましたが、ナビのおかげで、何とかホテルに到着しました。
今日の宿は、クロスタースチューブレです。 -
可愛い看板が出迎えてくれます。
ホテルの予約サイトのの口コミ評価が高くかつ駐車場があるところ、ということでこのホテルにしました。 -
部屋の内装も可愛らしく、バスルームもゆったり。
wifiも問題なく使えます。 -
泊まった2階の部屋の廊下からロビーを見下ろしたところ。
エレベーターがないので、スーツケースを持って階段を上り下りしなくてはなりませんが、そんなことが全く苦にならないくらい雰囲気のいいホテルです。 -
夕方の6時を過ぎていますが、ドイツの夏はまだまだ日が高いです。
荷物をおいて街歩きに出かけるとしましょう。 -
ここは街並みも可愛らしいですが、建物にかかっている看板を見るだけでも楽しいです。
中世の騎士をイメージする看板。 -
黄金のペガサス?
グリーンの壁にあざやかな紅白の窓枠もお洒落です。 -
これはホテルの看板かな。
看板だけで何枚もシャッターをきりました。 -
ショーウインドーには、ドイツ人形やおもちゃがびっしり。
-
カラフルなおもちゃや飾りは、見るだけでも楽しくて見飽きません。
-
ローテンブルクの特産お菓子シュネーバルのお店もあちこちにあります。
「雪玉」という意味の揚げ菓子です。
大小のサイズがあります。
いろいろな味があり、小さいサイズのを数種類買いました。
「結構食べやすいね♪」と調子にのって、次の日大きいサイズのを買ったら、胸焼けしました(-_-;) -
小物や飾りのディスプレイ、本当にかわいいです。
-
中世からほとんど変わらない風景を保つ街並みは、ロマンティック街道のハイライトとして人気が高いのも納得です。
-
ローテンブルクの中でも屈指の人気撮影スポット、プレーンライン。
昔からポストカードや絵の題材としておなじみの場所です。
ずっと観たかった景色のうちのひとつ(*^-^*) -
夕食は、フランケン料理のレストラン「バイマイスターハウス」にて。
-
丸いボディのお酒は、このあたりの特産品のフランケンワイン。
お腹がいっぱいになったら、また明日の街歩きにそなえて、ホテルでゆっくり休むことにしましょう。 -
ドイツ3日目の朝です。
クロスタースチューブレホテルのレストラン。
アットホームな心地よい場所で朝食をいただきます。 -
ドイツのホテルでは、どこもパンが美味しいです。
それから写真を撮り忘れましたが、ホテルの方がその場で作ってくれたオムレツが、トロトロのフワフワで絶品でした(^^)
ローテンブルクに来ることがあれば、また泊まりたいな〜 -
今日の街歩きは、城壁の外からはじめます。
ホテル近くのブルク門をくぐります。 -
門をくぐるとブルク庭園があります。
-
庭園のはしっこからローテンブルクの街並みが見えます。
-
街を取り囲む4.2キロの城壁のうち、東側は回廊になっていて歩いて回れます。
いくつかある門塔のうちのひとつから、回廊へ上がるところです。 -
回廊はこんな感じです。
朝早いので、私達以外誰もいません。 -
城壁は中世と変わらない形で残されていますが、第二次世界大戦で大きな被害を受けたため、多くの寄付金で元の姿に復元されました。
壁には、寄付をした人々の名前が刻まれています。
日本人名もちらほら見かけました。 -
城壁めぐりを終え、再び街の中心地へやってきました。
何度見てもプレーンラインは、心が躍ります(*'▽') -
マルクト広場に面した建物。
木組みの家がたくさんのこの風景は、まさにおとぎ話の世界のようです。 -
ワインのお店。
フランケンワインがいっぱい。 -
クリスマスの雰囲気が一年中味わえることで有名なお店「ケーテ・ウォルファルト」
-
クリスマスツリーやオーナメントをはじめとして、華やかなデコレーショングッズや雑貨の品揃えが充実しています。
-
店内は撮影禁止なので、店頭から何枚かパシャリ。
地下もあり、見た目よりかなり広いお店です。
そこそこのお値段なので見てるだけ…と思いながらも、誘惑に負けてあれこれ買ってしまいます。 -
ゴシック様式の聖ヤコブ教会。
完成までに膨大な時間を費やしたそうです。
やっぱり天井が高い〜 -
有名な彫刻家リーメンシュナイダーの傑作といわれる祭壇は2階にあります。
-
ドイツで唯一、犯罪をテーマにした「中世犯罪博物館」
どのガイドブックにも載っているので、とりあえず見学します。 -
さまざまな器具や道具が展示されていて、昔の変わった刑罰や暮らしぶりもうかがえます。
日本語の説明もありました。
子どもたちもたくさん来ていて、そんなにおどろおどろしい博物館ではなかったです。 -
ローテンブルクの街を満喫した後は、ロマンティック街道を南下していきます。
次に訪れたのは、ディンケスビュール。
この街は、戦争の被害を受けずに中世の街並みをそのまま残しています。
赤い伝統的な木組みの建物は、ドイチェス・ハウス。
ディンケスビュールで最も有名なホテル&レストランです。 -
この街でパンを買って、お昼ご飯にしました。
やっぱり、ドイツのパンは美味しい(^^)
実のところ、今日中にフュッセンに着かないといけないので、ゆっくり食事してる時間がないのです。 -
さらにロマンティック街道を行くと、ネルトリンゲンに着きました。
中世の頃は、交易都市として栄えていた街。
街の中心の広場に面しているのは、タウンツハウス。 -
街のシンボル、聖ゲオルグ教会。
高さ89.9mの塔は「ダニエル」という通称があり、階段で上まで昇ることができます。 -
教会の内部は荘厳な雰囲気が漂います。
ちょうどパイプオルガンの演奏もあっていい感じに響いてました。
(同じところを繰り返し弾いていたので、たぶん練習していたのでしょうが) -
350段の階段を昇りきると、塔のてっぺんです。
かなり足が疲れましたが、いい眺め(^^)
ここから、街が360度見渡せます。
城壁に囲まれた丸い街だということがよくわかる〜 -
教会の外には、街の模型がありました。
このネルトリンゲンがある盆地は、はるか昔に隕石が落ちてできた巨大なクレーターなのです。
ガイドブックでそれを読んで、ここに来たら教会の塔に昇って、景色を見渡してみようと思ったのでした。 -
ネルトリンゲンの城壁も、回廊を歩いてまわることができます。
ローテンブルクでも歩いてみたので、ここではほんの少しだけ。 -
ネルトリンゲンを出発し、今日の最終目的地であるフュッセンを目指します。
南に進むにつれ、アルプスらしき山々が見えてきました。
だんだんロマンティック街道も終わりに近づいています。 -
ようやくフュッセンに到着。
今日のホテルは、ヒルシュです。
昨日のホテルに引き続き可愛らしい内装にテンションが上がります。 -
部屋のクローゼットがキュートだったので思わず撮ってしまいました。
廊下にもこんな家具や飾りがあって、見ているだけで楽しいです。 -
ここフュッセンの街が、ロマンティック街道の南の終点です。
こじんまりしていますが、パステルカラーののどかな街並みに癒されます。 -
アルプス山脈の中腹に位置するため背後に山並みが迫っていて、ロマンティック街道の他の街とは違う印象を受けます。
-
晩御飯はバイエルン料理のレストラン「ガストホーフ・クローネ」にて。
このキノコのスープがとても美味しかったです。 -
看板メニューの豚ロースステーキは、ボリュームたっぷり。
付け合わせのポテトが、ここはフライドポテトでよかった~
(ドイツでは、マッシュ状や団子状のポテトが多いのですが、私の口には合わないので・・・)
明日は、待ちに待ったノイシュヴァンシュタイン城へ行きます。
旅行記を見てくださってありがとうございました<(_ _)>
よろしければその③も見てくださいね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
62