2014/12/30 - 2014/12/31
80位(同エリア167件中)
くに・クマさん
- くに・クマさんTOP
- 旅行記1000冊
- クチコミ506件
- Q&A回答81件
- 3,480,289アクセス
- フォロワー72人
年末恒例、大掃除の後の、山口県内1泊旅行。
今回は、旦那にたっての希望で、周南市は大津島にあります、1日1組の宿、小屋場只只。
昔、旦那が愛読していた漫画雑誌に連載されていた漫画のモデルになったところです。
たまたま30日に空きがあったもので、例年の2倍近い宿泊料金にびびりつつ、行ってみました。
結果、天候にも恵まれ(帰宅直後に暴風雪・・・)、聞きしに勝る絶景とお宿を楽しんできたのでした。
まずは海を渡って、お宿に向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 一休.com
PR
-
徳山港にやってまいりました。
何度か大分の竹田津行きフェリーは利用していますが、今回は大津島(おおづしま)です。
車の乗るフェリーは竹田津行きの横が乗り場ですが(写真右手)、巡航船は左側の桟橋です。
搬送料がもったいないし、お迎えが来るのは分かっているので、車は留守番。
大津島行き桟橋そばにある、利用者専用無料駐車場は、かろうじて1台空いてました。
後で散歩した、港のお向かいの徳山駅は帰省客の送迎用車両で大混雑、普段はガラガラのそばの有料駐車場は満車と、年末は普段と違います。 -
今回のお宿があります、大津島。
魚雷回天の島として有名で、映画「出口のない海」の舞台にもなっています。
お宿は馬島港の近く、回天発射場跡地が部屋から見える高台にあります。
この地図が平成10年ってことで、作成時点ではお宿はできていません。
新しい地図が作られたら宿の位置が入ってそうな、宿好きの人には全国的に有名になってる(といっても、地元民は意外としらない)ところです。 -
予定よりかなり早く着いたものですから、自動販売機で乗船券を購入した後は、新しくなった徳山駅と観光案内所を見学しに行き、相変わらず寂れっぷりがすさまじい商店街を散策し、周南市に住んでる友人と会ったりして、時間つぶします。
日に数便の大津島行きの船到着。
鼓海?号です。
宿の人の話では、普段の乗客は数人程度だそうですが、そこは12月30日。
買い出しの島民さんらしき段ボール箱をカートで運ぶ人やら、帰省っぽい家族連れさんやら、かなりの人数が乗りこみます。
回天記念館が年末年始でお休みということを考えると、多分観光客は自分たちだけのような気がします。
乗り込む前に乗船券の回収がなかったので「?」と思ったら、船が動き始めてから船員さんが回収してました。
大津島行の船しかでないので、乗船時にチェックする必要がないってことなんですかねえ?
乗ったのは14:40分出航の、途中、瀬戸浜港と狩尾港の2カ所経由便。
港に着くたびに、かなりの人数が降りました。 -
馬島港到着。
予約の時に乗る便をお知らせしているので、お宿の人がお迎えに来られてました。
もっとも、普段に比べて格段に乗客が多いうえに、宿泊料金に見合わない庶民な夫婦、さらに先に降りた旦那は全く迎えが来ることを知らなかった(行きたがってた割には全くリサーチしていない)もので、お宿の人も中々宿泊客が見つけられなくて大変だったみたいです。 -
レトロな送迎車で坂道を上がって、
-
お宿前に到着。
さらにお宿は高台です。 -
人ひとりくぐれるくらいの大津島産御影石の通路をくぐり、
-
お宿に到着。
なんて、写真は後撮りですけれど。 -
ひとまず宿泊票?書いてチェックイン。
の前に、眼下に広がる海の光景に目を奪われます。
事前にネットで調べた口コミ情報でどれも風景がべた褒めされてたんですが、たしかに瀬戸内海が一望できて、瀬戸内海なのにほとんど人工物が見えない光景は圧巻でした。
宿泊票には、食事の味が薄味か普通か濃い味の記入欄がありました。
食べられない物を聞かれることはあっても、これは珍しいです。
とりあえず、普通にしときます。 -
お部屋に案内されて、備品やら上にあります露天風呂等のレクチャー受けまして、
-
少し時間をおいて、ウェルカムドリンク。
搾りたての八朔のジュース。
原料は、近くに生えてる木から。
「勝手に取っていいよ」と持ち主さんから言われてるそうで、この辺が小さな島ならではって感じです。 -
多分アロマか何か使ってるっぽい香りのおしぼりに添えられてる葉っぱも、周辺から調達されてるそうです。
こういうの、センスですよねえ。 -
それでは、お部屋。
-
こちらからはプライベートスペースといいますか、客室部分。
基本的に呼ばないとお宿の人は入ってこられませんし、内側から鍵もかけられます。
というか、1棟丸々貸切状態なので、鍵はいただきません。 -
もちろん、こちらからも海が一望。
一組しか宿泊しないお宿なので、この光景独り占めです。 -
ミニキッチンスペースってとこでしょうか?
水道のお水は井戸水だそうです。
ポットがない代わりに電磁ヒーターが付いてます。 -
冷蔵庫。
冷凍室はありません。
もっとも、アイスとか買ってくるようなお店は周辺にありませんし、釣りして捕ったお魚は頼めば保管してもらえそうです。
中の飲み物は、申告制の有料です。
個人的にはミネラルウォーターもあったほうがいいかなあ。
旦那が井戸水に抵抗あったようなので。 -
湯呑にコーヒーカップにガラスコップ。
砂糖とミルクとありまして、お茶やコーヒーはどこかといいますと、 -
コーヒーミルと鉄製の急須とともに、壁に陳列されてました。
-
照明がおしゃれ♪
-
あちらのロッカーには
-
冬だから防寒具。
上のクッションや多分毛布も出して撮っておけばよかったと後で反省。 -
あったかいニットは、いささか使い込んでる感です。
-
チェックインしたときはこの状態だったチェアは、
-
ちょっといじるとロッキングチェア風に。
-
インフォメーションやお宿の履歴簿(?)は、後でじっくり拝見しました。
椅子の向こうには地元の作家、中原中也や金子みすゞ、さらにはお宿とゆかりのある画家松田正平さんの画集や回天の本と色々置いてありました。 -
暖炉はしっかり利用できます。
ご希望があれば夕食後に火を入れていただけるってことで、迷わずリクエスト。 -
窓側からリビングスペース。
エアコンに暖炉に、さらに寒いからファンヒーターの使用も勧められましたが、日頃家でケチケチ生活やってるから、夜はブラインド閉めてエアコンだけで十分でした。 -
続いて、寝室スペース。
-
かわいい机に、重宝した加湿器。
-
屋内あちこち段差があります。
膝の調子がよくてよかったです。 -
少し低めのベッド。
壁の字は、地元の画家故松田正平さんの直筆だそうです。
からっぽ からっぽ なーんもせん -
お向かいに
-
CD。
モーニングコール機能もありまして、いじってたときにONにしちゃってたようで、前のお客さんがセットしたと思しき6時半にラジオ放送開始(笑)
早起き体質なので、鳴った時点ですでに起きてたので(そしてリビングルームでとある遊びに興じていたのはパート3あたりになるかな?)、支障はありませんでしたが。
ちなみに、テレビはありません。
お宿の人に帰りに聞いたところ、過去には隠して設置してたようなんですが、現在はお宿のコンセプトに合わないと、完全撤去されたそうです。
事前リサーチで一番の不安はテレビが無いことだったんですが、無くても全然不自由しませんでした。
後で気づいたことには左もロッカーで、下にレトロな金庫もあったんですが、うっかり撮り忘れました。 -
部屋着はこちらに入れてありました。
上に男性用、下に女性用。
ドーミーインの部屋着より上等素材で着心地よかったですが、年季が入ってたので、女性用はそろそろリニューアルしたほうがいいと思うなあ。 -
奥のドア側から。
冬なので、早くも日は少し傾き始めてます。
外のデッキは、次の旅行記にて御紹介。
個人的に1旅行記に50枚と制限かけてます。
ネット環境が悪いと、旅行記の写真枚数が多すぎると表示が遅いのが経験上わかってるもので・・・
ちなみにこの時点で旅行翌日に行った旦那の実家(ネット環境すこぶる良し)で写真をほぼ貼りつけたら、帰りの観光込みでパート4までいっちゃいました(汗) -
さて、奥のドアを開けると、さらにドア。
向こうには露天風呂への道がありますが、これも次に回すとしまして、 -
建物の一番端にあります
-
トイレ&バスルームへ。
天井もガラスなのですこぶる明るいです。 -
帰宅後4トラベルの他の方の只々旅行記を拝見するに、蓋はとれちゃった模様なトイレ。
-
個人的にお気に入りとなったトイレ横の絵。
-
いい感じの洗面台。
蛇口がガタガタなのも、わざとそうしているように思える雰囲気です。
ちっちゃいながらもこちらにも温風機が設置してあるのがポイント高かったです。 -
タオル類。
インフォメーションによりますと、バスタオルの追加は有料だそうです。
干しといたから支障ありませんけれど。 -
持ち帰り可能なアメニティは、予約サイトにて男女別入れてることもあってか、中身は違ってました。
ブラシは改良の余地ありかなあ。 -
内風呂は
-
ガラスあるけど、ほぼ露天状態。
-
洗面器が四角いのは初めてなような。
-
他の人の宿泊記によりますと、お風呂から見える海の水平線が重なって絶景だそうです。
入った時には真っ暗、朝はくもってるのでよくわからずでしたが、開放感はありました。 -
寝室通らなくてもリビングルームに直接行ける、よく動線が考えてるなあ、ってつくりでした。
-
外からのお風呂〜
と、この後は夕食まで、お宿の周辺をうろうろしまくりだったのでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50