房総の鉄道に乗り、那古観音を訪ねる旅（千葉）

2014/12/10 - 2014/12/10

坂東三十三霊場の結願寺である那古寺（なごじ）を訪れます。

今日12/10から青春18きっぷが利用できるので、横須賀線・総武線・内房線を乗り継ぎ、東京湾を半周します。

那古寺は房総半島館山の手前、那古船形（なこふなかた）にあり、本尊の千手観音が御開帳されています。

エリア 館山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京湾

内房線に乗っていると、上総湊あたりから海が見えてきます。

上総湊の港

アクアライン

車窓から東京湾周辺の眺めが楽しめます。

久里浜あたり

東京電力の横須賀発電所です。

保田（ほた）駅

房総のほとんどの駅舎は、このような形をしています。

内房線の電車

富浦からの眺め

富浦駅

お洒落な建物の駅です。

那古船形駅（なこふなかた駅）で降ります

保田駅と同じ駅舎の形をしています。

ホームから跨線橋を越えて改札口へ行きます。
昔は列車の本数が少なく、ホームから線路をまたぎ改札口へ行けたと思います。

内房線とお別れ

那古船形駅

古い木造駅舎で、歴史を感じさせます。

駅の住所は館山市船形で、近くに船形漁港があります。

ここから歩いて行ける那古寺が館山市那古にあるので、駅名は両方の地名を合わせた那古船形になっています。

南国を思わせるアロエ

那古寺へ歩き始めるとアロエがあります。

あれっ、水仙

１２月初めなのに、水仙がもう咲き始めています。

道標

東京へは３４里（136km）と表示されています。

岩穴

曲がりくねった断層

大正12年の関東大震災では、那古、船形、館山が最激震地となりました。

古い建物のそば処

ミカンとアロエ

古い建物

昼夜タクシー

呼べばいつでも来てくれそうなタクシー。

閼伽井（あかい）の井戸

那古寺観音堂の近くにあります。

仏様にお供えする浄水の井戸で、安房路を巡る旅人がこの霊水で渇きをいやし、喉を潤したとされています。

那古寺の水仙

南房総は水仙の名所が多いところで、この水仙は道端に咲いているものです。

那古寺の案内図

仁王門から入り、観音堂へ向かいます。

那古寺仁王門

力強い仁王尊

仁王尊

こちらは、ちょっとおどけているかも･･･

阿弥陀堂

多宝塔

多宝塔の木彫り

風情のある石仏

館山湾

那古寺からの眺めです。

境内にあるソテツ

本坊にはもっと大きなソテツがあります。

観音堂

おぬし、何しに来た？

観音堂の屋根にいる鬼に声をかけられました（笑）

銅造千手観音立像（入口にある説明看板の写真）

観音堂の中にある鎌倉時代の銅造千手観音立像で、重要文化財になっています。
心が落ち着くお姿です。

また、平安時代に造られたというご本尊木造千手観音立像も今年公開されています。

岩屋堂

観音堂横にある岩屋堂には、海上安全守護の岩船地蔵、那古の船仲間が海上安全を願って奉納した八大龍王の碑などがあります。

岩屋堂の湾曲した地層

石造りの建物

那古寺をあとにし、那古と船形の街歩きをします。

木造の建物

珍しい縞模様の信号機

昔、見たことがある縞模様の信号機です。

タコの滑り台

滑るところが沢山あり、楽しめそうです。

ふれあい市場

船形漁協直営の市場で昼食にします。

スルメ作り

市場の食堂

「ふれあい相浜」のお店に入ります。

本日のメニュー

活金あじ刺身は残念ながら売り切れでした。

刺身定食

お手頃な値段で、どれも新鮮なお刺身で美味です。

お腹がいっぱいになったので、これから「房州うちわ伝承展」の見学に行き、次の旅行記で紹介します。