神流・上野・南牧旅行記(ブログ) 一覧に戻る
「ちょっと出かけてくる」<br /><br />ここから、この「旅」は始まった。そして、「旅」から、事故なく、無事帰宅した。<br /><br />帰宅してから思った。<br /><br />「男は強くあれ」<br />「弱くてもささやかな幸せで満足する、つまり低いレベルの成功で満足することを望んではならない」<br /><br />自己啓発書に、よく書いてあるコトバ。しかし、「本当にそうだろうか」と。<br /><br />「弱くていい」<br />「ささやかな幸せで満足できればいい」<br />「低いレベルの成功で満足していい」<br /><br />そう言える自分になりたい。とにかく、生きるんだ…と。<br /><br />後編(神流湖)です。<br /><br />前編(定峰峠・土坂峠)<br />http://4travel.jp/travelogue/10959381

【2014年12月06日】自己啓発書が、自分にとって、本当の生き方なのか?(定峰峠・土坂峠・神流湖バイクツーリング・後編)

10いいね!

2014/12/06 - 2014/12/06

43位(同エリア89件中)

0

18

ひろかずさん

「ちょっと出かけてくる」

ここから、この「旅」は始まった。そして、「旅」から、事故なく、無事帰宅した。

帰宅してから思った。

「男は強くあれ」
「弱くてもささやかな幸せで満足する、つまり低いレベルの成功で満足することを望んではならない」

自己啓発書に、よく書いてあるコトバ。しかし、「本当にそうだろうか」と。

「弱くていい」
「ささやかな幸せで満足できればいい」
「低いレベルの成功で満足していい」

そう言える自分になりたい。とにかく、生きるんだ…と。

後編(神流湖)です。

前編(定峰峠・土坂峠)
http://4travel.jp/travelogue/10959381

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
バイク
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 土坂峠を超えて、群馬県に入り、国道462号線のT字路で停車した。そして、道路地図を見る。<br /><br />時刻はちょうど、13時半だったろうか。<br /><br />「左へ曲がり、もう一つ、峠を超えて(塩沢峠というらしい)、富岡市へ出てから帰るか。それとも、右へ曲がり、神流湖へ向かい、藤岡・児玉方面へ抜けて帰るか…」<br /><br />近いのは勿論、「右」。雲が多くなり、相当寒くなってきた。ただでさえ、初冬なのである。<br /><br />出した決断は、「右」だった。<br /><br />そして、国道462号線を通り、神流湖へ差し掛かった。<br /><br />途中、吊り橋を見かけ、気になったので、停車。辺りを見回す。<br /><br />…<br /><br />…<br /><br />湖を挟んで、向かい側にガードレールがある。ということは、「道がある」ということか。<br /><br />改めて、道路地図を見る。<br /><br />確かに道がある。神流湖の周遊道路か。

    土坂峠を超えて、群馬県に入り、国道462号線のT字路で停車した。そして、道路地図を見る。

    時刻はちょうど、13時半だったろうか。

    「左へ曲がり、もう一つ、峠を超えて(塩沢峠というらしい)、富岡市へ出てから帰るか。それとも、右へ曲がり、神流湖へ向かい、藤岡・児玉方面へ抜けて帰るか…」

    近いのは勿論、「右」。雲が多くなり、相当寒くなってきた。ただでさえ、初冬なのである。

    出した決断は、「右」だった。

    そして、国道462号線を通り、神流湖へ差し掛かった。

    途中、吊り橋を見かけ、気になったので、停車。辺りを見回す。





    湖を挟んで、向かい側にガードレールがある。ということは、「道がある」ということか。

    改めて、道路地図を見る。

    確かに道がある。神流湖の周遊道路か。

    神流湖 自然・景勝地

  • 道路地図を再三確認し、出した決断は、<br /><br />「渡っちゃえ」<br /><br />だった。寒い寒いと言っているくせに、こういうところは、勇気を出すものである。

    道路地図を再三確認し、出した決断は、

    「渡っちゃえ」

    だった。寒い寒いと言っているくせに、こういうところは、勇気を出すものである。

  • 吊り橋を渡り、対岸の国道462号線を見る。<br /><br />この先を進んで、大丈夫か?。とも思うが、元の吊り橋に戻って渡れば、また国道に出られるのであるから、心配はない…と思う。

    吊り橋を渡り、対岸の国道462号線を見る。

    この先を進んで、大丈夫か?。とも思うが、元の吊り橋に戻って渡れば、また国道に出られるのであるから、心配はない…と思う。

  • 路肩にあった、案内標識を見る。「県道太田部鬼石線」というらしい。

    路肩にあった、案内標識を見る。「県道太田部鬼石線」というらしい。

  • 更に進むと、埼玉県道のヘキサ県道標識。<br /><br />「埼玉県」…?<br /><br />そう。神流湖の対岸は、埼玉県だったのだ。<br /><br />土坂峠を、あんなにゆっくり登った自分は何だったんだろうとも思うが、これもまた面白い。

    更に進むと、埼玉県道のヘキサ県道標識。

    「埼玉県」…?

    そう。神流湖の対岸は、埼玉県だったのだ。

    土坂峠を、あんなにゆっくり登った自分は何だったんだろうとも思うが、これもまた面白い。

  • そして、「神流湖 左」の標識に従うと…<br /><br />…<br /><br />…<br /><br />なんだこれ。<br /><br />通れるか?大丈夫か?。こんな装備で大丈夫か?。<br /><br />思案する。「引き返してもいいんだぞ」と、自分自身に対して念ずる。

    イチオシ

    そして、「神流湖 左」の標識に従うと…





    なんだこれ。

    通れるか?大丈夫か?。こんな装備で大丈夫か?。

    思案する。「引き返してもいいんだぞ」と、自分自身に対して念ずる。

  • 右側を見る。太田部集落への入口とあったが…。<br /><br />…<br /><br />…<br /><br />もっと険しそうだな。<br /><br />そして、5分ほど思案した…。出した決断。<br /><br />「左へ行くんだ」<br /><br />勇気と覚悟を決めて、左折した。

    右側を見る。太田部集落への入口とあったが…。





    もっと険しそうだな。

    そして、5分ほど思案した…。出した決断。

    「左へ行くんだ」

    勇気と覚悟を決めて、左折した。

  • 路肩に落ち葉があるのは、定峰峠・土坂峠と同じ。<br /><br />しかし、これは…。<br /><br />「1車線しかねえ。定峰峠や土坂峠より酷い。しかも、舗装はされていても、ところどころ穴があって、路面ボコボコ…」<br /><br />…<br /><br />「ガソリン、大丈夫か?」<br /><br />「タイヤ、大丈夫か?パンクしないか?」<br /><br />イロイロ考えながら、走った。<br /><br />…オンロードバイクで走る道じゃないよ…と。

    路肩に落ち葉があるのは、定峰峠・土坂峠と同じ。

    しかし、これは…。

    「1車線しかねえ。定峰峠や土坂峠より酷い。しかも、舗装はされていても、ところどころ穴があって、路面ボコボコ…」



    「ガソリン、大丈夫か?」

    「タイヤ、大丈夫か?パンクしないか?」

    イロイロ考えながら、走った。

    …オンロードバイクで走る道じゃないよ…と。

  • それでも、標識だけは立派にある。<br /><br />埼玉「険道」331号線。

    イチオシ

    それでも、標識だけは立派にある。

    埼玉「険道」331号線。

  • すれ違いするための場所に停車して、ちょっと休憩。<br /><br />このアングルだと、「神流湖周遊道路を周遊しましたよ〜」と見えるかもしれないけれど。<br /><br />…違うから。走ればわかる。<br /><br />しかも、自宅の川口市と同じ、「埼玉県」だから。

    すれ違いするための場所に停車して、ちょっと休憩。

    このアングルだと、「神流湖周遊道路を周遊しましたよ〜」と見えるかもしれないけれど。

    …違うから。走ればわかる。

    しかも、自宅の川口市と同じ、「埼玉県」だから。

  • 途中、神流湖が見えるには見えた。

    途中、神流湖が見えるには見えた。

  • 1車線・路面ボコボコ道は、まだ続く。ともかく、2速で、ゆっくり、ゆっくり走る。

    1車線・路面ボコボコ道は、まだ続く。ともかく、2速で、ゆっくり、ゆっくり走る。

  • しばらく走ると、道が広くなった。<br /><br />「終わったか!?」<br /><br />…と思いきや、どうやら違う。まだまだ先まであるらしい。<br /><br />しかし、僕は諦めた。<br /><br />「この道をこれ以上走るのは、もう辞めよう。諦めよう。」と。<br /><br />「諦める勇気」も大切なので。<br /><br />そこが、神流湖の、次の吊り橋だった。

    しばらく走ると、道が広くなった。

    「終わったか!?」

    …と思いきや、どうやら違う。まだまだ先まであるらしい。

    しかし、僕は諦めた。

    「この道をこれ以上走るのは、もう辞めよう。諦めよう。」と。

    「諦める勇気」も大切なので。

    そこが、神流湖の、次の吊り橋だった。

  • 吊り橋をよく見る。<br /><br />「埼玉いのちの電話」の電話番号。<br /><br />…<br /><br />…<br /><br />そうなんだ…と。<br /><br />自分も、生きづらくてどうしようもなかった時に、「いのちの電話」に、電話したことがある。でも、いつも混雑していて、繋がらないんだよね…。<br /><br />…この道路と、この案内看板を見たあと、帰宅してから、改めて、「弱くてイイ。とにかく、生きるんだ」<br /><br />と思った。

    吊り橋をよく見る。

    「埼玉いのちの電話」の電話番号。





    そうなんだ…と。

    自分も、生きづらくてどうしようもなかった時に、「いのちの電話」に、電話したことがある。でも、いつも混雑していて、繋がらないんだよね…。

    …この道路と、この案内看板を見たあと、帰宅してから、改めて、「弱くてイイ。とにかく、生きるんだ」

    と思った。

  • 次の吊り橋を渡る。

    次の吊り橋を渡る。

  • 神流湖がキレイだった。そして、再び、国道462号線へと戻り、藤岡市(旧鬼石町)方面へと進めた。

    神流湖がキレイだった。そして、再び、国道462号線へと戻り、藤岡市(旧鬼石町)方面へと進めた。

    神流湖 自然・景勝地

  • 道の駅「上州おにし」にて、旧学校校舎らしい。<br /><br />…そして、14時半を過ぎ、「そろそろ帰ろう」と、群馬県から再び、埼玉県へ戻り、本庄市(旧児玉町)→美里町→寄居町→花園ICから関越道へと通り、帰宅へ。<br /><br />しかし、冬で暗くなってきたときの、高速走行は、本当に凍えた。辛いので、下道が渋滞していてもいいから、外環道まで走らせずに…と、所沢ICで降りて、川口まで帰宅した。

    道の駅「上州おにし」にて、旧学校校舎らしい。

    …そして、14時半を過ぎ、「そろそろ帰ろう」と、群馬県から再び、埼玉県へ戻り、本庄市(旧児玉町)→美里町→寄居町→花園ICから関越道へと通り、帰宅へ。

    しかし、冬で暗くなってきたときの、高速走行は、本当に凍えた。辛いので、下道が渋滞していてもいいから、外環道まで走らせずに…と、所沢ICで降りて、川口まで帰宅した。

    道の駅 上州おにし 道の駅

  • 目的地付近のおおよそのルート<br /><br />ここまでありがとうございました。

    目的地付近のおおよそのルート

    ここまでありがとうございました。

この旅行記のタグ

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP