トルコ旅行記3：バイランで半日クローズ！　でも、なんとか1日で楽しめたエフェス＆パムッカレ

2014/10/01 - 2014/10/10

ANAの特典旅行でとったトルコ航空ビジネスクラスで8日間のトルコ旅行に行ってきました。
バイラム（イスラム教のお祭りで休日）にぶつかって予想外のトラブルもあったけど、暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候でした。ヨーロッパでもない、アジアでもない、不思議な魅力のトルコ、また行きたいなぁ。

旅の中盤、バイランという現地の祭日に当たってしまったこの日、旅行会社も想定していなかった、まさかの観光施設半日休業というトラブルに遭遇。せっかく行ったのに予定が狂っちゃう？

＜旅程＞
1日目：TK051　成田11:55発 - イスタンブール18:00着
　　　 TK2018　イスタンブール20:50発- カイセリ22:15着　カッパドキア泊
2日目：カッパドキア1日プライベートツアー　　　　　　　　 カッパドキア泊
3日目：早朝　気球ツアー
　　　TK2027　カイセリ11:55発 - イスタンブール13:25着
　　　TK2326　イスタンブール15:00発 - イズミール16:05着　セルチュク泊
4日目：エフェス、パムッカレ一日プライベートツアー
　　　イズミール　イスタンブール　イスタンブール泊
5日目：イスタンブール観光（新市街、アヤソフィア）　イスタンブール泊
6日目：イスタンブール観光（ブルーモスク、トプカプ宮殿、アジアサイド）　イスタンブール泊
7日目：イスタンブール観光（スーパー）　
　　　TK050（イスタンブール17:10発 - 成田10:25着(翌日)

関連旅行記
・トルコ航空ビジネスクラス搭乗記　http://4travel.jp/travelogue/10944248
・トルコ旅行記2：★夢のような気球体験★ in カッパドキア　http://4travel.jp/travelogue/10943779
・トルコ旅行記4：現地の連休で大混雑のイスタンブール前編　http://4travel.jp/travelogue/10958497
・トルコ旅行記5：現地の連休で大混雑のイスタンブール後編　http://4travel.jp/travelogue/10958545

エリア パムッカレ(トルコ)

トルコ旅行4日目。セルチュクの朝。ホテルBellaの窓からの眺め。

早朝から大音量のアザーンが鳴ってたのは、ここからだったのか。（’部屋の中）

朝食は、屋上のテラスで。

ビュッフェではなく、盛りつけられたお皿がサーブされます。

ホテルレセプション横には、系列と思われるショップが。

朝、ホテルまでプライベートツアーのお迎えが来るはずが、約束の時間になっても現れません。エージェントに電話してみると、「今向かってるようです」。結局着いたのは30分遅れ。「連休で道路が混んでて」。ここから、すでに悪い予感。

最初はセルチュク近くの聖母マリアの家。ところが、ここの駐車場に入るときに、衝撃の事実が発覚。なんと、バイラン（犠牲祭）のため、エフェスは午前中お休み。

この日は午前中エフェスを見学、移動して午後パムッカレを観光、夕方デニズリからイスタンブールに飛行機で戻るように、切符も手配済みなのです。

エージェントもガイドさんも、そのことはまったく知らなかったらしい。どうする、どうするといいながら動揺してたので、せっかく行ったマリアの家は何も覚えてないし。

家の前ではミサをやっていて、居合わせた欧米人らしき観光客がいっしょに賛美歌を口ずさんでいたのは記憶に残ってます。

日本人エージェントと電話で相談した結果、先にパムッカレに行って、またエフェスに戻ってくる行程に変更。エアはデニズリ発をイズミール発に変更してもらうように、ガイドさんに電話で交渉してもらいました。

パムッカレに移動する車中の風景。マンションですね。

ヨーロッパの街々に小さな教会があるように、あちこちに小さなモスクがたくさんありました。

それにしても片道2時間半の行程を往復するなんて、なんという時間の無駄。。。。

パムッカレに到着してみると、ここも午後にならない開かないとのこと。おかげでゆっくりお昼を食べることができたけれど。おそらくここに来たツアー客がみんな行くと思われる、ビュッフェ式のレストラン。

思いの外、料理の種類はたくさん。特に野菜がいっぱいなのがうれしい。

欲張ってこんなに取ったけど、食べられる？

パムッカレのゲート前にはすごい行列。

時間がないので、ガイドさんの超早口のよくわからない説明を聞きつつ、急ぎ足で遺跡の横を通り過ぎる。

ガイドブックでおなじみの光景。ガイドさん曰く、「今日はお水がたくさん流れてる。お祭りだからサービスかもね(笑)」ですって。

オープンしたばかりだったので、こんな風に人がいない風景を写真に撮れたのは不幸中の幸い。

ここを出る頃には、どんどん人が増えてました。

すぐ横に、温泉プールがあります。本当は入る予定で水着も持ってきてたけど、時間がないので、見学するだけ。

プールは芋洗い状態。見学者がたくさんいて、こうやって写真撮られる中で水着になるのも、ちょっと勇気がいるかも。。。ほとんど見世物状態(笑)。

パムッカレを後にして、エフェスに戻ります。途中で休憩したドライブインのおばさんが絞ってくれているのは……。

ざくろジュース。さっぱりしておいしかった！

また遠路車に乗って、今度こそエフェスには入れます！

エフェスの遺跡は保存・修復状態のいいものが多く、見応えがありました。例によってガイドさんが早口でどんどん行っちゃうので、もうちょっとゆっくり見たかったなぁ。

勝利の女神NIKE。ナイキのあのシンボルマークは、ここからとられてるそうです。

1個1個の遺跡もさることながら、街全体の雰囲気が感じられるのがすごいと思いました。まるで、テルマエロマエのセットに迷い込んだみたいな(笑)。ちなみに、左端の黒いタンクトップの女性がこの日のガイドさん。

共同トイレ。しきりもなく、世間話でもしながら用を足したんでしょうか。

一番有名なセルスス図書館。かなりの修復状態。あんな昔にこんな立派な建物があったなんて。

屋外劇場。大昔に、これだけの人がここに集まったのかと想像すると、すごい。ステージに立って声を出してみたら、すごーーく響いてビックリ。

空港まで行く途中に、エーゲ海みたいでしょ？と海沿いを通ってくれたおかげで、ちょうどサンセットが拝めました。なんだか、立て続けにサンライズ、サンセットな旅です(笑)。

どうにかこうにか、予定通り二つの世界遺産を一日で回ることはできました。絨毯屋さんにもトルコ石屋さんにも連れていけなかったツアー会社も気の毒だけど、私らも疲れました。駆け足だったし。一時はどうなることかと思って落ち込んだし。

ということで、無事イズミール空港で代替えチケットをゲットして、ガイドさんとさようなら。

ここのチケットは別切りで買ったエコノミーだったのですが、ANAのスターフライヤーズメンバーなので、ラウンジが使えます。ほとんど誰もいない静かな状態でほっと一息。

食べ物はこの程度。

8時半イズミール発の飛行機で、再び、飛んでインスタンブール〜。

続きはこちら。http://4travel.jp/travelogue/10958497