2014/08/04 - 2014/08/04
10位(同エリア15件中)
昆虫博士さん
バンクーバーからウォータートン・グレーシャー国際平和公園まで往復3600kmドライブしました。
4日目は、ラジウム・ホットスプリングスの町を出発し、クートニー国立公園をマーブル渓谷まで北上した後、キンバリーの町まで南下しました。
クートニー国立公園は知名度は低いですが、世界遺産 “カナディアンロッキー自然公園群” を構成する公園の1つです。クートニー国立公園を縦断し、1年ぶりにカナディアンロッキーの素晴らしい山並みを味わいました。
■ カナダ西部~モンタナ州 ロッキー山脈&史跡 9泊10日 ■
1日目) ECマニング州立公園 → オソヨース&ペンティクトン
http://4travel.jp/travelogue/10943941
2日目) ペンティクトン → レベルストーク国立公園 天空のお花畑
http://4travel.jp/travelogue/10950444
3日目) レベルストーク&グレーシャー国立公園 → ラジウム温泉
http://4travel.jp/travelogue/10955462
★4日目) クートニー国立公園 ロッキー山脈&峡谷 → キンバリー
http://4travel.jp/travelogue/10958230
5日目) キンバリー → バッファロージャンプ史跡 → ウォータートン国立公園 湖クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10959308
6日目) 野生動物の宝庫 ウォータートン国立公園 → グレーシャー国立公園
http://4travel.jp/travelogue/10961476
7日目) グレーシャー国立公園 太陽に向かう道&ローガン峠
8日目) グレーシャー国立公園 レンジャー引率ハイク → ネルソン
9日目) ネルソン → ニューデンバー 日系人抑留メモリアル → バーノン
10日目) ケロウナ ワイナリー巡り, 総集編(自然公園, 史跡, 野生動物)
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
-
泊まったピカデリー・モーテル(Piccadilly Motel)では、無料の朝食があります。
英語で “Complimentary Breakfast” と書かれていたので、聞いてみたら “無料の朝食” のことでした。
“Free Breakfast” と書かれているよりは、品がある表現ですね。ザ ピカデリー モーテル ホテル
-
朝食は8時半からなので、それまでモーテルの近くを散歩します。
人口800人弱の町だけあって、とてもこじんまりしています。 -
8時半ちょうどにキッチンに入ります。
とても清潔なキッチンで、パンケーキ、ヨーグルト、フルーツ、コーヒーなどが用意されています。
座席が少ないので、8時半ちょうどに行くことをお勧めします。 -
モーテルをチェックアウトし、クートニー国立公園(Kootenay National Park)に入ります。
クートニー国立公園はあまり知られていない地味な公園ですが、世界遺産 “カナディアン・ロッキー山脈自然公園群(Canadian Rocky Mountain Parks)” を構成する公園の1つです。
1920年に国立公園に指定されています。
■ 関連旅行記 ■
総集編: カナダの国立公園&国定史跡 一覧
http://4travel.jp/travelogue/10824876クートニィ国立公園 国立公園
-
国立公園に入ってすぐのところに、料金所があります。
入園料は翌日の午後4時まで有効で、大人7.8ドル、家族19.6ドルです。
もらったレシートは、フロントガラスに貼っておく必要があります。 -
シンクレア渓谷(Sinclair Canyon)を通ります。
通り過ぎたところに駐車場があるので、記念写真が撮れます。 -
弱っている鳥がいました。
スズメ(Sparrow)の仲間でしょうか。
※ 名前のわかる方、どうぞご教示下さい。 -
クートニー渓谷展望ポイント(Kootenay Valley Viewpoint)に到着です。
ロッキー山脈が南北に連なり、絶景です。
紫〜ピンク色のヤナギラン(Fireweed)が満開です。 -
州道93号線を北上していくと、道の両側にロッキー山脈が広がります。
-
クートニー・パーク・ロッジ (Kootenay Park Lodge)で、トイレ休憩です。
売店と小さなビジターセンターもあります。 -
前方の山が灰色の針山になっています。
2003年の大きな山火事の跡です。 -
一見 枯れ山ですが、ヤナギランの群生などが遠くから見えます。
-
ペイント・ポット(Paint Pots)に向かうトレイル出発点に到着です。
ペイント・ポットとは黄土色の泥が湧き出る池で、先住民が染料として使用していました。ペイント ポット 自然・景勝地
-
トレイルが閉鎖されていました!
途中の橋が流されたらしいです、残念。。
今から向かうマーブル渓谷からも3キロ歩くと行けるようですが、断念しました。 -
これから2.5キロ北上し、マーブル渓谷に向かいます。
-
マーブル渓谷の駐車場に到着です。
ここでは、キンイロジリス(Golden-mantled Ground Squirrel)がお出迎えです。マーブル渓谷 山・渓谷
-
このバーミリオン川(Vermilion River)に沿って上流に向かうトレイルです。
バーミリオン川はクートニー川(Kootenay River)の支流の1つです。 -
ここも2003年の山火事のために、枯れ木が目立ちます。
-
ここにもヤナギラン(Fireweed)が咲き乱れています。
山火事の後に大群落となるために、英名 “火事の雑草” が付けられました。
ここは、まさにそうですね。 -
マーブル渓谷(Marble Canyon)が見えてきました。
渓谷というより峡谷です。
バーミリオン川が石灰岩(Limestone)を削って、峡谷ができています。
5億年 このあたりは海で、カンブリア紀の海の生き物の化石が採れます。 -
一見、山火事で枯れた木が目立ちますが、その下からは若木がちゃんと育っています。
山火事は森の新陳代謝として、重要な役割があり、余程のことがないと人工的には消火しません。 -
渓谷に沿ったトレイルを上っていきます。
-
ユキヒメドリ(Dark-eyed Junco, Oregon Junco)が枝にとまっています。
-
細く、深い渓谷です。
-
トレイルの終点には、低い滝があります。
-
ここで、駐車場まで引き返します。
-
マーブル渓谷からさらに進むとアルバータ州のバンフ国立公園に入りますが、昨年 カナディアンロッキーの王道 アイスフィールド・パークウェイは行ったので、今回は来た道を戻ります。
■ 関連旅行記 ■
カナディアン・ロッキー&バッドランド(4/全8): ルイーズ湖, ペイトー湖, アサバスカ氷河
http://4travel.jp/travelogue/10817083 -
マーブル渓谷から下流のバーミリオン川に車を停めて、ヌマ滝を見に行きます。
この川は氷河の溶け水なので、濁った色をしています。 -
川辺には、ワタリガラス(Raven)。
普通のカラスと比べると、一回りも二回りも大きいです。
ワタリガラスは、カナダ先住民の神話によく登場します。 -
ヌマ滝(Numa Falls)。
渓谷に低い滝があります。 -
午前中にも立ち寄ったクートニー渓谷展望ポイントで、ロッキーの山並みをもう一度味わいます。
-
オリーブ湖(Olive Lake)に到着です。
この湖はシンクレア峠(Sinclair Pass)の頂上にあります。
湖畔に短いトレイルがあります。 -
ターコイズ色の湖です。
カワマス(Brook Trout)が生息しています。 -
午後2時にラジウム・ホットスプリングスに戻ってきました。
この町で唯一のスーパーマケット “ラジウム・マウンテンサイド・マーケット (Radium Mountainside Market)” で昼食を買います。 -
ハム・レタス・サンドイッチ(5.49ドル)。
-
ラジウム・ホットスプリングスの町を出て、南下します。
進行方向の右手には、蛇行したコロンビア川(Columbia River)が流れています。
コロンビア川はロッキー山脈が源流で、アメリカのオレゴン州で太平洋に注ぐ、全長2000キロの川です。
コロンビア川流域のうち英領だった場所が、ブリティッシュ・コロンビア州になりました。
この辺りのコロンビア川周辺は、ラムサール条約湿地に登録されています。 -
フェアモント・ホットスプリングス(Fairmont Hot Springs)の町を通り過ぎます。
人口500人弱の小さな村です。
フェアモント・ホットスプリングス・リゾート(Fairmont Hot Springs Resort)というリゾートホテルがあることで有名で、そのホテル名がそのまま地名になりました。 -
エルク注意の交通標識です。
-
ルシア温泉(Lussier Hot Springs)のある、ホワイトスワン湖州立公園(Whiteswan Lake Provincial Park)に行く予定でした。
しかし、なんと 山火事のために道路が閉鎖されていました!
ペイント・ポットといい、ルシア温泉といい、今日は運が悪いです。 -
予定よりも早く、本日の宿泊地 キンバリー(Kimberley)に到着です。
人口7600人のこじんまりとした町です。 -
今日の宿は、シャトー・キンバリー・ホテル(Chateau Kimberley Hotel)です。
朝食付きで、1泊125.4ドル(110ドル+税など15.4ドル)でした。
この町はスキー場が近くにあり 冬がシーズンなので、オフシーズンの夏は料金が安いです。
実際、この日泊まっていた客はもう1組だけでした。The Larix Hotel ホテル
-
今回の旅行で泊まった中で、もっとも豪華な宿でした。
このホテルはアートギャラリーも兼ねているので、館内では美術展もしています。
施設のきれいさに加えて、女主人がとても親切で お勧めのホテルです。 -
ホテルから歩いてすぐのところに、建物をドイツ・バイエルン風にしたスポケーン通り(Spokane Street)があります。
-
建物がバイエルン風で、ドイツ料理店もあります。
-
奥の時計は、“カナダ最大の鳩時計 (Largest freestanding cuckoo clock in Canada)” です。
鳩時計(英語ではカッコー時計)は、ドイツ発祥です。 -
残念ながら、月曜日を休日にしている店が多く、ほとんどの店が閉まっていました。。
この日3つ目の残念なことです。 -
消火栓も、いちおうバイエルン風です。
-
石で作られた卓球台があり、少し遊びました。
-
中華料理店 “バタフライ・ガーデン (Butterfly Garden)” を見つけたので、ここで夕食にします。
旅行4日目にして、米が恋しくなっていました。 -
モルソン・カナディアン(Molson Canadian, 5.04ドル)。
モルソン社はモントリオール発祥の北米最古のビール会社です。
ハドソンベイ社に次いで、カナダで2番目に古い会社でもあります。 -
36.7ドルのコースにしたら、けっこう量が多かったです。
味は可もなく不可もなしでした。
酢豚(Sweet & Sour Pork)。 -
チキン焼きそば(Chiken Chow Men)。
トレイルの橋が流されていたり、山火事で露天風呂に行けなかったり、ほとんどの店が閉店だったりしましたが、1年ぶりにロッキーの山並みを満喫できて満足しました。
グーグルマップで距離を計算すると、この日の走行距離は308kmでした。
翌日は、アルバータ州の大平原、世界遺産のバッファロー・ジャンプ、世界遺産のウォータートン国立公園と盛りだくさんの充実した1日になりました。
5日目) キンバリー → バッファロージャンプ史跡 → ウォータートン国立公園 湖クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10959308
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
昆虫博士さんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ザ ピカデリー モーテル
評価なし -
The Larix Hotel
評価なし
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52