犬吠崎と銚子電鉄・銚子お水取りの旅

2014/11/23 - 2014/11/23

１１月の良い方角　東への旅、関東最東端の犬吠崎にある湧水へのお水取りと銚子電鉄の旅に行ってきました。
連休の中日なので、いろいろなイベントが開催されていて、たまたま開催されていた「軽トラ市」を覗いたり、
銚子電鉄の車庫の見学をしたり、短い時間ですが楽しんできました。

エリア 銚子(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は総武本線の特急「しおさい」に乗って、銚子まで出かけました。

９時４０分発の特急は５両編成で、指定席は１両でした。連休の中日なので、結構混んでいて、指定席は満席、自由席も結構混んでいます。

錦糸町で地上に出ると左手に快晴の空に東京スカイツリーがきれいに見えています。

東京駅で有名な駅弁のコラボ「牛肉とまん中と牛たんどまん中」駅弁(１３００円）で遅い朝ごはんです。

今回はＪＲの「トクだ値」切符で行きました。正規料金の４０％引きで、山手線内ー銚子までの切符と特急の指定席がついて２４７０円で行けました。

１１時２７分に銚子駅へ着きました。

銚子駅 駅

銚子駅の改札には大漁旗が飾られています。

駅のコンコースに観光案内所があります。犬吠崎の温泉の割引券や、展望台の割引券など置いてありました。
またレンタサイクルもあるのですが、この日は満車でした。
銚子電鉄の切符は券売機で買えますが、１日乗車券「弧廻手形」を購入する場合は列車内でしか買えないとの事で、改札にその事を言うと、入場させてもらえます。

駅のNEW　DAY'Sで駅弁「鯖ずし」（８８０円）を売っています。また銚子のお土産「ぬれせんべい」なども売っていました。

銚子電鉄のホームは銚子駅のＪＲホームの先端にあります。

ＪＲから乗り継ぐ人はＳＵＩＣＡの簡易改札があり、タッチして乗り継げます。

銚子電気鉄道線 乗り物

銚子電鉄の車両です。１両編成で昔の銀座線をまねて、オレンジ色の車両です。

車内で車掌さんから１日乗車券(６２０円）を購入、右側に銚子ポートタワーの入場割引券、地球の丸く見える丘展望館の入場割引券、「ぬれ煎餅」１枚サービス券がついています。

裏面には注意書きと、銚子電鉄の各駅の案内が掛かれています。

銚子から３駅目の観音駅で降りました。

この駅にはタイ焼き屋さんが併設されています。普通の小倉あん、クリームは１３０円、抹茶あんや、焼いもあんは１８０円です。

駅から徒歩３分で坂東３３観音の２７番札所の飯沼観音へ向かいます。

飯沼観音の入口です。

山門を抜けると本堂が見えてきました。右側に昔ながらの駄菓子屋さんがあります。

飯沼観音のご朱印です。しかしこのご朱印はここではもらえません。駅から来る途中の円福寺の納経所の社務所でいただけます。

五重塔があります。

参道を歩いて行くと商店街で、「門前　軽トラ市」が開かれていました。
毎月第４日曜日に行われているそうです。
http://www3.ocn.ne.jp/~cocoroad/

歩行者天国に軽トラで出店が出ていて、食べ物や骨董市が開かれています。

お団子屋さん

千葉の名物の落花生のお菓子１つ（２００円）
抹茶味、ねりみそ味、コーヒー味、ねりチョコ味がありました。
結構　チョコ味がおいしかったです。

海産物なども売ってます。既存の商店街の店舗でも、干物や海産物を売ってました。

地元のよさこいチーム「黒潮美遊」が演武してました。
次の週に銚子よさこいまつりがあると言ってました。
（次週のよさこい祭りで、大賞を取ったようです。）
http://www.kuroshiobiyu.com/

同チームのジュニアチームです。

もう少し見たかったのですが、電車の時間がなくて、駅へ向かいます。

駅でおやつに、お好み焼きたい焼き（１８０円）を買いました。
中はまさに、お好み焼きソース味でした。

電車に乗り犬吠駅へ到着です。先ほどの観音駅でお店のおばさんがたい焼きを積み込んで観光案内をしながら車内で売ってました。

電車の車掌さんは女性の方でした。切符を売ったりシャキシャキ活躍されていました。降りたお子さんに手を振ってあげてました。

犬吠駅 駅

犬吠駅です。駅内にはお土産売り場やギャラリーなどあり、人で大賑わいでした。

この駅で、一日乗車券についている引き換え券で「ぬれ煎餅」を頂きました。
１枚１０８円でも売っています。

駅から犬吠崎の手前にある「犬吠崎湧水」へ向かいます。駅を出て、Ｔ字路の旧グランドホテル磯屋さんの第３駐車場わきの階段を下りていきます。徒歩で３分くらいで着きます。

犬吠崎湧水です。この日も観光客の人やお水取りの人が結構来ていました。
横浜ナンバーの車もいました。

湧き水を頂きます。結構こんこんと湧き出ています。

この湧き水の場所から犬吠埼灯台まで遊歩道が整備されています。

途中　岩に当たった波しぶきがかかる場所などあり、結構ひやひやします。

階段を上がると犬吠埼灯台の横へ出ます。

犬吠埼灯台 名所・史跡

犬吠埼灯台の前に白いポストが設置されています。横にある銘板を見るとちゃんと集配しているようです。

犬吠埼灯台の案内
今年犬吠埼灯台が出来て１４０周年だそうです。

説明看板

犬吠埼灯台 名所・史跡

入場料は２００円です。

９９段の階段を上って行きます。かなり狭くて急な階段なので、お互い譲り合ってすれ違います。

展望台からの眺めです。眼下に君ヶ浜が広がります。北風が強く、白波が立っています。

犬吠埼灯台 名所・史跡

反対側を眺めると、来た道と遠くに地球が丸く見える丘展望台が見えます。

付属館にある灯台のレンズです。１メーター以上ある大きさで、ゆっくりと回転しています。

犬吠埼灯台 名所・史跡

灯台から海沿いの遊歩道を通って、銚子電鉄の終点「外川駅」まで歩きます。

遊歩道の終点付近からの眺め

約１５分くらいで外川駅に到着です。とても風情のある駅舎です。

昔ＮＨＫ連続小説でやった「澪つくし」の舞台となった外川です。

この駅に廃車になった電車が留置されています。多少さびが浮かんできています。

駅の出札口

車内の様子

銚子一つ手前の「仲ノ町」で下車します。

銚子電鉄 仲ノ町駅 グルメ・レストラン

この駅は銚子電鉄の車庫があります。周りはヤマサ醤油の工場に囲まれてます。

風情のある出札口です。

改札と待合室です。正面に車庫が見えます。

車庫を見学するには入場券（１５０円）を購入すると入れます。

１２月には新しい萌え系の入場券も登場するようです。

鉄道グッズなども売っています。

犬釘５０円、レール６００円など鉄道の部品なども売っています。

入場券を購入しホームから車庫へ向かいます。丸ノ内線色の電車が停車しています。

駅名板を使って案内が掛かれています。

中央の京王線色の電車が今年１月に脱線事故を起こして、修理費用がままならず保管されたままになっている車両です。
この旅ののち、地元の高校生がインターネットで修理費用の募金を募っていたものを電鉄に寄付した記事が載っていて、来年の１月をめどに修理復旧を目指しているそうです。

丸ノ内線色の電車に触れられるほど近よれます。

こちらは修理している電車でしょうか？足回りはさびですごい感じでした。

仲ノ町駅ホームに戻ってきました。

小さい電気機関車に連結されて留置されていました。

駅務室の中を覗くと赤字を救った「ぬれ煎餅」が売っていました。
お土産屋さんでも一番見かけるのですが、本社を兼ねた仲ノ町駅で見かけると、買わずにはいられない衝動にかわれます。

こちらは、わけあり品です。通常１０枚入って８４２円なのですが、こちらは５００円です。しかも２つ買うと９００円、３つ買うと１２００円と割引価格です。
個別包装ではないので、開封後早めに食べないといけませんが、お得かと思います。

銚子駅へ戻ると、すでに日は沈みかけています。

帰りも「トクだ値」切符で特急で帰ります。

しおさい１４号　１６:３８発です。

９両編成で、指定席は５号車、４号車はグリーン車です。
両数も多いので、自由席でも余裕そうでした。