2014/07/16 - 2014/07/18
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Weiwojingさん
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バウスカからバスでルンダーレ宮殿へ出掛けた。事前に観光案内所でバスの時間を教えてもらい、行きと帰りの時間をチェックして出かけた。本数が少ないので、出かける際は注意が必要である。
ルンダーレ宮殿は、ロシアの女帝アンナ( 1693~1740 )に寵愛されたビロン公( E.J.Biron ) がアンナのためにヴェルサイユ宮殿を模して建設した夏の宮殿で、「バルトのヴェルサイユ」と言われる所以である。ビロン公というのは貧しい貴族からクールランド大公にまで上りつめた人物である。
建設を手掛けたのはサンクトペテルブルグの冬宮に携わったイタリア人建築家ラストゥレリ( Francesco Bartolomeo Rastrelli )( 1716 ~1788 )であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
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バスを降りて、3〜4分歩くと、宮殿入り口に着く。しかし、最初はバスを降りたもののどこに宮殿があるのか見当もつかず、一緒にバスを降りた地元の方々の後につてい歩いて行った。この方々はここの職員のようだった。
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最初のゲートがあり、ここを通って宮殿正面に向かう。開園10分ほど前に到着したせいか、見学者の姿はまだなかった。
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最初のゲートを過ぎて、遠くに見えるが、更にもうひとつゲートがある。
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このゲートを通ってやっと宮殿前の広場に出ることが出来た。ここまで歩いてくるのにかなりかかったような気がする。
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やっと宮殿正面へ辿り着いた。しかし、入場券売り場と宮殿見学口は正面ではなく、左側の建物の裏側になっている。
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この宮殿の建設に携わったイタリア人建築家 Franceso Bartolomeo Retrelli( 1716〜1788 ) である。
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正面玄関に面した回廊部分。白と金を用いた装飾が華やかさを演出ている。
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正面玄関にはまるで物語にでも出てくるような階段があり、見学はこの階段を上って2階から始まる。
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では、2階へ移動することにしましょう。
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各部屋はそれぞれ名前がついていて、この部屋は<青の間>という名前である。
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部屋の片隅に磁器でできた楕円形の物があるが、見学しているとどの部屋にもあり、最初一体これは何なのか分からなかったが、後でこれは暖房器具だと分かった。
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<クールランド公の寝室>
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宮殿側から見た庭園の一部で、小生が訪ねた時はバラの花が真盛りであった。庭園の方には館内の見学を終えてから、訪れるつもりである。
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<閲見の間>
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宮殿内のあちこちには東洋趣味を如何なく発揮された陶磁器が飾られている。主として中国と日本のものが多い。
この磁器は中国のもので、人物や風景、植物等が描かれている。 -
これは日本の伊万里焼で、一番上に付けられているものはこちらの陶工が付けたもので、元々はなかった。
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冬季に使われる陶器で出来た手洗い。
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<ク−ルランド公夫人のブドゥアール>
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当時の貴婦人たちが着ていた衣装類が展示されている。
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地下には博物館があり、この宮殿のものだけでなく様々な美術品や歴史的な資料などが展示されている。
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「白の広間」
ここは舞踏会が開かれた広間で、白一色の内装は、女性のドレスの美しさを引き立てる効果があった。天井や周囲の壁に施された漆喰の彫刻は神話、動物、農村風景を映し出し、大変美しい。 -
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「白の広間」には白い色のグランドピアノが置かれている。踊舞会の折にはよく演奏されたのだろうか。
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<陶器の間>
「白の広間」の奥に楕円形の「陶器の間」がある。45の台の上に東洋の陶器が並び、まるでリズムカルに滝が流れるようなイメージが感じられ、それぞれの台は波を表したかのようである。 -
<黄金の間 ①>
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<黄金の間 ②>
天井に描かれた絵が大変素晴らしい。 -
<黄金の間 ③>
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<グランド・ギャラリー>
「グランド・ギャラリ」ーは「白の広間」と「黄金の間」を結ぶ長い廊下状のギャラリーである。 -
<バラの間 ①>
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<バラの間 ②>
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<バラの間 ③>
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宮殿内部の見学を終えて、庭園の方に出てみた。庭園自体も相当広く、全部を回りきることは出来なかった。
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庭園もヴェルサイユ宮殿を模したバロック様式のフランス庭園になっていて、この時期たくさんのバラの花が咲き競っている。
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小生がルンダーレ宮殿を訪ねた時期はバラの花が真盛りで、色とりどりのバラが咲き誇っていた。
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<Armada>
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<Christopher Colombus>
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<Evening Star>
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この花の名前は不明であるが、薄紫色をした花が何とも言えず、美しい。
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宮殿の外に出てすぐのところに、こんな小さな小川まで流れている。
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宮殿の見学を終えて、のどが渇いたり、少々疲れを覚えたので宮殿内にある小さなカフェで休憩した。
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宮殿の外にもレストランがあり、こちらでも軽食程度の食事ができるようである。
3時間位見学しただろうか。自分のペースでゆつくり見学したので、大いに満足したことは言うまでもない。この後は帰途に就くべく、バス停へ向かった。ここで3人の日本人の方々にお会いし、びっくりした。リガから日帰りで来て、これから戻るとのことであった。
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