初めての小田急ロマンスカーでカフェくんと風菜ちゃんがいる富士サファリパークへ(5)ジャングルバスのぞう号でサファリめぐり!~迫力のエサやり体験&クマやゾウやライオンやチーターやバイソンなどの子供もたくさん!
2014/10/03 - 2014/10/03
1145位(同エリア1708件中)
まみさん
サファリワールド体験は、2週間前のアドベンチャーワールドに続いて2度目です!!
アドベンチャーワールドよりも本格的と聞いて楽しみにしていましたが、確かに規模はさらに大きかったです。
アドベンチャーワールドは2日通ったし、無料のケニア号で約25分、ウォーキングサファリでも約50分でした。
それに対し、富士サファリパークは、自家用車で回るのでない限り、有料のジャングルバスに乗らなければサファリゾーンに車で入れませんが、クマとライオンとラクダのエサやり体験が含まれていて約1時間、ウォーキングサファリだと90分から120分かかるコースです!
ああ、ウォーキングサファリも体験したかったです! せっかく秋のキャンペーンで会員は500円が半額になっていたのに。90~120分もかかるとあっては、とても時間が足りませんでした。
でも、ジャングルバスでのサファリゾーンめぐりを満喫しました!!
富士サファリパークでは、レッサーパンダのカフェくんと風菜ちゃんに会えさえすればいいと思っていましたが、長時間かけて行くので、せっかくなら目玉のジャングルバスに乗ってサファリゾーンめぐりをしたいと思いました。
だからこそ、平日に出かけました。
というのも、カフェくんと風菜ちゃんに張り付いているだけなら、誰もがずうっとレッサーパンダのところにいるわけではないでしょうから、週末の混雑でも十分見学できたろうと思うのですが、ジャングルバスは、週末は増発されるとはいえ、人数に限りがあるのです。
ジャングルバスは、通常、到着してから受付で予約しなければならないのですが、入会費・年会費無料の会員登録をすませていればインターネットの会員予約枠が利用できます。なので、カフェくんが富士サファリパークに移動してまもなく、会員登録だけはすませておきました。
今回、当初計画していた9月よりもさらに空いているから心配ないと思ったのですが、それでも念のために事前に予約しておきました。
もっとも9月の平日だったし、開園まもなく到着したので、事前予約しなくても枠はたくさん残っていました。
13時のバスを予約したのは、朝晩は活動タイムであるレッサーパンダのためにあけておきたかったのと、ライオンの赤ちゃんのミルクタイムとふれあい撮影会の時間から逆算したためです。
ライオンを含めてネコ科の動物は昼寝中かもしれない、と後で思ったのですが、ジャングルバスがエサをくれることをライオンたちは知っているので、ちゃぁんともらいに来てくれました。
エサやりは、クマに人参とりんご、ライオンに骨付き肉、そしてラクダにペレットでした。
よく見ると、ジャングルバスにサファリ・パトロールカーが先導していて、要所要所で動物たちに合図したり、私たちに見せ場をつくったりするためにエサをあげていました。
そんな風に、富士サファリパークのジャングルバス体験は、エサやりも含めて、肉食動物の見せ場の作り方、演出の仕方は見事でした!!
アドベンチャーワールドの無料のケニア号では動物紹介は車内放送でしたが、ジャングルバスは1,300円するだけあって、運転手がガイドを兼任していて、詳しく動物の解説をしてくれました。
運転手兼ガイドさんはちょっと辛口だけどとぼけたおもしろいおじいさんでした。
動物たちの特徴やエピソードはもちろん、動物をぱっと見かけて、あの子は今年何才になった子だ、とすぐに判別できていました。
そしてサファリパークには、動物の子供がたくさんいました。
ぱっと見て子供と分かる小さな個体も入れば、言われてみればそういえば一回り小さいかも、というくらいの子や、言われても私にはなかなか成獣との区別が分からないくらい大きくなった子もいました。
個体数が多いので、ほとんどの動物で子供がいました。か~わいかったです!
ただ、バスからなので、写真は撮りにくかったです。
ピントが甘い写真も多いですし、必ずしも動物がちょうどこちらに顔を向けているとは限らないので、横向き後ろ向きの写真も多くてあしからず。
金網越しだったので金網がじゃましたときや、自分が座っているのと反対側にいる動物たち、それからエサやりの最中は、見るのだけで手一杯のことも多かったです。
そのバスは、クマやライオンにトングではさんだエサを直接あげられるけれど、乗っている私たちを保護するために、鉄柵と金網の二重となっていました。
外から見たら、先頭と後ろは動物を模した可愛いらしい車両なのですが、両脇はまるで警察の護送車みたいでした(苦笑)。
<初めての富士サファリパーク行きの旅行記のシリーズ構成>
□(1)プロローグ&アクセス編:新宿スパ&サウナのカプセルホテルもどきに前泊して、小田急ロマンスカーあさぎり号と富士急の路線バスでアクセス
□(2)白い帽子をかぶった富士山ほかいろんな富士山が見られた富士サファリパークいろいろ&グルメ編
□(3)レッサーパンダのカフェくんと風菜ちゃん終日屋外同居!~ふれあい牧場の動物たち
□(4)ライオンの赤ちゃんこんにちは!&どうぶつ村の肉食獣や可愛いケープハイラックスの赤ちゃんに珍しいシロカンガルーなど
■(5)ジャングルバスのぞう号でサファリめぐり!~迫力のエサやり体験&クマやゾウやライオンやチーターやバイソンなどの子供もたくさん!
富士サファリパーク公式サイト
http://www.fujisafari.co.jp/
<タイムメモ>
05:30 起床
06:00 チェックアウト
06:20 小田急ロマンスカーのホームへ
06:45発のあさぎり1号に乗車
08:21 御殿場駅着
08:30発の路線バスに乗車
09:05頃 最寄りのバス停に到着
09:05 サファリパーク入園&ジャングルバス受付
09:25~09:40 ふれあい牧場(レッサーパンダ以外)
(レッサーパンダ展示開始は10:00から)
09:50~10:15 どうぶつ村
10:20~11:40 レッサーパンダのカフェくん&風菜ちゃん
11:45~12:20 どうぶつ村(&シロカンガルーの餌やり)
12:20~12:55 パン工房&サファリショップ散策
13:00~14:05 ジャングルバスでサファリゾーンめぐり
14:10~14:25 ランチ休憩
14:30~14:45 ふれあい体験棟のライオンの赤ちゃん
15:00~15:10 ライオンの赤ちゃんふれあい撮影会
15:25~16:05 レッサーパンダのカフェくん&風菜ちゃん
16:10~16:20 おみやげショッピング
16:25 サファリパークを出てバス停へ
16:43発のバスで御殿場駅へ
17:19頃 御殿場駅着
17:56発のあさぎり6号に乗車
19:34 新宿駅着
※これまでの動物旅行記は目次を作成しています。
動物/動物園と水族館の旅行記~レッサーパンダ大好き~ 目次
http://4travel.jp/travelogue/10744070
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
13時出発のゾウ号でサファリゾーンへ
レッサーパンダのカフェくんが今年2014年4月に富士サファリパークへ移動し、そのあと6月に風菜ちゃんが移動したので、きっといつか富士サファリパークへ行くだろうと思って、そのときに一日満喫するため、会員登録をすませておきました。
そして本日、ついに富士サファリパークを訪れるにあたり、事前に会員サイトからジャングルバスの予約をしておきました。
もっとも会員枠は1〜2割くらいですし、10月の平日だったので、到着してから入園料を払う受付のところで予約しても、十分間に合ったと思います。 -
ジャングルバスの入口と座席の様子
バスの中は、多摩動物公園のライオンバスによく似ていました。
見学者の座席は背中合わせに左右に向いていました。
車体脇は二重の金網となっています。
満員ではなかったので、最後に乗車した私の隣はまだ3人くらい座れるスペースがありました。 -
ライオンのための骨付き肉と、クマのためのりんごとニンジン、そしてラクダのためのコップに入ったペレット
りんごとニンジンと骨付き肉は、座席の下にあったトングでつかんで、外の動物たちにあげます。 -
足元のラクダのえさ入れ
-
いよいよサファリゾーンへ
最初は肉食動物エリアなので、ゲートは二重になっています。
ゲートやその周りのエリアは柵だけでなく高圧電流が流れるワイヤーでも囲まれているので、動物は近づきません。 -
トングにはさんだニンジンをクマにあげる
自分がエサをあげているときはとても写真は撮れなかったので、となりの人があげているところを狙いました@ -
ニンジンをゲットしたアメリカグマ
アメリカグマの特徴は鼻先が白いところらいしのですが、写真では影になってしまったのか、見立たないです。 -
池からあがったアメリカグマ
お母さんグマです。 -
近くを泳いでいたアメリカグマの子供
まだ一回り小さくてすぐに子グマと分かったのですが、比較対象となる親グマを一緒に写せなかったので、写真では大人と区別をつかないですね。 -
三つ子の兄弟のうちの2匹は気持ち良さそうにお昼寝
クマは、子育てをするのはメスだけで、オスは一切タッチしないそうです。
クマが大人になって独り立ちするのは2才から2才半。
でも生まれてくるときはたったの200gで、とても小さく産まれてくるのですが、2才でここまで大きくなりました。 -
お耳が長くて可愛い子グマ
クマの子供たちは独り立ちする2才から2才半までに、お母さんから生きるすべを学びます。
父親は一切子育てをせず、父子の認識はないそうです。
子にとってオスはライバル。 -
立ち上がって胸の白い三角のもようを見せてくれたクマ
ツキノワグマではなく、なんと言っていたかな。
運転手兼ガイドのおじいさんは、とてもどう猛なクマだと言っていました。
とすると、ヒグマかな。ツキノワグマは小柄で、おとなしい性格のようなので。
ヒグマの中にも胸に白い三角の模様をもつものはいるようです。 -
1番の迫力だったこのクマさん
園内マップに載っている写真と照らし合わせると、たぶんヒマラヤヒグマ。 -
実はパトロールカーからエサをもらっているところ
なので見事な立ち姿を披露してくれたのです。 -
イチオシ
ほんとにどう猛そうで、迫力満点!!
ただ、目は白内障なのが、白っぽかったです。 -
イチオシ
こちらのクマさんもエサをとろうとたっち!
反対側の外にいたのでたっちしているのが分かる全体の写真は撮れませんでしたが、両手でエサをキャッチしようとしていました。
こちらのクマさんはおとなしい性格のようです。
なんだか横顔が笑っているように見えました@ -
ライオンゾーンにやって来た@
私がいる左側にはオスライオン、右側にはメスライオンが集まりました。 -
イチオシ
お肉をもらうオスライオン@
ライオンはぐいっと上手に肉を持っていって、骨ごとバリバリ食べました。 -
木の上でねそべっていたライオンの女の子
運転手兼ガイドのおじいさんの話によると、木登りできるライオンは2才の女の子に限るそうです。
オスは大きすぎて木登りできないそうです。
また、メスも子どもを産むと体重が重くなって木登りできなくなるそうです。 -
ひなたぼっこのライオンの女の子にズーム
-
別の木の上にいたライオンの女の子のなかなか可愛らしい横顔
-
また別の木の上にも
ライオンの女の子は「プライド」と呼ばれるライオンの群れを離れて暮らすことはないそうですが、男の子は大人になったら群れのオスに追い出されます。 -
倒木の木の股で気持ち良さそうに寝ていた女の子
群れを追い出された若いオスライオンは一頭では野生を生き延びるのは難しいので、しばらくはオスライオン同士でつるんで過ごすそうです。
「プライド」のオスにおさまるために、戦いを挑むようになるまで。 -
反対側にはまたまた別の女の子
野生のライオンの子供の生存率は低く、1割くらいしか生き延びられないそうです。
野生では、ライオンたちはいつもエサをとれるとは限らず、弱い赤ちゃんから飢え死にしてしまうせいもありますが、別のオスがプライドをのっとってしまうと、前のオスの子供たちをかみ殺してしまうせいです。 -
レンズを引いて全体を
ライオンは首に急所があり、そこを長い爪でひっかかれるとほぼ即死だそうです。
なので、オスライオンはたてがみがふさふさ伸びて、急所の首を隠すようになったそうです。 -
眠るアムールトラ
トラは何種類かいますが、南の方のトラほど小型で、北へ行けばいくほど大型です。
北に生息するアムールトラ、すなわちシベリアトラは、トラの中でももっとも大型だそうです。 -
可愛い肉球が見えた@
トラのしっぽの模様は、人間の指紋みたいに、1頭1頭ずつ違うそうです。 -
おなかまで模様があるアムールトラの可愛い寝姿@
-
折り重なって寝る2頭
ネコ科の動物は昼寝しますからねぇ。 -
日影で過ごすチーターたち
草原でできるだけ早く走ることに特化されたチーターの体は、ほとんど骨と皮ばかりで脂肪がありません。なので、暑さも苦手だし、寒さも苦手なのです。
内臓もできるだけ小さく、ネコ科にしては足も長く、体重をできるだけ落としました。
ネコ科は本来しげみを歩きやすいよう、足が短いのです。
そうやって無理な体つきになったため、寿命も短いそうです。 -
我らのジャングルバスをつかず離れず先導していたサファリ・パトロールカー
-
お母さんの頭を一生懸命ぺろぺろなめる2頭のチーターの子供
そうやって愛情表現しているそうです。可愛い@ -
ぺろぺろぺろ〜!
黒い涙と呼ばれるチーターの目の下の黒い模様は日よけです。
たしか野球選手で、日よけとして目の周りに黒いアイシャドウをつけた人がいたようですが、チーターからヒントを得たのだとか。 -
子供らに愛されているお母さんチーターの顔が見えた@
-
ぺったり寝そべるチーター
肉食動物ゾーンはここで終わりとなり、次に草食動物ゾーンへと入りました。 -
おやおや、アジアゾウが暴れているよ
ピントが甘い写真で失礼。 -
こりゃたまらん、と逃げるゾウと
-
ゾウのコミュニケーション!?
ゾウの群れは、子供を除いて基本的にメスだけだそうです。
知らなかった〜。 -
親子ゾウのおしり
-
子ゾウの名前はガームちゃん
パン工房の前にあった木彫りのゾウのモデルだと、このときに気づきました。 -
いたずらっこ(?)なガームちゃん
-
お隣にいたのはアフリカゾウ
アジアゾウとアフリカゾウの違いを5ポイント説明してくれました。
まず、1番分かりやすいポイントとしては、アフリカゾウの方が耳が大きくて三角で、アジアゾウの方が小さくて四角。
それから、アジアゾウは頭が陥没していますが、アフリカゾウは丸っこいです。
鼻先は、アジアゾウの方がちょっと飛び出ているのが一箇所でほとんど平ら、アフリカゾウの方は上下に飛び出ているところがあり、それで人差し指と親指のように小さなモノをつまむことができるそうです。
なので、アフリカゾウはお豆だって鼻でつまむことができますが、アジアゾウにはできません。 -
ぱたんと耳を閉じたところ
爪の数はアフリカゾウの方が少なくて、見えづらいです。
そしてこの子は牙が短いですが、通常、アフリカゾウの方が長い牙を持っています。
また、アフリカゾウの方が背中が陥没していて、アジアゾウの方が丸っこいです。 -
鼻で水浴び中@
以上の特徴は、車内で聞いたものは覚えられなくて、こちらの公式サイトで復習しました@
http://www.fujisafari.co.jp/news/elephant.html -
またまた耳をぱたんと閉じたところ
耳をぱたぱたさせることで、風を送って涼むことができます。 -
お食事中のシロサイ
-
手前の子は一回り小さかった@
シロサイの角は、毛なんですって!
毛が角質化したものです。
シロサイはほとんど毛が生えていなくて、体はつるつる。
かろうじてあるのは、角質化した毛である角の周りで、うぶ毛のようにちょこっとだけ。 -
ラクダのエサを準備
ここに入れて、このエサ入れを外側に向けてあげます。 -
イチオシ
肉厚なくちびるでむしゃむしゃ
富士サファリパークにいるラクダはアジアで生息するフタコブラクダの方です。 -
おなかまでしま模様があるのはグラントシマウマ
白と茶の二色のラマさんもいました。
ラクダの前にキリンもいましたが、そちらは写真はうまく撮れず。 -
とことこ歩くブラックバックの子供
-
可愛いネ
おなかの白さが雪のようです。 -
アフリカに唯一生き残った野生のヤギ
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強い美しい毛並みと立派な角
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首周りの茶色がおしゃれ
-
この子はバーバリーシープだったかな
ウールマークのモデルのヒツジです。 -
大人達に囲まれたダマジカの子供@
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堂々たるムフロン
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イチオシ
童話の登場人物みたいな白いワピチ
ワピチはインディアンのことばで「白い」を意味するそうすが、みんなが白いわけではないようです。
というのか、白いのは体の半分からお尻の方ではないかしら。 -
ちっちゃなモフモフのアメリカバイソンの赤ちゃん!!
-
いまいちなアングルですが、大人のバイソンと
アメリカバイソンはいかつい姿に反して、性質はおだやかだそうです。
ネイティブインディアンとは上手く共生していたのですが、アメリカが植民地化されたあと、鉄砲を持ち込んだヨーロッパ人によって食肉と革製品の商業ルートにのせられたためら乱獲され、絶滅したと思われていました。
でも1920年頃にカナダで発見され、その後、保護活動が進められたため、現在は数が増えつつあるようです。 -
約1時間のジャングルバスによるサファリゾーンめぐり、完了!
金網がめぐらされた車体を外から見ると、やっぱり護送車みたいでした@@
以上をもって、初・富士サファリパークの旅行記はおわりです。
初・富士サファリパークでは、サファリレストランには入り損ねたし、ウォーキングサファリは時間がなくてチャレンジできなかったし、動物の赤ちゃんがたくさんいるので、またぜひ行きたいです。
そのときには、一番目当てのレッサーパンダに赤ちゃんがいるといいナ。
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