2014/08/06 - 2014/08/10
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greenteaさん
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日本と中国のビミョーな関係や、食品の賞味期限の偽装や環境問題などもあって、はじめは中国に行く気はまったくありませんでした。
ですが、夏休みが近づくにつれて、せっかくの夏休みだしやっぱりどこかに行きたいな〜という気持ちが強くなりました。ふと、私の姉が子どもたちを連れてダンナの単身赴任先である上海に遊びに行くことを思い出し、それに便乗してしまおうと考えました。
私は姉たちを追う形で、現地で合流することに。
決めたときは出発まで1カ月を切っていて、あまり情報収集をする時間がありませんでした。でもなんとかなるだろう〜!という気持ちで行きましたが、思い切りトラブルに巻き込まれてしまいました(泣)
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田14時発の全日空機で、浦東国際空港に予定どおり到着。
荷物を受け取る前にATMでキャッシングして元を入手して、リニアモーターカーで市内に向かいました。 -
磁浮(Maglev)の矢印に従って、通路を歩きます。
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どんどん行きます。
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人気もまばらになりちょっと心細くなりますが、さらに進みます。
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あった!チケット売り場!
ここでは交通カードを購入しました。片道50元のところ、40元になるからです。
搭乗券の半券を提示しても40元になるのですが、あいにく私はeチケットだったので使えません。
リニアで龍陽路駅まで行きます。所要時間7分20秒。 -
これが交通カード。
100元を支払って、80元をチャージしました。20元はデポジット。これはカード返却時に返金されます。
タクシーでも使えるのですが、悪い運転手だと、ほとんどチャージ分が残っていないカードにすり替えられてしまうと聞いたので、対策としてシールを貼っておきました。 -
カードの使い方は日本と一緒で、センサーにタッチしてバーを回して通ります。大きな荷物を持っていると通りにくいです。
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改札を通り、下のホームへと歩いていきます。
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リニアの外観はこんな感じ。
急いで乗り込み、席を確保。 -
座席があまりにもボロボロでびっくり!
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窓枠もどことなく、古めかしい・・・。
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最高時速が430?と聞いていたけれど、この日はせいぜい301〜302?がやっとという感じ。新幹線と変わらないなー、というか、むしろガタガタ揺れると恐怖を感ました。
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龍陽路駅で下車。
タクシーをどこで拾ったらいいのかわからなかったので駅員に聞くも、英語を話す人がいなくて苦戦。階段を下りなければいけないとだけしかわかりませんでした。
蒸し暑い中、重たい荷物を引きずってやっとのことで「TAXI」と書いた看板を発見。ホテル名を書いた紙を見せたけど、わからないと言って何台か乗車拒否されました。(泣)やっぱり住所を書いておくべきでした。
それでも何とかタクシーに乗ることができ、ほっとしました。
写真は、タクシーから見た上海市内。 -
車内はクーラーが効いていて気持ちいい。
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18時頃、ホテルに到着。龍陽路駅から53元でした。
宿泊先は「錦江飯店(ジンジャンホテル)」
予想以上に広くて、とてもきれい!
ホテルの詳しい口コミはこちら→ http://4travel.jp/traveler/noebou/tips -
夕飯は姉家族と一緒に「鼎泰豊 (上海環球金融中心店) (ディンタイフォン)」で。18時からの予約だったので、急いでタクシーで駆けつけましたが、到着した頃はすでにほとんど食べ終わっていました(泣)
写真は、カニみその入った小龍包。 -
イチオシ
夕食後、外に出ると東方明珠塔がきれいに見えました。
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みんなでナイトクルーズに行くため、タクシーを拾います。タクシー乗り場で見かけたタクシーの脇がボコボコで、運転の激しさがわかります。
タクシー乗り場にタクシーがなかなか来ないため、道路脇で拾うことに。
でも、これがさらに大変な状況を招くことになりました。
タクシーがなかなかつかまらないんです!!タクシーに乗るのにかなり時間がかかり、ヘトヘトになってしまいました・・・。 -
やっとのことで船着き場に到着。
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荷物検査をしてチケット売り場まで行きます。
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黄浦江遊覧に参加。
大人はひとり100元。21時半が最終便です。 -
電光掲示板の案内。
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乗った船はこれ。
色使いが遊園地の乗り物みたいですよね。 -
イチオシ
船の一番上のデッキに出ました。
蒸し暑い!でも、夜景はきれい!黄浦江クルーズ 船系
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ビルに浮き出ている文字は、いろいろと変化していました。
黄浦江クルーズ 船系
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洋館もライトアップされていて、まぶしいくらいです。
黄浦江クルーズ 船系
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イチオシ
他のクルージングの船も、いくつも見られました。
黄浦江クルーズ 船系
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約1時間でクルージングは終わりです。
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翌日の朝食ビュッフェです。
なるべく軽めのものを・・・と思っても、やっぱり重くなっちゃいますよね。
一応、味噌汁はありましたが具なしでした。
二人用の小さいテーブルが端にしかなくて、外の景色を見ながら食べようと思ってもそちらに案内されてしまうため、場所は選べません。それがちょっと残念でした。 -
たいていのお店が10時開店なので、10時頃タクシーで田子坊に向かいました。
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田子坊の入り口発見!
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まだ開店していないお店もありました。
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こちらの「盛唐牡丹」というお店でスカーフを購入しました。
英語がまったく通じないので、手に漢字を書いて意思疎通をはかりました。
それでも意外と大丈夫!
コットンのスカーフが199元。
ラッピングも丁寧にしてくれました。 -
狭い通路にたくさんのお店がひしめき合っています。
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行き止まりになったり、田子坊の外に出てしまったり、まるで迷路のようでした。
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怪しげな雰囲気のお店も・・・。
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ランチは、Bali Bali(バリ・バリ)という東南アジアレストランで。
本当は、my thai@hiro(マイ・タイ@ヒロ)というお店に行きたかったのですが、なくなっていました・・・(泣) -
店内は、東南アジアの雰囲気いっぱいで素敵でした。
まだ時間が早かったせいか(11時半過ぎくらい)、他にお客さんはいませんでした。 -
青島ビールと、イカの唐揚げが入ったカレーを食べました。
カレーはココナッツが効いていて美味しかった。ご飯はついていません。
だけど、ものすごくお腹がいっぱいになって、なかなか消化できず夜まで苦しかったです。
全部で123元。
実はこの後、豫園(よえん)に地下鉄を乗り継いで向かったのですが、とんでもないトラブルに見舞われてしまいました。
私が情報を知らなかったばっかりに、もう、ほんと〜〜〜にめんどくさいことになってしまったのです(泣) -
ここからは写真とコメントが合わないところがありますが、上海に行く日本人のみなさんに、どうしても知って欲しいことがあるので、ここで詳しく書きたいと思います。
私は、十号線の豫園駅、一番出口を出て豫園へ行く道を地図で確認していました。そこへ青島から来たという女子大生ふたりがやってきて、デジカメを渡しながら、中国語で写真を撮ってと話しかけてきたのです。
「中国語はわかりません」と英語で答えると、向こうも英語で「どこから来たの」「これからどこに行くの」「日本では何の仕事をしているの」など、よどみなくしゃべり続けます。
そして、「これから、中国北部の少数民族の人たちが一年に一度お茶を売りに来るティーフェスティバルに行くけど、一緒にどうか」という話になりました。彼女たちによると、今の時間は豫園には人がたくさんいるというので、少なくなる時間まで一緒に行くことにしました。 -
お店に入ると、せまい個室に通され、両脇を女子大生に挟まれる格好で座らされました。写真の女性がお茶を入れてくれます。
全部で6種類のお茶を飲みました。その都度、これは目にいいとか、冷えにいいとか、腎臓にいいとか、説明があり、女子大生のひとりが英語で説明をしてくれます。 -
6種類すべて飲み終わったあと、お茶を2つ選べと言われました。
よくわからないまま2つ選ぶと、「それはこの値段ね」とパッと値段表を見せられました。そしてお茶を入れる缶も選ばされました。
この時点で、私がはっきりと金額を確認したり、断ったりすればよかったのですが、まさか高額な支払いが待っているとは微塵も思わず、されるがままの状態でした。本当にバカ。
写真は、フルーツが入った甘いお茶でした。 -
支払いの段階になって、高額伝票を見せられびっくり!!!
2200元ほど(4万円近く)をひとりで払うことに・・・。そんなに現金を持ち合わせていなかったので、カードで支払わざるを得ない状況になってしまいました。
お茶を入れてくれた女がカードを持って奥に行き、その間、女子大生が「メールアドレスを交換しよう」と言ってきたのでアドレスを書いたり、いろんな話をしていました。
後で考えると、私にいろんなことを考えさせないためにしていたことなんだな、とわかります。たたみ掛けるような会話のせいで、カードの控えをもらうのも忘れてしまったんですから・・・(泣) -
このときはまだ、有名なお茶の詐欺だとは気付いていません。
私はすっかり女子大生を信じ切っていました。
もともと私は豫園に行くつもりだったので、女子大生たちはお茶屋を出た後、そこまで送ってくれました。
いくつも角を曲がって、結構歩きました。私ひとりだったらたどり着けなかったかも、と思ってしまうほど。(後でわかったことですが、これも奴らの手だった!!) -
豫園に着いたものの、やっぱり私はお茶に高額なお金を支払ってしまったことを後悔していて、そのことばかりが頭の中にありました。
女子大生たちとの途切れない会話にも疲れてきたし、お茶のことについても頭を整理したくて、早くひとりになりたいと思い、豫園のあとに姉と会う約束があるから時間がないなどと言って、その場で彼女たちと別れました。
別れ際も、上海では車に気を付けてとか、絶対メールしてね!とか、本当の友だちのような感じでした。 -
イチオシ
せっかく豫園に来たのですが、お茶のことがあったので中に入る気になれず、豫園商城をぐるっとまわっただけでホテルに帰ることにしました。
このときもタクシーがなかなかつかまらなくて大変でした。少しでも中国語がわかれば・・・と悔しい思いをしました。
ホテルに帰り、もう一度お茶を見てみると、何のお茶なのかどこにも書いてないうえに、クレジットカードの控えをもらっていない!!ということに気が付いたのです。
少し血の気が引くのを感じながら、インターネットで上海のティーフェスティバルについて調べてみると、出てくるわ出てくるわ、私と同じような体験が。ここでやっと、詐欺だったということがわかりました。(遅い?!)
カードをスキミングされた可能性もあるので、電話をしてカードはすぐに止めました。それから総領事館に電話をしてみると、同じような詐欺に引っ掛かった人がたくさんいるとのことでした。
この場合は、中国語が話せる人と一緒に店の前に行って、その場で警察に電話をして来てもらい、警察官と一緒にお金を取り返さないと、戻ってこないと言われました。 -
私は翌日から一泊で蘇州に行くことになっていたので、戻ってきてから、義理の兄の仕事関係の中国人に助けてもらいながら、警察と一緒にお茶屋に乗りこみました。すると、意外とあっさり全額を返してもらうことができました。警察も慣れているようです。
そして、このとき気づいたのですが、店から豫園までは目と鼻の先でした。女子大生たちは、わざわざ遠回りして私を案内して、店の場所を特定できないようにしたんでしょう。まったく。
とにかく、詐欺だと気づいたら、早めに行動することが大切です。何日か経ってしまった場合は、そこのところをうまく言ってくれる中国語を話せる人がいないと、難しくなってしまうかもしれません。
今回のトラブルは、事前に情報をチェックしていれば防げたこと。大いに反省しました。トホホ。
後日、彼女たちからもらったアドレスに嫌味のメールを送ってやりました。ひょっとしたら嘘のアドレスかも?とも思いましたが送れました。でも返事はありません(笑)
翌日から蘇州へ。
蘇州編へ続きます→ http://4travel.jp/travelogue/10917367 -
蘇州から戻り、上海最後の夜。
尚嘉中心近くの日本の居酒屋「平成」で軽く夕飯。
ここは日本人が多く住んでいるので、日本食レストランも多かったです。 -
店員は中国人ばかりですが、他は日本の居酒屋とまったく遜色ありません。
味も値段も。
翌日、13時10分発の飛行機で帰国しました。(かなり遅れましたけど!)
ちなみに、ジンジャンホテルから浦東国際空港まで170元でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 服務員さん 2014/08/26 11:33:02
- お疲れさまでした
- いまだにこの手の詐欺働きをする輩がいるし引っかかる日本人(失礼)がいたのですね。
上海は昔から両替詐欺、ぼったくりレストラン詐欺、ポン引など悪人が跳梁しています。連中の手口は地球の歩き方に詳述されていますよ。
私も若い女から「今何時ですか」とか「●○へ行くにはどうすればよいですか」などと日本語で言われたことがあります。街を歩いている日本人にわざわざ日本語で声をかけてくる中国人は詐欺師とみて良いでしょう。
ただ、声をかけてくるのが全員詐欺師と限らないところが難しいところでもあり面白いところです。
私事ですが、臨粉という片田舎の商工銀行で両替ができず途方に暮れていると中国銀行に車で連れて行ってくれたうえにお昼ごはんをおごってくれ、おまけにホテルまで紹介されたことや、大雨の中、大理の町のホテルの前で空港に行こうとタクシーを待っていると朝食時同じテーブルだった方が自分が呼んだタクシーに乗せてくれタクシー代を受け取らなかったことなど親切にされた経験があるのも事実です。
経験を整理してみると、?日本人が多い大都市ではない?街中をぶらぶらしている時でない?こちらが困っ程る様子が見て取れる?中年以上の男性である?もちろん中国語で声をかけてくる、という共通項があるように思えます。
(もちろんベストでもオールの対策ではありませんけれど)
今回の件、授業料だと思って今後も中国旅行を楽しんでください。
- greenteaさん からの返信 2014/08/28 21:27:06
- コメントありがとうございます!
- > いまだにこの手の詐欺働きをする輩がいるし引っかかる日本人(失礼)がいたのですね。
恥ずかしながら、本当にそのとおりですよね。ネットで調べれば、詐欺のことがたくさん出てくるのに、まったく知らなかったなんて!私が持っていたガイドブックの『る○ぶ』にも載っていませんでした・・・(泣)
それから、今まで旅先や日本で出会った中国人はとても親切な人たちばかりだったので、少し油断していたかもしれません。それと、上海では英語を話す人にほとんど出会わなかったので、英語を話せる人に親近感を持ってしまったこともあるかもしれません。・・・大バカでした。
とにかく、今回のことは授業料だったと思って(全額回収しましたが^^;)、今後の旅行に活かしたいです。中国の田舎に行くのも面白そうですね!
-
- またぬきさん 2014/08/16 22:31:09
- 大変な目に会いましたね (x_x;)
- greenteaさん、初めまして〜 ♪
大変な目に会いましたね、でもお金が戻って来てよかったですね。 (^^)
オイラも過去に2度ほど若い女の子の二人連れに声かけられました。
オイラの場合は『昨日から何も食べていない、パン買ってくれ! そこの店でラーメン奢ってくれ!』と言うものでしたが、たぶんついて行くと同じような目に会っていたと思います。
飯食っていないような身なりには見えず、ピンと来たので「オイラも金無いよ、代わりに飴ちゃんあげる!」と言うと、何も言わずに向こうへ行きました。 (*^▽^*)ゞ
タクシーですが、奴らは『乗せてやっている』的な発想ですから、乗車拒否はしょっちゅうです。「今から休み時間」「そっちの方角は行きたくない」「近いから嫌」等の理由を平気で言って来ます。 (-゛-メ)
乗る前に「○○までいくら?」と聞いておかないとメーター倒さないのもいます。すべてのタクシーがそうではありませんが、乗ってから運転手とケンカしたくないので先に聞きます。
ともかく人民のサービス精神の低さにはあきれるばかりですが、これがまだこの国の民度ですからこちらが予防するか覚悟するしかありません。 (ノ_・。)
引続いての滞在中にトラブルがなかった事をお祈り致します。 (*^_^*)
大陸でのトラブル対応経験値が上昇中の、またぬきより。
- greenteaさん からの返信 2014/08/17 15:09:32
- RE: 大変な目に会いましたね (x_x;)
- またぬきさん、初めまして!
コメントありがとうございます!!
またぬきさんは中国に詳しいんですね〜!
私は今回、大陸に初めて行ったので、驚くことばかりでした。
知らない人について行って、何か変な物を飲まされて、意識がない間に身ぐるみはがされるなんてことがなくて良かったね〜、と後で言われてぞっとしました。
タクシーも気を付けないといけないんですね。
やっぱりトラブルを少しでも減らすには、中国語がわからないとダメですね〜。今回、とても実感しました。
またぬきさんも、気を付けて旅行に行ってきてくださいね!
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