2014/08/08 - 2014/08/09
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greenteaさん
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日本と中国のビミョーな関係や、食品の賞味期限の偽装や環境問題などもあって、はじめは中国に行く気はまったくありませんでした。
ですが、夏休みが近づくにつれて、せっかくの夏休みだしやっぱりどこかに行きたいな〜という気持ちが強くなりました。ふと、私の姉が子どもたちを連れてダンナの単身赴任先である上海に遊びに行くことを思い出し、それに便乗してしまおうと考えました。
私は姉たちを追う形で、現地で合流することに。
決めたときは出発まで1カ月を切っていて、あまり情報収集をする時間がありませんでした。でもなんとかなるだろう〜!という気持ちで行きましたが、思い切りトラブルに巻き込まれてしまいました(泣)
今回は蘇州編です!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
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前日のトラブルのおかげで、中国人がみんな泥棒に見えて、ホテルの豪華な内装も薄っぺらいものに見えてくるから不思議。
でも、ここは気をとりなおして…
これは2回目ホテルの朝食。昨日とは並んでいる料理が違っていていいのですが、お腹の調子があまり良くなく控えめに。
7時過ぎくらいに食べに行きましたが、あまり人がいないのにやはり端に通されました。ま、いいんですけど(笑)
今日は昼過ぎに、姉家族と義兄の友人家族(中国人)と共に車で蘇州に向かいます。 -
四川料理店「品川 尚嘉店」でランチ。尚嘉中心という高級ブランドショッピングモール内にあります。
麻婆豆腐が辛くて美味しい。日本の麻婆豆腐ような、変な甘さはありません。 -
回鍋肉。中華風パンにはさんで食べます。
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ショッピングモールはとても新しくてきれい。
高級ブランドばかりなので、何も買いませんが。
昼過ぎに車で出発しましたが、途中、渋滞などもあり、1時間くらいかかり蘇州に到着しました。 -
まずはホテルにチェックイン。
この日のホテルは「園外楼飯店(Garden Hotel)」の真趣楼。
中国庭園が素敵です。
ホテルの詳しい口コミはこちら→ http://4travel.jp/traveler/noebou/tips -
今日はこれから、中国四大名園のひとつでもある、世界文化遺産の「拙政園」に向かいます。
日本語のガイドさんがついてくれました。
蘇州には日本企業が2000社ほどあり、日本人が3万人も住んでいるそうです。
お堀の周りを走っていると、陶磁器でできたような街灯がありました。 -
駐車場は車がぎっしり!
なかなか停められる所が見つかりません・・・。 -
拙政園は、明の時代1509年に中央政府の高官だった王献臣が失脚したあと、大宏寺に造られた庭園だそうです。
敷地面積は約5.2ヘクタール。広い! -
入り口で、ガイドさんが入場券を買ってくれました。
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ガイドさんに続いて、ぞろぞろとここから入って行きます。
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素晴らしい太湖石。穴が多いほど貴重なんですって。
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これも立派な太湖石。
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広い蓮池を見ながら歩いていきます。
今ちょうど蓮のシーズンなので、見事な蓮が・・・
というわけにはいきませんでした。
時間帯のせいなのか天気のせいなのか、ほとんど蓮は咲いていませんでした。 -
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やはり太湖石。
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回廊のすかし窓が、蓮の模様になっています。
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歩くところは、よ〜く見ると「人」という字に見えますよね。
これは「人の上を歩く」という意味を持たせているんですって。 -
倚虹亭
四方に丸い大窓があり、中から外の景色を眺めます。
それぞれから四季を楽しめるように工夫をされているそうです。 -
この窓からは春の景色、この窓からは夏の景色、と窓によって楽しめる季節が異なります。
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これは、冬の景色を楽しむ窓。
屋根に積もる雪を眺めたり(めったに雪は降らないそうですが)、回廊の壁の白が雪を表し冬の情景を作り出しています。 -
この窓からは楓が見えるので秋だったかも・・・。
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イチオシ
遠くに北寺塔が見えます。
借景と呼ばれるもので、北寺塔と蓮池を合わせて素晴らしい景色ができあがります。 -
遠香堂
建物の四方にガラスが多用されていて、涼しげです。 -
大抵の瓦は、日本のものと違っていて面白い。
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見山楼
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香洲
この形は、船をイメージしています。 -
この橋がジグザグなのは、魔除けのためだそうです。
幽霊はまっすぐにしか進めないから、ということですが・・・ -
扇亭
この角度からでは、屋根は扇の形には見えませんが・・・ -
ほら!
この角度からなら、バッチリ扇に見えますよね!
後ろの建物の屋根と重なって、ちょうど扇に見えます。 -
オシドリが住みついています。
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雷聴閣
欄間?彫刻が素晴らしい。 -
丸い御影石がびっしりと敷き詰められています。
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黄金の竹!
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ネコちゃんもいました。
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この長〜い建物は、龍を表しているそうな。
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こんな所に郵便局もありました。
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この方の刺繍の展示販売も。
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大きな作品で、とても緻密です。
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出口を出ました。庭園を見るのに1時間はかかりましたね。
ここではチープな土産物がたくさん売られていました。 -
これから車で夕食を食べに行きます。
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韓国の整形美女(?)の看板があちこちに。
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向かった先は「松鶴楼」
創業200年以上の歴史を持つ、蘇州料理店の老舗です。 -
個室でいただきました。
ガイドさんも一緒です。 -
蘇州の有名な冷菜で、レンコンの中にもち米を詰めて煮込んであるものだそうです。
基本的に蘇州料理は甘いそうですが、これもかなり甘かったです。デザートみたい。 -
看板メニューの「松鼠桂魚」
揚げた淡水魚に甘酢がかかっています。緑色の目がこわい・・・
帰り際に他のテーブルをチェックしましたが、ほとんどのテーブルにこれがのっていました。 -
豚の角煮が壺にぎっしり。
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カニみその麻婆豆腐。コクがあって美味しい。
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見たまんま、揚げた鳥です。
左側に頭もついています。(わかりますか??)
これは鳥の味がそのままするので、私はちょっと苦手です。 -
食べ終わって外にでると、もうすっかり暗くなっていました。
店先も提灯がついていて、いい感じです。 -
向かいにあるファミリーマートも、街並みに溶け込んでいました。
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通りには提灯がたくさん下げられていて、風情がありました。
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イチオシ
これから七里山塘のナイトクルーズに行ってきます。
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ちょっと暗くてわかりにくいですが、この船に乗ります。
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・・・と、その前に、中国音楽の演奏を聴きます。
待っている人たちがこんなにいっぱい! -
演奏時間はそんなに長くありません。
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音楽を聴いた後は、玉涵堂へ歩いて向かいます。
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中国一大きな硯が展示されていました。
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硯の説明が書いてあります。
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500年の歴史がある住居だそうですが、現在も一部で住んでいる方がいるようです。
って、ピンボケですね。 -
さて、いよいよこれから船に乗ります!
船を待つ人の大行列に並びました。 -
イチオシ
船内の座席に座るのではなく、一番奥まで進むと甲板に出られて、そこで見るのがベストポジションと聞いたので、一目散にそこを目指します。
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椅子はないけれど、風を感じながら180度の景色を楽しめて最高!
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まわりに生えている木の枝に、たまに当たるのもご愛嬌〜。
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翌日。
これから虎丘に行きます。春秋時代の呉王、夫差が父親のために築いた陵墓です。
ホテルを10時過ぎに出発。 -
この日は朝から小雨が降ったりやんだり。
歩いてカート乗り場まで行きます。 -
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近くには別荘が立ち並んでいます。
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カートは10人ほど乗れます。快適。
写真は高級別荘だそうです。 -
途中、馬車と何度もすれ違いました。
少人数なら馬車もいいかもしれません。 -
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茶畑
これは高級茶葉なんだそう。 -
丘をどんどんあがっていって到着!
そこには、中国版ピサの斜塔「雲岩寺塔」があります。
近くだと、斜めになっているのがあまりわかりませんね。 -
少し離れて・・・
塔はレンガ造りで、地盤の関係で傾いてしまったそうです。 -
イチオシ
ここから撮影をする人が多かったです。
斜塔とは言いますが、てっぺんの部分だけ真っすぐに直してあるので、正しくは「塔のてっぺん以外が斜塔」なんですよね。
さらに歩いて下まで行きます。 -
中国っぽい仏像なんかもあり・・・
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なんとも、ありがたい感じがします。
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真ん中がお釈迦様
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周りの岩の所にたくさんの剣が埋められているとされる「剣池」
上の橋から眺めたところです。 -
王義之による剣池の文字
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「千人石」
墓を造った千人の人たちを大きな岩の上に集め、墓の秘密を守るために皆殺しにしたと言われています。
石の側面にちょっと赤みを帯びているところがあるのですが、それは血が染みてできたものなんだそうです。(これは本当の話ではないと思いますが・・・) -
千人石のところから見上げると、塔の頭が見えました。
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「試剣石」
剣の切れ味を試すために切った石だとされています。(これも本当ではありませんけどね・・・)
自然にこの形になったようですが、いかにも剣で切ったような切り口になっています。 -
下まで来て、ここでおしまい。
階段を下りながら見てきたので楽でした。上りながら行く人もいましたけどね。
二日間お世話になったガイドさんともここでお別れです。 -
ランチは、「俏江南(李公堤支店)」に連れていっていただきました。四川料理のお店です。
蘇州の中心部から離れて、高級住宅街のようなところにありました。 -
素晴らしい景色を見ながら食事ができます。
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店内も、とってもオシャレ!!
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このビールはまったく苦味がなくさっぱりとしていて、四川料理のような辛いものによく合います。
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韓国料理のチャプチェのような感じ。
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これはどえらく辛くて、汗が噴き出てきました。
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牛肉の炒め物。器はお米を揚げて作ってあり、食べられます。
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上品な回鍋肉
他にもいろいろ食べましたが、食べるのに夢中になり、写真は撮りませんでした。 -
どれもこれも美味しくて、お腹いっぱい食べました。
食後は、3階にある広いテラスで蘇州の景色を楽しみました。 -
新しいビルがどんどん建設されているそうです。
14時過ぎに上海に向けて出発。
上海でお茶の詐欺師と対決です(笑)
蘇州では、ガイドさんや親切な中国人家族と一緒だったおかげで、大きなトラブルもなく、とても楽しむことができました。感謝です!
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