中国 湖南・湖北省旅行記_1 『水没、鳳凰古城へ行く！！』

2014/07/20 - 2014/07/20

早めの夏休みを取り、今年は中国湖南省、湖北省を旅行した。
計画そのものは漠然と1年前から考えていたが、仕事が忙しく、直前全く下調べ、準備が出来なかった。
また出発を控えた4日前、yahooニュースで集中豪雨で鳳凰古城が水没している写真が出ていた。
計画変更する余裕もなく、そのまま決行することにした。

〔今回の旅程（2015年）〕
　7/19（土）　羽田→上海虹橋
★7/20（日）　春秋航空 上海虹橋→懐化
　　　　　　　懐化→鳳凰
　7/21（月）　鳳凰→芙蓉鎮
　　　　　　　芙蓉鎮→張家界
　7/22（火）　張家界（天子山、楊家界）
　7/23（水）　張家界（袁家界、天子山）
　7/24（木）　張家界（天門山）
　7/25（金）　武当山→十堰
　7/26（土）　十堰→襄陽→武漢→
　7/27（日）　上海　帰国
　　　　　　　上海浦東→成田

エリア 中国

• 旅行の満足度: 2.0
• 観光: 1.5
• ホテル: 1.0
• グルメ: 1.5
• ショッピング: 1.5
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本からだと鳳凰古城へ当日入りは無理そうだったので、上海に前泊。
朝7:25発の春秋航空　懐化行きに搭乗。
日本円払いで片道14850円（税・サーチャージ込）。

昆明行きのチケットを持った人ばかりでかなり焦った！？
春秋航空の機体が近くに4機くらい並んでおり、間違えたか？

係員に聞くと、懐化経由昆明行きであることが分かり、ホッとした。

出発！

朝早かったので機内で爆睡、起きたら着陸態勢に入っていた。

上海虹橋から湖南省懐化まで、予定通り2時間ほどで到着。

乗ってきた飛行機はここで給油し、昆明へ。
さようなら。

非常に小さい空港である。

リムジンバスに乗り、空港をあとに市内へ。
市内まで15元。
飛行機の本数が少ないので、バスを乗り過ごすタクシーになる。

市内まですぐと思っていたら、1時間以上かかった。
鳳凰行きバスが出ている懐化西ターミナル前で降ろしてもらう。
寝ていたが、親切に起こしてくれた。

自分でここを探すとなると、周辺がごちゃごちゃしていて分かりにくい・・

11:00出発のチケットを買ったが、11:40頃出発した。
つまりは正規の路線バスなのに、満員になるまで待たされた。

1時間ちょっとで鳳凰バスターミナルに到着。
そこからタクシーで古城のシンボル・虹橋へ来てみた（10元）。

橋を渡り、東門付近へ行くと・・

このような有様であった。

泥水に浸かったお土産商品類を洗っている。

これは？？？

宿泊先は予約しておらず、適当に客桟を探して泊まろうと考えていた。
川沿い助かったところで数件空き部屋があるか聞いたところ、どこも部屋はあるけど、電気と水が回復していないけどいいか？と言われた。

この時、荷物を担いで汗びしょびしょだったので、シャワーが使えないのは困ると思い、川から離れたところを探しに行った。

古城の中心地区。

この辺まではさすがに水害は及ばなかったようだ。

だけどなんか閑散としている。

古城内のローカルな客桟は外国人不可のところが多く、結局、鳳凰大橋近くの経済型チェーン店「五悦酒店」でOKが出た。
260元であったが、水は出るけど夜8時までお湯と電気がないとのことで、200元に値切った。

お湯が出ないので水シャワーを浴び、着替えて再び探索開始。

鳳凰大橋。

飲み屋っぽい跡地。

なんというか、別に現場視察に来たのではありません。

観光に来たのです。

こういう姿を見ていると、「あ〜ぁ」という気分になってしまう。

風情が・・

水害に対する告知文。

鳳凰大橋からの眺め。

鳳凰大橋近くの入口で。

「古城景区は只今清掃と防疫作業を実施中で、旅行者の皆さんは入らないで下さい」との看板である。

夕食は適当に店に入り、回鍋肉を食べた。
普通においしかった。

あちこちにこの辺、湘西の郷土料理「三下鍋」屋があるのだが、これがゲテモノ満載の料理らしく、手を出す気にはならなかった。

暗くなり、再び鳳凰大橋へ行ってみた。
南華門はライトアップされていたが、川沿い、古城内は真っ暗であった。
鳳凰古城は夜景もきれいだったはずと思うが、この状況じゃ仕方ないか。

古城外のホテル。
ライトアップがきれいだったので写真を撮ったが、そういえばここのホテルにも宿泊を断られた。

〔情報〕
・この様子だと完全回復には1年以上は掛かると思う。
・2013年5月から古城内142元の入場料を徴収されるとの記事があったが、
　廃止されていた。現在は入場無料だが明らかに来る時ではないです。