2014/04/25 - 2014/04/30
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トラッキー206さん
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いつかはインドへ。と、思い続けて数年。
ついに上陸しました。
旅程は、
4/25 伊丹発→成田経由→デリー着
4/26 デリー→(飛行機)→ウダイプル
4/27 ウダイプル→(寝台列車)→
4/28 アグラ
4/29 アグラ→(バス)→デリー→
4/30 成田経由→伊丹着
Part2はチットールガル砦編です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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デリー06:10発のJetAirWays(運行はJetKonnect)で1時間。
定刻通りにウダイプル到着。
デリーより断然空気が綺麗です。
ウダイプルの空港までホテルにお迎えをお願いしていました。
ドライバーのシンさんの運転で、まずはチットールガル砦へ!
この旅のメインディッシュ! -
割と腹ペコの私。(友人は、デリーで騙された怒りが治まらず、空腹を感じてなかったよう)
シンさんに朝ごはんは済んでるか聞いたところ、未だとのことだったので、軽くインディアンスナックを食べることが出来るところに連れて行ってもらうことに。
で、到着したのが小さな街のサモサ屋さん。
シンさんが一緒じゃなければ、必ずや素通りするであろう外観。
腹ペコなので、躊躇なくお店の奥へ・・・ -
意外にもイートインOKでした。
入り口でハエが飛び交ってましたが、中に入ってしまえば1匹も飛んでません。
10歳過ぎたくらいの男の子がお店のお手伝い。今日は土曜日だからなのだろうか・・・ -
注文はシンさんにお任せ。
朝食はサモサとチャイ。チャイは他のお店から持ってきてくれた!!
サモサは日本で食べるものより何十倍もスパイシー。しかもスパイスがフレッシュなのか、結構辛い!おいしい!!
奥に見える赤と緑はタバスコみたいなもの。赤を少量かけてみましたが、激激辛でした。きっと緑は危険なやつです。
チャイも甘くてスパイシーで美味!!
隣ではシンさんが持参のパラタで朝ごはん。1枚分けてくれました。
ジャガイモとカリフラワーだったかな!?こちらもスパイシーで相当おいしかった!! -
チットールガル砦に到着。
最近、世界遺産に登録されたらしく、友人のリクエストで訪れることにしたのですが、出発前には私にとってもメインディッシュに。
「チッタウルガル」で検索すると、世界の絶景一覧的な、美しい写真のサイトに辿りつき、是非に足を運びたくなります。
が、アクセスに関する情報は「チットールガル」か「Chittorgarh」で。訪問者が多いバックパッカーさんのブログはこっちで書かれていることが多いです。
情報によると、「車は砦の中に入れず広い砦の中を周るにはオートリキシャのチャーターを」とのことでしたが、シンさんは砦の中へも案内してくださいました。
最近車も入れるようになったのかな?
入場料100ルピーを支払い、城塞の中へ・・・ -
ラナ・クンブハ宮殿
王宮だったところ。ラナ・クンブハとは王様の名前です。
さすが王宮、遠めにも装飾が細かくて美しいのが分かります。
いきなり、圧巻の景色。 -
ところで、チットールガル砦って何なのか?
7世紀から16世紀までメワール王国の中心で、2.8Km2の敷地をもつインドで最大の砦。3度の陥落を経験しており、3度目の敗北はムガル帝国アクバル帝によってもたらされた。
このときマハナラだったウダイシン2世はチットールガルを放棄して、新たにウダイプルを造った。この宮殿はウダイシン2世が生まれたところ。
チットールガル砦は8世紀に王妃の持参金の一部としてメワールにもたらされたという説もあり。
さすがインド。持参金も桁違いよ・・・ -
メワールのある、ラジャスタンの人々は大変に誇り高い民族であり・・・
砦の陥落の際、兵士は城壁から出てまで勇敢に戦い、王妃を含む多くの女性や子供までも命を落とした。
敵に負ける屈辱よりも名誉の死を、という民族だった。
チットールガルは誇り高いラージプートの象徴のような場所のよう。 -
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砦の最も高いところは標高約1,000m
見晴らしも素晴らしい!
ジョドプール程ではないらしいが、青い壁の家が多い。 -
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ミーラー・バーイ寺院
ヒンドゥーの神様、クリシュナ神を崇拝していた詩人ミーラ・バーイのため建立された。 -
中に入ることもできる
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クリシュナ神や、神に祈るミーラ・バーイを観ることが出来るのだそうだが・・・
クリシュナ神って???
青黒い肌をしたビシュヌ神の化身で、牛飼いの女性たちと戯れるなど人間的な神様であったらしく人気があるのだと。
・・・ヒンドゥーの世界だなぁ。 -
中のレリーフはアンコールワットと雰囲気がそっくり。
どちらも同じヒンドゥー教。
文化って流れてるんだわー。 -
ガネーシャだけが金色に輝いておりました。
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ヴィジェイ・スタンバ(勝利の塔)
ラナ・クンブハがメルワー王国に勝ったことを記念して10年かけて建てられた。
高さ37m。
螺旋階段で上まで登ることが出来ます。 -
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塔の中へは靴を脱いであがります。
昨日のデリーのせいで、今日はインドに信用置けない私。
その辺に脱いで、靴が盗まれたら・・・と不安になり、塔の入り口の係員さんの目の前に置かせていただきました。 -
塔の内部はレリーフでぎっしり。
勝利した戦いの様子とか彫られてるのでしょうか!?
私たちは最上階目掛けて一目散。
だって暑いから・・・
そう、4月のインドは40℃の酷暑期なのです。 -
塔からの眺め。
最高です。 -
最上階に到着。
このフロアの装飾の美しさは暑さを忘れるほど。 -
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塔を下りて、ゴウムク貯水池へ。
チットールガルといえば、この貯水池の写真が有名ですが、これじゃないんです!!池の向こう側から見たいのです!! -
チットールガルには84もの貯水施設がつくられ、うち22が現在も残る。
当時は5万人もの兵士の分をまかなうことのできる貯水能力があった。
湧き水だけでは足りないため、雨水もためていたのだとか。 -
驚くことに現在も現役です。
生活用水として使われてます。そう、この砦のなかには今でも住んでいる人がいるのです!!! -
パドミニ・パレス入り口
クレオパトラと並ぶほどの美女であったパドミニ妃。
彼女を自らのハーレムへ住まわせたいと思ったデリーのスルタンがチットールガルの王へ面会にやってきた。
帰り際、デリーのスルタンは王を捕らえ、王を解放する代わりにハーレムへ入るようパドミニ妃へ話を持ちかけた。
その話を呑んだ振りをしたパドミニ妃。ハーレムへと向かうパレードに隠れていたのはパドミニではなく彼女が送り込んだ兵士たち。見事、王の開放に成功した。
これに怒ったデリーのスルタン。14世紀にチットールガルへ攻め込み、圧倒的な兵力をもって、王を殺害。そして、パドミニ妃をはじめラージプートの女性たちは、火の中へ身を投げて自害した。 -
庭園と周りの建物を1周してどこが宮殿?と思って出てきてしまったが・・・
パドミニ・パレスは湖に囲まれた宮殿。このタイプの走りだった。
実は、宮殿はお部屋の小窓からのぞくことが出来る、または庭園に入らずにもっと南側の道から見る(?)。
そういえば、たくさんのインド人が集まっている部屋があったなぁ。
でも、部屋の中には鳩がいっぱいいて、獣臭も酷かったので入ることが出来ずにダッシュで逃げてきてしまった。。
あの鳩部屋から宮殿を眺めることが出来たんだろう。。 -
ゴウムク貯水池をさっき見たのと反対側から観たい私たち。
でも、そのビュースポットを自力で見つけることが出来なくて・・・
シンさんも探してくださいました。
やってきたのはビュースポットから少し離れたところにある寺院。 -
寺院からの眺め。
やっぱりちょっと遠い。
ほんとは写真手前に広がる草原に入りたかったのですが、鍵がかかっていて入ることが出来ませんでした。ちょっと残念。 -
太陽の門からの眺め。
ここから綺麗に太陽が昇るのだとか。 -
門扉の上のほうには無数の針。
象に門を破られないよう付けられた。
インドって、戦争に象を使っていたんだ・・・ -
キルティ・スタンバ
ジャイナ教の人々によって建てられた。 -
塔のすぐ隣には寺院があり、中の修行僧みたいなおじさんに手招きされたので、中へ。
15年ほど前の某事件関連のニュースで観た、空中に浮き上がりそうなヨガの写真と似た雰囲気の写真が貼ってあるのが目に入り、さりげなく出口に直行してしまった。。 -
マイペースに見学して約4時間。
チットールガル砦をじっくり堪能しました。
車は、宿泊ホテルへ依頼しました。
空港→ホテル600ルピー+チットールガル往復2300ルピー(エアコン付き)
一回ホテルに行くの面倒だねって友人が気付き、空港→チットールガル→ホテルのルートをお願いしました。ウダイプルに到着したのがお昼過ぎ。なかなか効率良かったです。
(写真はウダイプルのホテル屋上から)
次は、まったりウダイプル
http://4travel.jp/travelogue/10890660
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