2014/01/03 - 2014/01/03
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SUR SHANGHAIさん
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今日は今回のスリランカ最終日。
出発は明日と言っても、真夜中を過ぎたばかりのフライトでシンガポールに帰るだけだし、日中の時間があるのは今日だけ。
もしSUR SHANGHAI一人ならコロンボ国立博物館をじっくり見たいけれど、旦那が一緒だと「もう帰ろう〜。。゚(゚´ω`゚)゚。」コールが続くのは分かっているから避けたい。
でも、ずっと海や山の景色がメインだった今回の旅の終わりには文化的なものも見てみたいしと思い立ったのは、スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワの世界が垣間見られるパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェとナンバー11。
パラダイス・ロー・ザ・ギャラリー・カフェはバワのオフィスだった建物をギャラリー兼カフェに改装した場所。
ナンバー11はバワがかつて暮らしていた場所の番地で、邸宅内が見学できるんだそう。
この二つの間の距離は近くて徒歩での移動も可能。
これなら旦那も興味を持ってくれそう、とお出かけします。
表紙の画像は、パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェの塀に囲まれた中庭部分。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日はもう遠出はしないと決め、先に車を返してコロンボ市街地への帰り道。
旅の出だしに、レンタカー事件が勃発した時にはどうなるかと思ったけれど、結局ほかの会社の車が借りられたのはラッキーだったよね〜。
その車も無事に返却できたし、これでやれやれ一件落着。┐(´∀`)┌
で、今乗っているのは、タイで言うならトゥクトゥク風のスリーウィーラー。
基本的には料金は交渉制ですが、コロンボではメーター付きだったりします。
ただし、ちゃんと作動させているか確かめてから乗るのが吉。
できたら、自分が行きたい場所への相場料金を聞いていくとなお良し。 -
コロンボの街角で見かけた保険会社の看板。
これって、親の老後に備える内容の保険よね、きっと。
スリランカでもこういう保険の需要って増えてきているんだろうな。 -
さ、今日の目的地のパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェ前に到着。
所在地は:
2 ALFRED HOUSE ROAD。
これはそのごつい外壁。
ガードマンさんもいて、なんだか要塞の入り口みたい。(;^ω^)
でも、入口をよく見ると、カフェの名を書いた黄色い旗が出ているし…、 -
…入口脇には、表札風に≪2 ALFRED HOUSE ROAD≫と出ているから、これで間違いなし。
ガードマンさんに何か聞かれたら、「中のカフェに行きま〜す。」と言えば大丈夫。 -
アルフレッド・ロードに面したごつい入口から車寄せを兼ねた中庭に入ると、今度はその先に別の入口が。
画像中央に見えるのが、パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェに入って行く通路。
このカフェは名前のとおりアート作品を展示するギャラリーにもなっています。
画像でも見えている看板にはその時々の展示会お知らせが出るようで、この時にはSarath Gunasiri Pereraと言う画家さんの作品展示+販売が行われていました。 -
上掲の画像のパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェへの入口あたり。
ギャラリーを兼ねた建物だけあって、落ち着いた色の組み合わせが風情あり。
最初は個人宅として設計された建物だったんだそうですが、完成直前に注文をキャンセルされてしまい、その後はバワ自身のオフィスとして使い始めたという経緯があるんだそう。
今、ギャラリー兼カフェとして見るこの建物のどこまでがオリジナルなんだろう。 -
さて、お邪魔しま〜す、と入ったパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェへの通路。
間口に比べて奥行きがあって、やたらと通路が長く見える。
通路の先には、このカフェを見学がてら一休みに来たような女性が一人。
やっぱり写真を撮ってるみたい。
その奥には更にまた中庭があるようだし、その先には続きの通路がありそうな予感。
マレーシアのマラッカに多数あるプラナカンの住居も、中庭を挟みつつ奥行きが凄く深い造りだったのを思い出す。 -
上掲の画像の通路を抜けると、あ、今度は水路に架かる渡り廊下風の通路。
中国の水郷の町を連想させるしっとりと落ち着いた風情がいいな。
この通路沿いの壁にはアート作品が多数掛けてありました。
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェのカフェ部分は、まだこの先。 -
水路に架かる渡り廊下風の通路を別の角度から。
あの2階部分がジェフリー・バワのオフィスだったんじゃないかなと想像してみたSUR SHANGHAI。
あそこなら、表の道路の俗な雑音も無い、静かで落ち着いた思索の場所になりそう。 -
水路にかかる渡り廊下風の通路隅には、パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェのショップもあり。
ここの商品は是非見て行くといいですよ。
洒落た小物や陶磁器、ファブリック製品などなどは、見るだけでも楽しいです。
このお店と関係のある陶磁器やキッチン用品のパラダイス・ロード・スタジオ・ハウスも近くにあるんですが、それはこの旅行記で後述します。 -
イチオシ
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェの中庭の壁。
積み重ねたレンガが作り出す幾何学模様、古びた黄色い壁、そして大振りの黒い壺。
何かストーリーを感じさせる雰囲気。 -
いよいよカフェ部分の入口。
外壁の黄色や廂を支える柱の風情が、90年代初めのベトナムで見た寺院の雰囲気にそっくり。
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェには、アジア各地のデザイン要素が取り入れてあるように思えた。
壺の上に掛けてある絵は、この時展示会を開いていたSarath Gunasiri Pereraと言う画家さんの作品の一つ?
壁の雰囲気にピッタリ合っている。 -
さて、やっとパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェのカフェ部分。
これはまだ屋内部分のとっつき。
向こうに明るく見えているのが、一番奥の中庭にある屋外席部分。 -
最初の要塞風入口からずいぶん奥まった場所にあったパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェのカフェ部分。
高い塀に囲まれた中庭部分が半屋外席と屋外席になっていました。
わ、これはコロンボの街中にあるとは思えない隠れ家カフェだわ〜。 -
イチオシ
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェのカフェ部分。
しっとりと落ち着いた中庭には、パラソルの下の少人数用テーブルのほか…、 -
…大人数での会食にも対応できる半屋外席も。
-
この画像だけ見ると、ローマ時代の遺跡を改装したレストランにも見えるパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェ。
あれ? 自分が今どこにいるのか混乱しそう。(。・w・。) ププッ
塀には大きな鏡が取り付けてあって、奥行きを更に深く見せているのもおもしろい。 -
イチオシ
隣のテーブルには、オランダ人らしきカップルが。
おねえさんのアンニュイな雰囲気もよく似合うパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェ。
わ、向こうに見える壺のあの大きさ! -
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェでブランチにしようと思って来たのに、スタッフおにいさんは「食事はまだ!!(`Д´)」
え? もう11時半だけど…、正午からなの?
それなら「正午からですよ。」とフツーに言ってくれればそれでいいのに。
ここに限ったことじゃないけれど、有名店のスタッフって、やっぱりちょっとお高いところがあるのよね。(´・ω・`)
別のお客さんに対しても、お客さんの希望を無視した席に座らせようとして文句が出ていたし。
改善してほしいな。
で、カード(水牛の乳で作ったヨーグルト)のフルーツ添え+飲み物だけの注文。 -
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェの中庭から見上げると、マンションがそばにあった。
あそこの住人はいつもこのカフェが見えるのよね。
毎日見てたらなんとも思わなくなるんだろうけど。
一度、上からのこのカフェ全体の姿を見てみたい。 -
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェを出てすぐ近くには、関連店で陶磁器やキッチン用品のパラダイス・ロード・スタジオ・ハウスがあるんですが、お買い物はあとにして、先にジェフリー・バワの邸宅だったナンバー11へ向かいます。
カフェとナンバー11の間は、距離的には700m程度。
街並みを見ながら歩いてみては? -
ジェフリー・バワの邸宅だったナンバー11があるあたりはお屋敷街。
高い塀とガードマンさんたちに守られた邸宅が並んでいます。
一度道を間違えて入って行った先でガードマンさんに呼び止められΣ(´゚ω゚`;)ドキッ!!
「ナンバー11を探してるんです〜。(;^ω^)」と答えたら、ガードマンさんも慣れっこになっているらしくて、「ああ、あっちだよ。次の角を右。」と教えてもらって一安心。 -
ガードマンさんが「ナンバー11は、次の角を右。」と教えてくれた角手前には、MITSI'S COFFEE SHOPといカフェ(画像右手)が。
このカフェを目印にして行くといいですよ。 -
なぜジェフリー・バワのコロンボでの邸宅だった建物をナンバー11と呼ぶのかというと、これは所在地の番号から来ています。
所在地は:
NO.11, 33RD LANE, BAGATELLE ROAD。
上で言ったように、バワのオフィスだったパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェからだと700mほど。お天気さえよければ歩いてみては? -
ガードマンおじさんに教えられた脇道に入って((゚д゚o)キョロキョロ(o゚д゚))
どれがジェフリー・バワのナンバー11?
…と進んで行くと、右手の画像で車庫の茶色い扉が閉まっている場所がその入口。
あとで分かったんですが、そこへ行くまでの左手の画像の白壁向こうもナンバー11の敷地でした。 -
さて、これがナンバー11の入口。
内部は見学できるとは言っても、元は私宅だった場所なので扉は閉まっています。
あ、入口手前には、寺院のムーンストーン風に石が敷かれている。
●注: ここで言うムーンストーンはアクセサリーなどに使われる天然石の事ではなく、寺院入口に半月型に敷かれた石のこと。 -
太陽らしき図案が施されたガラス扉がナンバー11の入口。
どうやって開けてもらうんだろうと扉周りをよく見れば、白いポッチが。
恐る恐る押してみたところ、非常ベルがジリジリジリ!! Σ(゚ж゚;)ギクッ!!
…という事は無くて、(;^ω^)
取次ぎの男性がインターホンで「何かご用ですか?」の確認のあと、開けてくれました。 -
男性スタッフに表の扉を開けてもらってナンバー11の中へ。
靴は、入った所のガレージで脱いで、はだしで屋内を見学するようになっていました。
脱いだり履いたりが楽な靴で行きましょう。
左手の画像は、表扉からまっすぐに奥に続く通路。
右手の画像は、表の扉から入ってすぐのガレージ。
ロールス・ロイス(だったかな?)のほか、片隅には電動の車椅子も置いてありました。
あ、これって、晩年は脳卒中で下半身不随になったジェフリー・バワが使っていたもの? -
これは、上掲の画像のうち、左手の画像の壁に掛けられていた大きな一枚のバティック。
これも、表扉の絵と同じように太陽をデザインしたもの? -
ガレージのあたりから見たナンバー11の通路奥。
ここも結構奥行きが深い。
奥の明るく見える場所は、明り取りのための中庭よね、きっと。
左手にフクロウらしき鳥のオブジェと、その下に小さなソファが見えますが、そこは番犬の居場所だったそうです。
なるほど、あそこからなら表扉から入ってくる人がよく見える。 -
ナンバー11でまず案内されたのは、オフィスになっているお部屋。
そこで一人1000ルピーのチケット購入後、ナンバー11に関するパンフレットをいただきました。
スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワの生涯や、ナンバー11を含む建築作品に関するサイトはこちら。
http://www.geoffreybawa.com/ (英語版)
ナンバー11の邸宅見学の途中、1階のダイニングルームで映像による紹介もありました。
これは、上階のゲスト・ルームに通じる階段。
画像左手の壁から天井にかけての曲線は、ガウディの建築に似た雰囲気。 -
ジェフリー・バワの邸宅だったナンバー11のゲスト・ルーム。
左の画像に見えている菩提樹型のオブジェは、ジェフリー・バワと共に活躍したアーティスト、ラキ・セナナナキの作品だそうです。
1970年の大阪万博の際、セイロン・パビリオンを設計したのがバワ、このオブジェの巨大版を造ったのがセナナナキだったのだそう。
このゲスト・ルームは宿泊可能です。
問い合わせ先は、上述のhttp://www.geoffreybawa.com/(英語版)内のナンバー11・アコモデーションのページに記載されています。
ここに泊まって、バワの邸宅だったこの建物を身近に感じてみるのもいいかもです。 -
イチオシ
奥行きが結構あるナンバー11には、小さな中庭がいくつも。
元々は明り取りや換気の役目を持たせるための中庭なんでしょうが、ナンバー11ではそれにお洒落な要素も付け加えられていました。
古代遺跡を思わせる円柱のシルエット、白壁を移動して行く光と影は瞑想的で、ずっと見ていたい気持ちになったSUR SHANGHAI。 -
上掲の画像の中庭前から、通路は更に奥へ。
そこかしこに飾られている小物にも、いろんなストーリーが秘められていそう。 -
これは、1階のダイニング・ルーム続きのスペースだったような。
間違っていたらお許しを。(;´・ω・`)ゞ
小物も全部、ジェフリー・バワが住んでいた時からのオリジナルかな? -
イチオシ
ナンバー11内の小部屋。
この光の加減と、配置された小物が共に奏でる雰囲気がお気に入り。 -
また別の小さな中庭に面したリビング・スペースがあった。
旦那が、「嵐の時なんか、雨が直に中にもザーザー降るな、こりゃ。」
…(;^ω^)
ま、そういう言い方は夢が無いけど、確かにお天気のいい日ばかりじゃないからね。
湿気による腐敗やカビ対策、それに直射日光が当たる部分はお手入れが大変かも。
椅子なんかの革張り部分が結構傷んでいるように見えたのも、直に外の空気に触れているせい? -
それでも、こんな植え込みがある中庭の風情は目に心地よし。
-
ジェフリー・バワの寝室。
一般の見学者は中には入っていけません。
バワが他界したのは2003年のこと。
それほど時間が経っていないせいか、バワの気配がまだ濃厚に漂っているような気がする。 -
ナンバー11内のキッチン。
う〜ん、他の部分に比べて味気無いと思うのはSUR SHANGHAIだけ?
バワはキッチンのデザインにはあんまり興味が無かったのかも。 -
ふう、ジェフリー・バワのナンバー11っておもしろい造りの邸宅だったよね。
次にスリランカに来る機会があったら、バワ設計のホテルを巡ってみるのもよさそう。
…と言いあいながら、元来た道を辿ってパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェ方向へ。
今度のお目当ては、お買い物。(o´・ω-)b ネッ♪ -
パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェを出てすぐ近くにあるこのお店は、パラダイス・ロード・スタジオ・ハウス。
所在地は:
12 ALFRED HOUSE GARDENS
カフェのショップにはファブリック製品や食器のほか、その他のお土産にもなる製品がありますが、スタジオの方は陶磁器やキッチン用品が主流。
関連店はコロンボの他地区やベントタにもあるので、下記のサイトでチェック!
http://www.paradiseroad.lk/ (英語版) -
左手の画像は、パラダイス・ロード・スタジオ・ハウス内の一画。
右手2枚の画像はパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェと併せて買った商品の例。
クリクリと丸まっこいシンハラ文字をアレンジした商品はこのほかにもあれこれありましたよ。 -
お買い物も済ませたあとは、今度はパラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェのお向かいにあるクリケット・クラブ・カフェへ。
スリランカで最も人気のあるスポーツはクリケット。
このカフェは、1996年にワールド・カップで優勝した時に建てられたんだそう。
屋内席のほか屋外席もあって、食事も出しています。 -
クリケット・クラブ・カフェでは、屋外席に陣取るのもいいですが、是非インテリアも見て行くといいですよ。
クリケットの有名選手たちのユニホームなど、クリケットにまつわる道具類がクラシックな家具類に混じって展示されています。 -
今日はリラックスしながらジェフリー・バワの建築作品も見られたしいい日だったね。
さ、ホテルに帰って一休みしたあとは、深夜便でシンガポールだあ。
ホテルへは、やっぱりスリーウィーラーで。
このおにいちゃんも、出だしはおっとり型だったのに、途中で運転が急に乱暴になって(´゚Д゚`)ンマッ!!
それでも無事にホテル到着。
荷物をパックしながらホテルの部屋で一休み。
あとは寝ぼけ眼で空港に向かったので、今回のモルディブ&スリランカ旅の記録はここまでにしておきます。
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