2013/12/04 - 2013/12/10
138位(同エリア339件中)
風神さん
ハノイからの夜行寝台列車でラオカイに到着。
直ぐに車でサパへ向かいます。
ラオカイからサパへの道は、カーブが続く山道です。
約1時間かかります。
フランス植民地時代、フランス人が避暑地として夏を過ごすようになったことが、
現在のサパに繋がっています。
しかし現在でも周辺には農家と耕地があり、
さらに山間部には少数民族の集落が点在しています。
サパなどベトナム最北部は、ハノイと気候的にも文化的にも異なり、
アジア照葉樹林文化圏の南端に位置していると見ることが可能です。
そのような視点で見ると、
小数民族の集落でも目に付くものが色々あります。
http://www.enyatotto.com/donguri/ikiru/bunka.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%A7%E8%91%89%E6%A8%B9%E6%9E%97%E6%96%87%E5%8C%96%E8%AB%96
表紙写真は、サパの中心地広場前から西方向に見えるベトナムの最高峰ファンシーパン山(3143m、中央やや右よりのピーク)です。
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ラオカイを出発してまず目に付いたのが、この学校。
校門はどこもこんな感じのデザインが多いです。 -
水牛はよく見ます。
農耕に欠かせません。
一頭10万円位で、
3頭所有していれば「財産家」で「結納」にも使われるそうです。 -
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水牛を連れていたのはこの女性。
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谷の向こうは、
棚田と農家。 -
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雲間から一瞬淡い太陽が顔を出し、
その太陽が、稲刈りが終わった棚田の水面に写り込みました。 -
谷底の吊橋。
どちらに進んでも、急坂です。 -
サパに到着です。
サパのランドマーク、サパ教会。 -
サパ教会前の広場で、
民族衣装姿の女性4人が、何やら立ち話。 -
広場とスワンビエン通りをはさんで教会の反対側には、
レストランやツーリズムインフォメーションなどがあります。 -
ベトナムの正式国名は、ベトナム社会主義共和国、
経済的には開放政策をとっているとは言え社会主義国です。
ベトナム国旗と、
ハンマーと鎌を模したかつてのロシア国旗をイラストで描いた、
政治スローガンです。 -
サパは斜面の街、坂の街です。
どこに行っても坂と階段です。
それがサパの景観と雰囲気の重要な要素です。
ここはホテル・ツーリストインフォメーション・レストランなどがある
賑やかな交差点。
スアンビエン通りと、カウマイ通りがクロスしています。 -
ここから西方向を見れば、
建物越しにベトナムの最高峰ファンシーパン山(3143m)が見えます。
西方向ですから、朝〜午前中が順光で、撮影には向いています。 -
その交差点から、カウマイ通りを下ると、
いつもこの女性達が立っている角があります。
概ねレストラン街です。 -
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観光客のフォトスポットでもあります。
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レストランの入り口に、
バナナの花が生けてありました。 -
ここからは、
サンデーマーケットです。 -
場所はカウマイ通りの一番上です。
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何やらすごい人だかりです。
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覗いてみると、
地元の人が生地か刺繍ものを、
安売りか投売りのような感じで売っていました。 -
大人も子どもも、民族衣装に樹脂サンダルがここの定番です。
それもやや違和感があるのですが、
民族衣装に派手なバイクヘルメットは、
いっそう違和感があります。
しかしそれは観光客の勝手な気持ちで、
実際は現地の人なりの生活や都合があるのでしょう。 -
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サンデーマーケットを離れて、
カウマイ通りを下り、サパ市場の横を通過して、
サパ市街の南端に来ました。
トレッキングショップもよく見かけます。
画面左側は・・・ -
急な斜面と、深い谷になっていて・・・
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遠くには耕地や、
農家らしい建物も見えます。 -
また、サパ市場の近くまで戻りました。
ロイヤルサパホテルの前です。
倉庫から何やら車のようなものを引き出しています。 -
日曜日だし・・・
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イベントか祭りの山車のような物かと思って見ていました。
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2台あります。
真相は、その日の午後わかりました。 -
これです。
棺を載せる手押し車です。
金色の棺が載っています。
棺が大きいので、1回目の埋葬です。 -
ベトナムでは、都市の一部を除いて土葬です。
それも2回埋葬します。
1回目は死後間もなく。
2回目はその5から10年後、
掘り出して骨を洗い、幼児用のような棺に納めて2回目の埋葬を行います。
その棺も店先に並べられていましたが、とても小さい物で、
私は説明を聞くまで、子ども用と思い込んでいました。 -
2回目の埋葬を「着せ替え」と表現することもあるようです。
ところで、ベトナムには日本の葬儀屋に相当するものがあるのか。
都市にも地方にもある、と言うのがガイドの説明でした。 -
白い軍服風の服を着ている男性が、
右手に持っている管楽器、オーボエですね。
指穴があり、リードで発音する原理です。 -
中東・インドにもあり、インドラジャスターン州には、
http://www.youtube.com/watch?v=Hd_8yN-FhrU
このオーボエが超絶技巧を聴かせる素晴らしい民族音楽がありますが、
ベトナムにもこのオーボエあったようです。
日本にはこのままの形では伝播せず、リードで発音する管楽器としては笙(しょう)がありますが、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%99
実は少数民族の集落を訪ねていて、この笙に相当しそうな楽器の演奏を偶然見かけました。
後ほどこのブログ↓の後半で紹介しています。
http://4travel.jp/travelogue/10846072 -
ここが私が宿泊したサニーマウンテンホテル。
新館は広く清潔で照明も明るく快適です。
木材が多用されているので、室内の樹の香も爽やかです。 -
しかし眺望は、
谷側の部屋とインサイドでは雲泥の差です。
この写真は最上階ダイニングのテラスからの眺望です。
朝日が当たり始め、斜面の建物が赤く染まっています。 -
こちらは日の出前です。
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日の出直後の稜線。
左寄り、やや高いピークが、ベトナムの最高峰ファンシーパン山です。 -
水蒸気が多くもやっているので、
色も輪郭もすっきりしません。 -
太陽もかなり昇りましたが、
やはりクリアな画像にはなりません。 -
ファンシーパン山より、左側の山稜です。
今日はこのあと、少数民族黒モン族の集落を訪ねます。
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