2013/11/09 - 2013/11/09
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いっちゃんさん
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久喜市の教育の基礎を築いたと行っても過言ではない中島撫山・撫山の孫の作家・中島敦の足跡を「久喜・中島敦の会」の案内でゆかりの地を歩きました。
紅葉の中 歴史をひもとき 少し寒い日ではあったが歩くには丁度よい日であり 楽しい一日となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 徒歩
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久喜駅前のサリアビル2Fに集合
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中島撫山・敦ゆかりの地を歩く・・・コース
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久喜駅2階デッキから本日のコースの一部の説明。
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中島敦の会が設置した案内板の説明から
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中島敦の会が設置したJR久喜駅に設置した。
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久喜・中島敦の会 パンフ表
中島敦の「山月記」「名人伝」などは、高等学校の国語教科書に昭和25年(1950)から現在まで長年載せられています。 -
久喜・中島敦の会 パンフ裏
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村山吉廣著 評伝中島敦より
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駅前を通る旧道左側に榎本家の分家 当時の佇まいが残る。
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イチオシ
榎本家・敦の経済的な支援者でもあり、久喜町の町長などをして地元の名士。
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漆喰の壁が黒く塗られているのは戦時中空襲から免れるため。
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奥の紅葉している欅が当時から時代の流れを見ていたであろう榎本家の屋敷林。
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イチオシ
久喜市中央2ー6の一角が中島撫山旧宅・敦も2歳の時に引き取られこの家に・・・。
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中島撫山旧宅の見取り図
前の写真はこの地図の右下の部分。 -
「撫山中島先生終焉之地」の碑
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この碑は久喜市指定有形文化財に指定されている説明
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碑陰に撫山六男で敦の父である田人による漢文体の撰文が記されている。
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図面の周りに写真を置いて、当時の建物や風景を説明してくれわかりやすい。
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中島家略系図と「中島撫山終焉の地」の碑の説明
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その後、現在旧宅の一部になっている駐車場で見取り図と写真で当時の面影を説明いただく。
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中島撫山が中国に居た三男に送った、自宅を入れて描いた風景の絵。
この絵から現在の東北線や当時の江面村や道が記されていた。 -
今でも残る椎の木
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次は久喜の御岳神社にも撫山の足跡が・・。
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御岳神社の鳥居をくぐり・・。
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今でも初午の日には赤ちゃんの額に印を押す祭りが行われています。
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この碑も撫山が刻んでいる。
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裏に撫山の文字
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裏にかすかに撫山の文字
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イチオシ
紅葉が見事な久喜総合文化会館前に・・・
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久喜総合文化会館でトイレ休憩。
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イチオシ
素敵な佇まい、憩いの場にも・・。
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この久喜総合文化会館で何回か撫山や中島敦の会でいろいろの行事も行いますと宣伝も忘れません。
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イチオシ
久喜市役所の敷地を通り県立久喜図書館前へ
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イチオシ
イチョウ並木を通り。
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図書館前の庭
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楷の木(教育の木)
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はがきの木等々 教育にまつわる樹木が図書館・公文書館周辺に植えられています。
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公文書館の前に移り「遷善館」について説明かある
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「遷善館」の碑
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「新建久喜遷善館記」の碑は亀田鵬斎の文並びに書により遷善館の由来を刻んだ碑
昔の碑は火災により焼失したが、拓本が取られていて拓本を元に再建されたもののようです。 -
漢文を訳して説明してくれる。
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孟子の尽心編 上 より
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遷善館の額が残っている。
これから行く宮内家(島田家)に残されている。 -
明倫館設立に至るまで・・。
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次は、江面村下早見の明倫館跡地
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反対側から明倫館跡地を見る、今は梨畑。
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明治五年当時の明倫館の写真
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イチオシ
宮内家 明倫館関係資料が残る宮内家(現島田家)
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久喜市有形文化財 私立学校明倫館関係資料の説明
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宮内家の入口
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現在の宮内家
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門前には碑も・・。
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屋敷内のカリン
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宮内家を後に今日の昼食を予定している「弁天」に向かいます。
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弁天橋を渡ると「弁天」です。
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食事をしながらでも熱心に説明を頂きます。
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中島家の系図を説明頂きます。
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食事後、今回のコースには入ってませんが次の訪問地光妙寺の途中にあるので説明を受ける。
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丸に二の字は足利家の家紋と山門
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古河公方足利氏の子 政氏が永正十六年当時に移り住み館を寺とした。
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境内には足利政氏の墓があり、墓には五輪塔が立っている。
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光妙寺に到着
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公立では久喜に初めて学校がてきた地が光妙寺を使って開校した。
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光妙寺には中島家撫山の墓があります。
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瑠璃山光妙寺
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撫山の墓はこちら・・。
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撫山の略歴
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撫山中島先生の墓
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中島家の墓
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この辺は撫山の奥さんや子供の墓
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光妙寺の薬師堂
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珍しいしめ縄
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薬師堂の向かいに御岳神社。
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天王院入口にあるのイチョウの古木
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天王院山門をくぐるとすぐ右側に八雲神社・久喜の提灯祭りはこの神社の祭り。
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天王院
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天王院の文殊様
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明倫館建設などに経済的支援をづけてきた井上家の墓が天王院にある。
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中央公民館でトイレ休憩
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中央公民館の楷の木(カイノキ)
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楷の木(カイノキ)の説明
久喜市には先に紹介した図書館前と、ここ中央公民館の2本しかありません。 -
イチオシ
中央公民館の「ふれあい」の像
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イチオシ
御陣山・・
ここから久喜駅までの三分の一ぐらいまで陣屋が立っていたという説もあるとか。
初めて知りました。
この「撫山・敦ゆかりの地を歩く会」に参加して、また一つ久喜市の教育の歴史と云うか先人に偉大な人たちがいたことを確認でき国の学校制度ができる前から私学校を設立して地域に知識人を創出していたことに感銘を得ました。
結果、9時半から2時半までの(昼食時間を含む)5時間 15.000歩(自宅から集合場所までを含む)でした。
そして、まだまだ説明不足の旅記を見ていただきありがとうございました。
久喜市においでの節は是非この道を歩いてみてください。
完
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この旅行記へのコメント (4)
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- 義臣さん 2013/11/12 17:27:17
- 懐かしい、、
- 江面の小学校へ通っていたころ
この道を通っていました
宮内家縁戚関係の人と母が仲良しで
無論の事もう亡くなっていませんが
色々な事も聞かされていました。
義臣
- いっちゃんさん からの返信 2013/11/13 15:07:11
- RE: 懐かしい、、
- こんにちは 何時もありがとうございます。
> 江面の小学校へ通っていたころ
>
> この道を通っていました
この道はいつも歩こう会で歩いていましたが、ここが明倫館の跡とはしりませんでした。
現在の江面小学校の位置と同じでしたら、小学校へ通うのは歩いてでしょうから、結構学校までは時間がかかったでしょうね。
思い出の道ですね。
> 宮内家縁戚関係の人と母が仲良しで
>
> 無論の事もう亡くなっていませんが
>
> 色々な事も聞かされていました。
>
> 義臣
宮内家は代が変わって島田家になっているのだそうです
申し込めば保存されている資料は見せてもらえるそうです。
やはり久喜のことは義臣さんにお聞きした方が良く解りそうですね。
いっちゃん
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- ホーミンさん 2013/11/12 11:04:06
- 山月記
- いっちゃんさま
こんにちは。
お恥ずかしながら、中島敦と聞いてもピンときませんでした。
山月記という名のお話があるのは知っていました。
多分教科書で部分的に読んだことがあるからでしょうね。
読んだことすら記憶にないのですが・・・。
山月記ってどのような内容だったのか興味がわき、あらすじだけつい今しがた読んでみました。
そうしたら、あらすじだけなのに感動してしまいました。
中島敦は主人公の李微に、自分の一部分を描き出したのでしょうか?
私は「一流」に全然縁がありませんので、李微の気持ちはうまく理解できません。
でも時に厭世的な気分になり、人との関わりを断ちたい気分になることが全然ない事もないです。
その辺はいくらか、わかるような気もします。
そんなこんなで、とても読んでみたくなりました。
図書館に行かなくては!
山月記を読んでないので、いっちゃんの旅行記もサラッと拝見しただけですが、読後はきっとググッと惹かれる旅行記になると思います。
ためになる旅行記をありがとうございました。
- いっちゃんさん からの返信 2013/11/12 16:13:19
- RE: 山月記
- > いっちゃんさま
>
> こんにちは。
> お恥ずかしながら、中島敦と聞いてもピンときませんでした。
> 山月記という名のお話があるのは知っていました。
> 多分教科書で部分的に読んだことがあるからでしょうね。
> 読んだことすら記憶にないのですが・・・。
>
> 山月記ってどのような内容だったのか興味がわき、あらすじだけつい今しがた読んでみました。
> そうしたら、あらすじだけなのに感動してしまいました。
> 中島敦は主人公の李微に、自分の一部分を描き出したのでしょうか?
> 私は「一流」に全然縁がありませんので、李微の気持ちはうまく理解できません。
> でも時に厭世的な気分になり、人との関わりを断ちたい気分になることが全然ない事もないです。
> その辺はいくらか、わかるような気もします。
> そんなこんなで、とても読んでみたくなりました。
> 図書館に行かなくては!
>
> 山月記を読んでないので、いっちゃんの旅行記もサラッと拝見しただけですが、読後はきっとググッと惹かれる旅行記になると思います。
> ためになる旅行記をありがとうございました。
ホーミンさん こんにちは
何時も訪問、書き込み、お気遣いありがとうございます。
私は、文学音痴と云うか 敦のことも名前は知っていましたが久喜に来てから少し接した程度でした。
今回も中島撫山のことが少し気になり参加しました。
その為、旅記も受け売りを免れません(^_-)-☆
惹かれる旅行記になるといいのですが心配です。
いっちゃん
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